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月: 1月, 2022

カメラはニッチ層の趣味の品に先祖返り: えっ、ニコン ミラーレスカメラ Nikon Zfcが若者や女性に2021年人気?閑古鳥ですね

「1年間で一番売れたのはどのカメラ? 売れ筋デジタル一眼カメラ2021年間ランキング発表」

柴田 誠 2022/1/29 17:15 Capa

では、一応今でもカメラ専門店の扱いのヨドバシカメラでの2021年販売ランキングを紹介しています

まあ、こんなつまらんこと最近はどこでも頻繁に記事にしてますが、2021年1月1日~12月31日の全国ヨドバシカメラでのカメラの売上げランキングは 記事では、

第1位 キヤノン EOS R5 ボディ
第2位 ソニー α7C ズームレンズキット
第3位 キヤノン EOS R6 ボディ
第4位 ソニー α7 III ボディ
第5位 ソニー α7C ボディ
第6位 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
第7位 ソニー α7S III ボディ
第8位 ソニー α7 III レンズキット
第9位 キヤノン EOS R6・RF24-105 IS STM レンズキット
第10位 キヤノン EOS RP・RF24-105 レンズキット

となっており

キヤノンとソニーの二強時代の到来となっています。また、台数ではたくさん出るはずの廉価機種が上位に来ず(昨年までは廉価機も上位に来ていた)、普通の人間は買わない40万円超えのEOS R5やSony A7SIIIがトップ10にランキングしているのは、

もう、カメラなんかヨドバシカメラに買いに来るのは、よっぽどカメラ好きで、ある程度まとまった金額を出しても構わない人で、普通の人は買いに来ないからと言えますね。ヨドバシカメラはJPSという日本のプロカメラマン向け団体の会員には割引販売も行うので、プロカメラマンもここヨドバシで買う人は結構いるでしょうし。

なお、この年間ランキングからは、一時期の過剰な高画素機信仰は止まり、必要十分な画素数でいいという人がまた増えてきた事がわかります(高画素機も、2020年以降、そこそこ明るい光線のある場所での高感度撮影は、低画素機の写真とサイズを合わせれば、遜色ないことも多くなってきましたが、ほんとに真っ暗な場所では、やっぱり画素数を抑えたカメラのほうが高感度撮影で有利)

富士、パナソニック、オリンパスは、トップ20にも入れなかった。ファミリーユースだと比較的低価格のこのあたりのメーカーのカメラを買いに来る人もいるはずですが、2021年にはトップ20基準でもランク外となっています

さて、ニコンといえば、2021年に、Nikon Zfcというクラッシックカメラデザインのミラーレスカメラを出し、

飛ばし記事連発でおなじみの噂の、低能日経新聞系列、日経ビジネスだとかが、若者と女性に大人気などという提灯記事を書き、ニコンの役員も、Nikon Zfcは2021年ニコンのヒット作のようにインタビューに答えていました、

しかし、ヨドバシカメラの2021年販売ランキングではトップ10にも入っていないし、トップ20にも入っていない、Nijkon Zfcを上位2~3いの人気商品のように表示した いつもの、価格コム=ステマコム=バカが書き込む のインチキランキングぶりがよくわかります

さて気になるのはニコンの衰退ぶりですが、15位にやっと、2021年末に発売となったZ9が入り、他のニコン機種はその下にランキングされていること


第15位 ニコン Z 9 ボディ
第16位 ニコン Z 7II ボディ
第17位 ニコン Z 6II ボディ
第18位 ニコン Z 6II 24-70 レンズキット
第19位 ニコン Z 5 24-70 限定セット
第20位 ソニー α7R IV ボディ

Nikon Z9は月産3500台の60万円超え機種で、主にプロとか、アマチュアでもよほどハマっている人が買う機種で、月に何万台も売れる機種ではない

また発売してまもなくで、実際の入荷数は少なかった

2021年、Nikon Z9は初回ロットがヨドバシカメラが仕入れられ、予約客が手にできたのは数百台という話もありますが、どんなに多くても、2021年にヨドバシカメラが売ったNikon Z9は1000台は超えないでしょうが、

それでも、ニコンの他の機種

Nikon Z7II, Z6II, Z5より台数がでたというランキングになっています。

ニコンのミラーレスカメラ、Nikon Z7II, Z6II, Z5は、ヨドバシカメラ全体では2021年、年間で各1000台も売れていなかった

ということが推測できるわけで

ニコン衰退ですね

135mm単焦点レンズとポートレート撮影【レンズ機材購入時の注意点】

サムヤンが、135mm F1.8 という、ソニーミラーレス用EマウントAFレンズの発売を発表しましたが、

「AF 135mm F1.8 FE」サムヤン Samyang

https://www.samyanglens.com/jp/product/product-view.php?seq=578

ソニー、キヤノン、シグマといったところから、こうした135mm大口径レンズが発売されていて、サムヤンも参入ということです

実売価格は不明ですが、シグマ135mmレンズの実売価格の半額近くで買えるということなら、選択肢としてはありでしょう

135mm(APS-Cサイズでは85mm前後)の大口径単焦点レンズをポートレート撮影に、というのは一瞬考えたくなりますが、

「写真家 魚住誠一氏これは願いをかなえるレンズ魚住誠一氏が待望の新レンズ「 FE 135mm F1.8 GM 」で撮りおろしたポートレートをご紹介します。」ソニー

https://www.sony.jp/ichigan/a-universe/news/341/

の記事を見ればわかるよう、

フルサイズでの、135mmを使ったポートレートは、全身をいれるとなると、広いスペースのない場所では難しい、モデルとも、かな~り、距離が離れて意思伝達もめんどくさくなる

という実態があります。頭部あたりのヘッドショット専用なら、135mmは狭いスペースでも使えますがね

というわけで135mmの高価な単焦点レンズが、自分の撮影に本当に必要か、使えるスペースがある撮影ができるかを、冷静に考えましょう(お金が余ってればいいですけど、しばらくコツコツ貯金しないと手が出ない人とかは、慌てない)

