マイクロストック、投稿型ストックフォト、または投稿型素材写真サイトの話

写真撮影、機材の話題、世界の時事問題、及びストックフォト業界 特に投稿型ストックフォトの裏話が中心になります

カテゴリー: クローズアップレンズの画質検証

接写リングとクローズアップレンズ装着実験レビュー:タムロン 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Macro Extension Tube and Closeup Lens)

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDは、

同じタムロン50-400mm, 70-180mm

あるいは、Sony FE 100-400mm GM

より、150mmから200mm時のマクロ性能が優れているので、当方はこれを180~200mm近辺の望遠マクロレンズ代用に用いています(Sony 100-400mmは300-400mm時のマクロ接写性能が優れ、tamron 50-400mm, 70-180は、150mm以下の接写能力に優れる)*ただし、室内ではややでかいサイズ、更に重さも2キロ近くあるので、中型三脚だと、少しバランスが悪い、予算の都合状中型三脚しかないという場合、三脚の雲台を大型のものにするといいでしょう

このTamron 150-500mmレンズは、フジXマウント用もあり、フジXマウントで使うと、見かけの撮影倍率が1.5倍位になるので、一般的な撮影では、追加の接写アクセサリーは特に必要ないですが、

ソニーEマウントのフルサイズのカメラで使う場合は、

ちいと物足りないことと、このレンズは200mmを超える辺りから最短撮影距離が徐々に伸びていくレンズなので、

1: ケンコー・トキナーのACクローズアップレンズNo.2の77mmを、ステップダウンリングで、このTamron 150-500mmに装着する(*当方の使っている範囲では、ケラレなどが出たことはない)

2: タムロンやソニーでは扱っていませんが、ケンコー・トキナーや中国のMeike, Viltrox, Neewerなどが出している、マクロエクステンションチューブ(Macro Extension Tube 接写リング)の16mmの厚さのもの

を使って

どうなるかを実験


1の、高級タイプクローズアップレンズは77mmだと7000円前後の、安いとはいえない代物ですが、つけるレンズの相性での画質の差があまり出ず、安定しているのでお気に入り

ただしこのクローズアップレンズNo.2は取り付けた場所から、最大で50cmしか離すことができなくなるので、150-500mmのような超望遠ズームにつけた場合、構図を作るワーキングディスタンスなどでちょいと面倒

したは前髪の方にピントが行きましただ、まあ、ブログネタなのでそのままで、サンプルとして

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (221mm at F6.3) with Konko/Tokina AC Close up lens NO.2

上の切り出し

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (221mm at F6.3) with Konko/Tokina AC Close up lens NO.2 cropped from the above

画質的には、一般撮影で周辺解像が必要ないものであれば、けっこうよいクラスで悪くはないですが

下は447mmでの実験

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (447mm at F6.3) with Konko/Tokina AC Close up lens NO.2
Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (221mm at F6.3) with Konko/Tokina AC Close up lens NO.2 Cropped

高級タイプのアクロマート光学クローズアップレンズNo.2と、タムロン150-500mmの相性は良い方といえます

ただ、クローズアップレンズをつけた位置から、50cm以上離すことができないので、150-500mmのような超望遠レンズでの使い勝手はいまいち


Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDの場合、接写アクセサリーとしては、接写リング(マクロテクテンションチューブ)のほうがおすすめです、撮影距離の制限が少ないので、構図が作りやすい*望遠レンズの場合、クローズアップレンズのほうが、撮影倍率が稼ぎやすいのは確かなんですが、撮影距離が大幅に制限されるので、一般的な使い方なら接写リングが、望遠系では良いかなと

*クローズアップレンズNo.2=焦点距離500mmを、500mm望遠ズームの500mmで、ピントを無限遠で、使うと、500/500=1等倍の倍率が稼げることになります

ちなみに16mm接写リング(マクロテクテンションチューブ)を装着しても、接写時の画質は良好

下は183mmで、16mmの接写リングをつけてF8に絞って撮影したサンプル

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (183mm at F8) with Macro Eextension Tube 16mm

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (183mm at F8) with Macro Eextension Tube 16mm a portion of the above


Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD は商品名にマクロ(マクロ)の名称が付けられていない、接写性能はおまけという扱いのレンズなので、

絞っても周辺の解像などいまいちなこともありえますが、望遠マクロレンズでの撮影は、大部分が周辺がボケた構図になることが多く、大した問題にはならないことが多いです。まあそれだからニコンもキヤノンもソニーもシグマもタムロンも、180mmとか200mmの専用マクロレンズ出さなくなったんでしょうけど

周辺まできっちり解像が求められる、絵画や文書の複写などには、(フルサイズで)50~60mmのマクロレンズのほうが、望遠マクロレンズより向いています


ーーーーーーーーーーーー

画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

ーーーーーーーーーーーーーーー

モデルフィギュア 

桜島麻衣 1/4 バニー

1/4 デート・ア・バレット 白の女王 バニーVer.

*ネットで当サイト画像不正利用を見かけたら、日本之官庁担当に、使用条件としての日本政府への寄付を請求するように、心ある市民は、たとえば文化庁などに連絡していただければ幸いです

クローズアップレンズの代わりに、レンズの前にもう一個レンズを装着する方法【リバース=レンズ逆向き装着の応用 マクロ接写アイテムと方法】

古い機械連動の絞り付きレンズを、リバースアダプターというアクセサリーで、カメラに逆向きに取り付けることで、安価なマクロレンズとして用いることは、広く行われてきました。

撮影レンズの接写性能が上がった、現在でも、撮影倍率等倍以上の倍率を安価に実現する方法として知られています。

まあ難点は、旧式の機械連動の絞り機構を持ったレンズでないと使いにくい、機械連動式の絞り機構を持ったレンズは、最新設計のものが少ない=性能がイマイチなものが多いことですが

