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カテゴリー: 使用雑感、レビュー、感想など

Godox V1 Pro 色温度かなり高め 他のGodoxストロボと色温度がかなり違う

新発売の

Godox V1 Proですが,

The BEST Hybrid Flash? V1Pro vs. AD100 vs. TT600

米国の建築写真家、Nathan Cool氏が、AD100など、他のGodoxストロボと比較実験を演っていますが

動画 13:28 にあるように、V1 proは、Godox AD100に比べ、色温度が猛烈高く=青が強くなり、同じGodoxストロボであっても、他機種と混ぜるときには色温度の差に注意がいること

米国のSharpenチャンネルでも色温度の話が出てきますが、

Everything new with the Godox V1 Pro

さんがセコミックC-800カラーメーターで色特性を調べると、

Godox V1のときに騒がれた緑被りは、Godox V1 Proでは解決(動画2:32)

動画2:53 で、セコミックC-800カラーメーターでは、色温度6891Kと、かなり高い数字になっていルノが示されています (まあ、ストロボの発光部分にプラ製のフレネルレンズをつけるタイプ色温度は高めなのが普通ですが、Godox AD200を似たようなスピードライトヘッドを付けると色温度6100kくらいなので、かなり青が強くなる計算になる Godox AD100も平均色温度6150Kくらい 通常のスタジオ用のモノブロックストロボは5600kくらいなので、かなり色が違うことになる)*ちなみに前のモデルのGodox V1も色温度は6100~6500K前後と、カメラの上に取り付けるクリップオンタイプストロボとしてはやや色温度が高かった

ShapenチャンネルでのGodox AD100の色温度測定

Godox AD100 Pro Review | A SODA-Sized Off Camera Flash

動画3:28 平均で6150Kくらいですから、Godox V1 Proの色温度の違いが明白(このときはカラーメーターではなくグレーカードとフォトショップでの測定)


太陽光は 正午付近で 色温度5300K前後(5500kとする所も多い、場所や季節によっては、6000Kくらいまで上がる。ただし、この最高色温度を維持するのは前後数十分と短い時間=冬はもっと短くなる) 日が昇って2時間くらいの時間で4500k 夕日2000k(地域や季節によってもやや異なる)

色温度は高くなると、青っぽく、低くなると赤っぽくなる

フィルムは、一般に手に入る太陽光用のデーライトタイプタイプは、色温度5500前後を目標に作られていたが、

ホワイトバランスの太陽光の色温度をどこで設定してるか明記しないメーカーが増えた

のですが、フィルムカメラのデーライトフィルムより、太陽光の色温度を300kほど低めにしているようです=正午の僅かな時間しか5500Kではないので、他の時間に合わせたか?

Nikon D7500、Z7, Z6 は太陽光は色温度5200K前後で設定してある

https://onlinemanual.nikonimglib.com/d7500/ja/16_white_balance_01.html

https://onlinemanual.nikonimglib.com/z7_z6/ja/05_basic_settings_02.html

キヤノンはEos R5の太陽光色温度は5200k設定

ちなみに画像編集ソフトのPhotoshopを作るAdobeは、太陽光の色温度は5600kと設定しています。これが業界の正しい基準とアドビは言います(ニコン、キヤノンはこのルールに従っていませんがw)

色温度とは アドビ

https://www.adobe.com/jp/creativecloud/video/discover/color-temperature.html

「日中の光は5,600 K に設定されています。これは屋外の自然光の標準設定です。屋外の光は一般的に少し冷ややかで青味がかっています。白い紙を屋外で白く見せたい場合は、ホワイトバランスを5,600 K に設定します。」(上記アドビ記事より引用)

まあアドビの言うのも正午の前後数十分が5600kの色温度ということなんですが


カラーメーターっているの?メリットとデメリット:撮影機材

Sony FE 70-200mm F4 G OSSと、Sony FE 70-200mm F4 G OSS Macro(2型)のボケの比較で、旧型の一型のほうがやや柔らかい 新型はわずかにシャープだがボケは若干硬いという比較が出ています

