マイクロストック、投稿型ストックフォト、または投稿型素材写真サイトの話

写真撮影、機材の話題、世界の時事問題、及びストックフォト業界 特に投稿型ストックフォトの裏話が中心になります

月: 10月, 2017

SHUTTERSTOCK(シャッターストック)2017年第三四半期の成績を公開

米国最大の低価格ストックフォト会社(一応高級写真部門のOFFSETもありますが)が2017年第三四半期の成績を公開

Shutterstock Reports Third Quarter 2017 Financial Results

|PR Newswire

この記事によれば、以下上記記事からの引用ですが
  • Paid downloads increased 2% to 41.9 million
  • Revenue per download increased 11% to $3.23
  • Image collection expanded 52% to 155.8 million images
  • Video collection expanded 54% to 8.3 million clips

イメージ(写真イラスト)は52%増加

動画は54%増加

にも関わらず

有料ダウンロード数は2%しか増えていないと最初の行にはっきり書かれている。

統計上は、「投稿者たちは積極的に画像素材を5割以上増やしたのに、売上枚数は2%しか増えなかった」ということです。

そもそもシャッターストックは、2012年以降、GETTYIMAGES+ISTOCKとの頂上決戦に打ち勝ち、さらに弱小マイクロストックフォトの顧客をぶんどる形で成長してきたので、市場の需要の伸びが凄まじいから成長したわけではないです。さらにFOTOLIAを買収したADOBEによる、一見良さそうに見えて実はさらに搾取地獄のADOBESTOCKの打ち出した値下げパック(大部分SHUTTERSTOCKと同じ投稿者が同じ作品を出している)に対応することも迫られ、カメラマン側への支払い額を、気が付きにくいところでしれっと下げるなどで対応してきましたが、会社自体の利益率も下がってきたわけです。

また顧客の中でお金がある人は、既存の低価格ストック業界より、Aurora, STOCKSYUNITEDなどの新興ストックフォトに購買先をかえたところもあります。

更に上の記事の引用


 

  • Income from operations decreased 51% to $5.6 million
  • Net income decreased 47% to $5.0 million

 


INcome from operations(操業からの収入)も51%減 設備投資や、社内エンジニアへの報酬支払が増えたためとしてますが、製作投稿側への報酬はびた一文増やしてませんなw

NET INCOME=純利益が47%減というのも結構ショックな数字ですね

ADOBEが追い抜いたのかというと、ADOBEが一番儲かるなんていうトップカメラマンは誰一人いません。市場が飽和してきて、値下げ合戦は、薄利多売の法則も効かず、特に制作側カメラマンやイラストレーター動画作成者の、首を絞めることが、トップクラスの方にも実感できる時期になってきたということ。

やっぱり時間の無駄ですよw

 


儲かるはずが、体よく叩き売りされる投稿者たち ShutterstockとAdobe Stock(=Fotolia)のバーゲン乱発対決近し


マーケット戦略の失敗 互換レンズメーカートキナーの秀作レンズ AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S

 

トキナーといえば独特の球面収差利用設計で柔らかいボケを出し、色はニュートラル、製造はユニット化などを極力避け、メンテナンスが後々やりやすい、製造部品のグレードの高さ(たまに東京都町田市の小さな工場故の、組立時のミスがあるのがクレームになっているのが見られる)。で有名なメーカーで、かつては同社AT-Xシリーズは、特にニコン用の互換レンズメーカーのトップブランドであった時期もあります。AF時代になると、tokinaのキヤノン用レンズは、レンズ内に内蔵させたモーターが非力なため、AFが遅くそれほど評判にはなりませんでした。

さらに球面収差をボケに利用した設計(色波長ごとのピント位置を変えるなどでうまくソフトな描写を出す)は、デジタル時代になると、フィルムでしか検証していなかった時代のレンズで、紫外線波長の狂いが生じるためにフリンジが大きめに出るということで悪評価となり、不評を買います。

また、もともとトキナーの得意な開放絞りでのソフトさやボケ表現といったものは、そもそもかなりの玄人でなければ評価されにくい代物で、そのクラスのユーザーは、ライカやツァイスなどを買うわけでトキナーは買いません。互換レンズをわざわざ買うユーザー層の需要(値段が安くて開放絞りでシャープなレンズがほしい=鉄道写真や飛行機撮りなどは特にそう)とは異なるものです。

トキナーは過去にも単焦点に匹敵するボケを生み出すAT-X60-120mm F2.8というズームを発売しましたが、開放がソフト、当時のズームとしては秀悦なボケも、一部の玄人が評価しただけで、一般ユーザーは見向きもせず、あっという間に製造中止となりました。*現時点でわざわざ中古あさりしてまで買うほどはないレンズです。

デジタルカメラ時代になると、拡大して鑑賞する等倍鑑賞がデジタル初期には特に流行ったので、等倍でのフリンジ絡みあらが目立つ。ライトユーザーには、堅牢だが、重いのが敬遠され、トキナーは今ではニッチなトキナー独特のボケ表現や色のニュートラルさ、プラモデルのように安っぽくなったニコン製の高級レンズに比べると、まだ高級品を醸し出すデザインと外観が好きな特定のファンが、ほそぼそ支えるブランドとなりました。でも儲からないのに独特のいぶし銀レンズを出し続けるトキナーは、効率優先の製品が多い今となっては貴重な会社ですね。トキナーが、ケンコーに合併されて、トキナー部門となってからも、他とは違い、設計者が好きなレンズを出せる、面白い部分は残っているようです。ケンコー自体が、一癖あるレンズだらけのレンズベビーとかも扱う会社だからでしょう。


AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S

そんな中、トキナーが満を持して手ぶれ補正機能・超音波モーター搭載・おおよそズームらしからぬボケ表現にこだわって出したレンズが下です。

AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S | 望遠レンズ – Tokinaトキナー
http://www.tokina.co.jp/camera-lenses/telephoto-lenses/70-200-f4-profx.html

が、たった二年で製造完了しちゃいました。かつてのあっという間に生産終了となった「ボケにこだわったポートレートズームAT-X 60-120mm F2.8」の歴史の再現でした。

まあ、理由は、発売時の価格設定(発売直後の実際の市場価格は税込12万4,200円前後)が「高すぎた」の一言に付きます。なにせシグマやタムロンのF2.8ズームが買える値段で、F4のズームを出したわけで、ニコンの70-200mm F4 VRとも3万ほどしか実売価格が違わなかった(中古ならトキナーの新品と同じ値段)。いかに部材のランクが高く、(単焦点と比べてレンズ設計に無理があるため抜け・ボケとかが汚い場合が多くなる)ズームレンズらしからぬボケ表現、工作精度の高いレンズでも(中身開けば、タムロンやシグマとは雲泥の差くらいトキナーは良質な設計・製造です)、ニコン互換品でしか無いトキナーレンズのF4ズームは売れません。シグマも一度70-200mm 2.8 OSを高値設定で売り出したところ、全く売れず、3割ほど定価を下げて売り出した経緯があります。

また実際は使うことはあまりないのですが、電圧の関係から各種電子連動テレコンが連動しないという、特にアマチュアには痛い弱点もありました。*追記・その後ケンコーテレプラスPro 300DGで実験、ものの見事に動かないどころか絞りすら連動しないので真っ暗ケッケの写真が撮れたw

自慢のボケ描写でしたが、海外で一番影響のあるKEN ROCKWELLがボケについて全く評価しなかった。むしろ逆光時の弱点を書かれた(特定の位置に太陽や光源がある場合に起こるので、普段使いで目くじら立てるほど弱くはないですが、その特定の位置を多用する人にはアウト)

Tokina 70-200mm Review – Ken Rockwell
http://www.kenrockwell.com/tokina/70-200mm.htm

