マイクロストック、投稿型ストックフォト、または投稿型素材写真サイトの話

写真撮影、機材の話題、世界の時事問題、及びストックフォト業界 特に投稿型ストックフォトの裏話が中心になります

カテゴリー: 写真用語

写真の歴史ヘリオグラフィーから始まった現存最古の風景写真:写真が大きく普及するのは、ダゲレオタイプ(銀板写真法)の発明から

1950年代、写真のボケ、アレ、、ブレを前面に押し出した写真表現で有名となった、アメリカのウィリアム・クラインWilliam Kleinの話を追跡するうえで、写真はジャスピンで、ブレがなく、隅々までシャープでなけばならないといった、妙な「神話」に当時の写真界が取りつかれていたのに挑戦した彼クラインは、本当に先駆者だったかを確認する作業がいります

写真家ウィリアム・クラインについての、日本の三文学者の駄文を見ていると、クライン以前の写真家はボケなどの表現をご法度にしていた、ように見える読書感想文を書いてるのがいますが

こういうのを見ていると、おかしな学者だなあということに気が付くのです

というのも、ボケの技術やブレの表現は、写真が始まる前から、絵画の世界では常識の技法として広く認知されていて、初期の写真家は絵画もかじっている人がいるのが珍しくなく、当然の技法であったのですが、なぜかそういう人たちも、写真の話になると、ピントは隅々まであって鮮明なピントがあるのが要求されるなどと、言い出していた謎があります

まあ、現在この辺り調査中なのですが、その経過で写真の発明の話も少しかじっているため、世界最古の風景写真などの話をしましょう


カメラの原理自体は16世紀ごろには作られていましたが、その画像をどうやって固定定着するかの技術は、不明のままでした

1798年、石版印刷(リトグラフ)という、石灰石の石板に、リトクレヨン(脂肪分の多いクレヨン)などで描いた原画に、アラビアガムと硝酸を混合した弱酸性の溶液をかけると、彫刻せずとも版画の原版になるという技術が偶然から発見され普及しましたが、

ほかの方法で、似たようなことができないかと、

フランスの発明家

Joseph Nicéphore Niépce 、1765年3月7日 – 1833年7月5日が挑戦し、

19世紀に入ってまず、アスファルトの一種(bitume de Judée)は、光線に当たる部分は、固まり、光線の当たらない部分は、固まらず、油(ラベンダー)で洗うと流れ落ちる原理で、

このアスファルトを塗った板(スズの金属板)に、

ニスなどで半透明にした絵画を、太陽光のある場所にかぶせて置くことで、複写を行うことができる技術が開発され、L’héliographie ヘリオグラフィー=太陽で描くと呼ばれ

写真の原型が誕生します (L’héliographie ヘリオグラフィーの名称は、1853年ごろまで使われた)

時期は1822年ともいわれます

さて、その後彼は、絵画や版画の複写ではなく、瀝青(れきせい)を、アスファルトの代わりに用いる技術で、ピンホールカメラでの写真撮影に挑戦し、1824年ごろには成功したとされます

現在残っている原版

Joseph Nicéphore Niépce’s “View from the Window at Le Gras.” c. 1826. Photo by J. Paul Getty Museum. 1826年ごろ撮影したといわれる世界最古の風景写真 著作権切れ Public Domain
Helmut Gersheim (1913–1995)がコダックに依頼し、1952年ごろに作られた、Joseph Nicéphore Niépceの原版を手動でよく見せるように調整した写真 パブリックドメイン(Public Domain扱い)

影の部分が写真の両側にあることから、太陽が左から右端にまで移動する間、露出をしていたと思われ、露光時間は8時間、あるいは20時間という人もいる

その露光時間の長さから、写真はまだ実用段階ではなく

彼は、ダゲレオタイプ(銀板写真法)という、銅の板に銀をメッキし、ヨウ素の蒸気を当ててヨウ化銀とし、撮影をした後に、水銀蒸気で「現像」する という、撮影時間が少なくなるタイプの写真の開発に取り組んでいましたが、

途中で死んでしまい、Joseph Nicéphore Niépceと、共同開発に加わったルイ・ジャック・マンデ・ダゲール(Louis Jacques Mandé Daguerre, 1787年11月18日 – 1851年7月10日が、撮影時間を数分から数秒にまで減らす改良をし、実用的な写真技術として普及することになりました。(イギリスでほぼ同時期にタルボタイプという方式が発明されましたが、鮮明さで全く歯が立たなかったので、ダゲールの方式が広まった)

Louis Daguerre, Paris Boulevard (or View of the Boulevard du Temple), 1839, daguerreotype 著作権切れ

さて、こうして登場普及した写真技術ですが、

初期の写真家たちは、絵画なども習っていた人も多く、ボケの表現方法なども知っていた人が多いのに、写真ではボケ厳禁などという立場をとる人が多くなり、

現在も、風景写真は隅々までシャープに解像するのが求められる

という、よく考えたら、人間の認知科学や、美術表現理論に反することを平気で広めて歩く、プロ写真家と名乗る人たちがいますが、

風景写真は隅々までシャープなのが好ましい?【写真にまつわるニセ科学と怪談に注意】

これって、19世紀からの、写真に関しては、ぶれもボケもあってはならないと、変な主張を始めた人たちの歴史の遺物が21世紀にも残っている

からとも言えますね


カメラの歴史をみてみよう

フィルムのなかった時代

キヤノンサイエンスラボ・キッズ

https://global.canon/ja/technology/kids/mystery/m_03_01.html

アメリカではダゲレオタイプとほぼ同時に、紙を使うタルボタイプが登場しましたが、シャープさで圧倒的に落ちるため普及しませんでした

タルボタイプ(カロタイプ)の発展しなかったアメリカ

第三章 ③

2010年11月10日 玄光社 Shuffle 安友志乃

https://shuffle.genkosha.com/special/studies/people/7655.html

「ダゲールとタルボットがカメラオブスクラの像の定着に成功したことが新聞によって伝えられたのは1839年3月… タルボタイプに複製が可能である、という大きな利点があったにも関わらず、人々を魅了せず、この時点で産業を押し上げる要因ともならなかったのは、タルボタイプによって再現された像があまりにも不鮮明であったと同時に、プロセスに非常に時間がかかったためです。…わずかなプロたちでさえ不鮮明さに根を上げ、しまいにはダゲレオタイプに戻ってゆきました。]安友志乃記事引用

と、ダゲレオタイプの鮮明な写真に、歯が立たなかった実情があったとされています

1851年のイギリスでのガラス湿板(しつばん)の誕生により、欧州では、ダゲレオタイプの写真は急速に衰退しますが、アメリカではダゲレオタイプがしばらく根強く人気でした