Cameralabのサイト運営者・Gordon Langさんの検証動画

NEW Sony 70-200mm f4 Macro G II REVIEW: Mark I vs II

Sony FE 70-200mm F4 G OSSと、Sony FE 70-200mm F4 G OSS Macro(2型)の比較

動画12:00 からボケの比較で、旧型の一型のほうがやや柔らかい 新型はわずかにシャープだがボケは若干硬いという比較が出ています

,まあ、ボケは柔らかいほうが通常は良いものの、作画効果的には荒れたもののほうが、スリラー系統や、ホラーでは良かったりするので、

いいボケというのはテーマごとに異なりますが

この2本の場合、双方とも非球面レンズの弊害の玉ねぎボケが出やすいとされているので、どちらかというと、玉ねぎボケが出やすい開放付近ではなく、ボケが小さく玉ねぎボケが目立ちにくくなる、絞り気味のポートレートの方が向いているでしょうね。ただ、玉ねぎボケは薄暗いところでないと気にならないことがほとんどですが。


背景がなめらかにぼけたポートレートを撮りましょうという機材商法に洗脳される前に、ボケはモデルを背景から浮かび上がらせる手法の一つでしかなく、明暗差や配色も重要

ミラーレスカメラ用のレンズは、名のしれたメーカーでは、特にひどいものはない:シグマの新型レンズとソニー純正対決100-400mm:三倍の値段差ですが、シグマも悪くはない

のは

Sony 100-400mm GM vs Sigma 100-400mm – 61MP Image Quality Test

Sony 100-400mm G Master

Sigma 100-400mm DG DN OS

を6100万画素A7RVでテストすると、

色んなサイトで検証されているように、

シグマ100-400mmは無限遠近くでの解像は、200mmくらいまではほぼソニーの3倍高いレンズにも引けを取らないが、

そこから望遠にしていくと、細かい解像に差が出てくる、ソニーの値段が高いなりの性能がある、という話ですが

確かに400mmになると、細かい解像に差が出てくるものの、

等倍どころか200%拡大してみると、はっきりわかるというレベルでの違いがよく分かるという話で、

6100万画素のデーターを、等倍どころか2倍(200%)モニター拡大する引き伸ばしは、印刷プリントの換算だと数メートルに印刷するのと同じような引き伸ばし率で、

実際はそこまで引き伸ばすこともないことが大部分で、しかも屋外の巨大広告って、実際は200万画素の印刷が今でもほとんどだしw

普通にプリントするサイズでは、まずわからないのが実情

2017年位から以降の、最近のシグマ、タムロン、コシナレンズは、ニコン、ソニー、キヤノンの高級レンズに比べ、甘い描写があるとはいっても、実用で、普通のサイズで見る分にはまずわからないクラスの甘さ

昔の安物レンズのように、解像せず画像が崩れて流れるとかいうことはない

この検証動画が指摘するよう、Sigma 100400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryは、ソニー純正レンズに比べ、カラーバランスが暖色になっています 差は、WB調整で+1くらいのようですね シグマやタムロンは、色合いがミラーレス用のレンズになってから不統一になり、

昔はタムロンは暖色と言われましたが、今は寒色暖色入り混じったり

シグマも昔は寒色と言われましたが、デジタル一眼になってから、次第に寒色暖色ばらばらのレンズが売られるようになりました


風景写真は隅々までシャープなのが好ましい?【写真にまつわるニセ科学と怪談に注意】

シグマ50mm F1.2 DG DN | Art、周辺減光がやや強めだが、優れたレンズと英国でのレビュー:PC雑誌では、玉ねぎボケの抑制がいまいちと

2024年3月 シグマはライカLマウントと、ソニーEマウント用の50mm F1.2 DG DNを発表

https://www.sigma-global.com/jp/lenses/a024_50_12

最近のレンズは、画質は、「開放絞りで周辺が~」とか細かいことやらないなら、特にひどいものはないので、画質面でのレビューもあまり意味はない時代ですが (AF反応とかのレビューはあるとありがたい)

英国Christopher Frost

Sigma 50mm f/1.2 DG DN ‘Art’ lens reviews

動画2:35 フォーカスブリージングは少しある(ネットとか、カメラ機材関係メディアが大騒ぎしてる項目ですが、あったらあったでどうってこともないわけですよ)