これの応用で、

レンズを取り付けたカメラに、レンズの先っぽにもう一個カメラレンズを取り付けて接写レンズにするという方法もあります。まあ、撮影レンズをクローズアップレンズとして使う方法なわけですが

Reverse Lens Macro Photography: A Beginner’s Guide 逆つけレンズでマクロ撮影:初心者向けガイド

A Post By: Andrew S. Gibson

Digital Photography School

この方法のメリット、

1:カメラに正しく装着したレンズの絞り機能が使えるので、逆向けに取り付けるレンズ自体の絞り機構が電子式でも構わない= 機械連動の絞り機能があるレンズでなくても構わない

**ただし、逆向きにつけるレンズは、カメラからレンズを取り外した時、絞りが開く事ができるタイプのメーカーのレンズを買わないと、撮影時に苦労する

2:撮影倍率が稼ぎやすい

注意点

レンズの説明書によっては、フィルター枠にあまり重いフィルターをつけると破損の原因になると、書かれているものがあり、要は強度を落としてあるので、レンズの先端にもう一個レンズを付けると、元のレンズが壊れる可能性もある。あまり大きなレンズを逆向きに取り付けると、カメラ側のレンズが壊れたり精度が狂ったりする可能性がある。

カメラレンズのフィルター枠にレンズを逆向きに取り付けるアイテムは、

Reverse Coupling Ring とかで、EbayやAliexpress, アマゾンで検索すると中国製の安いものがたくさん出てくる

https://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=Reverse+Coupling+Ring

類似記事

Super Macro Photography With a Coupling Ring

By nicoo in Circuits

https://www.instructables.com/super-macro-photo-with-a-coupling-ring/

キヤノンの18-55mmキットズームに、もう生産終了した安いシグマの70-300mmズームを逆向に装着

この組合わせだと、最大撮影倍率は16倍になったといいます

安レンズですから、画質はあれですが

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)でのフィギュアで撮影性能レビュー [Toy Figure Photography] ソニーEマウント交換レンズ 無難には使える

キモオタ写真道を追求する、当ブログでは、アニメフィギュアをモデルにした写真動画関連の記事を書くため、

その目的では、

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)は、当ブログは、主に簡易望遠マクロレンズとして購入したのです。というわけで、当方の目的では、接写時の描写が良ければいいのですが、

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057) 166mm F7.1

テストチャートなどの平面被写体のテストでは、他社の同クラスに比べ、やや切れが足りなく見えるテストもあります。ですが、とりあえず、3Dの、実写の立体物では、無難な性能を発揮します。こういった撮影では周辺解像度が~とか言っても、あまり関係ないし

まあ、等倍とかにすれば、高級単焦点レンズと比べれば、やっぱ切れが劣るかな~なんてこともいえますが、普通の鑑賞サイズなら、不満のないシャープさです

カメラ内のレンズ補正収差をオンにしている状態なので、倍率色収差はなく、光線コントラストの高い状況で出やすい、軸上色収差が主原因で起きやすいパープルフリンジも、

F7.1に絞ると、こうした立体物の近距離での撮影では、見当たらず、わずかにグリーンフリンジがでることがあるくらいです。*意地悪に、軸上色収差を出やすくしたテストでは結構色フリンジが出るテストをした人もいますが、普通に使う実用では、よく抑えられている

以下、上の撮影サンプルの切り抜き(portions cropped from the above)

以下は156mm の開放F5.0での撮影 ボケもまあ無難です チャートテストだと、切れ込みが~とかいいたくなるかもしれませんが、こうした女性フィギュア撮影目的なら、特に開放絞りでも問題ない

Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057) 156mm F5.0

右肩のエッジに僅かな軸上色収差絡みとみられるグリーンフリンジがありますが、

すごく小さい

パープルフリンジが出やすいこの場所も、特に色ズレはでない わずかに、うさ耳の付け根にパープルフリンジと小さいグリーンフリンジが見えるくらい

少し前の一眼レフ用の同クラスの150-600mmとかいったレンズよりズームレンジの短い、150-500mmにこのレンズはなりましたが、色収差絡みの性能は確実にアップ。

これ以上の色収差補正といい出すと、一気に、値段が20万円超えになりますね。まあ値段からすると、正当な性能といえます。

三脚を使いましたが、レンズが重いので、中型三脚だと、手でシャッターをきる場合は、三脚使っていてもブレる場合があります 1/25秒位とか低速シャッターだとね リモコン使用が望ましい

このレンズの発色は、ソニー純正レンズに比べ、やや暖色、ソニーのレンズと色を合わせたいなら、ホワイトバランスを+B1くらいに設定。 ソニーEマウント用タムロンレンズの多くと、サムヤンレンズのソニー用は、やや暖色の発色レンズが多い *このテスト記事ではホワイトバランスは+A0.25設定

このレンズは82mm フィルターだが、当方は、82mmフィルターをつけた上に、更に82-77mm Step Down Ringを用いていますが、今のところケラレが出るという状況はないです。思いっきり絞りを絞るとかすれば、ケラレとかなんかでてくるかも?

このレンズで、82-77mm ステップダウンリングを使って、77mm のKenko ACクローズアップレンズNo.2の利用は、特にケラレもなく使えます

ただ、これから、77mm filterを重ねていくとどこでケラレが出るなどは、まだチェックしていませんw この日はまだ残暑で、作業中に脳が溶けたため、フィルター検証は中断w

モデルフィギュア

1/4 デート・ア・バレット 白の女王 バニーVer.