人々の歩み

世界を牽引するアメリカン・ダゲレオタイプ

第二章 1846−1855 ⑤

2010年07月28日 玄光社 Shuffle 安友志乃

https://shuffle.genkosha.com/special/studies/people/7537.html

の記事にもあるように、欧州では手作業でタゲレオタイプの感光材を作っていたのに、アメリカでは大量生産技術が進歩し、非常に高精度のタゲレオタイプの感光銅板を作っていたので、価格も安く、品質も欧州のものより優れていたので、ガラス湿板に置き換える必要性がしばらくなかったからです


感性の赴くままに写真を撮影することも、あるいは正解の場合もある:ウィリアム・クラインWilliam Klein ブレ・ボケ・アレを写真表現として確立したアメリカの写真家

写真の発明後、長く敵視されていた、ボケやブレ、ソフトフォーカスを使った表現【美術の歴史とボケの歴史】クラインに先駆け、ボケ、ブレを写真表現に取り入れたプロ写真家たち

写真の(縦横比 画面比率)アスペクト比のいろんな種類の紹介ガイド:フルサイズでの3:2比率の写真を、どのくらいカットすれば、4:3や5:4になるかの目安サンプル

写真のアスペクト比、縦横の比率、画面比率は、

現在は、

3:2 (一眼レフ、ミラーレス高級機)

4:3(中判デジタルカメラ、コンパクトカメラ、マイクロフォーサーズ、Iphone)

16:9 (アンドロイドスマホ)

が主流です

横長になる、3:2比率は広角レンズなどでうまく使うと遠近感のある構図を表現しやすいのですが、縦位置だと、時々なんか縦が長くないかと思えないこともない

4:3は風景のときはやや広がりの再現に物足りない

とか思わせたりすることもあります

AppleのIphone、デジタル一眼や、ミラーレスカメラの中には、5:4という、大判や、中判67カメラでの縦横比を真似したモードが設定可能な機種がありますが、

これは昔は5:4は、ポピュラーであったことと、プリント用紙などもそれに合わせて作られていたりするものが残っているので、5:4の比率に合わせて撮影するのが後処理が楽な場合があるからです *インスタグラムも、Iphoneの投稿が多いのか、5:4アスペクト比縦横比の写真が多数

8 x 10 インチサイズ用紙=A4より少し小さいサイズ

まあ、3:2の写真から、5:4, 4:3の写真はトリミングすればいいのですが(トリミングする場所の縦横比を、事前に指定できるソフトは今はたくさんある)

ちなみにフルサイズ(やAPS-Cサイズ)の3:2アスペクトで撮影した写真を、4:3アスペクトにトリミングしている作業画面、

Tokina AT-X M100 PRO D

ちなみに、3:2の縦横比から、5:4比率の写真をトリミングで作る方が、以下の作業例のように、4:3にするときより、カットされる部分が大きくなります

Tokina AT-X M100 PRO D


4:3は、Four-ThreeFour-to-Three, or Four-by-Three,  1.33:1 などとよばれ、最初期、映画のフィルム規格として採用され、その後テレビドラマや、パソコンのモニターの標準規格となりました(まあ、1:2.39,1:1.85のシネマスコープなどの開発やらで、いつも正確に4:3であったわけではないです)

The CinemaScope Story

というわけで4:3比率というのは、どっちかというと動画の世界の規格だったのですが、

フイルムカメラで、プロが良く使っていた中判のセミ判645は、4:3比率だったので、写真の世界でも4:3比率は、業務では広く使われていました


フィルカメラには、

1:1 (中判カメラ)

4:3(中判645)

5:4 (大判カメラ 中判67サイズ)

などというアスペクト比規格があります

ーーーーーーーーーーーーー

画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

ーーーーーーーーーーーーーーー

モデルフィギュア

桜島麻衣 1/4 バニーバージョン

ーーーーーーーーーーーーー

*ネットで当サイト画像不正利用を見かけたら、日本之官庁担当に、使用条件としての日本政府への寄付を請求するように、心ある市民は、たとえば文化庁などに連絡していただければ幸いです

スローシンクロ(低速シャッターと発光時間の短いストロボの同時利用)で、水上ボートなどの動きのダイナミックな動きを表現【Youtubeで学べる撮影テクニック】ブレを表現に活かす

1/15秒や、さらに8秒、30秒といった、遅めのシャッタ-速度を用い、被写体などをブレさせて、動きや、滑らかさを表現するのも、写真では普通ですが

下のような高速のボートを撮影するとき、1/15のようなシャッター速度で撮影しても、ボートがブレブレに写りすぎることがあります

Slow Shutter Speed Secrets: Capturing Motion遅いシャッタースピードの秘密: 動きを捉える

ブレすぎを抑える手法の一つとして、ストロボを同時にたくという方法があり、

上のボートの撮影では、1/15秒というスローシャッターと同時に、数千分の一から数百分の一秒の非常に短い時間発光する、ストロボを発光させて、ボートのぶれ方を減らすテクニックで撮影

動画6:03あたりから、この撮影は、カメラに取り付けたクリップオンストロボの照射角を、広角にセットして撮影したということを解説

右側のボートの船首部分は二重線のようにぶれていますが、ボート本体の形は認識できるくらいに、ブレを低減できています ボートに乗る人々の顔も、ストロボ発光がなければ全く識別できなかったでしょうが、同時にストロボを焚いて一瞬動きが止まった顔も、ぶれている写真の中にブレンドされて残るため、人々の表情もわかるようになっています

まあ、写真全体としてはぶれた写真となるわけですが、高速で動くボートの表現の写真としては正しい

という

ブレも写真の表現の技法という、クラインが提唱した表現法とも言えますかね?


まあ、シャッター速度を遅くして、発光時間の短いストロボを発光させ、独自の動きを再現するのは、古典的なテクニックですし、動きを出す以外にも、低速シャッターで動きを止めるためにもストロボが用いられることも普通なので、応用を含め、色々解説記事がありますが

紹介

玉ちゃんのライティング話

第24回 スローシャッターを使った表現

解説 : 玉内公一

2011年10月04日 玄光社

https://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7913.html

スローシンクロすろーしんくろ

キヤノン

https://ptl.imagegateway.net/contents/original/glossary/%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AD.html

【阿波おどりの撮り方③】ダイナミックな「男踊り」はスローシンクロで動感を引き出す

小田切裕介

2018/8/8 8:00 CAPA

https://getnavi.jp/capa/special/258223/

第134回 イルミネーションと人物の関係今日から始めるデジカメ撮影術

2010年11月25日 11時00分 公開

荻窪圭,ITmedia

https://www.itmedia.co.jp/dc/articles/1011/25/news021.html

スローシンクロ

薮田織也

https://aska-sg.net/glossary/pages/sa/surooshinkuro.html

ニッシンデジタル Nissin Digital

2022夜桜スローシンクロ(手持ち)【初心者向け】Youtubeストロボ講座 覚えておきたいストロボ・ライティングの基本

トワイライトレッド、トワイライトブルーフィルターの利用方法と使い方【演色系フィルター トワイライト=マジックアワー風に演色】日没日の出の風景撮影

ケンコー・トキナーでは、

トワイライトレッド

https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/enhancer/4961607352847.html