動画3:36 4200万画素のSony A7RIIIでのテストチャートで、カメラの補正機能をオンにしてのテスト

開放F1.2は周辺が、補正しきれない周辺減光でやや暗くなる以外は、特に問題がない、最近のレンズらしい

動画5:14 カメラの補正機能を切って、歪曲収差と周辺減光を見ると、糸巻きの弱い歪曲と結構強い周辺減光で、三段絞ったF2.8で周辺が明るくなり始めるといった、電子補正機能前提の時代の設計

動画5:39 最短撮影距離では、開放F1.2から良い画像で、マクロレンズでもないのにありがたい

動画6:18 逆光は平均よりもっと良い部類で、同じシグマの50mm 1.4やソニーの50mm F1.2 GMより性能は高い

動画6:39 コマ収差も開放から目立たないね

動画6:49 ボケは開放絞りの周辺の猫の目ボケ以外は特に問題がなくスムーズで良い

いいレンズだが、個人的には買うならSigma 50mm 1.4のほうをすすめると


パソコン雑誌 PC Magでは、

Sigma 50mm F1.2 DG DN Art Review

By Jim Fisher March 26, 2024 PCmag

https://www.pcmag.com/reviews/sigma-50mm-f12-dg-dn-art

Bokeh Progression

Specular highlights also show the onion skin effect, another situational concern. The effect doesn’t pop up in every background, but if you’ve got Edison or string lights behind your portrait subject, you can spot the texture.(上記PCmag記事より)スペキュラーハイライトは、状況によってのもう1 つの懸念事項である、オニオンスキン(玉ねぎボケ年輪ボケ)効果も示します。 この効果はすべての背景に現れるわけではありませんが、ポートレートの被写体の後ろにエジソンライトやストリングライトがある場合は、【玉ねぎのような模様の】テクスチャを見つけることができます。

と、全体的の5段階中4でエクセレントとしながら、非球面レンズの弊害の玉ねぎボケの抑制がいまいちなことを弱点としています


レンズ性能とフォーカスブリージング:ユーザーの不安心理を煽って、無駄金使わせるのがカメラやレンズメーカー

深度合成(ピント合成)と、フォーカスブリージング、一般的な撮影ではさほど気にしなくていい【ネットの都市伝説は過剰に心配する必要がないことが多い】

豪州写真家Julia Trottiが、ソニーのA9III(ソニー α9 III ボディ [ILCE-9M3])を実写評価:機材の性能が物を言うこともあるスポーツ撮影

豪州のJulia Trottiさんが、ソニー α9 III ボディ [ILCE-9M3])を使って、普段はしないスポーツ撮影などで、カメラ性能を評価する動画

ソニーからやってくれとは言われたけど、この動画制作費用はもらわなかったので(彼女の動画の制作は多くの企業や団体が支援金だしたりシている)、好きなように言います ということ

プロスポーツなどの、動きのはやいものを捉えるイベント撮影では、カメラの性能が物を言うことも多いので、機材が大事になることもあります、当然フラッグシップカメラの最新機種が使われることが多い(ただ、アメフトのボールの追尾とかは、動画の職人芸のベテランカメラマンが、マニュアル手動フォーカスで追いかけるのも普通で、AF性能だけではスポーツはカバーできない。 またこの機種が売りにしているグローバルシャッターは、作品の動画制作という意味なら、グローバルシャッターがなくても撮影できる、ハリウッド映画現場のトリック技術がある REDのシネマカメラのグローバルシャッターで、制作現場が大騒ぎしないのはそういうこと)

Sony A9III Hands-On Experience with Photo and Video

巨大な、サンニッパ使っても、徹底して背面モニターを使い、ファインダーは最小限しか覗かない。女の鏡w

動画1:38 AF追尾、素晴らしいですね

動画3:28 この動きもほとんどフォーカスを外さないと絶賛

ダイナミックレンジも通常の条件ではほぼ問題がないようです

スポーツ撮影には十分な高感度画質とダイナミックレンジを持っている:ソニー・ミラーレスカメラα9 III ILCE-9M3 米国写真家夫婦の検証動画

海外レビュー:七工匠 7Artisans 50mm F1.8 AF ソニーEマウント:低価格帯の50mm F1.8としては素晴らしいシャープネスととろけるボケ

ここ数年、中国メーカーがAF可能なレンズを投入しだして、七工匠 7Artisansも参入していますが、

新発売の

七工匠 7Artisans 50mm F1.8 AF ソニーEマウント

英国のChristopher Frostさんのレビュー

7Artisans AF 50mm f/1.8 (Full-frame) lens review

ソニーEマウント用が先行発売ですが、ニコンZ用もでるかもしれない(メーカーが出すように宣伝してるから)

