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カテゴリー: プロならJPEG

デジタル画像のプッシュ処理(Pushing)、銀塩フィルムのプッシュ処理よりメリットは大きい:デジタルカメラでの増感「現像」トーンカーブを使うが正解「写真レタッチの基本」

銀塩フィルムのネガフィルムで使われる、撮影と現像手法として(そんなものは存在していない、とか主張してる変な人は、たくさんいますがw撮影のトリック手法としては、大昔から知られています)

1:プッシュ処理 (pushing) 露出アンダーで撮影し、増感現像

感度の低いフィルムで、暗い場所を撮影するときに使うテクニック

粒子が粗くなり、コントラストが上がる

2:プル処理 (Pull) 露出オーバーで撮影し、減感現像

コントラストをコントロールできる

基本は、必要なときに使うトリック手法です

ネガフィルムは、オーバー露出にもある程度耐性がありますから、2のプル処理も好きならやればいいですが、

デジタルは、露出オーバーには強くないので(最近一部ソフトが、露出オーバーからの復元ができると宣伝して、一部の人がもりもり白飛びが回復とかステマやってますが、明らかに嘘くさいときが多いので、なんか内部でデーターに変なことをやってる可能性が)

露出アンダーを使うテクニック、

1のプッシュ処理 (pushing)の方をデジタルでは応用することになります

さてデジタルカメラのプッシュ処理のやり方ですが

A:撮影時に デジタルカメラの露出補正機能を使い(ISO感度は好きなものを選ぶ)

露出をアンダー設定(ー)にして撮影 まあ、1段くらいアンダー補正から始めてみよう

この作業で言えば、JPEGでもRAWでも大差ないです (大差があることにしたい人が,たくさんいますが ビット数を上げると、現在のデジカメは、ノイズが増大して行くので、結果としては(ノイズ処理などをいれるため)ビット数を上げても、画質が良好になるとは限らない。 Jpegは8ビットで256階調しかなく~とか騒いでる暇人たちは、スペック数字ばかり見て、実態はどうかが理解できない人たち(偽学力刷り込まれて喜んでいた、昭和時代の、大学受験世代学力の悲惨な洗脳教育被害者たち)) 

次に

B:画像編集ソフトのトーンカーブ機能(カラーカーブという名称になっているソフトも有る)を用いる(調整レイヤー機能にカーブ機能がある場合、調整レイヤーでのトーンカーブ(カラーカーブ)を用いたほうが「やや」望ましい. ただ、Gimp、Photoshop Elementsは、調整レイヤー機能でのトーンカーブ機能がないw)*このPushプッシュ処理の補正では、明るさ補正やレベル補正は使わない

トーンカーブをいじる、この際大事なのは、真中付近のカーブが持ち上がるように調整し、右側端(ハイライト)と左側端(シャドー側)のポイントはいじらないこと

Affinity Photoでのカーブ例 以下のようなトーンカーブが、見かけのダイナミックレンジを広げるのに使われる、どのくらいまで持ち上げるかに、正解はないので、そのへんは好みで

Corel Paint Shop Proでのカーブ例(一段増感補正)

なお、二段補正の場合は、上の作った2つのポイントを、ハイライト側(右側)方向に、斜め上にずらすように調整していくと良い(あるいは、上の1段補正カーブをプリセットとして保存し、二回繰り返しかけてやれば二段オーバー側補正が出来上がる、三段オーバー補正は三回ねw)

トーンカーブ持ち上げにより、ややノイズが増える場合があるが、その場合はノイズ軽減処理と、シャープネス加工を行う


こうしたRAW「現像」、JPEGのレタッチとか、後レタッチでの写真の改善(ライティングの付け足し)等による処理は、

あくまでも補助的なもので、

撮影時の工夫で解決できるものであれば(ハーフNDフィルター、NDフィルターを使ったトリック覆い焼き、追加ライト、各種紗幕、レフなど)、できるだけそちらを使い=「適正露出でとっても問題ない環境を作る」、画像編集ソフトによるレタッチなどによる補正は、軽く修正に使うという感じで使うのが良いです

ーーーーー

Adobe Photoshop Elementsは、トーンカーブ機能が簡略化されている(他ソフトやプロ用Photoshop CCとことなり、自分で細かくカーブを作れない)4ポイント(しかも8ビット)でしか調整できない謎仕様ですが、トーンカーブ機能自体は持っていますし、プッシュ処理のカーブは作れます(ただし調整レイヤーの機能としてのカーブ機能はない)

Adobe Photoshop Elements で画像をカラーカーブで補正する方法について説明します。

画像をカラーカーブで補正する

https://helpx.adobe.com/jp/photoshop-elements/kb/6003.html

調整レイヤーを使用する(Corel Paint Shop Pro)

https://help.corel.com/paintshop-pro/v25/index.html?app=Corel-PaintShop-Pro&lang=ja#/l2TOC166


角型NDフィルターを使った風景写真のテクニック。景色とハーフNDフィルターの形が噛み合わないときに使う風景撮影テクニック【撮影時に覆い焼きを行う】英国のプロの解説動画

JPEGの仕組みと原理 画質劣化とJPEG が非可逆形式の意味

Jpegの繰り返し再保存で画質が劣化する場合、JPEGの仕組みで劣化するものとそうでない場合がある;著しく画質が劣化、特にブロック状のノイズが出る場合は、使っているソフトが悪さをしていることが多い