普通に鑑賞するのはエロいフィギュアですが、写真ブログの記事で、写真モデルに使うには、使えるアングル、場所が少ないので、失敗したかなという感じです

桜島麻衣の1/4バニーは、こうした記事のモデルには使いやすいポーズで、場所もあまり選ばない、ので、これは買って正解でしたが

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 桜島麻衣 バニーVer. 1/4スケール

ーーーーーーーーーーーーー

画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

ーーーーーーーーーーーーーー

当関連ブログ用モデルB-STYLE デート・ア・バレット 白の女王 バニーVer. 1/4 完成品フィギュアの感想

Nikon Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDと、タムロン Tamron 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)とのボケ比較(A Comparison of Bokeh Quality)

焦点距離ごとの最大撮影倍率と最短撮影距離の検証【Cameralabレビュー記事】Tamron タムロン150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)

接写リング(Macro Extension Tube)と、Kenko ACクローズアップレンズNo.2(AC Close Up Lens)の比較:高級版のクローズアップレンズのほうが結果がいい場合もある。 Samyang AF 85mm 1.4 FE 実写レビューサンプル

原則として、接写リング(ソニー自体は扱っておらず、ケンコー・トキナーや、中国メーカー各社が扱っている)を取り付けるほうが、クローズアップレンズより、画質は期待できますが、

相性もあるので、取り付けるレンズによっては、この原則が崩れる場合もあります

今回は、10mmの接写リングを、サムヤンのSamyang AF 85mm 1.4 FEに取り付けて、マクロ撮影しましょう

接写リングをかませることで、若干の画質劣化があるのは当然なので、絞りは開放F/1.4ではなく、F/1.6と三分の1段絞って実験

結果は、

Samyang AF 85mm 1.4 FEに10mmの接写リング(Macro Extension Tube 10mm )を取り付けて撮影 at F/1.6

ピントのあった部分を拡大すると、ソフトフォーカスレンズみたいになってますね

サムヤンのこのレンズは最短撮影距離90cmだと、開放描写がかなり甘くなるレンズですが、接写リングでその影響が増大されるのか、結構甘く、ソフトフォーカスレンズのようになりました。*こうした85mm 1.4とかいった、人物撮影を主目的に開発されたレンズは、ポートレート撮影でよく使う2~10m位にシャープさのピークが来るように設計されたものが多く、他の撮影距離では、絞り開放付近のシャープさが、絞らないといまいち、遠距離ではフリンジが出る、ということは、よくあることなので、このレンズもそういう設計なんでしょう

またよく言われるこのSamyang AF 85mm 1.4 FEは、発色が黄色っぽいというのも上の写真からわかります。*ソニーの FE 85mm 1.4 GM(SEL85F14GM)より色温度的に500~750度くらいの違いがあるとされているので、ホワイトバランスをB2~3の方に調整すると、ソニーの純正レンズの発色に近くなる

実際の撮影では、見てわかるようにこんなのはボケ過ぎなので、ピントを稼ぐため(被写界深度DOFを広げるため)、絞りをもっと絞ることになる。ので、接写リングを噛ませた撮影でも実際には支障はないのですが、絞りの条件を揃えて、いろんなレンズとの相性が非常にいい、ケンコー・トキナーのACクローズアップレンズNo.2でも試してみましょう

さて、お次は、Samyang AF 85mm 1.4 FEにケンコー・トキナーのACクローズアップレンズNo.2(Kenko AC CLOSE-UP No.2)を取り付け、やや劣化が出るのは当然なので、やはり絞り開放F/1.4ではなく、F/1.6で撮影してみましょう

このテストでは、Samyang AF 85mm F1.4 FEと、他のソニーやシグマの最近のレンズと色を近くするため、ホワイトバランスを、B側に、2.5振っての撮影で試しました、黄色っぽさがガッツリ取れて寒色系のレンズとなります

Samyang FE 85mm F1.4 FE + ケンコーACクローズアップレンズNO,2(Kenko AC CLOSE-UP No.2) at F/1.6

ピント部分を拡大しましょう

なんと、この組み合わせでは、接写リングより、ケンコーのACクローズアップレンズNo.2がシャープさという点では、大勝利となりました。

実際はこうしたマクロでのフィギュア撮影は、F/1.6だと体がボケボケなので、絞りを絞って撮影するので、絞って撮影する分には、接写リングでも問題ないわけですが、高級タイプのACクローズアップレンズのほうが、接写リングより画質が良好なことも、組み合わせや撮影条件では起き得るということです。

**やすいクローズアップレンズではこの結果は出ない可能性が高いし、高いACクローズアップレンズでも、違う度数のものでは結果が異なることがありえます。

Samyang AF 85mm 1.4 FEは、比較テストをした英国のTom Caltonさんが、一番下と評価はしたものの、悪いレンズという意味では全く無く、ソニーは当然、シグマに比べてもものすごく安いことを考えると、賞をあげるべきだろうと評していましたが、(Tom Caltonさんは、予算がなく、アマチュアで、お金稼ぎが目的でないなら、AFの信頼性などを含めて総合的には、ソニー用85mmでおすすめなのはトキナーの85mm 1.8だとしています)*Tom Caltonさんは、人物撮影の「仕事レンズ」という立場から評価しているので、テストチャート結果より、彼の使う撮影距離でのシャープさが選ぶ理由、レモンボケ(口径食)は、実際の撮影で玉ボケを重視した撮影はしないので、一応テストするが彼個人の機材選択の需要要素ではない、同じく隅っこの解像がどうのこうのより、中心部のシャープさがどうかのほうが重要事項、ボケも実写での全体印象が優先で、細かいチャートのテストは参考にしない、という人です。

今回当方が使ってみたところ、

たしかにソニーやシグマの最新モデルと比べ、やや華奢な感じ、完全な円形ボケにならずやや絞りの角が見えたりと、ツメが甘いようにみえるところもあります。

色収差などは、シグマの最新型には劣るが、ちょいと前の若干古い、ニコン、キヤノン、ソニー、シグマなどの同クラスレンズ(一眼レフ用で現在も売られてますね)に比べて遥かに少ない、パープルフリンジも、でるとはいえ、一昔前の有名メーカー品とくらべても(ポートレートなどで使う距離だと)出方が非常に少ないなど(遠距離の風景とかはやや出やすいですが、それでもちょいと前の発売時期の各有名メーカー製の同クラスレンズよりはるかに少ないw)、