人物撮影がメインの仕事ではない人、あるいは普通のアマチュアの人は、70-200mm 2.8ズーム(あるいは70-200mm F4ズームや、70-300mmズーム、100-400mmズーム)の135mmで代用できないかどうかを、こうした高価な135mmの大口径単焦点レンズを買う前に、検討しましょう

特にシグマの135mmは1.2キロ近くあるので、それなら、ズームレンズになるのですが、同じくらいの重さのタムロン35-150mmも選択肢になります

使うのは、年、2回ということならレンタルでもいいんですし。

ポートレートの望遠レンズは、フルサイズ換算85mmが一番使いやすいというのはよく言われることですが、室内撮影だと、写真専用のスタジオでない、一般の住居だと、スペースが足りないので、フルサイズで70-75mmくらい(APS-Cだと50mmくらい)のレンズのほうが実際は最適だったりします。


[ポートレート写真撮影に最適なレンズの焦点距離を考察する] 鈴木文彦

https://coosy.co.jp/blog/portrait-focal-length/

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ソニーEマウント用レンズには、今回発売が決定したSamyang以外にも、

ソニーの純正

FE 135mm F1.8 GM

とシグマがソニーからライセンスを受けて製造している

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM

があります、

米国のJared Polin氏が比較動画をしていますが、それが下

左側にソニーが表示、右側にシグマの例が表示

Sony 135mm f1.8 GM vs Sigma 135 f1.8 ART | Which is BETTER for Portraits?

動画、5:57あたりでは、ソニーのほうが絞りの形状のカクつきがないことが示され

動画、7:18付近から、ソニーのほうがシグマよりAFが早く安定している

動画10:29付近から 両者で撮影された結果をソニーを左に、シグマを右に表示しますが、

シグマレンズが暖色(アンバー)がかった色合いなのに対し、ソニーの135mmは寒色(青が強い)という明確な色再現性の違いがあることをみせてくれています

シグマレンズは、昔から寒色系統のレンズが多かったとされていましたが、ソニーのミラーレスEマウント用交換レンズは、やや暖色が強い発色傾向のものが標準のようです

SONY vs Nikon The Color of Jpeg: ニコンとソニーJPEG撮って出しの色比較 【ソニーとニコンの色は近づくのか?】

そもそもカメラ各社は、自分が基準とする色合いを初期設定とし、その色でJPEGでの撮影で色が反映されるようにしています。富士フィルムは青空にマゼンタを足す、緑に青やシアン系を入れて、実際の忠実な色再現ではなく、人間の目に好ましく見えるように、色を脚色し、このJPEG撮って出しの初期設定をセットし、

各社も自社独自の色合いを初期設定で出すようになっています

というわけで初期設定でJPEG撮って出しの撮影をすると、メーカーごとの色づくりの差がモロに出て、結構異なることがあります。

しかし、人や地域、文化、時代によって、その好ましい色が異なることが多いため、すべての人に受ける色はないことから、ニコンは黄色に色が転ぶ~と騒ぐ暇人たちの要望に答え、こうした初期設定での色のカスタム設定ができる機能を、ニコンは2008年辺りから、ピクチャーコントロール(Picture Control)として搭載し、キヤノンやソニーなど各社も次第にその機能を入れるようになってきました。*フジはこの色設定の色合いを弄る機能は相変わらず弱い、自社の色合いが好きな人向けとしている

ソニーは、動画用には、細かい色合いなどや、コントラストの調整機能ピクチャープロファイルPicture Profile機能を、初代A7S(ILCE-7S)から入れていました。が、静止画向けではこの色合調整の本格導入は、やっとILCE-A1, A7IV(ILCE-7MIV)あたりで、クリエイティブルックの機能拡張をし、調整項目が大幅に増やして、カメラ機能として入れました。まあ、それ以前の機種でも、ピクチャープロファイル機能を使えば、初期設定の色合いを大幅に変更することは可能ですけどね、ソニーのピクチャープロファイルでのJPEG撮影の色変更は、項目が動画用語ばっかりなので、写真から来た人には?なことも多いでしょうが

調整機能の使いやすさという点では、ニコンのピクチャーコントロール(ピクコン)のほうが、一見調整項目が少なく見えますが、直感的に調整でき、使いやすさという点ではソニーの類似機能よりは上ですが、ソニーのほうがややこしいけどきめ細かい調整が可能です。まあ、それほど気にするほどの実用上の違いは、一般的な利用では両者ありませんが。

さて、ソニーのピクチャープロファイルで、JPEG撮って出しの色合いなどを変更したものと、同じくニコンのピクチャーコントロール(ピクコン)でJpeg撮って出しの色合いなどをカスタム変更したものを以下見てみましょう

Left Nikon JPEG (Customized Picture Control) Right Sony JPEG (Picture Profile (PPP) Customized) Both were taken with AWB mode左、ニコン機のピクチャーコントロールをカスタム設定のJPEG撮って出し 右ソニー、ピクチャープロファイル(PPP)をカスタムした上での、JPEG撮って出し  双方オートホワイトバランス

レンズが異なるので、多少レンズの発色にも影響されている可能性はありますが、(The difference of Color Rendition of each Lens may have affected the above result) SONY 24-105mm OSS, Nikon AI AF 24-85mm F2.8-4D)、JPEG撮って出しの色設定をそれぞれ変えてみると、ニコンもソニーも初期設定のときに比べ、違いが大幅に減っているのがわかります ニコンのほうが、ややかすかに暖色(アンバー)ですが、更に細かく設定詰めれば、もっと差は少なくなるし、そもそも別にどっちでもいい感じ。****ニコンのレンズと、ソニーのレンズはソニーのほうがやや寒色なので、レンズの差であったかも?そのうち暇があったら同じレンズで揃えて再実験することもありえます。

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「Lesson6:ピクチャーコントロールの操作と使いかた」ニコン

https://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/cameralesson/lesson06.html

「ピクチャープロファイルとは」ソニー

https://helpguide.sony.net/di/pp/v1/ja/contents/TP0000847978.html

https://helpguide.sony.net/di/pp/v1/ja/contents/TP0000847999.html

階調を調整する(ブラックレベル/ブラックガンマ/ニー)

https://helpguide.sony.net/di/pp/v1/ja/contents/TP0000848000.html

発色を調整する(彩度/色相/色の深さ)

https://helpguide.sony.net/di/pp/v1/ja/contents/TP0000848001.html

輪郭を調整する(ディテール)

https://helpguide.sony.net/di/pp/v1/ja/contents/TP0000909038.html

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モデルフィギュア・古手川唯さん 漫画「ToLOVEる」の風紀委員 1/4 bunny ver