トワイライトブルー

https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/enhancer/4961607352854.html

と呼ばれる、早朝や夕方の撮影の色を演色するフィルターを売っています

元々はLEEという英国の会社が

LEE100 Twilight Set

https://leefiltersdirect.com/products/lee100-twilight-set?variant=32198991151198

として売っていたものを真似、ケンコー・トキナーが光学ガラスの丸型フィルターとして販売したものです。

LEEのものは半分透明のもので、空の部分だけ色を染めたい用途にも対応していますが、ケンコー・トキナーのものは、全面色付きガラスとなっています

フィルムカメラ用ですが、デジタルカメラでも、ホワイトバランスを太陽光固定でつかうことで同じような効果が出ます*デジタルカメラだと、レタッチソフトに、Twilightトワイライト編集プリセットなどもあったりするものもありますので、それで代用もありでしょう。

さて、これらトワイライト(Twilight)フィルターは、なんのためにあるかというと、

トワイライト(Twilight)は、写真や動画の撮影のマジックアワー(Magic Hour)と、本来同義なので、マジックアワーのような色を再現するフィルターと言う見方ができます


さて、ケンコーの説明が、まず初心者にはちんぷんかんぷんな書き方になってますね 

[夕焼けや朝焼けを撮影すると見た目とは異なり、空の高い部分が「グレー」に写ってしまいます。トワイライトレッドは深みのある赤いトーンで、赤紫からオレンジへのグラデーションを再現。段々と暮れてゆく空のイメージを印象的に表現することができます]Kenko MC トワイライトレッド より引用

「夕焼けや朝焼けを撮影すると見た目とは異なり、空の高い部分が「グレー」に写ってしまいます。トワイライトブルーは深みのある青いトーンで、青紫からオレンジへのグラデーションを再現。刻々と近づく夕闇の空のイメージを印象的に表現することができます。」kenko-tokina- MC トワイライトブルー より引用

上の説明読むと、

「とにかく日の出や日没近くに、これらのフィルターつけると、なんかいい感じに空とかの色を調整してくれる」と、普通の人は理解するのですで

日暮れ近くや日の出付近に適当につけて撮影すればいい

と雑に使ってるのが現実でしょう

さて、

ケンコー・トキナーの説明には、「空の高い部分がグレー色になってしまう」のを、このフィルターが誤魔化してくれるという表記になっているのがわかります 

まず、日没後30分(夜明けの30分前)くらい待たないと、空の一部はグレー(灰色)が何処かに残るもので、

いわゆる日没後15分くらい(夜明け前15分くらい)に60秒ほど起きる、マジックアワー(Magic Hour)=トワイライト(Twilight)の状態では、空の一部が灰色グレーの部分になっているのは珍しくなく、超広角レンズでの撮影では、空の一部の色が灰色のムラになる事がある

その部分が気になるなら、このフィルターをかませると、空の灰色の部分をそれっぽく着色してくれる 

のがこのフィルターの味噌と、まあ、望遠レンズで、空が灰色になっていない場所を避けて撮影すれば、これらのフィルターはいりませんが

巷の多くのアマチュアサイトや三文百科事典で、マジックアワー(トワイライト)とゴールデンアワーを同じようなもの、あるいはまぜこぜで間違った解説を行っているサイトが多数ありますが、 マジックアワー(トワイライト)はブルーアワーの時間内、すなわち太陽が出る15分前前後、あるいは太陽が沈んだ後の15分前後で生じる、60秒くらいの間の魔法の光線状態の事を言い、太陽が見えない時間に起きるマジックアワーと、太陽がまだ見えている時間のことのゴールデンアワーは異なる。*スマホのゴールデンアワーの時間を知るアプリにも、平気でここの部分間違ってるアプリがあるので注意


ケンコー「トワイライトフィルター」」朝焼け・夕焼けの色をコントロールできるフィルター

( 木村 英夫 )
2006/12/05 00:28 デジカメウォッチ

https://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2006/12/05/5127.html

の実験では、

日の出は、午前6時35分すぎに起きたとする日の、午前6時10分に現場でのカメラのセットを終えて撮影開始としていますが、

空の上の部分に灰色のむらが出始めるのは、ブルーアワーのルールでは、日の出前の30分前あたりからなので、日の出前25分の撮影では、空の上に灰色の部分が出て当然

それを、トワイライトフィルターを使うと、空の灰色がうまくごまかせるという話を、この記事ではしています(望遠レンズで空の上を切り取るならこの不フィルターは必須ではないです)

フィルター無し

https://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/74056-5127-3-1.html

トワイライトブルー使用

https://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/74058-5127-3-2.html

トワイライトレッド使用

https://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/74063-5127-4-1.html

この記事のライターは、日の出前15分頃(季節地域によって10-20分前とかの差がある)の、本来のトワイライト時間=マジックアワーの、撮影テストはなぜかすっ飛ばして(多分その辺の知識を教えてくれる人がケンコーにもいなかったのだろうw 円周率3.14では大騒ぎする 仕事の学力小学生のカメラ機材会社とバカゴミは、肝心の写真の基礎知識は教えないので、こういう記事ができる理由)、

日が昇り始める、ゴールデンアワーの時間でのこれらのフィルターを使っています

フィルターなし

https://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/74068-5127-6-1.html

トワイライトレッド使用

https://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/74070-5127-6-2.html

トワイライトブルー使用

https://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/74071-5127-7-1.html

トワイライトブルー+レッドを重ねて使用

https://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/74066-5127-7-2.html

まあ、この記者はホワイトバランスを太陽固定としていますが、

デジタルカメラでは、ゴールデンアワーの時間になったら、赤みを出すため、ホワイトバランスを曇天で使う指導が、で回っており、

というわけで、ゴールデンアワーでの撮影であれば、トワイライトブルーフィルター+カメラ内のホワイトバランスを「曇天」で撮影すれば、あるいはトワイライトレッドフィルターはいらないと言えます

ブルーアワーとマジックアワーの場合、とりあえず、トワイライトフィルターブルーと、必要に応じてホワイトバランスを曇天にすることで、トワイライトレッドフィルターはいらないかもしれない*ブルーアワーとマジックアワーの、基本推奨ホワイトバランスWBは、太陽光だが、WB曇天にすると赤みが増えるので、トワイライトレッドフィルターは、なくても良い可能性が出る

とにかく発売元のケンコー・トキナー自体が、曖昧な使い方の説明しか入れていないので、買った人も本当はどう使うのか よくわからない人が多いと思われるフィルターですが、

ブルーアワー、ゴールデンアワー、マジックアワー(トワイライト)の、ベストな時間を逃した場合や、天気が悪い時、これらのフィルターを使ってごまかすというのが、一番正しい使い方みたいですね

実際、ケンコー・トキナーの解説動画には、

【朝・夕撮影の秘策】色彩をコントロールする「トワイライトレッドフィルター」(動画No.113)