国内の割りとアクセスの多いサイトでもボケ評価を全面に出さなかった

「交換レンズレビュー:AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S – デジカメ Watch」
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/lens_review_2/651677.html

アサヒカメラも無難なレンズとしただけで、トキナー自慢のボケは評価してくれなかった
「試用レポート ケンコー・トキナー AT-X 70~200mm F4 PRO FX VCM-S …」
https://dot.asahi.com/asahicameranet/info/trialreport/140709.html

[↑の記事 2019年4月リンク切れ確認]

ヨドバシも「ボケはきれいな方です」としか書いてくれなかったw
http://photo.yodobashi.com/nikon/lens/atx70-200/

などなど後ろから鉄砲で打たれる状態+他のサイトも「どこのメーカーにもある細かい弱点は抜きにして、総合的には渋くていいレンズだが」価格がニコン純正と大して違わないんじゃだれかうのよという評価でした。

海外で唯一前面からこのレンズのボケを評価したのは、
Review: Tokina 70-200mm F4 AT-X Pro FX VCMS (Nikon F)
https://www.thephoblographer.com/2014/08/24/review-tokina-70-200mm-f4-x-pro-fx-vcms-nikon-f/

のサイトで、ツァイスの単焦点で撮ったかの如くの見事なボケ表現で、ズームレンズとしては特筆と取り上げたのですが、このサイトも「価格がニコン純正と大差がない」ことを理由に積極的に推薦しませんでした。

このレンズのボケ表現は、等倍で鑑賞すると、細かい点ではやっぱズームだね=無理してるなという感じが、特に後ろボケには出るのですが、前ボケを絡める構図で撮影、鑑賞サイズで眺めると、これまたうまい具合にピントの合った部分を引き立てるボケとなっている=まるでツァイスの銘玉で撮ったようだという、全体の仕上がりの「総合描写力でのボケがいい」と言うことです。「ソフトであるものの、一癖ある後ボケだが、妙に被写体をもり立てるボケで、前ボケとからめると絶妙」。ただ、こういったボケはかなり玄人クラス=いぶし銀の味でないと使いこなせないというわけで、一般アマチュアには活かすのが難しい。

大体銘玉というのは、アイドルグラビアや、ウェディング系とは異なる、渋い・シュールなポートレートを撮る人にありがたがられるものです。銘玉と呼ばれるレンズの、共通点は、後ろボケが柔らかくても、どことなく一癖ある(=後からのレタッチなどでの再現は困難)、逆に前ボケが素直というのが、銘玉と呼ばれるレンズの特徴。前ボケ後ろボケともクリーミーすぎると、パープリンちゃんポートレートになりますから、結婚式には最適でも、シュール系には合わない。

一般ユーザーのポートレートは子供を可愛く撮りたい、モデル撮影会などで無難に可愛い写真が撮りたいということなので、一般的には前ボケ入れず、後ろボケが主体の写真が目的でレンズを買います。要は大部分の人には、後ろボケだけが問題なわけで、後ろボケだけならどんなレンズでも、背景バックを単純にするとか、背景との距離を離すなどで、ボケが汚いのをごまかせるので、特にすごいレンズがなくても、ボケの質はコントロールできます。また単純なボケはレタッチ加工もありますしね。


周辺減光(Vugnetting)という点では、このトキナーレンズは大変優秀で、その後出たレンズより遥かに優秀

Lenstipの計測では、

70mm 時にF4で-074EV F5.6で-0.42ev F8で-0.17ev

135mm時に、F4のときに、-0.67ev, F5.6で-0.34ev, F8で-0.15ev

200mm時に、F4のとき、-0.77ev,  F5.6のとき、-0.43ev, F8で-0.15ev

と圧倒的な性能

歪曲収差は

フルサイズで、70mm -0.61(糸巻き) 135mm +1.27(タル型), 200mm +1.73(タル型)と、これもズームとすれば良好な部類

APS-Cサイズカメラだと、70mm -0.47(糸巻き) 135mm +0.49(樽型), 200mm +0.77(樽型)と、一般撮影なら歪曲収差補正を無視していい好成績

コマ収差はF4開放でのフルサイズでも非常に低い、

ただし、口径食は二段絞ったF8でも解消せず、フルサイズ隅のレモンボケはF8でも完全には解消されないのが、気になる人には気になるところ。

トキナーレンズに共通だが、倍率色収差はやや多め、ただしこのレンズはニコン用しか発売されず、ニコンはD3,D300以降の全機種に、電子補正データーがないレンズでも、レンズの倍率色収差を自動検出して補正する倍率色収差自動補正機能が入っているので、ニコン機でJPEGかTIFF撮影をする分には、全く気が付かない。*マウントアダプターで、キヤノンやソニーなどの他社のカメラで使用する場合、倍率色収差を画像ソフトで補正することになる(ニコンの画像編集ソフトと、Affinity Photoには、JpegやTiffで撮影された画像の倍率色収差除去機能がある)

軸上色収差が原因のことが多い、パープルフリンジは、このクラスのレンズとしては抑えてある部類

全域中心部はシャープだが、周辺は絞ってもごく平均 ポートレートのたぐいの周辺をぼかす利用では周辺に向かって緩やかに解像が落ちていくのは、むしろ好印象なので、これは用途によるが、周辺まで解像がほしいことも多い、星空や、文献複写をこのレンズに過度の期待しないほうがいいということ。

 

Tokina AT-X PRO FX SD 70-200 f/4 VCM-S


「KASYAPA | 216:ボケの綺麗な望遠ズーム『Tokina AT-X70-200mm F4 …
https://news.mapcamera.com/KASYAPA.php?itemid=24469

でようやくボケの賞賛が見れますが、Tokina 70-200mm F4 AT-X Pro FX VCMSの後ろボケが一癖あるとはいっても、ソフトにボケるわけで、ボケてないピントの合ったメインの被写体を引き立ててくれるボケ方なので、ごちゃごちゃした場所での表現にはいい。前ボケを絡めた場合は、全体の写真はもっと良くなる。ただしこの後ろボケが目的で買うには高すぎですね。このレンズがハマる状況で取れば、感動モノですが、以前書いた「オールドレンズの味わい」と一緒で、ハマるシーンをお膳立てできる人向けなわけです。

オールドレンズ・クラシックレンズの味わい

というわけで、例によってケンコー・トキナーのマーケットを無視した(トキナーのレンズを買うのは大部分アマチュア層)、いぶし銀のボケ表現(=こういうの欲しがるのはかなりの熟練者)にこだわったズームを10万以上出して買う人はいないのが当然=2年で製造終了。

以前当方はこのブログで互換レンズは、同等純正品の半値か、6割位の価格なら買いと書きましたので、割高で将来の互換性に不安のあるレンズは買いませんでしたが、生産終了後もアマゾンでは何故か新品が続々入荷され、海外公式で現行品扱い、公式には認めないだろうが影で輸出品は作ってるのか(それとも最後っ屁に生産終了最終ロットで大量に作り置きしたのか)?定期的に2割引きで実売7万弱、中古も6万前後で出回ったので、おもろいレンズとして買いましたw

AT-X 70-200 F4 FX VCM-S
http://www.tokinalens.com/tokina/products/atxprofx/atx70200f4fxvcms/

特にスポーツや、取材系の撮影をしない人で、このレンズ6万以下であれば何も文句はないです。

ボケは背景の単純なシーンなら28-300mm 5,6 VRと見分けがつかないかもしれませんが、ごちゃごちゃした背景と前ボケのシーンを撮影すると、このレンズならではの面白い一枚が撮れる。使っている材質のランクからしてタムロンとは大違いだし、今やプラモデルのニコンの純正品より、高級感もあるので素人騙しにも楽しい。バランスの良い大型のカメラと組み合わせると、200ミリ時でも手ブレ補正は三段とかいうことだが、実際は1/8秒くらいでも結構決まる。