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

20世紀後半に発売された、初期の500mm前後の焦点距離をカバーする超望遠ズームレンズ【20世紀写真用交換レンズデータ博物館】

Cosina(コシナ)1980年頃の発売らしい

1982年 MF 100-500mm F5.6-8 MC MACRO コシナズームMCマクロ100500mmF5.68 – 10群15枚 海外ではSuper Cosinaの名前がついていた模様

67mmフィルタ-だったらしくコンパクト

コシナは今と異なり、主にカメラメーカー各社用の互換の安レンズを売る会社だったので、定価だと13万円くらいしたらしいですが、6割引きとかが普通で、販売末期の在庫処分の頃には3万円か4万円で新品が買えたらしい

レンズデーター

http://www.photodo.com/lens/Cosina-100500mm-f5680-855

日本国外では、VivitarブランドやAdmiralのブランドでも販売されていました。コシナブランドのものは現存しているのは少ないようですが、Vivitarブランドのものは、かなり売れたのか、今でも残存コピーを所有する人が、以下レビューを出していますが、色収差が目立たないよう、ある程度絞るなど、きちんと使えば、現在でもかなりびっくりの描写力の模様です

Admiral ブランドでの製品情報(中身はコシナと一緒)

http://allphotolenses.com/lenses/item/c_4605.html

Vivitar ブランドでの製品データー

Vivitar Series 1 100-500mm F/5.6-8 VMC Macro – Lens DB

Review: Vivitar Series 1 100mm-500mm Lens

http://capturecrowncountry.com/capture/2017/10/15/review-vivitar-series-1-100mm-500mm-lens

以下では、【実売価格は】低価格+特殊光学レンズが使われていない40年前の当時は二流扱いのコシナの超望遠ズームであったにもかかわらず、500mmではびっくりの写りと評されています

https://www.pentaxforums.com/userreviews/vivitar-series-1-100-500mm-f5-6-8.html

現状中古で49ドルほどで売られているこのレンズですが、試しに買った下の人は、撮影した後、画像編集ソフトで色収差、コントラスト、シャープネスなど補正すると、今売られている安い反射望遠式のミラーレンズよリいいとまで評価

$49 Vivitar series 1, 100-500mm

https://www.dpreview.com/forums/post/57033255

下の人も、どうやら、撮影後色々色収差の補正などを編集ソフトで行っている模様ですが、それでも40年前に格安で売られていたレンズとは信じがたい写り、

Cosina (Super Cosina) 100-500mm f/5.6-8 MC MACRO

https://www.mu-43.com/threads/cosina-super-cosina-100-500mm-f-5-6-8-mc-macro.77661/

5000円以下で買えるなら余興にはありかも?


忘れていましたが日本の小堀製作所も、一時期自社ブランドでテフノン(Tefnon)ブランドの各社一眼レフ用レンズを作って販売していました

キヤノンのレンズの下請け製造をやっていた時期があり、そのついでに自社ブランドのレンズも出そうということだったらしいですから、キヤノンの廉価レンズの設計とかも請け負っていた時期があったのかな?

TEFNON TELEPHOTO ZOOM 120-600mm F5.6-8

海外ではビビター(Vivitar)が自社ブランドで売っていた

最短撮影距離 3.9m

11群15枚レンズ構成 結構すごいね

絞りバネ8枚

フィルターサイズ82mm

重さ2150g

https://www.pentaxforums.com/userreviews/vivitar-120-600mm-f-5-6-8-zoom-lens.html

画像編集ソフトで色収差補正やらシャープ加工すると、そこそこ見れる写真にはなるようですが、この時代のズームレンズですから、ボケがなんか不思議な感じ

*https://www.flickr.com/photos/foetos/51173513968

でも二線ボケはしてないので、この時代の設計製造ならすごいのかも

https://www.flickr.com/photos/foetos/49348459182/

でもやっぱり、ひねくれたボケの感じ

https://www.flickr.com/photos/foetos/30813946557/

おなじみSoligorブランドでも同じものがあった

Soligor 120-600mm f5.6-8

いつ頃生産が始まったかは不明ですが、アメリカの写真雑誌、Popular Photography 1982年9月号の135ページの広告に

Vivitar 120-600mm F5.6-8が新製品、値段は電話と書いてあるので、TefononやSoligorブランドの販売もこの前後だったのかな?

Popular Photography 1982 September から引用

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Sigma (シグマ)

SIGMA 1986年 SIGMA APO ZOOMτ 100-500mm F5.6-8

シグマ・アポズームオメガ350~1200mmF11 Sigma Apozoom Omega 350-1200 mm,F11.(1985年)

「第十話|超望遠レンズについて語る
~後編・超音波モーター、ズーム、そしてミラーレス~」シグマ 大曽根、語る 第10回

https://www.sigma-sein.com/jp/ohsone/ultratelephotolenses_3/

「第九話|超望遠レンズについて語る
~中編・特殊低分散ガラスとオートフォーカスの時代~」シグマ 大曽根、語る 第9回

https://www.sigma-sein.com/jp/ohsone/ultratelephotolenses_2/

Sigma Omega 350-1200mm APO f/11 Launched 1985 英国シグマ

https://www.sigma-imaging-uk.com/sigma-omega-350-1200mm-apo-f-11-launched-1985/

ただ、受注生産で殆ど売れなかったのが、特に100-500は現在持っている人の情報は見つからず


トキナー(Tokina)も、1986年に、

Tokina AT-X SD 150-500mm f5.6

https://tokinalens.com/product/at_x_150/#specifications

を発売します

こちらはシグマと違い、やや多めの数が売れたらしく(20世紀は、今とことなり、ブランドとしてはトキナーが高級互換レンズメーカーで、シグマはまだ2流あつかい)日本でも、残っている個体がそこそこあるようです