動画5:39 から、太陽が出ていない曇の天気でも、このフィルターつかうと、鮮やかな朝焼け、夕焼け風の写真「風」の写真がとれると、ちょろまかしフィルターと喋ってますね

他にも、

【夕焼けポートレート】オススメフィルター「トワイライトブルー」!(動画No.272)
【トワイライトブルー】月と金星を撮る!(動画No.451)
【トワイライトブルー】フィルターテクニックで夜桜を撮る!(動画No.256)

最近ケンコー・トキナーはトワイライトブルーと、トワイライトレッドフィルターの使い方のページを更新しましたが、いまいち正しい使い方がわかりにくい

「夕焼け・朝焼けの空をより印象深い色彩にトワイライトフィルター」ケンコー・トキナー

https://www.kenko-tokina.co.jp/special/product_type/lensfilter/rec-filter-20191.html


ブルーアワー、ゴールデンアワー、マジックアワーの違いを解説:日没、日の出のホワイトバランス設定は?【風景写真撮影の基礎】Twilight, Golden, Blue Hour

ブルーアワー、ゴールデンアワー、マジックアワーの違いを解説:日没、日の出のホワイトバランス設定は?【風景写真撮影の基礎】Twilight, Golden, Blue Hour

1:日没時、太陽が地平線に沈み始め、沈むまでの時間を、ゴールデンアワー(Golden Hour) 日の出の太陽が朝、地平線に現れ始め、全部見えるまでの時間もゴールデンアワーになります

2:日没時、太陽が沈んだ直後の空が青い時間を ブルーアワー(Blue Hour) 日の出のときは太陽が現れる前に空が青くなる時間をブルーアワーと言います

素晴らしいブルーアワーの空を撮影するには、日没後30分後、あるいは日の出の30分前が、素晴らしい青になる最適な時間となります。ただし天候などできっかり30分というわけではないので、よく空を観察しましょう

3:日没後15分くらい、あるいは日の出前15分くらい(現実には日没10-20分後、日の出前10-20分位の間、気候や季節、地域(北極や南極に近くなると時間が長くなる)で異なる)の、一番良い状態になる60秒ほどの時間を、マジックアワー(Magic Hour)とハリウッドでは言います トワイライト(Twilight)という呼び方もします 建築写真ではこの時間のカットを撮るのが王道

 アマチュアの間ではゴールデンアワーと同じと誤解されていることもありますが、マジックアワーは日の出前、日没後のことを指すので、太陽がまだ見えている時間のことを意味するゴールデンアワーとは異なるものです

*(三流無料百科事典Wikipediaの「マジックアワー(写真)」の項目は、今日時点で『日没後および日の出前に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽からの光線が日中より赤く、淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。…つまり日没直後や日の出の直前の時間は空が濃い青色になることからブルーアワー(blue hour、フランス語の l’heure bleueから)と呼ばれている)と、「数十分」など、全く間違った解説を行っていますので注意 

ホワイトバランスの設定

1:一般的にはゴールデンアワーの撮影のホワイトバランスは、赤みを増やすために、曇・曇天に設定するのが推奨されることが多いです あるいは、ケルビン色温度設定で5600~6500kに設定するのも推奨(実際の日没日の出あたりの太陽の色温度は2500k前後)

2:逆にブルーアワー、マジックアワー(トワイライト)では太陽光が推奨されることが多いです *ブルーアワーやマジックアワーでオートホワイトバランス(AWB)を使う場合、暖色になるすぎるきらいがあるので、白優先設定がある機種であればそれを使うと良い

3:完全に日が暮れてブルアワーの時間も過ぎた人工光源の多い都市のホワイトバランスは白色蛍光灯がよく推奨


この他にホワイトバランスを太陽光にしたまま

ケンコー・トキナーから売られている

トワイライトレッド

https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/enhancer/4961607352847.html

トワイライトブルー

https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/enhancer/4961607352854.html

を使う方法もあるが、別記事にします

トワイライトレッド、トワイライトブルーフィルターの利用方法と使い方【演色系フィルター トワイライト=マジックアワー風に演色】


撮影地点のゴールデンアワー、ブルアワーの時間を調べるスマホアプリ

マジックアワー(Magic Hour)を調べるスマホのIphoneアプリは、

Magic Hour

https://apps.apple.com/jp/app/magic-hour/id482426006


The Importance of Timing
© 2006-2012 KenRockwell.com

https://www.kenrockwell.com/tech/timing.htm

How to Get Great Colors
© 2006-2012 KenRockwell.com
https://www.kenrockwell.com/tech/color.htm

「幻想的なマジックアワーの撮り方 – ドラマチックな光景に出会う」NICO STOP ニコンイメージング

*ニコン記事では日没後15分、日の出前15分としていますが、実際は天候や地域、季節によって異なるので10-20分の間と考えるといい

「マジックアワーの都市夜景! プロが撮るのは「日没の○○分後」?」写真・プロの一手 第19回 講師:斎藤裕史

キヤノン

https://ptl.imagegateway.net/contents/original/phototech/pro-itte/19/index.html

まあ、この記事も日の出前10分以降、日没後10分以降の30分の間としていますが、

米国ハリウッドでは、マジックアワーは、地域(北極や南極に近くなると長くなる)、季節、天候によって日没後あるいは日の出前10~20分の間としてるのが普通


英国の商業写真家Karl Taylorが、愛用する写真撮影三脚、ジッツォではなく不整地で活躍するManfrotto 058Bが愛用品【本物のトッププロカメラマンが使う、写真撮影用の三脚選びガイド】

ブルーアワー時間の海岸ポートレート撮影 Youtubeで学ぶ写真撮影技術 英国写真家Karl Taylorの撮影術

一流プロカメラマンの夜明けの撮影光景:ND1.2(ND16)ハーフNDフィルターを使用して撮影【撮影指導動画】

ボケ質評価と写真用交換レンズ(Quality of Bokeh: How to evaluate?)レビュー記事などで、同じレンズでも、意見がよく分かれる項目

写真や動画レンズの性能評価項目には、ボケ質(Quality of Out Focus Area)という項目があります

大きくピントが外れている部分とは別に、ピントが合っていくところから少しボケ始める領域のボケ質を、小ボケ(Transition Area)とか言って分けることも普通です。*小ボケは、どんなレンズにも難しい領域で特にズームレンズなら尚更、単焦点の10万超えの馬鹿高いレンズ以外、ややあれることもあるのがふつう。

アポダイゼーションレンズを搭載したレンズ(Sony STF, Canon DS)を別として、通常のレンズは、前ボケがなだらかだと、後ろのボケがやや固くなる、後ろボケがなだらかなようにすると、前ボケがやや固くなるのが普通です。