日本でも店によってはかなり安く買える、実売価格から考えれば、このサムヤンレンズ優秀すぎるだろうという面もかなりあることがわかり、ちょいとびっくらコケています(アメリカだと普段は800ドルくらいで、年数回のセール時期になると500ドル)

Tom Caltonさんが住んでいる英国だと、法律のからみで、サムヤンレンズはメーカー保証が5年つく+クリスマスとかブラックマンデーなど、年に三割前後の値引き大バーゲンが数回ある(米国やカナダも同じ)ということで、

サムヤンのレンズは、一定以上の修理は、新品交換になる、トラップがあり、さらに下取り、売却時リセールとかで、安値で叩かれるリスクがあるものの、売却せず使い潰すつもりで、英国みたいにメーカー五年保証がつく国であれば、あるいはお買い得なレンズかもしれません とくにアマチュアで、家族写真がメインの趣味でたまに使うくらいならなおさら

*日本では一年保証のみ(ビックカメラで買えば5年保証に入れる、アマゾンのアマゾンの販売なら、3年保証がつけられる)、多くの店は修理が交換扱いで高くなるためか、延長保証の対象とはしない

Samyangレンズは、AF絡みの正確性で苦情が出ることが多いようですが、

カメラの機種によっても異なるようです(レンズのモーターの馬力が小さくて、動きに追いつかない場合もありそう)

また、

AF設定を

バランス優先ではなく

フォーカス優先モード

にするとか

カメラ内の手ぶれ補正をオフにすることでピント精度が上がる指摘もあります

ーーーーーーーーーーーーー

画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

ーーーーーーーーーーーーーーー

モデルフィギュア

桜島麻衣 1/4 バニーバージョン

ーーーーーーーーーーーーー

ハクバ MCクローズアップレンズ(Close Up Lens) No.1とTamron A034 70-210mm F4の画質相性レビューテスト【クローズアップレンズと装着交換レンズの相性テスト】

は、

での実験では、絞ってもろくな結果が出なかったので、レンズを変えて

Tamron 70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034) で実験しました

ピントはライブビューLVでマニュアルで合わせ開放F4とF8での実験

Nikon 80-200mm F2.8D <New>よりは結果が良かったですが、絞り開放時は、拡大すると、あまり芳しくない

Tamron 70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034) + Hakuba Colose Up Lens No.1 210mmm Above F4, Below F8

下は、210mm、F4時のピント面の切り出し ピント面がかなりゆるい

210mm F4 with Hakuba Close Up lens No1

下は、F8に絞ったときのピントの合ってる部分切り出し

かなり改善されます(立体物の撮影の話なので、文書や地図などの平面的なものの複写目的ではどうかは実験せず)

210mm F8 with Hakuba Close Up lens No1

Nikon Ai Af 80-200mm F2.8Dのときよりは、2段絞ればかなりまともなので、ハクバのMCクローズアップレンズは、マルミのクローズアップレンズと組み合わせるレンズとの同じく相性が出そう**当方ののテスト条件環境でそうなっただけなので、他の人は80-200mm 2.8Dと同じ組み合わせでもうまくいく場合もある

ピントはシビアなので、できるだけAFは使わず、MFで使った方がいい

画質や相性をきにするなら、ケンコーのかなり高くなりますが、ACクローズアップレンズNo.2が、組み合わせるレンズとの相性も出にくく、良いと思います。このNo.1でもACタイプのクローズアップレンズが出ればよいのですが。

ーーーーーーーーーーーーー

画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

ーーーーーーーーーーーーーーー

モデルフィギュア

桜島麻衣 1/4 バニーバージョン

ーーーーーーーーーーーーー

ハクバMCクローズアップレンズNo.1と、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の相性は最悪【ハクバもマルミでも、低価格の一枚レンズのクローズアップレンズでの画質はガックリの結果】

クローズアップレンズは、装着するレンズの相性がたまに出ます。

相性が悪いレンズに装着すると、いくら絞っても画質がしゃっきりしないという現象があります。

ニコンのAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>は、Kenko の高級タイプの、ACクローズアップレンズNo.2(6~7千円もするので当然)とは比較的相性がいいのです

が、マルミの廉価なクローズアップNo.1との相性がとても悪く、いくら絞っても周辺が流れたような画像で、中心部もイマイチの画質でした。

そこで、今回、マルミではなく、ハクバのMCクローズアップレンズNo1

を手に入れたので、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>に取り付けてみましたが、

周辺はいくら絞っても、流れ気味で、中心も特に200mmのときは芳しくない

と、マルミ、ハクバの比較的安いMCクローズアップレンズNo.1と、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>との相性は良くないということがわかりました

クローズアップレンズのNo.1とされる焦点距離1000mmタイプのものでは、一枚レンズの廉価版しか売られておらず、二枚レンズ構成のAC等の高級タイプは現在ないですが、No.1でもやはり高性能のACタイプが欲しくなりますね。

Ai AF Zoom Nikkor 28-70mm F3.5-4.5Dと、ケンコーACクローズアップレンズNo.4の組み合わせでのマクロ撮影

接写というと、高性能の接写専用のマクロレンズを使うのが、良いとされますが、

APS-Cやフルサイズのカメラで、フィギュアやミニカーなどを撮影するときは、絞りをF11~F32とかに絞るのはごく普通で、どんな高性能のレンズでも、そのあたりまで絞りを絞ると、回折現象Diffraction, 小絞りボケの弊害で、解像度やシャープネスが落ちてしまいます

最近は、そういった回折現象による「解像感の落ち込みをごまかす」、回折軽減機能とか点像復元機能とかがカメラに搭載されていたり、フォトショップなどの画像編集ソフトで、調整レイアーを作り高域シャープなどをかけて、元の写真と合成することで、見た目のシャープさを取り戻すことがある程度できるようになりました。