当時の定価で20万円もして、高価かつ加工が難しかった特殊低分散ガラス(トキナーはSDガラスと呼ぶ)を二枚も使ったものなので、いま格安で中古を手に入れると、36年前のレンズでもここまでやるのかという評価が多いレンズです

Recommended film camera collection Tokina AT-X SD 150-500mm F5.6 MF Lens for Nikon From Japan

Tokina 150-500mm f/5.6

AT-X SD (1986-2000) Kenrockwell

https://www.kenrockwell.com/tokina/150-500mm.htm

MF専用レンズなので、500ミリのレンズをMFで扱える人は少なく、当時はこの種の超望遠ズームを買う人は少なかった。10年間で米国では1000本しか売れず、売れた年でも、毎月10本くらいが売れただけということ。売れないので、米国の大手カメラ店では1000ドルにまで値下げになっていた

超望遠レンズとしての歪曲収差の少なさは特筆モノであるということ *歪曲収差は糸巻きで、150mmで-1%, 500mmで-1.2%、それ以外の焦点距離では-0.5%で、現在の似たようなズームレンズと比べてもあっぱれどころか大部分に勝っている(トキナーの自社設計レンズの特徴ですね)

周辺減光もこの種の望遠レンズとして非常に少ない(トキナーの自社設計レンズの特徴ですね)

ボケは普通

フィルターは外付けの95mmと、レンズ内蔵式ドロップイン式の35.5mmの双方が選べる(今の最新レンズこういうのないよねw)

最近は、AF対応のシグマ150-500mm タムロンの旧型150-600mmが安値で中古で出回っているので、MFの古いフィルムカメラで使いたいという人以外は特に買う理由もないですね

【2024年の40年前に登場!】トキナーAT-X 150(動画No.1951)

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タムロン(Tamron)

タムロンが最初に作った500ミリカバーの超望遠ズームは、なんと1969年

200-500mm F/6.9

https://www.tamron.co.jp/data/old-lens/lm200-500.htm

データ

売れなかったらしく、1973年には生産終了 たまに中古が出ても数千円くらいらしい

そして

1979年投入の交換マウント式の

200-500mm F/6.9 (09A)

https://www.tamron.co.jp/data/a2-lens/06a.htm

でしたがこれも殆ど売れなかったらしく

1982年に同じく交換マウント(アダプトール2)式で新しい以下のレンズ投入となります

SP 200-500mm F/5.6 (31A)

https://www.tamron.co.jp/data/a2-lens/31a.htm

http://www.adaptall-2.com/lenses/31A.html

Tokinaと同じく後部ドロップインフィルターも使え

低分散レンズ(UD)は使われなかったが、色収差補正に優れていたものの

あまり売れなかった模様 現在の中古でもトキナー150-500mmのほうが人気らしい

2004年に低価格な

SP AF200-500mmF/5-6.3 Di LD [IF] (Model A08)

https://www.tamron.co.jp/data/af-lens/a08/index.html

が発売され、当初実売は10万ほどだったが、生産末期頃になると、実売価格がかなり安く中古も安かったことから、値段の割に結構頑張れると一部の人は評価していた

【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】タムロン SP AF 200-500mm F5-6.3 Di LD IF

https://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens/2007/09/04/6918.html

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今はもう使われていないキヤノンFDマウント用のレンズ

キヤノンは、超望遠単焦点レンズに蛍石を採用するなど先進性はありましたが、超望遠ズームレンズの開発と販売では、ニコンどころか、タムロンにも遅れを取っていました。が、ようやくニューFDシリーズで、超望遠ズームを投入します

New FD150-600mm F5.6L 1982年

https://global.canon/ja/c-museum/product/nfd258.html

Unboxing a Rare Vintage Supertelephoto Lens! | Canon FD 150-600mm F5.6L

定価86万 今、中古で手に入るにしろ馬鹿高値でしょうから(現在中古ででると25万円前後らしい)、昔のレンズで遊んでみたいとかいう目的で買うのは、全く勧められませんね このクラス、新品でも30万円の新型レンズ買うのがいい

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ニコン(Nikon)ニコンは報道のニコンと呼ばれていたことから、超望遠ズームレンズの開発と販売では、20世紀中頃は大きくリードしていました 

ニコンは一眼レフ用の超望遠レンズのパイオニアで、1961年には

オートニッコールテレフォトズーム200-600mm F9.5-10.5= Auto NIKKOR Telephoto-Zoom 200~600mm F9.5-10.5(当時は、Auto Nikkor Telephoto-Zoom 20-60cm F9.5-10.5と表記)7群13枚

https://www.cameranonaniwa.co.jp/blogs/2220543024/

を登場させて(↑のカメラのナニワは1963年登場としてるが、正確には1961年らしい 試作機として他に、Auto Nikkor Telephoto-Zoom 100-600mm f/5.6というのがあったとニコン博物館にある)、業界トップを走っており、

タムロンが類似レンズを1969年に出すと、

1971年、ニコンは12群19枚と、光学系を一新した、超望遠ズームレンズを投入します

Zoom Nikkor Auto 200-600mm F9.5

「ニッコール千一夜 第四夜 Zoom-NIKKOR Auto 43-86mm F3.5」ニコン

https://www.nikon-image.com/enjoy/life/historynikkor/0004/index.html

MF Nikkor-Zoom 200-600mm lenses – Part I/2

https://www.mir.com.my/rb/photography/companies/nikon/nikkoresources/zoomsMF/180600mmED.htm

MF Nikkor-Zoom 200-600mm lenses – Part 2/2 Ai Zoom-Nikkor 200-600mm f/9.5

https://www.mir.com.my/rb/photography/companies/nikon/nikkoresources/zoomsMF/200600mm1.htm

基本設計が優秀だったのか、

1976年のNew Zoom Nikkor 200-600mm F9.5、1982年のAi Zoom Nikkor 200-600mm F9.5Sも、コーティング改良のみで、光学系はほぼ一緒の12群19枚の構成だった模様