基本は、ピントの合っていない領域が、騒がしくないようにみえるスムーズに見えるボケが好ましいとされます

花や子供の撮影などでは背景がごちゃごちゃせず、とろけるようにボケるレンズが、優秀とされるのは当然です。

また、レンズ性能が低くコマ収差が多いと、渦を巻いたようなぐるぐるボケが出るので、こうしたボケが出にくいレンズは、コマ収差を良好に補正してあり、高性能であるともいえます。

ただ、ひたすら収差を補正し、解像性能とかをあげようとすると、今度はピンボケ部分のにじみがなくなり、ボケがなだらかではなく、無機質な感じになるということもあり、解像性能とボケの両立は、製造会社の腕の見せ所の部分があります。

性能を上げるために最近のレンズは、球面収差を抑える非球面レンズを多用していますが(非球面レンズはこのほか、通常のレンズより、若干性能は落ちるが、薄くてすむ=軽くできるというメリットもあるということ)、

これは、夜景などの光源ボケで、下のような玉ねぎボケがでる、弊害もあります。*非球面レンズを使ったレンズは、全体的なボケ質は良いことが多いですが、下のボケの中がぐるぐるの、玉ねぎボケのような局地的なボケの悪化をもたらす副作用もある

FE 24105mm F4 G OSS. and Onion Bokeh

ただし、レンズは表現の道具なので、絵筆と同じく、いろんなタイプが有るのが良いわけで、

都会の喧騒感、退廃、神秘的、オカルトなどのテーマでは、やや荒れたボケのほうが、その表現に向いているともいえます

さらに、

レンズのボケ質は評価の難しいもので、同じレンズでも、撮影する距離、絞り値、光線状況などで、ボケ質が変化することが最近のレンズでも多い。

てなわけで、写真や動画レンズのレビューで、ボケ質は、評価が分かれることも結構あるわけです。その人がよく使うテーマで、ややうざいボケが多ければ、その人には、そのレンズのボケは評価できないし、その条件では殆ど使わない人には、いいボケと評価するわけです

さて、レビュー記事ごとにボケ質の評価がかなり割れるレンズは、

ソニーFE 24105mm F4 G OSS.

当ブログでよく紹介する英国のChristopher Frostさんは、このレンズのレビュー動画で、

Sony FE 24-105mm f/4 G OSS lens review with samples (Full-frame & APS-C)

動画7:57 からボケの評価として、少しエッジが立ち、ややうるさいと、まあ目障りではないけど、他のサイトとは違い絶賛とはなっていない

さて、実際にこのレンズの105mmで、開放F4で撮影すると

FE 24105mm F4 G OSS AT F4 (105mm)

ボケは、普通に良好ですね 最高でなくても、エッジが立つとか騒がしさとかで、特に目くじらを立てるあらは出ない

でも、夜景や暗い場所などを撮影する人には、上の方にだしたサンプルのように、光源のボケに玉ねぎボケが出るので、暗いところでの撮影が多く、そういうものを強調して撮影したい人にはイマイチなレンズであるのも事実

非球面レンズを使ったために生じる、玉ねぎボケは、明るいところでも、レンズによっては、撮影距離によっては目立つこともあり、有名なのは、Tamronの70-180mm 中距離で135mm付近だと、明るいところでも玉ねぎボケが出やすい(近距離だとほぼでない)

このレンズのボケがいまいちだとするサイト、

米国の動物写真家Thom Hogan

Sony 24-105mm f/4 G OSS Lens Review

https://sansmirror.com/lenses/lens-reviews/lenses-for-sony-efe-mount/sony-24-105mm-f4-g-oss-lens.html

Bokeh: Busy for my taste. A lot of onion-skin and a pronounced—but not colored—edge to out of focus specular highlights. Overall, though, I tended to dislike the focus-to-out-of-focus transition on mid-range object edges: it just looks complicated rather than soft.(上記Tom Hogan記事より)ぼけ味: 私の好みでは【このレンズのボケは】さわがしいです。 多くのオニオンスキン【玉ねぎボケ】とはっきりとした (ただし色は付いていない) ピントが外れた部分のスペキュラーハイライトのエッジ。 全体として、私は中距離の被写体の端で、ピントが合った場所からピントが外れていく移行部分【早い話が中距離での小ボケ部分が騒がしく見える】を嫌う傾向があった.それはソフトではなく複雑に見えます.

ただし、Thom Hoganはこのレンズに非常に満足し、旅行に持っていく主力レンズになったと書いてあり、総合評価では、きにいっているレンズとしています。

さて、Thom Hoganは、中距離での小ボケ領域がいまいち気に入らないと、言っていることは、近距離で撮影した上のフィギュア写真にも、痕跡はあります

拡大してみてみましょう

FE 24105mm F4 G OSS AT F4 Bokeh in Transition Area

光源ボケの外側に輪郭がついた、シャボン玉のようなボケがピントから外れていく領域にやや目立っているのがわかります。

この撮影距離だとシャボン玉ボケになっている部分は、小さいので、さほど気になりません。

でも、撮影距離を変えると、このシャボン玉ボケが大きくなって、ややややこしい、騒がし目のボケになることもあるということです

—–

Sony FE 24-105mm f/4 G OSS

By Dvir Barkay 11 Comments
Last Updated On July 3, 2020

Photography Life

*https://photographylife.com/reviews/sony-fe-24-105mm-f4-g-oss/3

Lenses of this type are not usually known for the quality of their bokeh but the Sony FE 24-105mm f/4 G OSS is quite solid in this regard. Out-of-focus highlights are rendered circular in shape, but the discs are relatively busy with a quite noticeable “onion ring” effect. This is not a portrait lens and the maximum aperture of f/4 is very limiting when it comes to subject isolation, but overall, the smoothness of the bokeh is quite decent.(上記Photography Life記事より引用)このタイプのレンズは通常、ボケの質で知られるようなことはないですが、ソニー FE 24-105mm f/4 G OSS はこの点で非常に優れています。 焦点が合っていないハイライトは円形にレンダリングされますが、ディスクは比較的騒がしく、非常に目立つ「オニオン リング」効果があります。 このレンズは、ポートレートレンズではなく、被写体の分離に関しては、 f/4 の開放絞りで、非常に制限されますが、全体として、ボケの滑らかさはかなりまともです。

the smoothness of the bokeh is quite decent. とあるので、この文章だけ見て「Decent=普通」という意味に解釈してしまうと、このレンズのボケは平凡なんだなと、間違って文章を解釈することになりますが、文章全体でいうと、玉ねぎボケが出る条件でなければ、かなりいいボケ質のレンズということになります。

Sony FE 24-105mm f/4 G OSS Review

  • Reviews /
  • Sony FE 24-105mm f/4 G OSS Review

https://www.ephotozine.com/article/sony-fe-24-105mm-f-4-g-oss-review-33431

Sony 24-105mm f/4

FE G OSS Full-Frame E-Mount (2017-)