わざと保存品質を思いっきり下げたりせず、JPEG規格にしたがった処理を続ける限り、JPEGで再保存を繰り返すことによる、目に見えるような大きな変化は、殆どない(JPEGの原理は、人間が知覚しにくい高周波の成分のデーターのカットで、ファイル容量を下げるもので、この原理から言うと、人間がその劣化をぱっと見ためで、気がつくのはかなり難しい仕組み)

JPEG標準規格に従ったソフトでの保存を500回繰り返しても、オリジナルからわずかにシャープさがゆるくなるくらいの劣化しかない

ブロックのようなノイズは再保存して出ることは、本来のJPEGの仕組みではありえない

JPEGの仕組みと原理 画質劣化とJPEG が非可逆形式の意味

*https://medium.com/@t23197b-a/jpeg%E3%81%AE%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%81%A8%E5%8E%9F%E7%90%86-%E7%94%BB%E8%B3%AA%E5%8A%A3%E5%8C%96%E3%81%A8jpeg-%E3%81%8C%E9%9D%9E%E5%8F%AF%E9%80%86%E5%BD%A2%E5%BC%8F%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%91%B3-2f00061cc262

JPEGでの保存を繰り返し、画質が劣化し、ブロック状=四角いのノイズっぽいものが多数現れるのは、

画像ソフトがJPEGの標準処理に従っていない場合で、アドビのソフトは、フォトショップを始め、自社独自のJPEG処理を再保存ごとに行うので、再保存ごとに、明るさなどが変化し、さらに、変なブロックノイズのゴミが増えると 多くの人に指摘されている

JPEGの画質劣化の神話と、JPEGが劣化しやすいアドビフォトショップなどのアドビ系ソフトの独自JPEG解析保存機能: JPEGかRAWか Degradation of Jpeg File

https://medium.com/@t23197b-a/jpeg%E3%81%AE%E7%94%BB%E8%B3%AA%E5%8A%A3%E5%8C%96%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E3%81%A8-jpeg%E3%81%8C%E5%8A%A3%E5%8C%96%E3%81%97%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%93%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%93%E7%B3%BB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%81%AE%E7%8B%AC%E8%87%AAjpeg%E8%A7%A3%E6%9E%90%E4%BF%9D%E5%AD%98%E6%A9%9F%E8%83%BD-jpeg%E3%81%8Braw%E3%81%8B-eb00b744ffd7


まあ、円周率3.14が学力低下~

と騒いでいた、役立たずの教育利権バカどもなど、バカお受験老人世代は、

他ではありとあらゆるニセ科学に騙されてばかみたいな浪費を続ける

考える力はゼロ

仕事の学力小学生世代ですから

プロカメラマンにはRAW撮影や現像は必要ない?

You Don’t Need RAW. Long Live the JPEG Photographer (RAWは必要ないよ 長年JPEGで撮影してきた写真家)

30. Jun. 2021 The Photographer Chris Gampat

”Not only is there a misconception about shooting RAW, it’s flat out wrong. If you say otherwise, you’re spreading misinformation…”If you don’t believe me, trust the great Ken Rockwell.(上記The Photographer記事より引用) Rawの撮影については誤解があるだけではなく、全く間違ってるんです。もしあなたが意見を異にするなら、あなたは間違った情報を広めているんです…僕の言うことが信じられないなら、偉大なKen Rockwellを信用しなさい)

まあ、ネットで、Jpeg撮影で事足りるとする米国の写真家Ken Rockwellを[バカもの]と批判し続ける、RAW現像命のJared Polinも下のように実際は彼の友達ですからねw

たまに表示できないので、その時はこのリンク (ttps://www.youtube.com/watch?v=Ao8hh4hszJU

KEN ROCKWELL, My NEW Best Friend: RAWtalk 241

RAW撮影/RAW現像/log撮影/4K撮影はしない、ハリウッドのSFや特撮技術(SFX)スペシャリスト、映画監督で大活躍したMarkus Rothkranz【JPEGで撮影しようRAW撮影は必要ない】

ffmpegを使ったWindows機でのProRes形式動画作成 ストック動画ビデオ素材

ストックフォトサイトで販売する、動画(ストックビデオ)の製作はアマチュアも参加できるタイプのストックフォトサイトでは、大部分のソフトで簡単に作成扱えるH.264形式(=コーデック.ソニーとかのカメラでの録画形式XAVC形式も、H.264形式動画を拡張した亜流コーデックです)の最高水準もしくは放送局5.1グレード以上で作成した動画で本来は十分です。写真やイラストがメインで動画もたまにというなら、無料の動画編集ソフト(アップルマックならImovie)、あるいはしばらく使わなくても、操作を忘れにくく、わりと簡単で安価なPowerdirector, Videostudio、マックならFinal Cut Proが推奨とかきました。

過去記事ストックビデオ(動画素材/ Footage)お勧め製作編集ソフト


が、動画専門、あるいは動画編集助手がいるなど、本格的に取り組み、より高額な価格帯で販売したい場合、やはり業務用の高額ソフトとアップルのマッキントッシュを使い再編集に耐えられる余力の大きいProRes形式(他にもこうした編集素材用の動画中間コーデックとしてPhoto-Jpeg、DNxHRなどがありますがProResが一番ポピュラー)で動画を作成するのが好ましいともかきました。ProRes形式が一番好ましいとしている会社も多いのでね。

