ロシア連邦軍動員担当、秋に徴兵動員される13万人の新兵は、ウクライナとの戦闘状態にある地域には送られないと明言:明確に国民の反発を恐れているロシア・プーチン大統領【584日目】
ロシアの英字新聞The Moscow Times(ロシア語版はロシア国内では閲覧停止措置となっている)
ロシアの毎年二回の徴兵、秋の徴兵で13万人が新たに動員されたことを報道 プーチン大統領が大統領令署名
Russia to Draft 130K Young Men in Fall Military Call-Upロシア、秋の召集で13万人の若者を徴兵へ
ただし、これらの新兵は、ロシア国内での反感が増加しないように
Russian Military Says ‘No Plans’ for New Mobilizationロシア軍、新たな動員の「計画はない」と表明
https://www.themoscowtimes.com/2023/09/29/russian-military-says-no-plans-for-new-mobilization-a82602
Брифинг заместителя начальника Главного организационно-мобилизационного управления Генерального штаба ВС РФ контр-адмирала Владимира Цимлянского по теме начала с 1 октября осеннего призыва граждан на военную службу10月1日の国民の秋季徴兵開始についてのロシア軍参謀本部主要組織動員総局副局長ウラジミール・チムリャンスキー少将による説明。 2023年9月29日
September 29, 2023
Все призывники будут направлены для прохождения военной службы в пункты постоянной дислокации соединений и воинских частей Вооруженных Сил и других воинских формированиях на территории Российской Федерации.すべての徴兵は、ロシア連邦領土内の国軍の編隊および軍事部隊およびその他の軍事編隊の恒久的配備地点で、兵役のために送られる。
В пункты дислокации подразделений Вооруженных Сил РФ в новых регионах Российской Федерации: Донецкую и Луганскую народные республики, Херсонскую и Запорожскую области или для участия там в выполнении задач специальной военной операции, военнослужащие, проходящие военную службу по призыву, направляться не будут.徴兵により兵役を受ける軍人は、ロシア連邦の新たな【領土と2022年になった】地域(ドネツク人民共和国およびルガンスク人民共和国、ヘルソン、およびザポリージャ地域【まだ州になるか、共和国扱いになるかは未定らしい】)における特別軍事作戦【ロシア連邦が2022年からウクライナで行っている戦争】任務を遂行するために、ロシア連邦軍の部隊の配備地点に派遣されたり、そこでの輸送に参加したりすることはできない。
と、新規徴兵は、ロシアの新領土である、ウクライナでのロシア側占領地、ウクライナ国内反乱勢力の支配地に、戦闘のために派遣されることはないと、ロシアの動員担当少将は明言
ロシア国内の反発が強いため、志願兵以外はウクライナの戦場に送られないと、あえて明言する事態になっている
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ウクライナの戦場での、ロシア連邦軍の慢性的な兵士不足は、解決できない
気になるのは、ルガンスク州やドネツク州、へルソン南部など、ロシアに併合されたとするウクライナ領土での、この前まで、反乱軍の自称国家国民や、ウクライナ人だった徴兵は、安全なロシア本国に行くのか?
まあ、ロシアはロシア連邦正規軍以外の軍隊が多数ある国です
ロシアは、小国家の同盟で成り立つ、連邦制国家であり、各加盟共和国や州、一部の大都市は、連邦政府に権限を委譲していないことでは、独自の法律や裁判所、検察庁なども持つ「国家」であるままなので、その地域独自の軍隊を創立することが可能。
ルガンスク人民共和国や、ドネツク人民共和国は、ロシアと合併した今も、ロシア連邦軍とは別の、独自の自治軍隊が存在しており、昨年はロシア連邦軍に徴兵されたロシア本国人が、これら自治体の軍隊に放り込まれて、ロシア正規軍よりさらにひどい装備欠乏補給状態であることから、惨状を訴える光景が多数ありました。
これらの国家が独自に徴兵をすることも、中央政府との権限譲渡契約次第では可能。
なので、ウクライナでの戦争は、ウクライナのロシア支持派の反乱住民から強制徴兵で賄うという話もw
実際、ロシア連邦に加盟したと称する、ウクライナのルハンシク州を支配する、ロシア支持派の反乱自称国家ルガンスク人民共和国は、ロシアが連邦制であり、各構成国はある程度連邦とは異なる制度が作れることを利用して、ロシア本国よりも徴兵年齢を幅広くして人を集めようとしているような、気配もあります
Russia starts registering 16-year-olds for military service: Ukraine’s official on mobilization in Luhansk regionロシア、16歳の兵役登録を開始:ルハンシク地方の動員に関するウクライナ当局者
30 September, 2023 Saturday
За добу Сили оборони знищили 470 окупантів, 38 артсистем та 12 ББМ
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24.02.22 から 30.09.23 までの敵の合計戦闘損失はおよそ次のとおりです。 人員 – 278,130 (+470) 人が整理されました 戦車 ‒ 4691 (+4) 装甲戦闘車両 ‒ 8984 (+12) 大砲システム – 6447 (+38) ユニット、 MRLS – 796 (+2) 防空装備 – 537 (+1) 飛行機 ‒ 315 (0) ヘリコプター ‒ 316 (0) 作戦戦術レベルの UAV – 5006 (+15) 巡航ミサイル – 1529 (0) 船/ボート ‒ 20 (0) 潜水艦 ‒ 1 (0) 自動車機器およびタンクローリー ‒ 8854 (+18) 特殊装備 ‒ 932 (+2)