できれば結晶塗装をして高級感をさらに出してくれればいい。ニコンのグリップ付きカメラとならバランスがいい。ただし非純正なので電子関連連動で100%互換もないし、公式には生産完了で、今後ニコンがトキナーに意地悪すると新製品で動かない可能性もある、また取材イベントとか失敗ショットを減らすのが最優先の場合は、電気連動の互換性からも、ボケが硬いけど中古の豊富な純正の70-200mm F4 VRを買いましょう。

(予算がないなら、もっと安い中古で2~3万で転がってるnikon 70-300mm F4.5-5.6G VRとかでも、70-150mmの間で使うなら、ボケ全般も後ろボケメインにすれば決して悪くはないです。nikon 70-300mm F4.5-5.6G VRは中古の安いのが多数転がってるので、中古で買って壊れたら買い替えでもOKトキナーのいぶし銀のボケ表現は、ファミリーユースで活かし切るのは難しい。

あるいは同じトキナーでも単焦点AT-X M100の方が、安くていいかもしれません。

以下は、ニコンのDX機(D5500)での200ミリ(換算300ミリ)のF5.6で撮影した例。実に上品な描写

モデルフィギュア・古手川唯さん 漫画「ToLOVEる」の風紀委員

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一眼レフ・ミラーレスの他社製互換レンズ使用時の注意 手ぶれ補正機能

レンズ交換式カメラで、カメラメーカー以外の交換レンズで、手ブレ補正機能が、レンズ内部に内蔵されているもの

タムロン(Tamron)はVCと呼ぶ機能

シグマ (Sigma)はOSと呼ぶ機能

トキナー(Tokina)はVCM-Sと呼ぶ機能

は、ニコンのVR、キヤノンのIS,ソニーのOSSなどの手ぶれ補正を、タムロン、シグマ、トキナー基準で独自の互換技術として組み込んでいます。

てなわけで(電子アダプタなどを介して)ソニーのカメラに付けた場合とか、キヤノン、ニコンのレンズにつける場合、これらの互換レンズメーカーのものは、レンズの手ブレ機構が安定するのに約2秒かかります。皆さん結構見過ごしていることですが、レンズの説明書をよく読めば、手ぶれ補正の安定までに、シャッターを半押ししてから1~2秒ほどかかると、タムロン、シグマ、トキナーのレンズ説明書にあります。*ソニーやペンタックス機で、レンズ側でない、カメラ側で手ブレを補正する機能を用いる場合は、この心配いりませんが、社外製レンズの場合、当然レンズ側手ぶれ補正はオフにした方がいい。

さて、そうはいっても実際の撮影になると、いちいち手ぶれ補正安定まで2秒待ってることもなくシャッターを押している事が多いと思います。実際は影響はあるのか?


当方はいちいち科学的調査はしていませんが、大体の(繰り返すけど実証データーみたいなものではなく印象)経験則として

1:手ブレ補正機能内蔵他社製レンズでも、説明書通り、2秒待たなくても低速シャッター(1・60秒以下)だと、意外と誤動作なく、手ぶれ補正はきちんと働きます。

2:どうも1・250秒以上とかいう高速シャッターの場合、2秒以内で、レンズ内の手ぶれ補正が安定しないうちにシャッターをきると、手ぶれ補正が逆に悪さをして、妙にシャープさがかけた写真ができあがる

といった感じになる印象です。一脚を使っても2と同じようなことになる場合もありえます。


手ぶれ補正をシャッターボタン半押しで一回起動しても、またスタンバイモードに戻ると手ぶれ補正起動がまたやり直しのモデルやメーカーもあるので、次の写真でも2秒待たないと高速シャッター使用時にで狂いが生じる場合がありえます。

というわけで、社外製の交換レンズを高速シャッターで使う場合で、いちいち2秒待ってられない時は、レンズ側の手ぶれ補正スィッチをオフにしてみたりするほうが、良い結果が得られる可能性が高いかもしれません・

 

 

ストックフォトで稼ぐ人たちの日々の記録 ISTOCK黄金期を生きた人たち 2008年・1,363枚登録で年収7万ドルの時代

日本でのアマチュア参加型ストックフォト(=マイクロストックフォト)は外国から遅れること大体6年で始まりましたので、儲かる黄金時代・写真飽和と価格競争興亡の歴史もだいたい6年ずれて再現されると考えたくなります。
が、実際はネットで国境なしの時代、外国ストックフォトがインターネット時代で日本語ページ作成で国境を超えて簡単にやってくる、日本人投稿者が目先の利益優先で海外で爆発的に売れるわけもない、作風ガラパゴス日本国内向けコンテンツ積極的に投稿したため、外国との価格競争にさらされるのも早く、2016年には投稿者側の条件は悪化する一方、出遅れた弱小の売却や、展開にしくじった部門の閉鎖など、2017年までにはピクスタはじめとして、下位投稿者たちの淘汰が始まりだしています。

まあ、「無断撮影 バレた時 ピクスタ」 とかいうアクセスが相変わらず有るので、悪霊「ピクスタでカメラマンになれちゃった」に憑依され、空き缶拾いと大差ない現実の中でも喜々としてる変人(それしかできることがなくなったの間違いか)が多いようです。

将来のピクスタを始めとした、日本のマイクロストック産業を予想する例として、


ストックフォトISTOCKで稼ぐ人たちの過去と現在

ストックフォトISTOCKで稼ぐ人たちの過去と現在 その2 


黄金時代のISTOCKのトップたちのその後を紹介しましたが、第三弾特集

29 Oct 2008 Microstock Superstars – The Panel

Microstock Superstars – The Panel

上の記事は2008年にマイクロストックフォトのスーパースターのうち、三人が PDN’s PhotoPlus Expo 2008に呼ばれての、マイクロストックフォト業界のスーパースタートークショーパネルの話。

スーパースターとは、上のリンク記事の一番上の5人の写真内真ん中の三人です
Yuri Acurs, Andres Rodriguez, Kelly Clineの三人ですね

その後

当時世界一と呼ばれたYuri Arcursは今でも精力的に活動
当時世界第二位のAndres Rodriguezは、ストックフォト業界全般の低価格進行と、利益率の悪化からストックフォト自体には、効率が悪すぎと、それほど熱心ではなくなりましたが、今でも一応ストックフォトにも手を出しています。

この二人はその後GETTYIMAGESとISTOCKの専属となりますが、直販を含めた他のストックフォト会社での販売権という特別契約を勝ち取りました。

三番目のスター、右側の小柄な女性はKelly Cline 当時フード・食材撮影で人気を博していました

Yuri,やAndres以外にもたくさんいたマイクロストックフォトで一山当てた人たち。ニューヨーク・タイムズ紙の特集した、2007年のマイクロストックフォト業界のスター特集記事にKelly Clineは登場しています。

When Are Photos Like Penny Stocks? When They Sell.「いつから写真は一文ボロ株みたいなもんだったのか?カメラマンたちがその値段で売り出した時さ」
By ERIC A. TAUB JUNE 5, 2007

当時の薄利多売がうまく機能していたマイクロストック黄金期の話を記事にしています。この記事の中では、格安ストックフォト世界大手・Shutterstock社長JON ORINGERが「300人に配るパンフレット用の写真に、300ドルは高すぎるだろ」と、マイクロストックフォトの写真は予算のない小企業向けで値段設定されていた事を示唆、大企業がケチるもんでもないという趣旨にとれる発言が載っていますが、その後この体質は変質し、大企業がアマチュアのカメラマンごっこを安く買い叩く構造(=やりがい搾取構造)と変化していくわけです。(注一)