このprores形式動画、マックだとProResはほぼ標準で無料のImovieですら使えます。
ただ、2016年アップルがWindows機でのQuicktimeのサポート打ち切りをしたため、WindowsマシンでのProRes形式動画作成はややこしくなりました。

Win機ではその後いろんなアップルの特許をかいくぐる形(違法ではないが、アップルは公式に承認しない)でProRes形式の動画が作れるプログラムができつつありますが、再生する分には支障はないが、完全互換とまで行かないのが実情。*追記*2020年現在は、Windowでのプロ用b動画編集ソフトの多くが、アップルから公式承認された互換性を持つProresコーデックでの保存が可能になるものが増えました。最上位高品質(ProRes 4444 HQ)だと、アップルのマックで作ったものより品質は劣るようですが、普通の品質で使う分にはアップルのマックで作ったProRes動画との差はほぼない模様。

以前の記事では、prores方式のコーデックを持つビデオ動画は、2017年今現在、万全を期すならMacに持ち込んで作成するのが良いと以前の記事に書きました(アドビ等はWindows機でのProRes動画作成について対応の準備はしていると公表はしてますけどね)。

過去記事JPEGは邪道、RAWでとらなきゃ本当のプロにはなれない とのたまうあなたはストック動画をするなら当然マックを持たなきゃw


Windows機のアップル非純正(あるいは正式承諾のない)ソフトでもProRes形式の動画は作れないことはないのですが、品質は若干?のケースもあると以前書きました。

まあ変換(ソフト)にもよるのですが、 比較的低画質のProRes LT や ProRes 422での作成なら、Windowsマシンで作ったProResコーデック動画もマックで作ったものと遜色はないとされます。

でも、実際アップルの承認を得ないソフトなどで、高画質設定のProRes HQとかに↓動画をWindows機で作成したものと、アップル純正承認のあるソフトでマッキントッシュ機で作成したもので比較すると、

Windows ProRes: First Impression Is this new ProRes encoder the grail you’ve been looking for?
By Chris Zwar February 02, 2017
https://www.provideocoalition.com/windows-prores-first-impressions/

という記事でも実験されていて、記事を下にスクロールするとわかりますが、ProRes形式でも、ProRes 422HQとかいった高画質設定にすると差が出てきます。

ProRes 422HQ, when rendered using “trillions of colours” is a 10-bit format, so there’s far less banding and blockiness even after the same 8-stop round trip. Each pixelhas 1024 values, not just 256.“ (記事引用 Prores 422HQ 10ビットで作成。)
Exactly the same ProRes 422HQ render done on a Mac exhibits different artifacts to theWindows ProRes encoder.”(記事引用 Prores 422HQ 同じ設定でマックで作成。)

と解説された二つの画像があります。階調がつぶれているのがWINDOESマシンで作ったProRes形式動画。上のほうのWindowsで作られたProRes動画のほうが、階調とかかなり汚いといえば汚いですね、下のMacよりバンディング(色の縞縞)がきつく、画像がブロックのように見えるブロックノイズが目立ちます。レタッチに=再編集の度合いによってはアップルで作成されたProRes動画と、wIndows機で作成されたProRes動画では、最終結果がかなり違う場合もありえますね。

写真のJpegレタッチの劣化がア~と騒ぐ神経質な人には耐え切れない差なので、写真でRAW撮りしかしないとのたまうあなたは、動画ではアップルのマックを使うのが正当なわけです。写真ではJPEGのレタッチ劣化を恐れてRAWだとか騒いでいるのに、動画では(写真のJPEGレタッチ劣化なんか微々たる物にしか見えないほど)劣化度が半端でないH.264形式で作成された動画を、レタッチ加工してる(まあ動画として鑑賞する分には実用上はあまり気にならないのですが、静止させてみると再編集でものすごく劣化してるのがわかる)変な人って実は多いんです
高画質設定でのProRes形式動画なら、マックのほうが作成には、現段階では分があるわけです。

でも、差が出るようにした実験でめだつので、多くの場合、極端な再編集・レタッチをしないのなら、実用ではWINDOWS機で作ったProRes式動画でも何の問題もありません。でも、大幅にレタッチするとマックのほうが分があるというところなので、加工素材としてのProRes動画製作ならマックを使えという判断になりますね。

【2020年追記】その後、Windowsでの動画編集ソフトでもプロ向けのものは、アップルから互換を検証された独自のProResコーデック出力機能を搭載するソフトが増えました。アップルから公式に互換性を検証されて承認ソフトとしてでています。アップルの承認があるものは、ProRes 4444XQ以下の品質なら、アップルのMACで作成されたProRes動画との品質には遜色はない模様。アップルの承認のない、Windowsの動画ソフト、FFMPEGとか、VEGASは、ランクの低いProRes422あたりまでは特に品質に問題はでない模様。


Windows機でのProRes動画作成ソフトとして無料のFFmpegが良く使われます。

ストック動画としての販売用素材として、Windowsで作成されたProRes形式動画はぜんぜん受け付けられないのかといえば、そうでもなく、「却下されやすい、ごく一部しか採用されないときがある」というのが実情です

実際のところ、GettyimagesとIstock以外では、WINDOWSのアップル非純正のProRes形式動画で作成した動画を引き受けるところがほとんどなので(Getty, Istockも時間の短いやつは引き受けるようですけど)、ProResHQまでは行かない、低価格動画であればWInPCのprores互換プログラムでprores動画作成してもかまわない。