Kenrockwell

https://www.kenrockwell.com/sony/lenses/24-105mm-f4.htm

SONY SEL24105G FE 24-105mm F4 G OSS

フォトヨドバシ

http://photo.yodobashi.com/sony/lens/sel24105g/

ーーーーーーーーーーーーー

画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

ーーーーーーーーーーーーーーー

モデルフィギュア

桜島麻衣 1/4 バニーバージョン

ーーーーーーーーーーーーー

LEDとストロボはどちらがいいのか【ライティング機材選択】フィギュア撮影のような小物なら快晴屋外でも100wくらいのLEDライトがあればなんとか

ストロボは、人工光源の中では太陽光に近く、演色性が高い上に、一瞬しか光らないため、その分パワーが強力であり、写真撮影では人工太陽のように扱われています

しかし、一瞬しか光らないため、特に初心者には、多数のストロを使っての、仕上がりを予想するのがやや困難なのが弱点です。特に細かい角度を調整するときに。まあプロ用ストロボには、常時光、ストロボ本体が光るときにだけ停止する小さな出力のモデリングライトというものがあって、大体のどういう具合に光線が回るかを知るガイドとなり、試しどりしながら調整すればいいんですが、モデリングライトのないクリップオンストロボだと、なれないと、難しく感じることも多いでしょう

一方、LEDは常時光るので、ライトを組むとき、どういう光線の回り方をするか即座にわかるのがメリットです。

LEDは、パワーのある製品が増え、撮影用ライトの専用品には、写真に使える演色性TLCI(LEDの演色性は、できればRAよりTCLIの数字を参考にした方がいい)の数字が高いものも、大分安くなりましたので、本格的にやるなら、ストロボと合わせて持っておいても悪くはない

LEDの時代の前にはHMIとか、写真用電球、写真用蛍光灯が広く使われていて、ストロボと状況に応じて使い分けられてきたので、LEDとストロボも両方持つのが、光線を組んで撮影する人には必要不可欠*LEDは100ワットのものとすれば、5倍位のワット数の写真用電球と同じくらいの光線の明るさがあると言われます

また、動画もやるのであれば、一瞬だけしか光らないストロボより、ずっとテカるLEDが必要になります 写真用というより動画の必需品という感じですねLEDライトは

またスマホはストロボが使いにく事この上ないものが多いので、LEDやレフ板を主流に考えた方がいい

ただし、同じワット数でも、LEDはストロボよりパワーがかなり低いので、150wのLEDライトを買って、少し大きめのソフトボックスをつけると

他に光線がない室内では、ポートレート撮影の腰くらいまでの位置での撮影で、

ISO800 で 1/60 F8くらいの出力しか出ないので、

このパワーだと、人間の大きさだと、外で晴れの日の太陽光に負けないLEDとはならないので、LEDで全身ポートレートで屋外撮影となると、まあ800~1000wくらいのLEDライトが欲しくなります(400wでも、太陽光次第では使えなくもない場合もあるでしょうね)。とはいえ、まあこのクラスだと趣味の人には使いにくいですよね。あまり強力なライトを長時間照らされるとと、モデルさんも目を開けてられないし・やっぱりストロボが写真には無難 

動画なら、銀レフ板のほうが現実的でしょう

LEDの100~150Wくらいで考えるなら、あるいは、太陽光線が弱くなる明け方とか、日暮れ近くの夕方まで待つのも一案だし、いっその事、日陰に入るのもあり

ただし、思いっきり近づけて、ヘッドショットしか使わないというのであれば、150wくらいのLEDライトでも屋外ポートレートができないわけじゃないです

また、小型の模型やフィギュアの撮影だと、100w~150WのLEDでも、ライトとフィギュアの位置がものすごく近くできるので、屋外でも太陽光となんとか張り合って使えないこともないです *外での撮影で、背景に合わせた、ライトのパワーが少ないときには、背景の明るさを落とすのに黒紗幕を使うのは常識的な撮影手法です 誰です?RAW現像すればあ~とか騒いでるの?

下は、紗幕を通したLED100Wライト一個と、太陽光の逆光撮影ですが、こうしたフィギュア(40CM)のようなサイズだと、LEDライトをすごく近く設置できるので100WのLEDでも、まあ一応の光線パワーは稼げる例です

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057) 1/60 F5.6 ISO100 with 100w LED

ただし、紗幕を噛ませたとはいえ、リフレクター付きの100wのLEDで30センチしか離れていなくても、稼げる露出の明るさは、ISO 100で1/60, F5.6しか稼げていないので、100wのLEDとは言っても、乾電池式のカメラにとりつけるタイプのクリップオンストロボ(60~80Wくらい)と比べても、パワーの差は歴然として、LEDライトは非常に弱い光線パワーしかないのがわかります。全身ポートレートで、ライトの距離を離して使うとなると、100wLEDでは、パワー不足

10wくらいの小型LEDじゃ、晴れた日中の撮影は相当厳しい

LEDライトは常時光るので、室内で三脚を使った動かないものの撮影には、光線の周り具合が瞬時にわかる利点もある為とっつきやすい。

ですが、ストロボに比べて同じワット数でもパワーが数段落ちるため、屋外で「全身」ポートレートで太陽光などと併存させて使うには、相当なワット数(800~1200w)のLEDが必要で、電源も確保しないといけないことを考えると、外での写真撮影はストロボか、レフ板のほうが、個人規模だと、現実的な選択肢と言えるでしょう。

ーーーーーーーーーーーーー

画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

ーーーーーーーーーーーーーーー

モデルフィギュア

桜島麻衣 1/4 バニーバージョン

ーーーーーーーーーーーーー

*リフレクター 

俗称オカマ 写真、動画用のライトで、照射角を変化させるためのオカマのような銀色のアタッチメント 標準レフレクターと言うのは大体、フルサイズで35mmくらいの照射角に、ストロボやライトの照射角を合わせるためのもの、

もっと照射角の狭いリフレクターをつけると、照射角度が減る=狭くなる代わりに、より強力な光線を発射できるようになる

一般向けのクリップオンストロボのように、フレネルレンズの照射角ズーム機能のない、スタジオ用の照明器具では、リフレクターを噛ませて、照射角を変化させる*スタジオ用ライトでは、その他、光学式スヌートと呼ばれる、フレネルレンズと似たようなアタッチメントをつけて、光線照射角ズームができるアクセサリーもあるが、高価で重くなるデメリットが有る

LEDのパワーと露出の関係

LED100Wのものを200Wのものに変えれば、EVを一段、シャッター速度一段早くできる、あるいは、絞り一段絞れ、あるいはISO感度を半分にできるなど

と、LEDのワット数が倍になることに、露出が一段稼げるということになります

https://www.google.com

【写真の基礎知識】人間の色覚や明暗認知は、人間の脳の中の妄想の世界で、現実の色とは異なる【正しい色など存在しない現実 人間認知科学 色に関する基礎】

人間は、目から送られた情報を、脳で再構成してものを見ます。このため写真や動画で撮影する世界と、人間の脳で再現された目視の世界とは一致しないことが多々あります。

このブログでも以前記事にしました。

色や明暗に関しても、同じことが言え、人間は見ている色を常に正しく解釈するわけではないです

むしろ人間の見ている世界は、大部分目の錯覚というか、人間が勝手に作り出した世界であるというのは、

英国のトップカメラマンの一人、Karl Taylorさんの講座を見ましょう

Tim Flach & Karl Taylor Photography Workshop: A Visual Journey ティム フラック & カール テイラー 写真ワークショップ: ビジュアル ジャーニー

https://karltayloreducation.com/tim-flach-and-karl-taylor-photography-workshop-a-visual-journey/

まず上の記事のルービックキューブのような写真のサンプルでは、部分の影となっている部分と、上の明るい部分は違った明るさに見えますが、実際は明るいところも暗いところも、同じ明るさの色であるという、人間の目の錯覚の例を解説しています.