私の感覚だと、絞りF14くらいまでなら、こうした、なんちゃって解像度復元機能はそこそこ効果がありますが、F22まで、あるいはそれ以上絞ったものにはあまり効果がない(写真そのものの、鑑賞サイズがスマホサイズとかの小さい場合は、こうした絞り過ぎによる画像の劣化は目に見えません、あくまで大伸ばしにしたときに目立つわけです)

さて、

30年前以上に、最初のバージョンが発売された、ニコンのAFレンズ。Ai AF Zoom Nikkor 2870mm F3.5-4.5Dに、ケンコーの

ACクローズアップレンズ No.4

を装着し、撮影したのが、下(APS-C=DXモードで撮影)

Ai AF Zoom Nikkor 28-70mm F3.5-4.5D With Kenko AC Close Up lens No.4 (APS-C Mode 33mm 51mm equivalent of Full Frame) 1/60 F/14 ISO 50

F14まで絞っても、このルパン三世のフィギュア全身にピントが回らないという状態ですけど、当然この高級クローズアップレンズで撮影されたルパンは等倍表示させると、絞りを絞りすぎたため、ピントがソフトになる回折現象がでています

しかし、より高級で高性能な、接写用のマクロレンズなどを使って撮影しても、同じ絞りF14とかで撮影すると、やっぱり小絞りボケ=回折ボケがでてしまい、画質には、ごく隅以外、値段ほど違いがでなかったりすることはよくあります(F4とかF5.6くらいの絞りで撮影するなら、中心部あたりでも、価格相当の差がわかります)

そして、こうした、絞りを回折ボケ=小絞りボケF11以上絞って、シャープさがゆるくなった写真を、カメラの内蔵修正機能、あるいは画像編集ソフト(フォトショップなど)で、シャープ加工などでの、「解像復元」をするという作業をした場合、、

高価な専用マクロレンズで撮影したものと、

そのへんのちょい古いレンズに、やや高級なクローズアップレンズである、ケンコーACクローズアップレンズをつけたもの

の差は、上のような立体物のフィギュア撮影では、ほとんど見分けがつかなくなることもあります(書類や絵画の複写とか言った平面物の撮影なら、レンズの性能の差は顕著に出ることもあります)

下は、Ai AF Zoom Nikkor 2870mm F3.5-4.5D+ケンコーACクローズアップレンズNo4で、絞りF14で撮影したため小絞りボケで、解像がゆるく劣化の写真(左)を、画像編集ソフトで、解像復元したもの(右)の比較

より高性能なレンズを使っても、絞りをF14まで絞れば、同じように回折ボケで解像がゆるくなるので、結局カメラの内蔵処理か、ソフトで、「解像復元(実は見た目のごまかし処理)」することになり、その最終結果で見れば、レンズの価格ほど質の差がある写真は、こうした立体物の撮影では、できにくいという見解ができるともいえますかね

参考、ACクローズアップレンズNo,4装着時の撮影倍率目安

Nikon Ai AF 28-70mm 3.5-4.5D 28mm時(ケラレ出るため測定せず) 35mm時 約0.24倍 50mm時 約0.34倍 70mm時 約0.4倍

画像編集ソフトでの、小絞りボケ=回折軽減レタッチの方法と種類

アンシャープマスクより、シャープ加工が目立ちにくいシャープネスのかけ方は、フォトショップでは高域シャープネス(ハイパス)、他のソフトでは同じ機能に別の名称が使われていたりします。自分に使いやすいソフトでどうするかはそのソフトの解説を見てください

撮影モデル: 

ルパン三世 フィギュア MSP

ルパン三世 フィギュア MASTER STARS PIECE LUPIN THE THIRD ルパン MSP


Diffraction (回折) Ken Rockwell

https://www.kenrockwell.com/tech/diffraction.htm

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

注意:最近,2016年ごろから、デジタル一眼レフやミラーレスカメラには、絞りを絞ったときに出る回折現象=回折ボケ=小絞りボケが目立たないように、自動で回折軽減機能(点像復元機能とかメーカーによって呼び名はことなる)が内蔵されたものが、ふえました。このため、こうした最近のカメラでは、回折ボケは、F22くらいまで絞らないと「見かけは目立たなく」している事が多いのですが、こうした機能は、本質的な解像ではなく、ごまかしの超解像みたいなCG加工でもあります、

カメラ機材のレビュー記事でも、回折ボケのことはあまり触れたくないのか、レビューでは、カメラの回折ボケ軽減機能を使っていることを伏せているレビュー記事がめだつので、生のレンズ性能テストを避け、ある意味シャープ加工、コントラストなどを操作しただけの、解像ごまかし機能で得られたCG加工結果を「レンズの性能」のように書き立てているサイトが有ることに注意

フルサイズで2400万画素以上だと、絞りを11位以上絞っていくと、顕著な回折ボケが見られるのが普通ですが、最近のカメラはこれをコントラストやシャープネス加工でF22くらいの絞りまでなんとか耐えるようにしていますが、シャープネス加工でごまかしているだけで、本来の解像とは異なるものです APS-Cサイズだと1000万画素でもF14に絞った写真は、ボケボケなことが普通

ただしA4サイズくらい以下での小さく鑑賞なら(離れて見るなら、A2-A3もあり)、こうした小絞りボケは目立たないので、「写真を使うサイズが小さくて良いなら、回折ボケ=小絞りボケを恐れず、絞りを絞って被写界深度を稼ぐ」のはありです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

SONY SEL24105G FE 24-105mm F4 G OSSとケンコーACクローズアップレンズNo.2によるフィギュア撮影【簡易マクロ撮影】

ソニーEマウントFE 24-105mm F4 G OSSに、ケンコーACクローズアップレンズNo.2をつけて、1/4スケールフィギュアを試し撮り Jpeg撮って出し(自作カスタムピクチャープロファイル

ISO160 1/80 F8 Kenko AC Close Up Filter No.2
冴えない彼女の育てかた 澤村・スペンサー・英梨々 1/4スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュア

ACクローズアップレンズをつけても損なわれない、ボケの素直さ、階調の良さで、下のフォトヨドバシの記事通り

「SONY SEL24105G FE 24-105mm F4 G OSS」フォトヨドバシ

http://photo.yodobashi.com/sony/lens/sel24105g/

レンズ単体でも接写性能は高いが、マクロしたいときはクローズアップレンズと一緒に持ち歩けば、ほぼ万能のレンズ

このクラスで、そつなく、実写性能をまとめたレンズ。ただ、電子収差補正に頼った設計と性能であることを考えれば、実売価格はやや高すぎ。 まあ、各社ミラーレス用のフルサイズ用交換レンズは、ソニーに限らず、妙に高いものばかりになってきているので、これが普通の価格ということかな。キヤノンは廉価な普及タイプレンズも用意してきてるけど

写真用のレンズとしては必須ではないし、そもそもフォローフォーカスのリグが組めない、電子ピントリングの写真用AFレンズをまともな動画作品用レンズに考えるほうがおかしいのだが、このクラスで業界ほぼトップの、動画で評価項目となる、ピントが前後に動かすと画角が変わるフォーカスブリージングをほぼ完璧に抑制、および、全体的になだらかなボケ(硬めのボケもジャンル的にはありなのだが、やや硬めのボケと言うなら、ニコンの標準ズームレンズが手持ちにあるので、性格の異なるレンズが欲しかった)が、気に入って購入。

単体で、望遠105mm時に撮影倍率、0.31倍の接写が可能で、ケンコークローズアップレンズのNo.2(キヤノンでいう500Dと同じ)もしくは、No3(キヤノンにはない)をつければ、0.5倍前後のハーフマクロ前後の倍率の撮影が、105mm望遠にズームしたときに可能になる。


クローズアップレンズは、このブログのあちこちで書きましたが、

1:テレコンと同じで、組み合わせるレンズとの相性がある

2:テレコン(テレコンバーター)と同じで、装着した場合、2段以上絞って使うのが好ましい

3:廉価なものは周辺に色ズレが出やすく、高価なものは出にくい。中央部の解像力は高価なものも安価なものも同じ

4:どんな高級クローズアップを使っても、ごく隅の解像度は上がらない トリミングしてしまうのも解決案 

5:歪曲収差も悪化する (組み合わせ方で異なり、かえって補正してくれることもある)

6:球面収差が増える関係か、ピントの切れはやや劣化するが、ボケ味は良くなる

7:撮影できる距離が制限される(接写リングも同じですが)

メリットとして

1:比較的安い 中心部付近でそこそこいい画質ということなら、これでいいこともある

2:マクロ専用レンズを持っていくのに比べ、荷物が軽くすむ ただし高性能クローズアップレンズはかなり重量がある

3:接写リングほど面倒ではない

4:接写リングや専用のマクロレンズとは異なり、クローズアップレンズでは露出倍数がかからないため、絞りを絞っても露出をやや稼げる

クローズアップレズは、ケンコー・トキナー(海外ではHoyaブランドで販売)が最も多く作っていて、廉価なタイプと、二枚レンズ構成の高級タイプと充実。マルミも、日本国内では廉価なものしかラインアップしませんが、海外市場では高価な二枚構成アクロマートAC高級タイプを数多く出しています(日本国内では販売されず)。

現在キヤノンもNo2相当の500D, No.4の相当の250Dがあり、昔はニコンも自社ブランドで作っていましたが、またニコン独自のわかりにくい指標番号を持ち出して、他社のどれ相当かわかりにくかったので、市場から消えてしまいました。意味不明の規格を出して、そっぽ向かれる、ニコンらしい話です

「【Nikon】Nikonの話~マイクロレンズと実効F値の話」The Map Times

https://news.mapcamera.com/maptimes/%E3%80%90nikon%E3%80%91nikon%E3%81%AE%E8%A9%B1%EF%BD%9E%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%81%A8%E5%AE%9F%E5%8A%B9f%E5%80%A4%E3%81%AE%E8%A9%B1/


などがあり、専用の接写専用のいわゆるマクロレンズとは、特に文献複写、フィルム複写、といった記録的な要素が高い撮影では、周辺画質に差があり、クローズアップレンズでは隅の部分がイマイチのため、正確な複写記録が目的の撮影では、クローズアップレンズはあまりすすめられません *広めに撮影して周辺の僅かに解像が上がらない部分はトリミングすればいいという話もありますけどねw

しかし、フィギュアやおもちゃといった立体的のものの接写撮影だと、クローズアップレンズをつけても、そういったあらが目立ちにくいので、結構実用になります フィギュアなどの小物撮影は、フルサイズカメラだと、中望遠レンズを使うと、絞りF4ではボケボケすぎ、絞りを8まで絞ってもまだ足りないかな~というのが普通なので、最新型のレンズの開放F2.8の性能が~

といっても、F8近く絞ると、多少古いレンズも全く問題がなくなったりするのが常なので、むやみに新しい高性能レンズ買っても、実写では特に感動するほど差が出なかったりします

このため、米国のKen Rockwellなどは、マクロ撮影は絞ることが前提になってくるので、必然的に古いレンズでも色収差は実写では目立たず、RFのバカ高いものではなく、EFマウントの古いレンズ使うのも全然アリだよと記事に書くわけです

モデル

冴えない彼女の育てかた 澤村・スペンサー・英梨々 1/4スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュア

ケンコーACクローズアップレンズNo.4+レンズベビー80mm 2.8 エッジEdgeの組み合わせ相性のテスト

比較的高価なものが多い、一眼レフなどに使われるアオリレンズですが、ミラーレスカメラが普及してからは、安価なアオリ機能アダプターが出たり、機械式の完全手動でよけれアば、以前よりは一般人にも手に入れることが容易になりました。

米国のレンズベビーLensbabyは、アオリレンズの内、ティルト機能のみを組み込んだ各種のレンズをコンポーサーシリーズとして出し、また、クラッシックレンズの味を現在のカメラに使いやすいようにした、トイレンズ的なものを数多く出しています。