Gettyなどの高級顧客相手の会社で動画を売る予定が本当にないなら、とりあえず素人でも使える動画作成ソフトで非圧縮AVI動画を作り、無料でprores動画が作れるffmpegという変換ソフトを使いましょう。(写真やイラストもやっている人なら、業務用より、ハイアマチュア向けのPowerDirector(PowerDirector 15 Ultimate Suite)やCorel Video Studio(マックならFinal

Cut Pro)までが使いこなせる関の山でしょう。しばらく動画撮影しない時期があって操作忘れても、わかりやすくできてるし、動画主体でない人が個人で使いこなせるのはこれくらいのソフト。

Vegas, Adobe Premierなどは動画撮影がメインで動画編集専門の人が使うソフト)

後Pond5のようなそもそも動画専用サイトだと、価格帯によっては審査基準で正しいコーデックかどうか調べて、審査オチもありえない話ではない)、WINDOWSマシンでProRes動画を作成するのであれば、一旦非圧縮AVIか連番画像で出力して、ffmpegでprores動画に変換してもかまわない(とはいってもアップル公認ではないので何らかの互換性のトラブルはありえるので、結局もう一度マックでproresにするという作業は、ありえますけどw)

ffmpeg は無料ソフトです

https://ffmpeg.org/

前の記事でも書きましたがアップルの立場は、「ffmpegを公認しないが使用することで権利侵害とかのトラブルがあることはない」。
ただしこのffmpegは、いちいち命令を文章でタイプして実行させるソフトなので、ながら族だと「あれ、このコマンドどう書くの?」と命令文の書き方忘れるのが必定。

そこで、たまにしか使わない人でもわかりやすいように(FFMPEGのGUI化とも言います)、ffmpegの中身とまったく同じで簡単に使えるソフトがあります(ffmpegの中身をそのままソフトのホルダーの中に解凍してねという形式)。
普通の人は素直にこういう、使いやすくしてあるffmpegを使いましょう。Windows用とLinux用、マック用のやつすらあるときもあります。

4K動画に対応してなかったりしますが、フルHD=2K動画までの動画コンバートなら、FFMPEGを使いやすくしたものとしてとくに評判がいいのは、以下の2つ

http://www.myffmpeg.com/

有料20ドルほどだが、金とるだけあって使いやすさは一番か?

http://www.avanti.arrozcru.org/

他にも
http://winff.org/html_new/
https://handbrake.fr/
http://www.squared5.com/
http://www.stuudio.ee/anothergui/

使いやすそうなのを選べばいい myffmpeg以外は無料ソフト
(ffmpegの中身をそのまま指定されたホルダーに手動で突っ込んで完成させ、さらにProResの設定をするなど、ちょい面倒ですが、常に最新版のffmpegを瞬時に使えるメリットがあります)
*AvantiではそのままProResが使えるようにはなっていないので、のProResコーデック動画変換が使えるように設定する方法は、英語ですが、以下に解説があります(5. Add the ProRes Codecの項目の図を参考に)
https://photography.tutsplus.com/tutorials/how-to-encode-prores-video-files-for-free-on-windows-with-ffmpeg-and-avanti–cms-25826

上の図を見てProResの設定が終わったらProRes高画質設定をするため、
“-profile:v 3″というコマンドを the User VIDEO options> field
書き込んで設定しろとありますね


WindowsマシンやLinuxのPCでアップルProRes形式動画を視聴確認再生するソフト

出来上がったProRes動画は、2016年以降はMACがないと原則は再生できないのですが、アップル社以外の努力でwindowsマシンでProRes形式動画を再生するソフトもあります(AppleのquicktimeがWin機では開発中止・古いバージョンも削除推奨のため。これがないとアップルProRes式動画は本来winマシンで再生できない)

http://www.videolan.org/

上のVLCが日本語化も簡単で、ほとんどの動画形式対応。無料ならこれが一番

(ProRes HQなどの高画質設定の動画では一部再生に支障がある場合ありとも言われる)
*解説記事「2012年02月20日 12時00分24秒 無料であらゆるファイル再生可能&コーデック不要なプレイヤー「VLC」」
http://gigazine.net/news/20120220-vlc/

http://www.telestream.net (これもただですがユーザー登録がいります)


そのほかにWinマシンで無料ソフトでProRes形式動画を作成するには?

DaVinci Resolve
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve
というソフトは、4K動画はつくれませんが、2K動画(HD)までのProResへの変換なら、無料版が使える(下にスクロールすると左側に無償版とあります。4K対応有料版は¥33,980)。なんと、Apple公認ソフト。

Vegasやffmpegのような細かいところでの互換性の問題はほぼないと思われる、やはり高画質設定ではアップルのマックで作ったものより劣る可能性もある。

「ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve 12.5.1を公開。WindowsでApple ProResデコードのダイレクトサポートを追加」「PRONEWS」 2016-08-17 掲載
http://www.pronews.jp/news/20160817181041.html
DaVinci Resolve 12.5.1では、WindowsでApple ProResデコードのダイレクトサポートの追加によりDaVinici ResolveでQuickTime 7を使用する必要がなくなるという。」(同記事引用)
とあるので大丈夫とは思いますが。