さて上のニューヨークタイムズの記事からKelly Clineの発言を引用しましょう
Kelly Cline, a Seattle-based food photographer, has uploaded 1,363 images to iStockphoto, and her work has been bought 68,215 times. Significant payments began to arrive once she had 500 to 600 images in her portfolio, Ms. Cline said, adding, “If you upload more, it’s like shooting arrows in the air.”記事引用
Kelly Cline, とあるシアトルのフード写真家、彼女はIstockに1363枚の写真をアップロードし、68215回ダウンロードされた。彼女のポートフォリオが500-600枚に到達した途端、とんでもない支払いが届きだした。CLINEさんは「もしあなたがそれ以上アップすれば、空に向かって矢を打つようなもの」と、付け加えていった。

この記事の中では、2007年時点でCLINEさんのマイクロストック(彼女はISTOCK専属だった)収入は、7万ドルであったと述べています。1363枚登録で7万ドル=現時点の円換算で年収770万円。

*販売価格や還元率が一番いい時期の日本のピクスタでも、たった1400枚以下の登録で、年収770万を達成できた人はいないでしょう。それだけISTOCKは人気のあった低価格ストックフォトだったんです。逆に言えば、日本で低価格ストックフォトで食える可能性は?次第に外国水準まで価格が下がってきて、コンテンツの内容もアジア系と似た部分はあっても、日本独特のガラパゴス=大部分は日本でしか売れない、外国よりもっと厳しい。

その後はカオス状態の写真の氾濫と、他社との競争激化と価格値下げ、報酬値下げの連発で、今のISTOCKで2千枚出しても年収は2万位かなんかは平気でありえます。今のISTOCKはブレてなけれどンな写真でも審査通るのも理由ですけどw

なお、Kelly Clineさんは、現在Istock専属でまだいますが
http://www.istockphoto.com/jp/portfolio/kcline?mediatype=photography&excludenudity=true&sort=best

登録枚数2338枚でストップしています。2008年以降数を増やしても大した増収にはならなかった。ということですね。2014年にはコンテンツ飽和+定額まとめ売り安売り導入により、逆に一枚づつの単価は下がり続けてきたわけですし。
直近一年間は全くアップロードなし 早い話が、もう労力と見返りが割に合わないと。

とは言え日本では、認知欲からか、はした金にしがみつく人がまだ多いのが、日本特有の奴隷根性というべきか、欲しがりません勝つまではというべきか、カメラマンごっこという麻薬中毒にハマる人が絶えていないようなので、そのうちストックフォト特攻部隊でも編成しそうですね。赤字でも踊るバカを集めるのが味噌の業界なので、ネットにも一般参加者のふりした「参加勧誘ステマ部隊=人足集め」が多数いる可能性があります。

実際、今では物価が安く、今の水準でもまだ東欧ではいい収入が見込める東欧参加者が猛威を奮っているのが海外系マイクロストックですが、どことなくロシアっぽい作風が多いため、やっぱり欧米参加者が減ると困るのか、各種掲示板とかは、つまらない釣り質問を乱発して、新規の参加者を煽る工作めいたものが絶えません。


注一 本来は個人規模のデザイナーの助け合いサークルが始まりで、その後も起業したての会社、街の商店主とかのための低予算ストックフォトとして、投稿型ストックフォトは存在していくものと考えられた。だが、その後上場企業が、暇な主婦をおだてて低賃金で活用する手段の一環として、嬉々として低価格ストックフォトの写真を使うようになった・

過去記事

顧客には良い写真が撮れる高画素カメラと言いながら、自社の写真撮影代は極限ケチる 高いカメラを買わせる割に・・・ストックフォトのカメラはそこそこでいいんです

ストックフォトで2億稼ぐカメラマン またステマかよ?

かつての低価格ストックフォト=マイクロストックフォト=日本では巷でネットスズメが盛り上げている「写真を売る副業」の世界トップだった、Yuri Arcurs、2018年、「低価格ストックフォト市場はもはや崩壊」と発言。

かつて低価格ストックフォト市場で世界第二位だった、コロンビア生まれのアンドレス・ロドリゲス(ANDRÉS RODRÍGUEZ) 写真販売の副業が稼げた時代の成功談 ネットで写真を売る副業の黄金時代の人からの警告

2017年ストックフォト会社社員の機材

英国にはAlamyという、英国のニュースソースが主体の投稿型ストックフォトがあります。顧客は大部分英国の報道機関なので、欧米主体のエディトリアル用素材が売れ、日本やアジアの参加者たちの写真は殆ど売れませんので、挑戦するだけ無駄です。(*一見良さそうな値段がついていますが、大手顧客のまとめ買いの値段交渉で猛烈な割引価格で売られるのが現実)

またALAMYは、報道素材が主体で、いわゆるSHUTTERSTOCKやピクスタにあるような広告用素材写真(クリエィティブ素材)も一応は登録できますが、価格が高い設定+大部分がSHUTTERSTOCKにある写真だらけなので、わざわざ面倒な他社で割高で買う必要もなく、いわゆる素材イラストや写真は全く売れません。ですけどALAMYはこの無駄なマイクロストックと同じ素材を、審査や編集が面倒らしいのが本音ですが、相変わらず登録させています(たまにまとめ買い交渉で、記事作成に都合の良いイラスト素材とか、クリエィティブ素材が、報道素材に混ぜて購入されるケースもあるらしいので、売れることがあるならということで載せているケースが有るらしい。ただ売れる確率は一般の参加者が考えている確率の、1%以下と考えるのがいいらしい)。

そこの社員たちは、勤務の傍ら、自分たちでも会社の必要な場合はイベント、出会い頭に面白いイベントに遭遇した場合に備えて、出かけるときにカメラバッグを持ったりして撮影して写真を登録するプロでもありますし、ストックフォト業務に関わっている以上ある程度写真撮影の嗜みを学ぶ意味で撮影を頻繁に行いますが、2017年秋現在の自分たちの機材をブログで紹介しています。会社での本来業務ではないので、機材は全部自費という条件となっています。

ALAMYは一般のストックフォト会社とは異なり、報道素材とか旅行紀行写真をとるのが主体なので、機動性が優先となりますが、

Meet the Alamy Content Team – a look inside their camera bags 13 September, 2017 (ALAMYコンテント担当チーム。彼らのカメラバッグの中身を紹介)

http://www.alamy.com/blog/meet-alamy-content-team-camera-bags?utm_campaign=946605_Blog%20Update%20-%20October%202017%20&utm_medium=email&utm_source=Alamy%20Contributors%20&dm_i=2SWW,KAEL,12JFQ6,24FEF,1

いやはや、最新のカメラに近いのはニコンのD810とスマホだけ。Canon 5D2, ニコンD700, D300s, D3S, キヤノン EOS Kissなどが主流で、趣味にフィルムカメラを持つ人も多いし、実際の主力はスマホになってる人もいる。

Corin – Contributor Relations Assistant さんのカメラは、なんとキヤノン750D(日本のEos Kiss 8Iと同型)とポラロイドカメラと古いコンパクトフィルムカメラ

ttp://www.alamy.com/blog/wp-content/uploads/2017/09/Corins-Bag.j

James A – Contributor Relations Manager さんのメインカメラはキヤノン EOS 7D

ttp://www.alamy.com/blog/wp-content/uploads/2017/09/Jam-camera-bag-1024×798.jpg

Dan – Copyright and Legal Assistant 日常撮影はスマホだらけになったそうですが、レースとかに持ち出すのは相変わらず一眼レフ なんといまでもニコンD3の初代 ニコン D700のセットが基本で、これまた旧式ニコンD300S二台がバックアップ

ttp://www.alamy.com/blog/wp-content/uploads/2017/09/My-bag-e1504858144151-1024×1024.jpg