0:52 220ドルということで、ソニーやキヤノンの廉価なAFの50mm F1.8より少し高いが、画質は、キヤノンやソニーの廉価な50mm F1.8より良いところがたくさんある

400グラムで金属製、絞りリングもある 防滴防塵はないけど

動画1:47 絞りリングはクリックがついておらず、回転はやや硬い

動画2:13 フォーカスブリージングはかなり少ない

動画2:23 AFは快適 ソニーのカメラではAF-Sより、AF-Cの方が反応が良くなる

AF-MF切り替えスィッチもある

フィルターは62mm

動画3:05 4200万画素のSony A7RIIIでのチャートテスト カメラのレンズ補正機能はオン

開放F1.8から優れたシャープネスとコントラストがあるが、ややパープルフリンジが出る 周辺は開放から素晴らしい周辺減光が強いけどね フリンジも出ない この価格帯の50mm F1.8とすればすごいことだ

周辺減光はF2.8で良くなり、中心の解像も完璧となる パープルフリンジも出なくなる

F1.8でパープルフリンジが出る以外(*当ブログ:とはいっても10年前くらいのレンズから見たら、可愛い出方ですが)は、この価格では素晴らしい

動画5:04 カメラのレンズ補正機能を切って歪曲収差と周辺減光を見よう

歪曲収差は殆どない

だが周辺減光はすごく強い F4に絞っても解消されない カメラ側の収差補正をオンにするのがおすすめだ

動画5:20 最短撮影距離の開放の画質はやや甘いが、F2.8に絞ると素晴らしくなる 平均より少し良い感じだ

動画5:40 平均的で普通にフレアが出る

動画5:42 コマ収差 開放から特に問題がないのはいいニュースだ

光芒はF8からで出す

動画6:15 ボケ質は、びっくりするほどソフトだ ただ口径食によるレモンボケは目立つ(当ブログ小型のレンズに難癖つけてる感じがw)し、状況によっては玉ねぎボケ(OnionRing)もちょいと出ることがある

近距離での軸上色収差(より正確には、Spherochromatism)は、この価格帯では普通のF5.6まで絞って解消

という話になっています

このレンズは米国だと220ドルなので、価格からすれば文句言うほうがおかしいという考えもありますが

日本では3万8千円で売りに出されて

しかも日本では修理体制がほとんどないということで、積極的に勧めたいレンズではないかもです

動画用のギア雲台:ワンオペ用のアングル変更などの操作が容易な手軽なギア雲台は?Manfrotto MH X Pro 3WG

スターウォーズやトータル・リコールなど、ハリウッドの数々の特撮美術などを手掛け、ミュージシャン、映画監督を歴任した後、

現在は豪華にセミリタイアしている米国のMrkusPixさんですが

動画撮影で使いやすい(ワンオペでね)ギア雲台の話

Geared Tripod Heads can Save Your Sanity in Video and Photographyギア式三脚雲台は、ビデオや写真撮影におけるあなたの精神衛生を救う

動画の撮影は頻繁にアングルを変えるので、そこの操作性が重要となるので、写真家の評価とは若干異なる

Markusさんは、現在は事実上の奥さんの健康レシピのビジネスの動画撮影が仕事+趣味で遊びに行った各地での撮影が目的なので、

一人(ワンオペ)で使いやすいもの(重量サイズ的にも持ち運びしやすい)が良いとなるのですが、

瞬時にアングルなどの変更ができるものが望ましくなるので、その操作が面倒なギア雲台は全部落選してきます

というわけで、

Manfrotto MH X Pro 3WG

https://www.manfrotto.com/global/xpro-geared-three-way-pan-tilt-tripod-head-mhxpro-3wg