ただ、このソフト業務用なので操作や覚えるのが面倒なことが多く、proresコンバーターソフトとして使うだけならともかく、写真メインのながら族には、しばらく使っていないことがあっても、さすが初心者用にも工夫され操作に戸惑いの少ない、PowerDrector, Video Studioで最初にAVI非圧縮動画を作り、そのあとでProres変換が、実際の「動画メインでない人」の動画編集作業にはお勧めだと、以前の記事にも書きました(会社規模で動画編集専用担当の人が雇えるなら業務用ソフト導入は当然ですよ)。

ただしDaVinci Resolveは業務用なので、プロ用の社外製の追加機能ソフト(=プラグイン)が、結構開発されていて、機能拡張できる利点があります。とはいうものの、PowerDiorectorやVideoStudioにも、ほぼ同じ機能を持つ追加機能プラグインが別売でありましけどね。同じく廉価版のAdobe Premier ElementsはなぜかPremier Proで使えるプラグインが使えなかったりして、なんだよなって感じ。

しかし、DaVinci Resolveは、AVI非圧縮の動画をそのまま読み込めないという弱点がw

30ドルほどのEaseFab Video ConverterをつかってDaVinci Resolveの扱えるDNxHD方式動画に変換

してからprores変換という手順
https://www.easefab.com/video-converter/
解説(英語)
https://www.easefab.com/topic-avi/davinci-resolve-avi-incompatibility.html

他にも非圧縮AVI動画をDNxHDに変換するソフトがある(この記事で取り上げたffmpegか、取り扱いをやさしくしたmyffmpeg(中身はffmpegと一緒)が一例)


ProResとCineform【ビデオ・動画コーデック】

【Windows】編集する動画を簡単に、中間コーデックのCineForm形式に変換したい Ffmpegを使いやすくしたソフト

デジタルカメラのメーカーごとの色再現や肌表現 日本人の肌色は、正午の極わずかな時間以外は色温度的には本来黄色なのが本当

人間はいろんな光源の色を自分の頭脳の中で補正するので、本来は緑色の蛍光灯の部屋の中でも、自分は白い照明の下生活していると勘違いしています。しかしデジタルカメラやフィルムカメラなどの写真機は、そうした判断がいつもうまくはできないのです。というわけで写真機で蛍光灯照明を撮影したりすると、緑っぽくなることがあるのはある意味当然なのです。

デジカメで、いわゆるホワイトバランスを太陽光にした場合、今は絶滅への道を歩み始めている、色再現に忠実タイプのデーライトのフィルム(フィルムは。映画保存用など、特定用でこれからも白黒フィルムなどは残るでしょうけど)と同じように色温度が変化しますが、私たちのイメージするような標準色が出るのは、高山のような紫外線の強い場所(全体の色が青にかぶる)を除き、普通の場所だと夏でも冬でも正午の前後30分くらいです。

肌色きれいで有名なフジフィルムが出している「「富士フイルム光学フィルター」」色温度の案内を見てみましょう
http://fujifilm.jp/support/filmandcamera/download/pack/pdf/ff_filterguide_001.pdf

28ページ目には正午にとった標準的な日本女性のサンプルと、それ以降の色温度の変化具合を示しています。
夏でも、冬でも、午後一時過ぎれば、顔はまっ黄色になっていますね(赤道直下なら黄色くなり始める時間は多少遅れます)。正午でも、黄色人種だから本来は白く写らないんです。太陽の光線は、ほとんどの時間厳密には黄色いわけです。

昔はこうした色が時間によって変化して行くのを、青のフィルターで補正していたのですが、今はデジタルカメラの時代で、オートホワイトバランス(AWB)でカメラ側で補正する機能ができました。しかし、メーカーごとに、個性を出すため、もともとの色合いに若干脚色(青よりとか、赤色とか、アンバーとか)してあり、さらに時間による正午以外は若干黄色がかかってくる変化を補正する機能も、メーカーの個性で強めに補正したり、弱めに補正したりします。
このため一部のメーカー、ニコンやソニーはオートホワイトバランスという色温度自動補正モードで撮影しても、人間をとると黄色いとか緑っぽいとか最近言われることがあります。逆にキヤノン機でオートホワイトバランスで、夕焼けをとるとなんかマゼンタっぽい、どっちかというと朝焼けみたいな色合いになったりします。富士は青みが強すぎるとかね。

こうしたメーカーごとによる、色具合の違いは、人の好みや、事情によりいろんな会社のカメラを同時に使う場合ジャンルによっては厄介なので、ある程度統一させたい場合もあります。ホワイトバランス調整という機能で青側に振ったり、マゼンタや赤に振ったりしてある程度は調整できますし、レタッチソフトで簡単に修正もできます。めんどくさいからRAWでとって後から調整とか、逆にオートホワイトバランスはまったく使わず、ホワイトバランスは太陽光固定で、撮影時にこまめにホワイトバランス調整をする人もいます。

実際の話、メーカーごとの色の特色を編集するのはカラーバランスではなく、画像ソフトや色相、彩度、明るさをいじくるのが効果的なことが多いです。キヤノンの場合は、画像編集ソフトなしで、カメラ側で結構細かいことができます。ニコン・ソニーはより簡単な方法
===========
キヤノンのカメラ側での簡易色調整の案内
http://cweb.canon.jp/camera/picturestyle/editor/understanding.html

http://cweb.canon.jp/camera/picturestyle/editor/functions.html
特にキヤノン機の場合、カメラ側にあらかじめセットできる色相の機能が豊富ですが、
http://cweb.canon.jp/camera/picturestyle/editor/functions03.html
が一番の肝の部分です。