と言うのは脳はフル回転するとつかれるので、常にコンピュター予測AIのように、どんな光景かを予知して脳で画像を作ってしまうので、ここは影の部分だと思えば、勝手に暗くする解釈を行い、それを現実の世界のように認知するので、

人間の目に見えてる世界は、現実の世界とは異なることが多々ある

というのが現実なわけです

上の記事をさらに

Understanding vision

の項目を見ると、同じ色をした同一の円を、2つ作り、それぞれ違う色の背景に置くと、違う色の円に見えるという錯覚現象を解説しています

さて、当方も同じような色を違えたバージョンを作って公開しますが、

上の全く同じ色の円を違う色の背景の上に置くと、あれまた不思議、全く違うように見えるでしょw

人間は好ましい色の方を重視し、避けたい色の優先を下げて脳で判断します。

左上で、円が本来より青く見えるのは、人間が、背景のピンクのほうが好ましい色と、考えて脳で見たものを再構築するので、背景のピンクに関心が向き、それを誇張して脳で認識し、好ましくない(冷たいと感じる)青を含む左上の円を、より青く見せるのです

逆に右下の円が、本来よりピンクに見えるのは、背景が青で、この色は寒色=寒い色だから、避けたい人間は、本能的により好ましいピンクを含む右下の円のピンクを誇張して、脳の世界で再現するからなんです。

てなわけで自分が見たものが、現実の世界と一致するという考えは、ニセ科学でしかないことも覚えておきましょう

人間は好みの色(や明暗)がある部分を誇張して、実際より強調してみているものなんです

ーーーーーーーーーーーーー

画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

ーーーーーーーーーーーーーーー

https://www.google.com/

ポートレート撮影と、背景色の変化により印象の違いを検証テスト【色の効果と表現】

フレアー、ハレーション、色によっても目障りな色というのはことなり、青色のフレアーは出ても気にならない色【写真動画の基礎知識 人間の色認知の差を作品に利用】

フルサイズと、APS-C(DX)のボケ量の差は絞り二段強、The Difference in amount of Bokeh and the sensor size

【追記】この記事は被写界深度{DOF}の項目に着目しての記事なので、ボケ量の計算を他の項目に求めるなら、一段くらいの差という人がいて、それはそれで間違っていない

カメラは、フルサイズ(FX)、APS-C(DX)、マクロフォーサーズ、1インチ、スマホと、受光素子のサイズがことなる規格のカメラでは、同じ画角を得るために、使うレンズの焦点距離が異なり、

このため、それぞれのサイズで使うレンズの焦点距離がことなるため

被写界深度

ボケ量

の差が顕著に出ます

どのくらい違うかというと、

以前の記事

でも説明したように、

フルサイズ(FX)とAPS-C(DX)では被写界深度は、絞りで二段強ことなり、

フルサイズと、マクロフォーサーズでは、被写界深度は、4段強近くことなる

となります(ただ、被写界深度の算定基準ではなく、玉ボケの大きさの計算をすると、APS-Cとフルサイズとの[被写界深度の差は、絞りで一段強]という事も言えまることもありますし、それを主張する記事も間違いとは言えません)が、ボケの大きさの計算でも、普通に絞りの差は2段近い数字は出ます。

そしてボケる前後の範囲の被写界深度計算をすれば、35mmレンズをAPSCカメラで使った場合と、50mmをフルサイズで使った場合とでは、二段分絞りで差が出る計算になります

さて、

被写界深度(depth of field)ではなく、

「ボケ量」(the amount of Bokeh=Out Focus=Background Blur)の話ならどうなるのよ

という話も出ますが、

同じモデルを同じ距離から撮影した場合(Shooting the same model and at the same distance with….)

被写界深度(ボケる前後の距離の範囲)の観点からは

1:フルサイズ(Full Frame)で75mmレンズを絞り(Apeture)をF4で用いた場合、

と、

2:APS-C(Cropped Sensor Camera DX)のカメラを50mmで、絞り(Apeture)をF2で撮影

でボケる範囲が同じという計算にとなります

ボケの大きさの計算(この記事の下の方に計算式)では、フルサイズとAPS-Cとの実際の同じ画角になるレンズを使って同じ距離から撮影した場合のボケ量の差は、絞り一段ほどの違いという計算もできることがありますが、通常は二段近い絞りの差がでる、ということにるわけです。

被写界深度計算での、全体としてのボケ量を加味した場合では、絞り二段の違いで、フルサイズと、APS-C(DX)は、同じ距離で画角を揃える場合、ほぼボケ量は同じと考えていいでしょう 

さて計算ではなく、以下の実写実験から見ると、絞り1.7段くらいが丁度いい目安かも?

フルサイズと、APS-Cサイズのカメラで、レンズの画角を揃えた場合のボケ量比較 Sensor Size and Background Blur

以下の写真は、左が、APS-Cサイズでレンズは100mmのF4、右はフルサイズで165mm, F8で撮影したもの ですが、ほぼ同じボケ量だとわかります

A comparison of the amount of Bokeh between Cropped Sensor and Full Frame sensor: they have the almost same amount of Bokeh

フルサイズの方は、画角を揃えるため、レンズを150mmにズームしたつもりが、165mmで撮影しちゃいましたが、まあ誤差レベルということで

というわけで、

APS-Cサイズのカメラで撮影された写真の絞りのデーターを、フルサイズで活かす場合は、絞りを二段ちょい(1.7絞りくらいでもいいかも)絞ることがボケの量を似せるために必要で、

フルサイズカメラでのボケ量を、APS-Cサイズのカメラで、再現するには、双方で同じ画角になるレンズを利用した場合、絞りを二段くらいかそれ以上開けるのがセオリーとなります