さて、レンズベビー社は、コンポーサーシステムという、レンズ交換マウントシステムを展開し、その交換レンズの内、Edgeシリーズと名前が呼ばれるものは、他のようにわざと周辺が流れたり、ソフトにならない、普通のレンズです。ただしアオリのティルト機能に対応するため、イメージサークルは中判カメラのセンサーやブローニフィルムをカバーできそうなくらい余裕がとられています。

Edgeシリーズ自体、光学系は公開されていないものの、今では特許切れとなった、過去の有名オールドレンズの設計をそのまま踏襲していると見られ、引き伸ばしレンズの設計も取り入れているフシがあります。このためやはり絞り開放付近では、オールドレンズと似たような描写をみせます。ただ、使っているガラスは現代の高性能のもののため、Edgeシリーズは結構侮れない写りをします。

今回は、

エッジ80オプティック

https://www.kenko-tokina.co.jp/camera-lens/lensbaby/edge80_optic.html

を、ケンコーのACクローズアップレンズNo4を取り付け、ソニーのEマウントフルサイズミラーレスカメラにつけて実写での撮影実験を行います。テストチャートや文書撮影だと、画質が周辺でやや劣化するのが確認できたりしますが、被写体が立体物なら、クローズアップレンズによる画質劣化は目立ちにくく、撮影では絞りを2~3段絞れば、侮れない(ただし相性の悪いレンズがあるので、そういうレンズの場合絞ってもイマイチのことがある)

絞りは三段絞ったF8ですが、立体物の実写の撮影テストでの画質は、非常に安定していて、ケンコーのACクローズアップレンズNo4とLensbabyエッジ80オプティックの相性は非常に良いと言えます。

ただし、今回の80mmレンズに組み合わせるクローズアプレンズが、No4だと、撮影できる距離で動かせる前後空間は、クローズアップレンズからモデルまで25センチから前に、8センチ位までしかないので、レンズから50センチまで離せるNo2か、33cmまでレンズから被写体を離せる、No3のほうが使いやすいとは言えます,。

ACクローズアップレンズ No.4

https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/eq-digital/close/close_up/4961607358092.html

わざわざティルトレンズを使う理由があるのか?

大判カメラ、中判カメラではアオリ機能を使うのはむしろ当たり前で、絞りを開けたり絞ったりすることで被写界深度の調整をするフルサイズやAPS-Cサイズのカメラとは違い、アオリのティルト(Tilt)機能を用いることで、撮影するレンズの角度を変えることで、ボケる範囲を変える方式によるボケの演出が普通です。

フルサイズやAPS-C(とマクロフォーサーズ)でも、こうしたアオリのティルト手法(FreeLensとも呼ばれたりする)を用い、広角レンズでボケにくいレンズや、望遠レンズで絞りを絞ってイルのに、背景などが大ボケする効果を出すため、アオリのティルト機能の原理は用いられます。

試しに今回試した、レンズベビー80mm エッジEdgeと、ケンコーのACクローズアップレンズNo.4の組み合わせで、F11に絞って、通常の位置(上)と、レンズをティルト(Tilt)させてピントを合う角度を変えたもの(下)の比較をしてみましょう

Lensbaby 80mm Edge + Kenko (Hoya) AC Coloseup filter No4 Above: Normal position Below: Lens Tilted

レンズを真っ直ぐにしたまま撮影した上では、両目にピントが来ていますが、

アオリでレンズを傾け=ティルト(Tilt)させた下では、同じF11の絞りでピント位置は同じなのに、右目が被写界深度から外れ左目だけにピントが来ています。

絞りを操作せず、レンズの角度を変えることで、ピントを合っている部分の範囲を制限したり、逆に増やすことで、ボケる範囲をも変える効果が、アオリレンズのティルト機能であり、ボケにくい広角レンズの背景をポケボケさせるテクニックとしてアオリのティルトを用いるのは、昔からの知恵です。

モデル:冴えない彼女の育てかた 澤村・スペンサー・英梨々 1/4スケール

お手軽接写アイテム・クローズアップレンズの選び方

接近して撮影するとき、レンズ本体の最短撮影距離よりさらに短い距離で撮影できるようにするアクセサリーの一つとして、クローズアップレンズと呼ばれるものがあります。

昔は交換レンズの最短撮影距離が長めのものが多かったので、それなりに重宝されることもありました。が、2015年辺りから、最短撮影距離が極めて短いキットレンズの標準ズーム、単焦点レンズなどがでてきたので、クローズアップレンズは、以前ほど必要なアイテムではなくなっています。*昔の35-70mmなどのズームは最短撮影距離が1mとか1.5mとか、今から見れば冗談のような世界でした。

またかんたんな文書のメモ代わり接写なら、今ではでかいカメラより、スマホのカメラのほうが得意ですしね(スマホ用のマクロレンズ=クローズアップレンズもありますし)。

専用の接写用レンズのマクロレンズが買えない人には、とりあえず間に合わせの役には立ちました

クローズアップレンズの描写特性と、使用上の注意

1:クローズアップレンズは、中央部の解像力はさほど悪くないが、ごく隅周辺部の解像力はどんな高級クローズアップレンズで、絞りを絞っても解像度が思ったほど上がらない まあ、周辺をトリミング前提で使えばいいですけどね。

2:相性がある テレコンバーターと同じで、組み合わせるレンズとの相性が出る場合もある。相性が悪いレンズとつければ、絞ってもあまり解像が改善したりしない。各社の説明書にはのっていないが、キヤノンのサポートと話をすると、クローズアップレンズをつけた場合は、最低二段以上絞りを絞って撮影が基本ということ

3:テレコンと同じで、やや画質が劣化する。クローズアップレンズの大半は、樽型の歪曲収差がやや増え、フレアが増す。また周辺部になるほど画質は劣化する。文献や絵画の複写には向かない