ユーザーが、カメラ側に設定できる細かい色情報の項目が多いのがキヤノンのほかのメーカーに対する長所。ただし細かすぎて混乱しやすいとも言える。
ニコンもユーザー側で色合いを調整したものをカメラにセットできますが、ずいぶん単純。
カメラマン側がこんがらがらないよう(キヤノンの色相補正は熟練しないとかえって難しいという話もあり)に簡素にしたともいえますが
「ピクチャーコントロールの調整と登録 色合い」
http://imaging.nikon.com/lineup/microsite/picturecontrol/jp/adjustment/hue.htm

ソニーもとっつきやすさはニコンと似てますが、ニコンより細く設定ができます。

「発色を調整する(彩度/色相/色の深さ)」

http://helpguide.sony.net/di/pp/v1/ja/contents/TP0000848001.html

===================
メーカーによる色の違いを調整するには、「カラー」補正や、カラーバランスじゃなくて、「色相(色層)の補正」で色や彩度明るさをいじる

キヤノンのカメラ用色相補正機能は、たいていのレタッチソフトや画像ソフトにも同じ機能たいていの場合「色相」がありますので、カメラ側で撮影して、後からそうした画像編集ソフトで一括処理するのも当然ありです(ソフトにその手順の設定を覚えこませて保存しておけば、後から同じ設定を何回もつかことができます))。こだわる人はRAWで撮影してから処理するといいでしょうが、別にJpeg画像からはできないということではないです(過去記事:RAWはアマチュアカメラマンのおもちゃ JPEG撮影はプロの証拠?)。
色相は色相、彩度、明るさとか、Hue, Hue Map、saturationなどでの表示のコマンドででてきます。

まあソフトごとに若干機能が違ったりしますが、試験じゃないんだから自分が使いやすいものが一番。フォトショップ検定とかあっても、受かっても時間の無駄なことがほとんどだし(これホリエモンのいう大学は無駄、文学部無用と同じ原理。フォトショップのやり方を一から十まで覚えるより、その機能でならもっと簡単に操作できるソフトがあったりするため)w色相いじくる以外にもいろんな色の調整法はありますが(色フィルター使ったり、画像編集ソフトで薄い色付のレイアーをかぶせたり、青みを増すために色温度が高くなる日陰や曇りの日を選ぶとか)、そういうのは別の機会があったときに。

ミラーレス一眼の利点 の記事中段にも関連記事

保護フィルター スカイライトフィルターって? デジタル時代は、1Bスカイライトフィルター緑被りの強いカメラにはいいかも?


****参考
Photoshop ヘルプ / 色相と彩度の調整
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/adjusting-hue-saturation.html

Photoshop Elements ヘルプ / カラー、彩度、および色相の補正
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop-elements/using/adjusting-color-saturation-hue-vibrance.html

Corel のpaintshopのように色ごとの色相調整バーが出てくるのは便利でしょね(下のリンクの回答の画像)強くしたい弱くしたい色のバーをいじくるだけ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1436099814

Adobeのソフトだと、フォトショップより、Lightroomのほうがあるいはやりやすいかな?
http://blogs.adobe.com/jkost/2015/05/lightroom-cc-changing-hue-saturation-and-luminance.html
https://helpx.adobe.com/jp/lightroom/help/image-tone-color.html


理想の人肌って?そもそも個人個人で人肌の好ましい色とか発色なんて異なるわけで

RAWはアマチュアカメラマンのおもちゃ JPEG撮影はプロの証拠?

はて、デジタルカメラの時代になってから、JPEGで保存するのがいいか、RAWで保存するのがいいのか

主にアマチュアの間で神学論争が続いています

レタッチをする前提の撮影だから、僕はデーター量の豊富なRAWで撮影するよ、というのがアマチュアの主張です。

アクセス稼ぎの都合上、友人にプロカメラマンがいてJPEGはアマチュアの遊びとか言われたからという書き出しで、ブログを書いたりする人もいます。

ソフト会社はRAW現像ソフト売りたいので、ADOBE RGBなどや画素数と同じく、プロを目指すならRAWという論調を作ります。また売れないカメラマンが、授業料ぼったくる写真学校の授業ネタに最適なので、RAW現像を推奨する場合もあります。RAW現像もこうなると資格商法のにおいがしてきますねw

はて、どっちが正しいのでしょう?アマチュアのへたくそなRAW現像より、カメラ任せのJPEGとって出しのほうがはるかにいい場合が多いのは置いておいてw

*初期のデジタルカメラは、ダイナミックレンジが低く、JPEG撮影だと明るい部分が白く消し飛ぶことが多かった。RAWデーターからだと幾分そうした明るいデーターを復活できることもあったので、プロが失敗ショットを恐れてJPEGからではなくRAWで撮影することもあった。また白とび警告やヒストグラム表示機能がない、カメラマン側がなれていないなどの理由もあった。

ですが、このJPEG白とび問題は、2010年ごろあたりのカメラではずいぶん改善されていますので、以前ほど問題ではなくなっています。JPEGからレタッチをして保存しなおすと、画質が劣化という話も、新しいJPEG規格、JPEG2000や、あるいはPSD、Tiff形式で保存すれば劣化はほぼないです。白とび警告は、プロも使うことが前提の機種にはほとんどありますし、今のデジカメはヒストグラム表示ができないのはよほどの低価格のものしかないです。