ただしニコンは、プロ向けには、受注生産のみの高級版、Zoom-Nikkor 180-600mm f/8.0 EDも、ほぼ同時に

投入し、

後にAI-S化された

Ai-S Zoom-Nikkor 180-600mm f/8.0 ED

も投入されます

Manual Focus Zoom-Nikkor 180-600mm f/8.0 ED

https://www.mir.com.my/rb/photography/companies/nikon/nikkoresources/zoomsMF/180600mmED.htm

こちらのほうが特殊低分散ガラス(ニコンはEDと呼ぶ)を利用し、当時の望遠ズームで最短撮影距離2.5mを達成など、高性能でしたが、価格が200-600mmの三倍以上(当時で65万円前後ですから、今の物価なら?)ということもあり、アマチュアには縁のない代物でした。**シグマが開発日記で明らかにしていますが、シグマ、タムロン、トキナーなどの小規模なレンズ会社が、大型望遠レンズに使える特殊低分散ガラスの加工技術を確立するのは、光学ガラスメーカーなどとの協力で、10年以上先の1980年になってようやくな技術段階だったので、1970年代にはそうした特殊光学レンズの製造を自社で行い、加工技術を確立した特殊低分散ガラスを組み込んだニコンの超望遠の前には、まだまだ歯が立たなかった訳です。

今中古で買うかといえば、それはないですね

SONYのEマウントカメラ用接写リング(エクステンションチューブ)一般撮影なら、中国メーカーの金属製のやつでいいかもね?

写真用レンズに装着し、レンズの繰り出し量を増やすことで、接写=マクロ撮影を可能にするアイテムが、接写リングです。特に交換レンズの近接能力が低かった時代には、ベローズと並んでよく使われた接写用アイテムです。

標準レンズ以上の望遠で使うと、使いやすく、広角レンズでは接写リングを使うと、撮影できる距離が極端に短くなるため、いらっとすることがあるでしょう。

現在でも、接写近距離専用のマクロレンズが高価で買えないとき+荷物的に持っていけないときには、クローズアップレンズと並んで、比較的お金をかけずに、そこそこの画質でマクロレンズの代用ができるアクセサリーとして、重宝されています。ただ、最近はこうしたアクセサリー抜きで、そこそこの接写マクロ撮影ができるレンズが増えてきたため、以前ほどの需要はないです。

昔はこういうものはカメラメーカーが自分で売っていましたが、

最近は、ケンコーなど他社におまかせで自社ブランドとして発売しない会社が増え、

接写リングと有名どころで、ソニーEマウント用は、

デジタル接写リングセット ソニーE フルサイズ対応

https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/eq-digital/close/tube/4961607834008.html

が15000円くらいで

後は、最近では中国各社(Viltrox、Commlite, Meike, Neewer )の格安品がありまして、それらの品は2500~5000円くらいとものすごく安くなっています

さて、ケンコー・トキナーのもののほうが工作精度的にマシだからそうしようかな~と思っていたら、

自社で一応吟味してまともなものしか売らないヨドバシカメラで、

Commlite コムライト
CM-MET-E [エクステンションチューブ(10mm、16mmセット) レンズ側:ソニーE ボディ側:ソニーE]

https://www.yodobashi.com/product/100000001005650061/

ビルトロクス VILTROX DG-NEX [エクステンションチューブ]

https://www.yodobashi.com/product/100000001005748892/

メイケ Meike MK-S-AF3A [エクステンションチューブ]

https://www.yodobashi.com/product/100000001004056960/

と、中国メーカーの格安接写リングがずらずら出てきて、ヨドバシカメラ的にも、自社で仕入れる品として特に問題なしと判断してるということがわかり、

更に高価なケンコー・トキナーのものや、安い中国製のものも、ガタツキが多いとか、似たような苦情(神経質すぎる方々の可能性もありますが)が結構あるので、

これなら安い中国メーカー製でいいじゃんと、

ヨドバシで扱っていないNEEWERのソニー用マクロチューブ=接写リングを中国から個人輸入しましたw3000円以下で購入。

中国製のソニーEマウント用の接写リングは、現在捨て値で売られているものは、フルサイズ対応でないものが混じっているので用心+さらに安いランクのは胴体がプラスティック製の物があるので、1000円ほど高めになっても金属製のものを選びました

Neewer AS-MS Macro Extension Tubes 金属製のものです 10mmと16mmのリングが2こセットになっていて、ニコンの一眼レフ用の接写リングに比べ剛性感はまるでなしですが、かるいくていい

Neewer AS-MS Macro Extension Tube 16mm 手抜きで撮影したら見事に、手ブレしてますが、めんどくさいので撮り直ししません

一応、収納用ポーチが付いていますが、前後キャップはなし

一応50mmレンズに装着した場合の撮影倍率などの説明書も入っている

まあ、最高級ではないがそれなりに小綺麗な箱に入っている

仕上げはやや雑ですが、安いものには理由があるということがわからない人が買うものではないです

下の動画だと高級感溢れていますがw値段が値段ですから、雑なところが目につくのは当然ですよ

Neewer Autofocus Macro Extension Tubes for Sony E-Mount || Macro Tutorial & 1000 Sub GIVEAWAY 2020

小さい写真でわかりにくいでしょうが、NEEWER製品の仕上げの雑さはよく見れば、あちこちありますが、使用する分には特段支障もないし、こういうところが雑な分、Neewerは製品を安くできるということを考え合わせれば、自己分解して壊れたなどの欠陥品以外のことで苦情をいうのは?ですよね

内部の反射対策は、一応やってますレベルで、塗装ではなく、ザラザラしたプラスティック素材を使って反射防止としていて、これが値段のやすさの秘訣ですが、神経質な人は追加の内面反射防止策として、艶消し塗装や、植毛紙貼り付けをしたほうがいい

マウントのガタツキの精度が~キツすぎが~

という人も結構いますが、二段重ねなどするのは、レンズが重いものだと、たわみで接点の接触が悪くなるのはこのくらいの剛性の華奢な接写リングなら当然だし、安いものには理由があって当然と考える当方的には全然当然で、特に問題なくつかっています。**ケンコー・トキナーのものは、15000円くらいするので、その値段でこれなら、私も少しから目に評価しますが、Neewerのは、3000円以下でしたからw