まあ、旧型機がみんな今でも現役、人によってはエントリー機が主役ということです。レンズもズームはそこそこのものを揃えたりしますが、単焦点は小型の古いモデルばかり。

まあ報道写真主体の会社で、広告素材の写真製作とは、ある程度使うカメラの目的が異なります。また、会社の備品ではなく、あくまで自費調達したスタッフのカメラの話ですが、一度買ったら壊れるまで使う、むやみに高級機に走らないで、自分の用途に合うものを選ぶ。などなど、学ぶこともあるでしょう。

ストックフォトでアマチュアでも稼げる方法=ストックフォト経営でアマチュア写真でも稼げる方法

サイトを開始し「ストックフォトは在宅でもできる副業とあおって」写真家ごっこに憧れる、コスト計算に疎いアマチュアをおだてて、多少水準の低いアマチュア写真でも稼げる方法

1:クラウドソーシングなどで、一記事100円ライターを募集し、無料ブログで自作自演ステマブログを複数運営させて宣伝集客。

2:最初は投稿者還元率を7割とし、集客が見込める枚数となった時点で競争激化など昨今の情勢を鑑み、とランキング制度の導入と、還元ロイヤリティーを20%に下げる。
一応ランク制度などで売れれば還元ロイヤリティーが60%位まで上がるようなシステムを作るが、
大部分の普通に売れるランクの投稿者への還元率は30%になるように、ランクアップに必要な売上枚数のハードルを上げたり、マージンが上がりそうな新規登録枚数の制限をしたり審査を遅らせる。

3:最初は身分証などの面倒な提出はさせず、銀行口座情報だけでいいと言いながら、投稿者たち支払いが増えてくると支払い最低金額を上げたり、できるだけめんどくさく、発行費用の高い英語表記パスポート指定の「写真付き身分証」を提出してくださいなどやり、支払いを引き伸ばす。*数年間経過時、3000円位の売上で、海外旅行に行かず、免許など更新しなかったりで、写真付き身分証がない参加者だと、「うーんこの売上でパスポート作るのは面倒だね」と身分証提出をしばらくほっておいたり、あるいはそのまま放置してくれる参加者も全体の10%位出る可能性があり、参加者への支払額を延期できる。


まあ新規にサイト経営というのは時すでに遅いですがw

写真SNSとかは、運営会社が勝手に第三者に写真を商業利用させる規約があったりするところがあり、最近はフォトコンテストでも、入賞作品だけではなく、応募した作品すべてを勝手に第三

者などに流して商用利用できる規約を設けているのが増えています。以前は入賞した作品のみを主催者運営会社が使うという規定が普通でしたがね。ご注意。フォトコンは安値で著作権買い取りの手段になっている場合もあります。

他人を踊らせて儲ける ネットビジネスの基本です

株式上場しているストックフォト会社は一見よく見えます 資金も調達しやすくなる。でも株式を上場公開してしまうと、株主や投資家から、毎年安定した売上上昇と利益率改善を要求されます。クリエィティブ素材は、売上が一定して上昇していくとは限らず、年度ごとに上下が結構あるのが本来。製作も合理化がすぎると没個性のつまらない写真だらけになるし、とあるジャンルの写真製作は、衣装から何かまで特注、場所も普段使わないスタジオになるわけで、コスト追求にはそぐわない。毎年無理やり売上アップ、利益率改善とかいう株式会社だと、長い目では破綻が始まります。


「マイクロ」ストックフォト産業 2018年春までの動向 【僕の写真が広告で使ってもらえる=僕のスキルと小遣いが広告産業で安報酬でこき使ってもらえる】

写真で稼ぐ事を夢見たアマチュア写真家たちが群がった

またまた三流テレビ局がネットの(笑いマイクロ笑い)ストックフォトで月収100万円の夢の写真を売る副業生活

ストックフォトISTOCKで稼ぐ人たちの過去と現在 その2 

かつて高額ストックフォト(外国ではピクスタやSHUTTERのようなマイクロストックフォトと区別するため、Macrostockという俗称がある)のGETTYIMAGES主体から始めたカメラマンのうち、あえて子会社ISTOCK(ISTOCKPHOTO 現在は完全合併されてGETTYIMAGESのISTOCK部門)に切り替え、最盛期にはGETTYIMAGESでの収入より、ISTOCKでの収入が12倍近くあった月もあった人がいます。

Cristian Baitgというバルセロナ郊外に住む方です。ジャーナリズムを目指し、最初は記事を書くことを目的にしていましたが、友人のアナログ写真現像を見て、印画紙に写真が現れるのに魅入られてしまい、以降は写真を志します。2004年頃からあちこちのエージェントに写真を預けていました。黄金時代のISTOCKで、一時は生計を立てられるまで収入を伸ばした人の一人。

古代ローマ風の衣装のポートレートやアラビア風の衣装とかのポートレートや紀行写真などを手がけていました。

https://www.litmind.com/128741
Fotógrafo en Barcelona especializado en fotografías para bancos de imágenes. Actualmente colaborador de http://www.gettyimages.com”HP引用(バルセロナに住むイメージ銀行(=ストックフォトのことだけど直訳w)専門の写真家。現在ゲッティメージの参加者。)

スペインの写真家Cristian Baitgさんの現在

Cristian Baitgさんは、低価格ストックフォトのISTOCKでの収入が、高額プロストックであるGETTY本体の12倍もあった月があった奇跡を報告していました。

でも、作品数が違うことや、GETTYIMAGES本体のカメラマン側配分率が2割から3割しか無い+低価格ストックフォトに合わせてGETTY本体が価格を下げた反面、ISTOCKは値上げ、専属のランクで手取り率が4割もあったこと、ISTOCKでの検索結果は必ずトップ10ページに残っているなどの要因があった+GETTYIMAGES本体の収入が最悪の月とISTOCKでの売り上げが最高の月という組み合わせが偶然起きたなどの要因があった説明がなされていたようです。

ただし、SHUTTERSTOCKの台頭と、ISTOCK側運営の数々の自爆により、元創立者BRUCE LIVINGSTONEたち本来のISTOCK創立グループが打ち立てたSTOCKSY UNITEDへ古参実力者が流れた。などなどにより、ISTOCKはいろんな定期購入プランなど大幅な値下げと、数々の報酬率低下プランを導入し、参加者の収益性は悪化します。また検索でのYURI ARCURSの優遇や、彼のグループの巨大生産量に他の参加者が対抗できないこともありますね。

現在はGETTYIMAGESに200ほどの作品が残っているだけ
http://www.gettyimages.co.jp/search/photographer?family=creative&photographer=cristian%20baitg&excludenudity=true&sort=best#license

今年の夏もGETTYIMAGESスタッフとロンドンで撮影など、活動はしているようですが、ストックフォトでの活動量は減っている模様。

ISTOCKでのポートは昨年まで残っていて、今年のはじめにも新作を投入していましたが、ISTOCKでの活動は諦め、退会した模様です。Yuri Arcursのような巨大スタッフを抱えた大生産工場規模でないと価格低下と過当競争には生き残れない模様。

Cristian Baitg – Stock Fotos e Imágenes – iStock
http://www.istockphoto.com/us/es/fotos/cristian-baitg

↑に彼のISTOCKポートが有りましたが、現在は消滅


ストックフォトISTOCKで稼ぐ人たちの過去と現在

ストックフォトで稼ぐ人たちの日々の記録 ISTOCK黄金期を生きた人たち 2008年・1,363枚登録で年収7万ドルの時代

かつて低価格ストックフォト市場で世界第二位だった、コロンビア生まれのアンドレス・ロドリゲス(ANDRÉS RODRÍGUEZ) 写真販売の副業が稼げた時代の成功談 ネットで写真を売る副業の黄金時代の人からの警告