また、ネットやカメラメーカーに良くある間違った情報操作、JPEGは8ビット、RAWは14ビットという数字にだまされるのはやめましょう。正確に言うとJPEGはアンダー側では12ビットデーターがあります、RAWも14ビットとかいうカタログデーターが出回りますが、12ビット以上はゴミ情報しかない場合が多く、ただのカタログスペックの場合がほとんどです。劣化というと過剰反応する人が多く、カメラメーカーが要らん無圧縮RAWとかいう保存形式を出さざる得なくなるなど、カメラマン側の無知のせいでカメラメーカーが引っ張られる場合もありますが。

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さて、

*アマチュアなら、なんとなくRAWがかっこいいのでRAW現像してる僕って書きます。自分で現像してるってプロカメラマンみたいじゃないですか

*プロは状況に応じ、自分にあったほうを選びます。面白いことにアマチュアほど、RAWを否定する意見を書くプロがいると、いっせいに攻撃を開始するのがお笑いですがw 

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1)「スタジオとかライトセットなどがない場合、必要があればRAWでとるし、JPEGで間に合う仕事はすべてJPEGです。自分が環境コントロールできる現場はすべてJPEGです」*男性誌で著名なヌード専門カメラマン 彼によれば、JPEGかRAWかの論争が仕上がりの差ではなく、RAWのほうがデーターがあるからの理由で選ばれることを皮肉っています。

PLayboyやPenthouseなどの表紙グラビアをとり続けた人ですが、現在も大部分はJPEGでの撮影です。一時期ペントハウスの編集が納品はRAWからの現像が好ましいといったので、わざとだるく仕上げたRAWからの現像結果を一緒に、JPEGから仕上げた作品と送ったら、編集部はRAWだからといって、作品としての出来が明らかに悪いほうを採用したと皮肉っています

この方、Ken Marcusという、著名な写真家です。

RAW vs. JPEG: Why I prefer JPEG

TOEIC900点なあなたたちの集うブログですので、簡単に読破できるでしょうが。この発言に「大部分がベテランだがアマチュアな」カメラマンが多数噛み付いてコメント欄がすごいことになってますがw日本でも学研のカメラ雑誌に良く出ていた、馬場という人がレタッチは商業レベルでもJPEGからでも十分と書いてたら、ネットとかでアマチュアカメラマンがRAW現像から起こさないのは手抜きとか叩いてました。こういう人たちは、できるだけネットの暇つぶし話題がほしく、そのネタに自分が玄人っぽいことをやってると自慢できるRAW現像ネタが最適なので、否定されると、脊髄反射で反発するんです。

2)ちなみにマイクロストックで有名なYuri ArcursはRAWで全部撮影しますが、撮影工場のように南アフリカで低賃金の多数の現像アシスタントがいる人であることをお忘れなく。また彼は撮影時にシャープネスの設定をゼロにして、後から劣化具合が大きくなるシャープ加工(カメラで行われるシャープ処理と、ソフトで行うシャープ処理では微妙に結果が違うことは普通なので、カメラ側のシャープネスの出し方が嫌いであれば、RAWで撮影するのはあり)を施す人なので、RAWでとりたいということになるのでしょう。http://www.123rf.com/hearit/?hear=logos

3)Sean LockeもRaw撮影派ですが、撮影条件次第ではJPEGが悪いとは言いませんね。http://www.microstockgroup.com/general-stock-discussion/if-you-shoot-raw-how-many-photos-can-you-process-per-day/5/?wap2

4)ネットでカメラ関係のレビューを書く Ken Rockwell氏は、この論争でRAWは時間と金の無駄と挑発的見出しで記事を書き、「生徒たちに教えている」という、へたくそなアマチュアカメラマンを含め、多数のアマチュアカメラマンに叩かれて有名ですが

http://www.kenrockwell.com/tech/raw.htm

これもTOEIC900点な優秀な読者さんたちには2秒もあれば分かるでしょう。この記事の中で「確かにRAWから現像して、シャープ設定をソフトでやったほうが、カメラでJPEGとって出ししたものよりシャープになる。しかし、12 x 18″ のプリントくらい(30.5 x 45.7cm)で、そんな違いはまったく分からないレベルだ と指摘してます

早い話がモニターの当倍観察でやっとこさわかる差なんか、実用においてはなんの価値もない、撮影者のオナニーだと書いてるわけです。KEN自体は、ニコン、キヤノン、フジではJPEGとって出し、ライカではRAWでしか撮影しないという使い分け派です。カメラの出す色合いとかが、カメラ側の設定でどうしても出せないとか言うならRAWでとるのはいいが、そうでないなら無駄と書きます。

*ただし、マイクロストックの場合、審査員はたいてい安バイト(最近は、人件費節約で機械の自動審査で適当に審査されているものも多いよう)で、会社は、そういう人たちもできるだけ簡単に分かりやすい基準で審査できるように指示するので、そのわずかな差で落とす場合もあるかもしれませんが、いちいちそこまで審査とかの公平性考えなくてもいいです。というのもサーバーの容量が不足しがちなら、どんなものでも却下を大量に乱発するなど、審査結果とかいうのはたいてい会社の都合で適当な理由がついてるのがほとんどだから。サーバーに余裕があるときはどんなものでも審査に通るというのは、今では半ば常識ですから。

なお、マイクロストックより高級とされるGettyのRMとかのシリーズのほうは、わずかなぶれより、全体の完成度が優先事項なので、シャープさに若干欠けていても絵としてよければ採用します。これがプロサイトとアマチュア主体のサイト・マイクロストックとの差です。*注