Neewerの接写リング、工作精度的にはどこまで精密はわかりませんが、接写リングで科学技術用の記録撮影は当方はしないので、使えればいいという感覚でいます

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第1回 デジタル接写リングセット

Posted On 27 1月 2014By : 礒村 浩一

第1回 デジタル接写リングセット

ケンコー デジタル接写リングセット 使い方 Kenko DG Extension Tube Set

【Nikon】よりたい気持ち「PN-11」The Map Times

「持ってるレンズで手軽に接写 ケンコー「デジタル接写リングセット マイクロフォーサーズ用」」Reported by 本誌:鈴木誠(2014/10/23 08:00)デジカメウォッチ

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/item/672304.html

GODOX 電波ストロボリモコンFC-16と技適マーク【低価格電波遠隔ストロボ発光リモコン使用雑感】

以前は、こうしたラジオスレーブとも呼ばれる電波リモート機器は、売りに出す国の電波規制当局ごとにその国の電波規制にあったものか審査してくれと役所申請を出さねばならず、実証試験や事務手続きが莫大なものになっていたため、中国メーカーは日本での技適認証をしてきませんでした。

しかし、数年前から、アメリカなどの外国に出された電波機器の認定情報が、日本の電波利用上合法のものであれば、外国で認可を受けた機器を、日本の電波局でも技適認証するようになり、

GODOXの電波ストロボ遠隔リモコンも、多くが米国や欧州で認可を受けたものが、日本の当局の細かい審査を経ず、日本の技適合格機器として登録でき、技適マークの貼り付けが許可されるようになりました

このため、GODOXは、日本の総務省と相互認証を行っている国のどれかで、日本の技術的要求を満たしていると証明されれば、日本での審査なく技適マークがはれるようになりました

GODOX(神牛)のFC16は、数年前から日本の電波規制にも合格するように機能を改め、そして米国や欧州で日本規格にも対応と認可を受けたため、日本でも日本の総務省認定技適適合商品として売れるようになりました

ということで、Godox FC16は、数年前からの製造の品の製品的には、米国向け欧州向け販売されていたものでも、日本で使っても性能上は構わない構造です(いちいち日本向けだけ違うい規格で作るというメンドはしてないはず)。

が、日本の法律的には、技適マークを製品のどこか(本体とは限らず、箱や説明書の中でもいい)に貼っていない製品だと、日本国内での使用は、外国からの短期旅行者を除き、性能的には合法でも、「形式的には」違法製品となります。*販売業者から、日本の技適に合格した商品で、技適マークがなくとも日本での使用は問題ないと、騙された場合は、原則として、その販売者のほうが責任を問われます。

一応、GODOX FC16は、送信機の方に、以下のような日本の郵便マークと、四角で囲まれたRの番号のついていないものは、短期間日本に観光などで来る外国人観光客扱いを除き、形式的には日本国内での利用は違法となる(技適マークが本体にではなく、スマホのように画面表示できるようにしてあったり、箱や説明書や保証書に貼ってあるなら、それでも合法)

GODOX FC-16は一番原始的な部類の電波ストロボスレーブで、チャンネル数が少なく、ストロボの出力をリモート遠隔で変えたりできませんが、そもそもGODOX以外のストロボを使うなら、GODOXのリモコンでは、他社製のストロボの出力変換はできないので、こうした安くて単純な電波スレーブリモコンで一向に構わない。*ただし安い分選べるチャンネル数が少ないので、他のカメラマンが多いところだと、他のカメラマンの使っている同じFC-16の電波と混線して、ストロボが勝手に発光することもあり得る

最近は業者によっては、日本語の説明書や保証書も入っています

が、故障した場合、修理は郵送料は自分持ちで、どうやら中国まで送り返す必要があるようで、2500~3000円前後、のこの製品の値段を考えると、壊れたら買い替えが正解な気がします。

日本語の説明書など見ると、チャンネル回線の設定がややこしそうに見えますが、以下のように、送信機(下のボタンのあるもの)、上の方のストロボ取り付けシューのある受信機の、それぞれ4つのボタンを同じ位置に設定すれば、それで送信機と、受信機のチャンネルがおなじになるということなので、それで終わり

一部には、このGODOX FC16は電池を入れたままにすると、2~3日で電池がなくなるという苦情もあるようですが、当方のものでは問題ない。その人達は、製造時期の古いロットか、スィッチが見にくく、スィッチオンにしたままであった可能性もありますね。

クリップオンストロボに直接接続するアクセサリーシューが受信機にあり、モノブロックストロボに接続するためのミニピンコード、フォンプラグ変換アダプターも同梱 

なお、このGODOX FC-16は、付属のターミナルコードをカメラに繋げると、電波シャッターレリーズとして使える場合もあります

TTLオート、ズーミングなどのオート機能を使わない、ストロボの出力をこまめに変えない、ただ離れたストロボを電波リモコンで光らせるのが目的なら、全く問題なく使えます。

Godox FC16は、ニコン用FC16N、キヤノン用FC16Cとか売られていますが、ストロボのワイアレストリガーとして使う限りは、実際はどっちかっても一緒のように思えます。当方は一応ニコン用とされるものを買い、パッケージにもFor Nikonとありますが、Godox FC16は、原始的なシンクロ接点のみでカメラと連動するので、基本他社のカメラでも使えるはずですし、ソニー機では問題なく動きます。***ただし、このGODOX FC16をカメラのシャッターのリモートコントロールとして用いる場合は、キヤノン用のFC16には、キヤノンのリモコン接続端子コード、ニコン用には、ニコン用のターミナルコードがついてくるので、自分の使っているカメラメーカー用があれば、それを購入したほうがいいでしょう

Sony専用ストロボの、各種コネクター付きホットシューには受信機側のホットシュー形状が対応していないので、Sonyの専用形式のストロボはアダプターか、シンクロコードなどを経由してつなげることになる

GODOX FC16の難点: (1)受信機だけ複数欲しい人も結構いると思うが、日本国内扱いの販売ではコントローラー(発信機)と受信機のセット販売しかない **AliexpressやE-bayでは、Godox Online Storeなど一部店舗から、GODOX FC16の受信機のみの注文もでき、受信機には技適マークはいらないので、日本でそのまま使っても別に問題ない。ただセット販売より1000円ほどしか安くならない) (2)一年間のメーカー保証がついてるが、この製品は日本のGODOX代理店であるケンコー・トキナーが扱っておらず、このためどうやら中国本社へ郵送で、郵送料自分持ちなので、故障したら買い替えということみたい

