大学無償化より大事なこと 箱物カメオタ式教育論から卒業する時期 BBCの採用時の学歴制限撤廃

投稿者: 5190343667gg

「海外に学ぶ大学無償化のあり方(上)「誰でも行ける大学」でいいのか 雇用ジャーナリスト 海老原 嗣生」
2018/12/5
https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXZZO3802909021112018000000/?n_cid=TPRN0002

「家庭の貧富の差で大学に行けない人が出るのはおかしい。ただ逆に、金さえ持っていれば「誰でも」大学に行けることも、おかしなことだ」(記事引用)

別にどうでもいんじゃないですか?

記事の写真も結局金が出せないから専門教育受けてないアマチュアの写真使ってる惨状だしw

https://www.shutterstock.com/ja/image-photo/young-student-female-casual-clothes-woman-1127748941
この筆者は激しい受験競争があるかのように書いてますが、確かにそういったきっちりしたシステムはあります。が、欧州から見ても東洋の大学受験に熱中する有様は奇異に捉えられていている現実があります (日本の入試問題見て「これクイズ集か?」と聞いてきた欧州の偉い人がいた話は以前しました)。
そう入学制度のみ見れば、制度上は、日本や東洋はゆるく見えても、欧州より中身はきついんです。

ノーベル賞とった人でも、日本の三流Fランとか言われそうな、カネさえ払えば誰でも比較的学費も安く入れるアメリカの州立短大から学歴始めた人もいますし。本来は研究機関の大学(リベラルアーツの伝統からの大学で言えば、大学の成績にとらわれず、その後の人生の糧となる教養を身につける、あるいは人格向上になる場所になりますね)そのものが、社会の人材の選抜機関であるとかいう位置づけこそ本来はおかしい。

たとえ職業階級選抜機関として大学を位置づけても、そもそも、特定の年代に大学に行けないから先の人生が詰むような社会設計のほうがおかしいので。
行けない人が出ても、仕事で挽回すれば出世できるシステムの拡充のほうが大切でしょう。

いつまでも自分の人生の価値観が、自分の青春の大学歴がよりどころだから、言ってしまえばたかが学校歴で騒ぎ立てる、18才ピーターパンのような記事が日本あふれるんです。

筆者の好きそうな欧州や、何故か自分の不利なことになるから記事で議論を避けてる米国では、大学歴撤廃を大手企業が採用しだしたのは、過去に記事にしましたが、BBCでも大学歴無用を始めているとニュースになっています。


英国大手新聞ガーディアンの記事を見ましょう
“‘Posh’ BBC removes qualifications from CVs of job applicants“(あの「お上品ぶった」BBCが学歴要件を職志願者の履歴書から取り除くんだって) The Guardian, Graham Ruddick, Fri 15 Sep 2017 14.45
BST, Last modified on Mon 27 Nov 2017 16.58 GMT
https://www.theguardian.com/media/2017/sep/15/posh-bbc-removes-qualifications-from-cvs-of-job-applicants?CMP=fb_gu

The BBC is removing university degrees and school education from the CVs of potential new recruits and may set targets regarding the socioeconomic class of its workforce, … In an attempt to avoid hiring people only from Oxbridge and private schools, the BBC has started removing names and educational backgrounds from CVs during the recruitment process.” (上記記事引 用)
BBCは新規採用予定者の履歴書から大卒歴や学歴を削除して、職員の社会経済的な階級【一部の裕福な層に採用者が集中しないようにすること】に関するターゲットを設定予定…オックスフォードやケンブリッジ、 私立のエリート学校のみの採用を避け,BBCは学校名や学歴を採用プロセスにおいて履歴書から排除することを始めた

大学の学費が上がったことなどを含め、今までのような大学卒業者に絞った採用を続けていると、上流階級の人間しかBBCに就職できないことになり、公共放送としてのBBCの役割や立場からは不公平状態となり、経済的に恵まれない層からの採用を増やすために学歴を履歴書にかかせない採用を始めるという側面もあります。

BBCのこの方針は、他業種に始まった学歴偏重廃止採用が成果を上げていることから自信をつけ、実行に至ったものです

Purnell defended the move, saying: “It’s something lots of organisations are doing; across accountancy, across law. The theory, which I think is right,”(上記ガーディアン記事引用)
Purnell【BBCラジオと教育放送担当】はBBCの【求職者の履歴書から学歴撤廃】改革を、「多数の組織が実行している、会計職でも法律でもね、理論は私は正しいと思う」と述べて、擁護した)と、英国の会計会社や法律事務所、出版社などで広がっている学歴重視採用撤廃の動きが成功を収めていることに、BBCも後押しされたと述べています。他の産業のように、学歴撤廃人事を成功に導くデーターが今現在は揃っていないが、学歴という判断要素抜きに、人材をうまく採用できるデータは必ず収集できると自信を述べています。


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