右や左のどっちも陰謀だらけ ストックフォト勧誘報道と政治も似たようなもんですねえ

さて、朝日新聞の凋落がよく言われますが、朝日新聞自体もマスコミ=情報操作カスゴミであったことが世間にしれたのが、(ニートが年金支給までの給与付き保養所として寄生する構造が出来上がった)朝日新聞はじめとしたメディアの凋落の始まりで、そのきっかけはインターネットによる紙の触媒権威の破壊でした。

とは言っても、産経新聞も日経新聞も読売新聞、毎日新聞、NHKと言った他の「右や左の旦那様」たち、教育利権、官僚利権が朝日新聞よりましというわけではなく、単に違うアナノムジナであることは気をつけましょう。全てが、情報操作・洗脳集団デマ飛ばしマスゴミであるので、他の触媒なら大丈夫とか考えないように。

新興のネット系メディアも、自分で5ちゃんやら各種掲示板で自作自演をして、取材ごっこしてるだけの最悪マスコミです。掲示板によっては社員が議論や話題作りを誘導ぷしてます。価格コムなんかは、なんか妙なテンプレ見て書きましたとかいう、参加者を釣るような質問が毎日のように出現してますから、(暇人がネットで相談ごっこ暇つぶしという可能性もありますが)掲示板主催者側の操作が疑われます。これ5ちゃんねるとか旧2ちゃんねるも同じね。

コンテンツ作成といういちばん大切な仕事を、そのへんの専門教育もないアマチュア(=あれえ?カスインテリは、学歴あおりネタ大好きなのに、実際の仕事では正規の教育受けてない連中の仕事使うんですかい?)に丸投げしてる自称高学歴三文エリートたちが、各紙こぞって今年になっても、喜び搾取のストックフォト搾取産業マンセー記事「週末起業=週末苦行のススメ」を書きまくったのは、衰退する自分たちの権威と減少する収入の中、自分の退職までの資金確保の思惑があってのことです。

最近は
1)左側の人の、子どもたちに無償教育はいいとして、デジタル時代に箱物で費用のかかる旧態依然の大学とか高校とか推奨とか、前世紀のアナログ箱物利権にこだわる、支持団体の利権確保かあ~?
 銀塩嫉妬爺もしくはスマホに乗り遅れたデジタル一眼でナウい俺達と こういう人たちの教育感ってダブりますね (追記・選挙後大勝した自民党の安倍首相・総裁は、社会保障費消費税増税を大学教育無償化のため値上げの方針などの報道がありますが、必死にアナログ教育=箱物=銀塩カメラは味のある世代と構造は一緒の、やっぱり保守自体も、箱物利権と化石世代でしか無いことが明らかにされました。写真関係で比べても大学系・写真家協会系の欧米のほぼ無償・格安オンライン教育体制の充実に比べ、日本は素人系とステマ系のデマ飛ばし、ただのカタログスペック羅列、肝心のところは出し惜しみの中途半端情報サイトダラケで、オンライン教育充実のお粗末さが目立ちます。他の経済学などジャンルでもほぼ一緒。ドリル形式の科目なんかはオンラインにしたほうがいいだろう。3Dソフトも向こうで一線でやってる人は結構、ネットで自学自習した人のほうが多く、学校では一線に生き残ってない事例もありますし(採用人事文化が日本と欧米で異なるせいもあります)。必要なときに必要な部分を学べるネット教育自学自習の充実の遅れなどは、所詮爺世代の牛耳る日本では無理なのか)

2)都合が悪くなるとどうでもいいところにミサイル飛ばしてくれる国・北朝鮮があって それを使って選挙話題そらしに必死な右巻きの方々。これマッチポンプじゃないの?
そもそも世界を混乱させた。イスラム国もサダム・フセインもアルカイダも、そもそも欧米とクルド人撲滅を狙うトルコなどの勢力と、イスラム教としては異端の派閥が主流のシリアやイラン攻撃したいイスラム国家などが、マッチポンプで育てたのが、暴走したわけですよね。トルコのエルドガン大統領の親族がISの石油を買い付けてやって、初期創設の資金援助していたというスッパ抜き報道がトルコなどで行われていましたが、全部逮捕とか、左遷や報道社の閉鎖などで締め付けられちゃいました。現時点でもISは資金源の油田をかろうじて確保してますが、その石油をわざわざ買って資金にしてる国って、わざわざ石油を運べる相手しかいないということを考えれば、そもそも近隣国しかいないわけだよね。北の狂犬にも、種と餌をやっている黒幕は意外と身近にいる可能性はある

(機動戦士ガンダムのユニコーン編で、ザビ家の末裔ミネバ様が、ジオン公国の各種残党が一年戦争の後も、兵器を調達、組織を維持できていたのは、そもそも地球連邦政府が火種を起こしてくれる連中が必要だったから、と一年戦争あとの、ジオン残党と地球連邦の騒動は、連邦とジオンの馴れ合いだったと示唆してる発言がありました)

と言った具合に最近の政治や選挙も、ストックフォト盛り上げのような相応の思惑によるでっち上げで成り立ってるんじゃないかと疑わしくなってくるわけです。

当ブログは左派中道右派と呼ばれる連中、全部、結局自分の支持勢力の利権構造があり、また全部ストックフォト喜び搾取陰謀に加担している現実から、どこも応援しません。今の政治は、右や左と中道の利権確保洗脳デマ流し集団というのが、当ブログのスタンス。

特に、大学、官僚、マスコミは、情報を中立に伝える機関でもなく、今やデマ伝達、洗脳組織で、カルト宗教と変わらない。でも選挙はどっかいれないことにはしょうがないんだよね。アホくさ


憲法9条問題とか騒がれることも、第二条の戦力の不保持条項(と自衛権の範囲)の解釈だけが、本来の論点(正当な自衛権のための装備や組織はどこまでが望ましく、現実的に行動スべき範囲か?)なのですが、いつの間にやら「憲法9条そのものを変えろ」とか言う議論になってます。
憲法9条の第二項以外は、そもそも国連憲章にも書いて有ることで、それをわざわざ自国憲法に書いた日本は偉いわけです。

日本国憲法9条なんて特に奇妙な法律じゃないです

日本が加盟している国連憲章を見ましょう

http://www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/
第2条・・・すべての加盟国は、その国際紛争を平和的手段によって国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決しなければならない。
すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。

日本国憲法は、国連憲章の内容を、わざわざ法的拘束力の強い自国の憲法として明記しただけで、むしろ国際的には優等生なわけです。
ただし日本国憲法は「いかなる戦力も保持しない」と定めたことで、ここが右や左の旦那様たちの「どの程度までの武器を国家として保有してよいか、どの範囲まで行使してよいか」という議論の争点になっているわけです。

国連憲章自体は各国が署名批准している、パリ不戦条約、不戦条約、ケロッグ・ブリアン協定と呼ばれる国際条約の内容をもとにしているわけで、

その条約の内容は
其ノ人民間ニ現存スル平和及友好ノ關係ヲ永久ナラシメンガ爲國家ノ政策ノ手段トシテノ戰爭ヲ卒直ニ抛棄スベキ時機ノ到來セルコトヲ確信シ其ノ相互關係ニ於ケル一切ノ變更ハ平和的手段ニ依リテノミ之ヲ求ムベク又平和的ニシテ秩序アル手續ノ結果タルベキコト及今後戰爭ニ訴ヘテ國家ノ利益ヲ增進セントスル署名國ハ本條約ノ供與スル利益ヲ拒否セラルベキモノナルコトヲ確信シ