ーーーーーーーーーーーーー

等倍近くのマクロ接写撮影になると、被写界深度(Depth of Field)ではなく、焦点深度(Focal depth)のほうが重要になってくることは、

参考資料 

ボケの大きさ=焦点距離×焦点距離× 1/絞りの値 × (1/被写体までの距離ー1/被写体からボケる背景までの距離)

mm単位で計算することになります

なお、APS-Cからフルサイズとのボケの大きさ比較は、さらに1.5~1.6倍の係数がかかります。

ボケ計算機

http://kingfisher.in.coocan.jp/boke/bokekeisan.html

カメラの被写界深度の計算

https://keisan.casio.jp/exec/system/1378344145

デジタルカメラとフィルムカメラ、根本的な違い:デジタルカメラではハレーション(halation)は起きない ブラックミスト(Black Mist)フィルターで、ある程度はデジタルカメラでもハレーション効果は真似ることができる

フィルムカメラとデジタルカメラの画像の一番の違いは、

フィルムカメラではハレーション(halation)、フレアー(flare)、ゴースト(Ghost)の3つの、主に逆光撮影で起きる、光線が暴れて写真の質を下げる現象があります

この内、ハレーション(halation)とは、写真の中で、強い光の部分の輪郭などが、霧に包まれたようにぼやける現象で、ライトを撮ったら、その周りが白い霧のように包まれる現象のことを言います

原理的には、フィルムカメラでしか起きません

というのも、

フィルムでは、緑(Green)、青(Blue)、赤(red)のそれぞれの感光層を通過して、残った光線をハレーションを吸収する第4の層(the anti-halation backing)で吸収して、写真に影響しないように製造されています

が、

太陽や、強烈なライトの光線は、フィルムのハレーション吸収層(the anti-halation backing)では吸収しきれず、反射してしまい、緑(Green)、青(Blue)、赤(red)のそれぞれの感光層に逆行して入り込み、感光させてしまいます。これが、フィルム写真で強いライトなどを撮影したとき、周りにモヤのかかったような光線の霧のようなものが映り込む理由です

デジタルカメラでは、ハレーション吸収層(the anti-halation backing)が存在しないので、デジタルカメラでは、ハレーション(halation)は起きません

この違いが、フィルム写真とデジタルカメラの画質の違いの一つとなって、表現に影響します。

デジタルカメラで、フィルムカメラのようなハレーションを再現する工夫も当然あり、

一番広く使われるのが、

ブラックミスト(Black Mist)系のフィルターを用いる方法です。ブラックミスト(Black Mist)系のフィルターは、厳密には、フレア(flare)を増大させるもので、ハレーション(halation)を起こすものではないのですが、見た目には、フィルムで起きるハレーション(halation)と似た効果を得ることができます(だだし、この記事の一番下の記事では、ブラックミストフィルター利用のデジタル写真でのハレーション再現では、フィルム写真の赤のハレーションは再現が難しいとあります)

以下は、動画のフィルターで有名なTiffen社のBlack Pro Mistによる、フィルムカメラでしか起きないハレーション(Halation)と似た映像をデジタルカメラで作る実験

Tiffen Black ProMist Diffusion The Tiffen Company

ブラックプロミストフィルター Tiffen

https://ja.tiffen.com/products/black-pro-mist-filter?variant=29609077178410

フィルム写真に近いハレーション再現には、濃度が、1/8, 1/4位のもので十分(強い濃度のものは黒ストッキングや粗い網目のものをレンズにかぶせるのでも代用できるから)

最近は、Tiffen社以外にもBlackMistフィルターは多数売られているので、それでも構わないかもしれません

ブラックミストより、より効果の強いものには、同じTiffenのもので、「ホワイト プロミスト(White Pro Mist)」という製品があります。TiffenではProMistとよんでますが、が、これも同じく、フレアー(Flare)を増大させ、フィルム写真のようなハレーション(halation)と似た効果をデジタルカメラで作るものです(もっとも、もともとフィルム写真や動画用に作られたソフトフィルターなので、フィルムカメラで使っても全く構いませんが、デジタルカメラが全盛となった今では、デジタルカメラっぽさを写真から消すために多用される利用が多くなっているというわけです)。これはブラックミストより効果が高いので、使い所を選びます。ブラックミストと同じように、レンズの前に白いストッキングや、網目のものをかぶせることでも似たような効果は出せます

4 x 5.65 “プロミストフィルター Tiffen

https://ja.tiffen.com/products/4-x-5-65-pro-mist-filter

黒くない、普通のプロミストフィルターの比較

Tiffen ProMist Diffusion The Tiffen Company

こうした、ミスト系のフィルター効果をレタッチで出すソフトもありますが、あまり評価は高くなく、光学フィルターには及ばないとされますが、3DCGのように実写ではないもののレタッチには、そういったソフトも編集ツールとしてはありかもしれません。まあ、レンダリングエンジン(3Dソフトの画像出力エンジン)には、こうした効果のエミュレーションが徐々に搭載されていますが.(レンダリングエンジン内の設定などでは、Bloomとか、Bloomingとかの名称で呼ばれています)

Tiffen社が開発した、プロミスト系統のフィルター効果の、デジタルレタッチでの再現シュミレーションソフトは、現在は動画のVFX効果のプラグインやソフトを多数扱うBoris FXに譲渡されて販売されています

Optics 2021 By Boris FX

https://flashbackj.com/product/optics

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

デジタルカメラで行う「ハレ切り」は、実際は、「フレアー(フレア)切り」

レンズの特性:フレア、ゴースト、収差」デジタルカメラ講座15 パナソニック

https://av.jpn.support.panasonic.com/support/dsc/knowhow/knowhow15.html

ハレーション(Halation)と、フレアー(フレア Flare)は、実際に見ると違いがわかりにくいですが、↑のパナソニックの説明にあるように、

フレアー(フレア Flare)は、『太陽光などの強い光源方向にレンズを向けた時に、レンズ面や鏡胴で有害光が反射して発生する光のカブリ現象です。画像の一部や全体が白っぽくなり、シャープネスを奪います。』上記パナソニック記事より引用 

『写真用語集:ハレーション はれーしょん』キヤノン

https://ptl.imagegateway.net/contents/original/glossary/%E3%83%8F%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3.html

とあるように、

フレアーは、レンズ内で起きる有害光の反射によって起きる光のかぶりで、レンズ内で起きるものであり、フィルムカメラ、デジタルカメラで共通して起きるものですが、

ハレーションは、写真や動画のフィルムに内蔵されているハレーション吸収層(the anti-halation backing)で吸収できない光線の反射によって起きる光線のかぶりで、

ので、ハレーション吸収層(the anti-halation backing)がない、デジタルカメラでは、ハレーション(halation)は起きません

できる原理が異なるわけですが、有害光線が反射して画像を乱すという点では似ており、目で見る分には区別がつきにくいこともあります。

また、日本では良く、有害光線をカットする作業を「ハレ切り」とか言ったりしますが、実際には、ハレーション及び、フレアーをカットする作業なので、フレアカッターとか、「フレアー(フレア)切り」と言っても、構わないものです 細かいことですが、デジタルカメラで行う「ハレ切り」は、実際は「フレアー(フレア)切り」のことになります

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Halation on Film & Digitally Imitating It

June 15, 2019 Prodigium Pictures