が一番おおすすめとなっています

+アルカスイス式のクィックシューではない(アダプターは売っているiShootクランプアダプターは、Arca-Swiss FitのManfrotto Gitzo クイックリリースプレートとManfrotto 200PL 410PL およびARCA Fit三脚ボールヘッドジッツオGH1780 GH2780 GH3780 マンフロットMH490 MH492 MH494 MH496 MH498 MH054 MH055 MH057 MHXPROシリーズと互換性があります https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08MFC45WK/ などこの雲台はマンフロット 200PLのクィックシューなので、そのアダプターを付けるとアルカスイス用になる)、なので、

と、動画11:34から解説

二番手は、VertecFoto GH-V5

動画9:33

小型なので旅行やハイキングには最適 パンとティルトしかギアはない、2way ギア雲台 水平方向はギアがない

SunwayFoto GH-PRO IIS パン方向にはギアがない2way ギア雲台だが、ハンドルを取り出して容易にティルトとホライズン(水平)のギア操作ができる

https://www.amazon.co.jp/-/en/SUNWAYFOTO-GH-PRO-Panoramic-Freedom-Release/dp/B083FWTK1M

アメリカ2024年スーパーボール、ソニーを持つ取材カメラマンであふれる:ソニーA9III称賛の記事

A Look at How Sony Equipped Photographers for Super Bowl LVII第 5 回スーパーボウルでソニーを装備したどのようにカメラマンがどうだったかを振り返る

Feb 12, 2024 Jaron Schneider

https://petapixel.com/2024/02/12/a-look-at-how-sony-equipped-photographers-for-super-bowl-lviii/

通常の修理メンテナンスプロサービスセンター設置に加え、新発売のミラーレスカメラA9IIIが50台貸出に用意されていました

In addition to repair and cleaning support, Sony’s on-site presence at the Super Bowl included a massive haul of 145 high-end lenses and more than 50 new a9 III cameras.修理とクリーニングのサポートに加えて、スーパーボウルでのソニーの現地プレゼンスには、145 台のハイエンドレンズと 50 台以上の新しいα9 III カメラという大量の輸送が含まれていました。(上記Petapixel記事)

“Two things were crucial here. Because I had pre-capture activated, the A9 III was capturing several frames of the ball before it hit his hands while my brain was still tracking the moment.「ここでは 2 つのことが重要でした。 私はプリキャプチャ【撮影開始前の画像も記録する機能】を有効にしていたので、私の脳がその瞬間を追跡している間、α9 III はボールが手に当たる前に数フレームをキャプチャしていました。(上記Petapixel記事)

と、シャッターを押す前の数コマを記録するソニーA9IIIのプリキャプチャー機能に助けられたといい

“The Sony a9 III in my opinion is going to force sports photographers to change and adapt the way they approach certain moments. Some photographers are going to scoff at the higher frame rates and say we’re just glorified videographers,” he says.「私の意見では、ソニーα9 IIIはスポーツ写真家に特定の瞬間への取り組み方を変え、適応させることになるだろう。 一部の写真家は、超高速連写コマ数を嘲笑し、私たちは単なる美化されたビデオグラファーだと言うでしょう。」と彼は言います。

と、機械任せだという批判もあるかもしれないねとコメント

当日はソニーから

プレスカメラマンには無償で貸し出されたとのこと

アメリカ2024年スーパーボールのプロカメラマンの間でソニーが大勝利と報道:ソニーはスポーツ写真での立場を確実なものにしたと

ピクセルシフト撮影の功罪:簡単に超高画素の写真が得られると飛びつくのは

しばらく前から、ピクセルシフトによる、超高解像写真撮影モードを搭載する機種が増えました

昔は、中判カメラで、まだ画素数がいまいちな時代に、画素数を増やす目的でよく搭載されていましたが、

センサーの画素数増加が進むに連れ、あまり重要視はされなくなった項目ですが

ピクセルシフトマルチ撮影とは – Imaging Edge Desktop

ソニー

https://support.d-imaging.sony.co.jp/app/imagingedge/ja/instruction/1_2_about_psm.php

「イメージセンサーを1画素または半画素分ずつずらして、4枚または16枚のRAW画像を撮影します。これらの画像をImaging Edge(Viewer)で合成することで、通常の撮影では実現できない高解像の画像を生成します。」上記ソニー記事より引用