戰爭抛棄ニ關スル條約
https://ja.wikisource.org/wiki/%E6%88%B0%E7%88%AD%E6%8A%9B%E6%A3%84%E3%83%8B%E9%97%9C%E3%82%B9%E3%83%AB%E6%A2%9D%E7%B4%84

戦争を放棄するとはっきり大日本帝国が賛同してるこの条約、日本国憲法9条と「戦力の放棄」以外全く同じですよね。この当時は日本は帝国でしたので、人民によってという文章には日本は当てはまらず、天皇陛下の名によってと注記を入れさせたとかいう笑い話が今でもありますが、条文は今でも有効なので、日本の立場では天皇陛下の名において今後は戦争を放棄と署名しているわけです。

ただ現憲法で軍部独走の過去から、再発するきっかけがあってはならないと、戦力を一切保持しないという一文を9条の第二項に入れたことで、それが今議論になっているわけ。

二項だけが問題で、その他の憲法9条の中身は大日本帝国時代から賛同していることなのですよ,

ストックフォトISTOCKで稼ぐ人たちの過去と現在

ISTOCKは、ISTOCKPHOTOと呼ばれ、BRUCE LIVINGSTONEが遊び半分で始めた、お互いの素材を「等価交換」で無料で取引する、素材交換所でした。

その後、ポイント制が始まり、さらに有料化が始まる時、その時の参加者たちが、当時はバカ高かったレンタルサーバーサービスの料金を見て、「俺達の取り分は20%でいいよ」と申し出たのが、後々仇となりました。本来は自分たちのコミュニティーを大きくするための投資として、安い報酬率を受け入れたのです。が、当時はカメラマン側7割手取りが普通だった、他のストックフォト会社が、喜んでカメラマン側の手取りを「経営上の理由とか」言い出し、同じように下げて後は知らん顔という口実の始まりになりました。

当初ISTOCKカメラマン側取り分は、サイズごとで10セント20セント30セントくらいでしたが、人気化と、会社が軌道に乗りだしてきた+GETTYの買収提案を受け入れ子会社化したこともあり、

BRUCEは、1)ISTOCK専属になれば20%の報酬から上がるシステムの導入、2)価格の見直しと値上げ、3)大きな規模の会社が使う場合は、一律一枚2万円の別料金制度、3)貢献度に応じて生涯有効なランクと、ランクに見合った手取り率の設定、4)手間のかかる写真は採算が取りにくいので人気化した写真はVETTA、AGENCYなどのプレミアムコレクションとし、現在のアマナやゲッティの一般RFライセンスより高い設定がなされた

など当初の約束通り、「会社がちっぽけなうちはしょうがないだろう」と20%の手取りで我慢していた初期の参加者たちに還元をはじめました。

しかし、創立者BRUCEはGETTYが会社を買収した後、GETTYの「写真のスーパーマーケット化」の方針が受け入れられなく、会社をやめてしまいます。

この後、BRUCEがいなくなったことでGETTY側の主導権が強くなり、カメラマン側は受難の日が始まります。

さて、ISTOCKのマイクロストックフォト業界でのピークは2010年頃と言われます。それ以降は安売りSHUTTERSTOCKが覇権を握っている状態。


低価格投稿型ストックフォトISTOCK 2009年時点でのスターはいま…

2009年はいまだISTOCKがマイクロストックフォト業界の王者でした。
2009年はじめにそれまでのISTOCKでのトップ50のダウンロードされた作家のリスト

TOP 50 iSTOCKPHOTO PHOTOGRAPHERS
January 2, 2009
http://www.jimpickerell.com/PrintArticle.aspx?id=bb999d93-f778-4e27-91dd-eedfebf7aeba

記事内のカメラマンへのリンクはISTOCKがGETTYIMAGESの子会社から、完全合併してISTOCK部門になったときのサイト再編で、リンク切れしています。このクラスはストックフォトだけで生活が可能なクラスでした。

彼らのその後を、ちょいと調べるとどうかな?

それ以降、ISTOCKを脱退してShutterstockや、StocksyUnitedに移った人もいますが、残っている過去の大物たちは、ストックフォト活動を停止しているのも目立ちます。

これらトップ50人で、ISTOCK全体のダウンロードの15%を占めていたということです。*当時参加者合計6万人ですから、一生懸命だった人は数千人と考えても成功率は0.1%以下ということかな?

 また今の人達から考えれば、とんでもなく少ない登録枚数で生計が立っていたり、一部は大金持ちになっていたわけで、今よりずっとのんびりしていた時代。

まあ、これから日本のピクスタとかでもこういう光景が始まるのかもしれないですね。


2009年ISTOCK TOP50のその後(一部の人だけ追跡)

Bubaone Pictures, Images and Stock Photos – iStock
http://www.istockphoto.com/photos/bubaone
直近一年間で0枚登録

かつてのマイクロストック業界のスーパースターの一人であった
lisafx – iStock
http://www.istockphoto.com/au/portfolio/lisafx
直近一年間で0枚登録 

ISTOCKでのトータルダウンロード50万回を初めて達成した彼女で、功労者なので最近はゲッティに呼ばれて北米各地で講師なんかもしてますが、去年、今年はペースが落ちています。
Lise Gagne Pictures, Images and Stock Photos – iStock
http://www.istockphoto.com/photos/lise-gagne
直近一年間で275枚登録

4×6 Pictures, Images and Stock Photos – iStock
http://www.istockphoto.com/photos/4×6
直近一年間で8585枚登録

かつてYURI ARCURSに次ぐマイクロストック業界世界No.2のアンドレスは、GETTYから独占契約なのに他の会社で併売していいという特別契約を勝ち取った、ユーリと並ぶ、数少ないカメラマン。もともと価格競争的なことに付き合うより、撮影依頼など他の方にシフトする意向があり、低価格ストックフォトの採算性が悪くなってからはストックフォトに積極的ではありませんでしたが、最近一年間は再び精力的に制作を始めてます。
andresr – iStock
http://www.istockphoto.com/ie/portfolio/andresr
直近一年間で7102枚登録

現在も世界ナンバーワンと言われるユーリは、物価の安い南アフリカに大規模生産工場を作ったこともありいまだ積極的な制作活動を続けています。半分は自分の直販サイト用の製作、残り半分以下がゲッティとISTOCKでの販売に回る分だと思われます。
Yuri Arcurs Pictures, Images and Stock Photos – iStock
http://www.istockphoto.com/photos/yuri-arcurs
直近一年間で1654枚登録 個人ペースは流石に落ちています

ユーリー・アーカスのスタッフ会社名義での登録

Peopleimages Pictures, Images and Stock Photos – iStock
http://www.istockphoto.com/photos/peopleimages
直近一年間で30688枚登録 大体月三千枚前後
*後、他にも彼の親族家族スタッフの個人名義口座などが多数あります。


上のリストには載っていませんが、Elena Vizerskayaは、かつてISTOCKがマイクロストックの王者と呼ばれた(フルライセンス買えば今でも一枚5万ですが、VETTAやAGECYコレクション扱い8万以上した)時代に人気を博したカメラマンで、ISTOCKは他のSHUTTERSTOCKやFOTOLIAとは質も量も格段に違う状態を見せつけていた時代の象徴的な参加者の一人。

Elena VizerskayaはいまだにISTOCKに残留しています

Vizerskaya Pictures, Images and Stock Photos – iStock
http://www.istockphoto.com/photos/vizerskaya
ですが
直近一年間で0枚登録

kevinrussは、ISTOCKへの登録はやめています。でも、ISTOCKを退会はせず、それまでの作品はそのままに残していますが、ISTOCKの後継集団を自認するSTOCKSYUNITEDに参加して活動中
https://www.stocksy.com/kevinruss