2022年現在の、GODOX FC-16の受信機のみの販売ページの一例(Aliexpress)中国からの輸入扱い

Godox 16 channels Fc-16 Studio 2.4Ghz Remote Wireless Flash Trigger with Remote Shutter for Canon Nikon EOS Camera

https://www.aliexpress.com/item/32798233255.html

のオプションから、受信機のみ(Receiver only)の注文もできる

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「技適マークの表示の方法」総務省 電波利用ホームページ

https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/equ/tech/gitekimark/

ネットで売られている、NeewerやYongnuoブランドのラジオスレーブ・電波ストロボリモコンは、2022年現在も日本の電波規制に関する技適認証を受けていない物がありえますし、実際技適マークもないので、「外国からの比較的短期間の間日本に滞在する外国人観光客」以外の日本居住者が、こうした日本の技適のない電波ストロボリモコンを「電波暗室」以外で使うと、違法となり、何らかのカタチで誰かに実害が生じた場合は、特に仕事=業務で常用などしているなどでは、在宅起訴、最悪の場合、逮捕の場合もあります。電波リモコン=ラジオスレーブの発生する電波は、出力の弱い電波なので、数年前から、短期間日本にいる外国人観光客なら使っていいとされているクラスの小出力ですし、都会はともかく田舎だと、実害になるケースはほんとにまれとは思いますが、一応気をつけておきましょう

アマゾン通販表示が配達中なのになかなか来ない配達完了通知が出ない【宅配通販トラブルと考えられる原因】

アマゾンの通販で荷物追跡が「配達中です」の表示になってから、何時間も荷物が届かないとき、別にアマゾンの配送業者でなくても、ヤマト、佐川、日本郵政や、ヨドバシ、楽天、ヤフーでも同じことは起きますけど、

1:配達員は車に搭載しているが、近所の誰かが時間指定をしているため、その時間予約をしたやつの時間に合わせてあなたのところに行くように荷物を車の中に分類してある

2:単なる入力ミスで、実際は配達店舗にある(あるいは配達車に積み込んであるだけでドライバーが、近所の時間指定の他の客に合わせて車を発進させていない)

3:運転手が積み込みの際、荷物が奥の方に突っ込まれた重量がある大型のもので、取り出すのが面倒なので、配達予定は夜に回されている(ヤマト運輸で朝から配達中で、結局夜8時についたケースがこれ)

4:置き配指定にした場合、巡回する時間が毎日同じだと、それを狙った窃盗犯には好都合になるので、毎回その地域への配達時間を変えているので、その日はあなたの近所に行く時間が夜遅くに設定されている

5:配達員による、入力ミスや、

アマゾンの「Amazonが配送」となっている配達は、アマゾン・デリバリー・プロバイダ(ADP)と呼ばれる中小の宅配業者や、アマゾンフレックスと呼ばれるアマゾンが直接契約している個人事業者のドライバーによって行われますが、

アマゾンが配達地域に応じて、これらの業者のうち、あなたの住所に一番近い事業者に最終の配達を依頼します

てなわけで、特に大都市圏の場合は、大抵、あなたの近所というか同じ市内にアマゾンの依頼した最終配達拠点がありますので、距離や時間的に大したことがなくても、あなたの近所の時間指定好きさんが夜の配達を希望しているので、あなたのところに行くのも夜と決められてしまっている可能性もありますし、置き配盗難を避けるため、地域ごとの配達時間を一日ごとに変えており、その日はあなたの地域への配達時間は遅くと決められている可能性もあります

2022年はじめの日経株価の予想【個人の感想です】

個別株ではなく、日経平均の株価は、1月中旬から下げ志向が強まっています。昨年三万円超えだった日経平均は、今日は一時27000円を割るなど、先安感も出ています

ウクライナ周辺でのロシア対米国/欧米NATOの軍事衝突の可能性

と、

コロナオミクロン株流行による、経済活動制限からくる企業活動の低迷=不景気の懸念

がありますが、

景気対策のために大規模な金曜緩和を行ってきたアメリカが、急速に資金供与を縮小することで、投資に回る金が不足する

懸念が一番大きなものと思われます

ウクライナを巡っての軍事衝突は、ありえない話ではないものの、実力行使に至る可能性は低いし、全面戦争まで行くことはあまり考えられない

オミクロン株拡大による経済活動制限も、死者数は減ってきているので、以前のようなパニック状態はあまりないが、企業業績が悪化する懸念は残る

のですが、

金余り減少で、2022年はじめまで好調だった、米国株とは事なり、日本の場合は、2021年から日経平均は調整局面に入っているので、

もともと割高のままだったアメリカのダウやナスダックが大幅に下がることがあっても、もうアメリカの株に先駆けて、割高よりだいぶ下がって、適正水準の日本株が、つられて25500円くらい日経平均が下がることがっても、日経平均の場合その水準は売られ過ぎということになり、極端な株価の下落は、資金繰りをしたい海外投資家による換金売り込みの影響で、あっても、日経平均的には売られ過ぎでもあるので一瞬の間とも言えます。

ただし即座に日経平均が3万円に戻ると言うシナリオも考えにくく、しばらく27000~28500円の間でウロウロする状態が続く可能性があります。というわけで昨年日経平均28500円あたりで仕込んだ人たちには、苦難の日々が当面続く可能性があります。

日経平均は、半年~一年後の日本経済の状態を、PERやPBRで換算して、投資家がその枠内で売買するので(2021年前半日経平均が、どんどん上がって、PER26倍とつけたりしたのは、投資家たちが、半年後の企業業績からして、半年後には日経平均でのPER14くらいの水準と思われるところまで株を買い進めたからです)、現状日本経済が2022年に大幅に失速する予想がない以上

2022年の日経平均のPERは13.2~14.3くらいで、国内外の投資家がその範囲内で、短期の値幅どりゲームを繰り返して乱高下するでしょうが、2022年の間も、一時的な極端な時期を除き、平均して下値26500円、そして29500円くらいを一応の目安の高値として推移すると思われます。