とにかく、ほかの人に馬鹿にされるからRAWで撮影して現像、という動機でRAW撮影をするのはバカです。JPEGかRAWかは自分の必要性を考えて使い分けるもので、JPEGだからレタッチしたら使えない、また高級グラビアに使えないとか言い出すのはやめましょう。

ただ、「アマチュアはRAWを撮りたがる。カメラ任せで、露出補正ですらできないので、後から露出が調整しやすいRAWでしかとれないんだwといういやみも当然でてきますねw」


追記・お笑いアマナイメージズ

デジタルカメラの登場した頃、初期のカメラはCCDを受光素子に使い、そうしたCCD機の頃は、白飛び黒つぶれが目立ったので、RAW現像を推奨する記事が、RAW現像ソフト売りたい会社の思惑とつながって広く紹介されました。現在はCCDからCMOSにデジタルカメラの受光素子が変わり事情が異なるし、みなさんがRAWで撮影してもハイライト側トーンがJPEGより復活するかというと、実際のデジタルはオーバー側には弱いので毛の生えたくらいしかハイライトは取り戻せません。

またデジタル初期・PLYABOY、PENTHOUSEなどが一時期、アドビなどから派遣された営業マンにそそのかされカメラマンにRAWで撮影しろと指図していた話も本当ですが、アホな画像もろくに弄くれない編集部の判断でしかなく。結局JPEG復活となりました。

いまだにアマナ使うような顧客は、アホばかりなのか、アマナイメージは契約作家募集のところに、写真作家として参加したいならRAWで撮影したものをJPEGで提出せよ。というけったいな条件をつけてます。そのくせ動画はH264でいいとか、もう腹抱えて笑うことばっかりですね、バカがインテリ気取ってる会社ってこういうもんだとw

https://amanaimages.com/creator-entry/

撮影時のファイル形式 RAW推奨(JPEG不可)

「アマナのコレクションはRAWで撮影した最高水準の品質(笑い)」と言いたい為だけの文句ですね。そこまでいうなら撮影は、RAW、提出は16ビットTIFFにでもすればいいんですが、何故か提出はJPEGでとw早い話が島国日本の無知顧客向けハッタリですね。外国の会社でいまだにこんなこと言ってるバカなとこ、いまないでしょうw

Ken Marcusはかつてこう言ってました「RAW現像は老人が松葉杖に頼るようなもんだ」

KEN MARCURSは他のカメラマンが、扱いやすい富士フィルムのフィルムを使いだしてからも、扱いは難しいが上がりは一級のコダックKodachrome 64 pro PKRを、デジタル移行の直前まで、最後まで使っていた人です。コダックのこのフィルムは、生産ロットごとに色の特徴が違うという、安定した製造が難しいフィルムで、生産ロットごとに、撮影時どういう色補正が必要かのデーターシートが公開されていました。また露出も完全適正でないと色が濁る=撮影時のライトセットは完全でないといけないのがこのコダックPKRでした。フジに人が流れたのは、コダックのPKRのように扱いが難しくなく、ヘボがとってもそこそこ見栄えがするフィルムを開発したからです。

完璧に決まれば最高だったが、ちょっとでも露出なども間違ってもいけないデリケートなフィルムPKRを最後まで使ってたKen Marcusからすると、デジタルに移行した時、CCD時代ですらJPEGは神に見えたそうです。楽すぎるからwJPEGですら撮影時に決められないやつは馬鹿に見えたらしい。

逆に彼から見ると、フィルム時代は多少バカでもそこそこ良く見えるフジのフィルム使い、デジタルになってからも撮影時追い込みの腕がなく、幼稚なライティング技術しか無いので、他の連中がRAWでごまかしてるのを見てると、「カッコワルイ」という見解になっていたわけです。


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andrew hudson というPhotosecretsと題した各地の風景写真の出版で有名な人がいますが、彼は最初のころはいい写真を撮ることに没頭し(早い話が撮影アングルや撮影時間などの勉強に熱心)、そっちの勉強は熱心でしたが、カメラの細かい性能の差には無頓着でした。まあググルとどういうのか分かります。 リンク 

その2

というわけで、andrew hudsonが、「安物の一眼カメラの場合、三脚を使って望遠レンズを使い特定の低速シャッター(1~1/30あたり)で撮影すると、ミラー動作の衝撃がつたわり、低速シャッターブレを起こすものがある」という知識を身につけたのは(これはどんな高級一眼レフタイプカメラを使って頑丈な三脚を使っても、超望遠レンズなど条件がシビアなものを使うと、必ずわずかなぶれを起こすシャッタースピードというものがあるので(大体1~1/8のあたり)、物理ミラーのある一眼レフタイプカメラの宿命というものかと)、有名になってからでした。というわけで彼を有名写真家にのし上げた写真の多くは、伸ばすと微妙にぶれている写真が結構あったりします。ですが彼の写真は高評価を受け、著名写真家にのし上がったわけです。というのも、全体の絵としてみた場合、彼の写真は多くの人をひきつけたからです。

マイクロストックだと安バイト審査員だらけなので、審査項目のブレは分かりやすい審査基準なので、andrew hudsonの写真はほとんど没になっちゃいますけど(多分フォトコンテストのような場所でも大部分は没になるでしょうね)、これはそういうもんなんです。


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