日本でISTOCKを通じて世界を旅する写真家となったとマイナビで紹介されたIVAR氏は、上の2009年年初時点でのトップダウンロード作家にははいっていませんが、その後ISOCKを引き上げ、STOCKSYUNITEDに参加して活動中
https://www.stocksy.com/ivar


アドビストックでのプレミア扱い販売が決まっても沈黙するStocksy United 経営陣

ストックフォトISTOCKで稼ぐ人たちの過去と現在 その2 

ストックフォトで稼ぐ人たちの日々の記録 ISTOCK黄金期を生きた人たち 2008年・1,363枚登録で年収7万ドルの時代

かつて低価格ストックフォト市場で世界第二位だった、コロンビア生まれのアンドレス・ロドリゲス(ANDRÉS RODRÍGUEZ) 写真販売の副業が稼げた時代の成功談 ネットで写真を売る副業の黄金時代の人からの警告

2017年Shutterstockの状況 低価格化とますます胡散臭くなる販売素材の撮影許可と販売許可

Top-100 of Shutterstock Authors of Images
http://www.microstock.top/indeximg.phtml

このサイト
Shutterstock参加者の登録枚数ランキングを週刊で更新しています
さて、日本からの参加者は上位100位からは消えました。一番うまい時期に参加した古参たちがペースがとうとうここに来て落ちだした反面、素人系の新規の日本人参加者が、他に仕事ねえのかよというペースで枚数だけは古参を凌駕してたりします。

Shutterstockなどのサイトで複数社登録で一年間、平均で期待できるリターンは、年間1ドル。当然登録するジャンルや地域、スキル、カメラマンの名前(意外と重要)、作風でリターンの率は上下するわけです(一枚10セント以下の人も多数)。かつてのユーリ・アーカスのような一枚あたり月間1500円の売上があったスーパースターは逃げ出してるので、ふつーにいい写真クラスを100万枚登録しても実際の売上は年間3千万もないかもしれません。ただし東欧なら今でも良いお金.

奇怪なのは、一枚あたりの収益が落ち続けているのに、撮影許可が面倒(全くでない場合もある)、鉄道会社によってはゲッとするほど高額な、まともにやれば経費が馬鹿にならない、早い話が割に合わないような地下鉄とかの写真が増えだしているのが奇怪です。運営側の値下げと支払い率の低下に伴い、万引きロケ(場所によっては違法販売)が今後ますますふえていく可能性があります。

素材どころかますます盗撮写真素材サイト化しそうな気配が

日本からの投稿者は、動物園と思しき撮影なのに、撮影地情報が入っていない(=使用条件とか管理者に販売許可とかの事実確認が取れない)など、撮影許可が露骨に疑わしい、(言い訳に使う非商用専用)エディトリアル用という注記もはいっていない、素材写真として売る要件を満たしているのか疑わしいのもかなりあります。各ストックフォト会社が、ネット関連の管理者甘やかし法案の誇大解釈(知り得ない事情がある場合は管理者は無罪の範囲を拡大解釈)を続けてる疑惑もあります。

もともと投稿サイトで、出処の怪しいゴミ写真の宝庫の投稿型ストックフォト=マイクロストックですが、管理者がますますでたらめ化してるので、今後は底辺参加者のうんこのこびりついた便器の中から拾いものを漁る、貧乏顧客のための底辺ストック化が進みそうです。


豆知識 ストックフォト不正使用だと騒がれた場合 カメラマン側に対して「おまえ、これストックフォト販売やろ?ちゃんと合法的に撮影・販売しとるんだろうな」と聞こう

*アメリカの連邦法だったか、州法の双方だったか、不正行為(各種の違法行為や、不正コピーされたソフトなどを用いる)を伴って製造された製品についての代金未支払・損害賠償などは、その請求額を認めさせない法律があったような気がしますので、露骨な違法不正行為を伴って販売された写真も同じ扱いになり、不正使用だと騒いでも、もともとおまえの販売写真が管理者無断、各種条例違反、不正密造だろと賠償金ゼロということはありえます。

日本の場合一般の不特定多数に堂々公開する特にネット型ストックフォトは、特に商用素材としての写真販売は、継続的に利益を得ようとする行為=市販行為と同じであり、多くの役所では写真業行為に該当するので、写真業制限の条例があれば、役所の方では、家族が街のちっぽけな無名児童公園くらいなら、10枚位撮った家族写真登録とかにいちいち違法と目くじらを立てることはないでしょうが、厳密に言えば立ちション犯罪と同じなわけ。大部分の参加者は脛に傷があるでしょね?

*会社の業務としての撮影は当然写真業務になります。あと、個人でも、カメラマンとして開業届けして青色申告の利益を得てれば、税法上の優遇を受ける業としての撮影を常時行っている人物になるので、一枚でも謝礼が支払われる撮影を行う場合は、写真業の条例や法律があれば、制限がかかります。埼玉県や東京都の県立公園・都立公園は小規模撮影なら撮影許可はいりません(混んでない公園ほど規則がゆるい)。そのかわり東京では小さな公園とかでは数万とかの撮影料が課せられたり、許可自体でない場合もあります。早い話が金儲けは都立公園を開放するのでそこでやりなさいということです。大人数ロケは都立公園でも許可がいります。

*道路関係の制限法律は、実際の運用は、交通に支障をもたらすということが摘発の対象なので、人混みの多いところほど法条文通りに見つかれば摘発されますが、田舎とかで車も殆ど通らず支障がないところであれば、3人位で移動しながらの撮影は、アダルトとかそれに類いしないなら特に摘発はされません。まあ他の人の迷惑にならないように、空いた場所をえらび、道路に動かすのが厄介なでかい機材を設置するような撮影は控えるということですね。最近は小型の無線や赤外線ストロボが発達してきたので、3人位でさっと行える機材をうまく使う工夫・撮影を心がけましょう。

* 万引きロケ、盗撮、たちしょんカメラマンといわれないために。ただ、安易に撮影する場所は?

エディトリアル素材=報道目的の写真については、各種写真業の規定が当てはまらない場合もあるが(撮った内容が時事的に価値があるものであれば、法に違反していても結果無罪とかはある)、正当な報道業務関連者以外の、誰でも見れて、しかも買える可能性まであるインターネットのストックフォトで公開販売するのは合法かは、実際はグレー(日本は報道の自由という緩やかな規制しか無いが、エディトリアル値ある素材を報道番組に使った場合でも、コンテンツと特段の関連性がないのに勝手に番組で使っていると認定され、事実上商業利用と判断され、賠償金支払いが生じた「風車事件」がある)。ShutterstockやISTOCKのようにエディトリアル素材と称して、RFライセンスで売るのは違法の可能性が高い国があるため、国によっては使用目的を申請してから支払いが行われるRMライセンスでしか販売しない会社が存在する。*RMライセンスの場合、ストックフォト会社が逃げられる可能性が高くなる、より会社には安全な販売。

Shutterstock, British National Trustから怒られて、無許可写真販売展示を撤去

写真を売って稼ぐ副業サイト Shutterstock 登録枚数ランクサイト 過去下手に稼げていた人はいまさら逃げるに逃げられず、かと言って商業撮り下ろし依頼もなく、ストックフォト業界という沈む泥舟に乗っているのが現実かも


アドビに買収されたフォトリアですが、

Fotolia、写真素材、画像、イラスト素材、動画素材

サイトに入ろうとしても、しつこくADOBESTOCKへの登録と移行を催促するポップが、以前より強力にでています。まるでFOTOLIAに入るのを妨害してるみたいな、フォトリアに入れないようにしている感じですらあります。FOTOLIAの顧客を早期に移行させたいのだが、なかなか移ってくれないので半分強制みたいな感じになっていくのかと。