何らかの突発事故で、今後日本経済が不況になるとパニックになる場合は、瞬間的にPER12倍=日経大暴落とかもありえますが、ロシアとか中国が軍事的な自爆行動しない限りはありえないでしょう。


PER|投資の時間|日本証券業協会

https://www.jsda.or.jp/jikan/word/116.html

***株取引は自己責任で

APS-C(DX)プロ一眼レフニコンD500、日本の大手小売店が予約受け付け終了 【2022年1月末 ニコン一眼レフFマウント大衆向け市場の終了間近?】

特に2021年から、ニコンが旧来の一眼レフ用Fマウント交換レンズを大幅に縮小した動きから、もはや確定事項ですが、

ニコンのD500が、2022年1月下旬日本の大手カメラ店での扱いがなくなりました、

2016年の発売から5年が経過しているので、まあ、その意味でも近い将来の生産完了は近いのですが、

現時点ではニコンは旧製品扱いはしていません

https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d500/

各小売店で受け付けた予約分を最終ロットにして、その出荷が終わる時点で、生産完了=ディスコンの表示が出る可能性が高くなりました。

ライバルのキヤノンも、APS-Cサイズの高級一眼レフには見切りをつけ、低価格帯のKISSシリーズには、ライブビュー機能をミラーレスカメラ並みにした新機種を投入してそこそこ売れていましたが、プロ用APS-CサイズのEOS 7DIIは早々に生産完了して、後継機を投入しないので、キヤノン的にはこのサイズの一眼レフの高級機市場は成り立たないと判断しているのを、ニコンも踏襲するものと思われます。

ニコンは一眼レフ用のFマウントレンズを大幅縮小、APS-Cサイズの売れ筋だった入門機D5600,D3500を日本国内では生産完了しているので、ライブビュー機能でミラーレスカメラの機能を盛り込む、D780のような、APS-CサイズのD500の後継機はのぞみ薄。

日本とは違い、米国のAdoramaでは、日本では生産終了扱いのD5600は追加入荷待ちですが、注文は不可能になったまま、ニコンD500もバックオーバー予約はまだ受け付けてますが、多分最終ロットの製造予定数の予約が入れば、それで予約停止ということになりそうです。

ニコンは、ミラーレスカメラNikon Z9で、ソニーやキヤノンのトップミラーレスカメラになんとか食いつけるところくらいまでは、AF絡みの性能で追いついて(まだソニーやキヤノンのほうが一歩先なママ)きているので、APS-Cサイズ=DXでも今後はAF性能で勝負できるミラーレスカメラの新型を投入するつもりかもしれませんので、このサイズのFマウント一眼レフの新型は、今後はありえないでしょう

APS-Cサイズで残っている、もう一機種のニコンD7500も売れているとは言い難いので、在庫がはけたら終わりの可能性があります。

一眼レフのFマウントは、D6と、D780のみになる可能性があります。D780は残存Fマウントユーザーのサービス機種ですので生産はしばらくされるとは思いまし、D6も改良型のD6Sはあるいは出るかもしれないですが、ニコンが去年からFマウント交換レンズを、特に一般向けユーザー交換レンズを大幅縮小させているので、Fマウントレンズを使い続けたい人はともかく、新規にこれからカメラを始める人は買うのが躊躇されますね。

ただしニコンは、ミラーレスカメラのAF性能が、ソニーやキヤノンに遅れをとっているままで、AFで優位な点がまだあるニコンの一眼レフユーザーには、かなりがっかりな方針でしょうね。

東京オリンピックとソニーのミラーレスカメラを採用したAP通信、ソニーA1, A9はAP特製の遠隔リモコン操作水中ケース

に入れられ、水泳の水中撮影で大活躍しました

スポーツイベント、オリンピックでのソニーのミラーレスカメラの使用率に関しては、暇人たちがなんか色々雑音を書いていますが、ソニーのミラーレスを正式採用したAP通信が、どこでどうやって、ソニーのカメラを使っていたか、下の記事に紹介されていますね. カメラマンがリモート操作するロボットカメラとして、ソニーのミラーレスカメラが組み込まれている

水中撮影では、

Sony Alpha Cameras Conquered Tokyo Olympics’ Underwater Imagery (ソニーアルフアカメラは東京オリンピックの水中撮影を制覇)

by Yossy Mendelovich August 9, 2021

AP通信(the AP (Associated Press))は、↑の左側のTelemetrics.社が開発した、カメラを中に入れて、遠隔からリモート操作する、潜水ケースPT-CP-S5に入れ、撮影ロボットとして、水中競技の無人撮影を行わせていたのです。APはこの装置を6台導入したそうですが、中に入れるカメラとして選ばれたのは、ソニーのミラーレスカメラでした

完全潜水艦のような遠隔操作ケースに入るのですから、ネットの暇人たちが言うような防滴防塵性能は全く関係なし。

This underwater camera system was developed to work exclusively with Sony Alpha. In that case, the only cameras used were the Alpha 9 II and the flagship Alpha 1.(上記Y.M.Cinema記事より引用)この水中カメラシステムは、ソニーのアルファカメラ専用として機能するよう開発された、A9IIとフラッグシップa1だけが使われたんです

と、水中ロボット撮影装置は、ソニーのカメラ専用設計なので、ソニー以外のカメラメーカーには、水中では出番がなかったということを書いています

記事の中で使われている、ソニーのミラーレスカメラが組み込まれている、TELEMETRICSのPT-WP-S5

オリンピックの取材現場に訪れた変化 栄光の一瞬を捉えるソニーのカメラ機能に注目

By – NEWS ONLINE 編集部  公開:2021-08-03  更新:2021-08-03

「8月1日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。…このオリンピックからすっごい数でSONYのαシリーズが増えてんの。今日も、目の前にいた(海外の)女性カメラマンが、ずっとα使ってて。こういうのって、確実にプロが使う道具に進化してきた証…」(上記記事より引用)

と、まだキヤノンニコンは及ばないが、着実にソニーが、トップスポーツの中で使われてきている事情を説明