と、フルサイズやマクロフォーサーズ機種でも搭載されるものが増えました

画素数以外のメリットとしては、

シグマのフォべオンセンサーを除く現状のデジタルカメラは

緑 2, 青1 赤1のデーターで、ベイヤー式でカラー写真を合成する手法で、緑の要素が青、赤より多くなるのを

ピクセルシフトを使うことで、ベイヤー式センサーのカメラでも、緑G、赤R、青Bの画素数を同じにして、色の再現性をより正確に表現できるようにするのが目的の一つにあります

ただし、何回に分けてで撮影する間、被写体が絶対に動かないこと、カメラが絶対にぶれないことが

ピクセルシフト撮影の絶対の条件で、風の影響の少ない室内で頑丈な三脚(5型クラス)に乗せて、動かない絵画の撮影が、望ましくなり

そうした条件を揃えにくい、一般の撮影ではあまり効果がないことが多いのです。特に最近のカメラは、昔より高画素化が進んだ分、撮影時の僅かなカメラのブレが、ピクセルシフト撮影を失敗させることが以前より増えました

英国のChristopher Frostさんが、フジの一億画素の中判カメラFUJIFILM GFX100 IIでピクセルシフト機能を検証した動画がありますが、

Fuji GFX100 ii Medium Format Camera Review

動画7:12 16回の連続撮影でピクセルシフト機能で、4億画素の合成写真を作るモードは、すごく頑丈な三脚がある人向けにあるけど、僕は、このモードでうまくいくことがあまりないんだよね

と、普通の頑丈な三脚クラスでは、動画7:23にあるよう、一億画素そのままで撮影したときより、4億画素合成ピクセルシフト撮影のほうが解像がゆるくなる結果が多くなったと指摘しています

というわけでその辺のヘロイ三脚しかない人が、外で撮影しても、木などが風で揺らされ、かえってボケる結果に終わりそうな話で、

室内でも、成功ショットを収めるには数回繰り返し撮影して置かないと、成功ショットが得られない可能性があるなど

ピクセルシフトじゃ~と飛びつくほどの価値があるかというと、

のこともあるのは注意しましょう

高級ファッション雑誌Vogueの動画撮影機材に中国VILTROX AF 33mm F1.4 STMが使用されている:出来上がりが問題で,機材のランクは関係ないことが多い

現在のレンズは、普通に使う分には特に問題なく使えるものが多く

VILTROX AF 33mm F1.4 STMのXFマウント用を使って、フジのXシリーズカメラを使っての

高級モデル雑誌Vogueの動画

Tiana Tolstoi in Next Stop Paris

撮影者のBenjamin Kanarekは、Dpreviewに投稿し

Vogue shoot using Viltrox for Video on Monopod

Started Nov 22, 2020 | Discussions

https://www.dpreview.com/forums/thread/4534577

上の動画は、大部分VILTROX AF 33mm F1.4 STMのフジマウントを使って撮影したと公言

英国のChristopher Frostさんが、フジのXマウント用の上のレンズをテストした動画

Viltrox AF 33mm f/1.4 lens review with samples

動画2:52 からフォーカスブリージングはほぼないという性能以外は

動画3:50 から 富士の2400万画素X-T20 レンズ補正機能オンで、テストチャート結果が見れますが、開放は甘さが目立ち、軸上色収差、ボケ質なども特に冴えるものがなく、動画6:00から見るように逆光性能も弱い

2020年以降発売のレンズとしては、一昔前の水準ですが

Vogueの動画で見る分には、Frostさんの指摘するテクニカルな性能の弱さは、さほどの弱点にもならず、このレンズで撮影した動画は、高級ファッション雑誌のVogueの企画で採用

まあ、カメラ以外の

中国モデルと

撮影時のパリの高級ホテル

メーキャップアーティストは超一流

なんですがw

まともなプロのアーティストが居るクライアントなら、道具の質より、出来上がりの結果を見るほうが多いです

道具で人を判断するタイプもいないわけではないのですけどね、依頼者がアマチュアだったりする場合

まあ、中国のViltroxのレンズでも、高級ファッション雑誌の仕事はできる時代で、あまり機材で悩むのもアレですよ

まあ機材で悩むのがカメラ趣味では正しいことはありますがw


カメラや機材のスペックは一番大切なものじゃないんだ:ハリウッドで特殊美術特撮を手掛けてきたMarkusさんのお経