4:メーカーは販売ページや使用説明書に書かないが、キヤノンに一度問い合わせた人の話だと、クローズアップレンズ使用時は、絞りを二段以上絞ることが推奨。

5:接写リングやマクロレンズと異なり、接写時に実効F値が暗くなる露出倍数がかからない。

6:撮影できる前後の距離に大幅な制限が出るので、最初は戸惑う

7:球面収差の増大で、ややコントラストが下がるが、これは逆にボケ味をなめらかにする、一般撮影では好ましい場合もある作用もする事がある

8:組み合わせるレンズは、望遠系のレンズのほうが色収差や歪みが少ない場合が多い。広角系のレンズはつけるだけ無駄、あるいは歪みや周辺の色にじみが出やすい傾向がある

ということで、相性が合うクローズアップレンズで、中心部に被写体を持ってくる撮影ならそこそこ使い物になる場合があるということ。

高いクローズアップレンズと、安いクローズアップレンズとの差

中国などの格安NEEWERの製品を除いた、ケンコーや、マルミ、などでの安いクローズアップレンズと、高いACクローズアップレンズと呼ばれるものの差は

1:中心部に関しては、相性の良いレンズの場合、中心部の解像はさほど変わらない。

2:安いクローズアップレンズは、周辺に色にじみなどの色収差などの劣化が、ACクローズアップレンズより出やすい

これより性能の良いアクロマート設計の、クローズアップレンズが最近、中国のNISIが発売しましたが、かなり高額で、そこまでお金を出すなら、中古の旧型マクロレンズを買ったほうがいいような気もします。

どんなレンズにクローズアップレンズはおすすめ?

2021年の現在、クローズアップレンズの使用がおすすめなのは、70-200mm, 70-300mm, 100-400mmなどの、望遠系のレンズで、最短撮影距離が1m前後までしかなく、近くに寄れないレンズです。


ケンコーのガイドでは、No1~No3の間が望遠レンズには適切とされます

標準系や、広角系では、現在発売中の多くのレンズは以前のものより最短撮影距離が短くなってきており、特に広角のレンズにいまさらクローズアップレンズを付けても、何の効果もないことも珍しくないです。また、私的見解ですが、組み合わせるレンズが、広角レンズになるほど、周辺の色にじみが強く出るような気がします。また、クローズアップレンズをつけることによる歪曲収差の増大も、広角レンズ側のほうが多く出ることがあるといえる(全部のレンズを組み合わせてみるのは不可能なので、一部サイトの見解と、自身の経験のみでしか言えないが)

ケンコーの説明書では、50mmレンズで、No.10のクローズアップレンズで、ようやくハーフマクロ以上=撮影倍率1/2~1/1.6倍になるとあるので、クローズアップレンズ一枚で等倍撮影をするなら、ケンコーのNo.10で、70~80mmレンズに付ける必要があるということですね。

なお、ケンコーのACクローズアップレンズno.2を、ニコンのAi AF80-200mm 2.8Dで、200mm位置の最短撮影距離で撮影すると、当サイトズボラ検証テストでは、だいたい0.6倍(1:1:66)前後の撮影倍率(像倍率)が稼げ、ほぼハーフマクロ以上の倍率まで稼げることになります*ピントを無限遠位置(クローズアップレンズから被写体までの距離500mm)にした場合だと、撮影倍率0.4倍

タムロンのタムロン70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034)は、同じACクローズアップレンズNo2を付けて、210mmでの最短撮影距離の場合、撮影倍率は0.75倍(1:1333)位ありそうです(ズボラ検証なので誤差ご勘弁)

ソニー 24-105mm F4 G OSS は105mm時に ACクローズアップレンズNo2を付けて、105mmでの最短撮影距離の場合、撮影倍率は0.45倍(1:2.1388)位ありそうです(ズボラ検証なので誤差ご勘弁)ただし、元のレンズの撮影倍率が1:3.1なので、クローズアップレンズをつければハーフマクロ近くになるとはいえ、No2はこのレンズに付けてもあまり意味はないとも言えます。 このレンズには、No3かな?

まあ、クローズアップレンズで、このくらいの倍率が稼げて、撮影目的的に、周辺の画質にうるさくないなら(書類複写や平面チャートではやや周辺劣化が気になるケースもあるが、立体物だとさほどではない)、専用のマクロレンズはあるいはいらないとも言えるかもしれませんね。

ケンコーとマルミのno1, no2とか言う規格は同じもの(キヤノンのクローズアップレンズ500Dは、ケンコーのACクローズアップNo2相当、同じくキヤノンの250Dは、ケンコーのACクローズアップレンズのNo4相当)

キヤノンのクローズアップレンズ

https://store.canon.jp/online/g/g2821A001/

この他にも、レイノックスや、中国メーカーのNISI等による超高性能クローズアップレンズも売られていますが、ケンコーのACクローズアップレンズで、一般的なおもちゃやフィギュアのイメージ的な撮影は十分だとは思います。


更に高性能のクローズアップレンズ 楽しみのオモ写くらいなら、それなりに名のしれたメーカーの一番安いやつでも間に合うことも多く(ただしレンズとの相性が悪い場合もある)、高いものでもケンコーのACクローズアップレンズで間に合うし、それい上の性能がほしければ、旧型のマクロレンズなどを安く手に入れるのが正解でしょう

「マクロレンズの代わりになる?NiSiの超高性能クローズアップレンズを試す」デジカメウォッチ 北郷仁 2020年9月24日 07:00

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/1273925.html

NISIのクローズアップレンズは、58mm用がケンコーなどの基準でいうと、No.8.3、77mmがNo.5相当とも考えたくなりますが、NISI自体の撮影距離の説明をよく見ると、実際は58mmがno4.5くらいで、77mmがNo.3.5のようにも見えます。

77mmのNo.5相当の二枚合わせガラスの高級クローズアップレンズは、後述するように日本のマルミも作っていますが、海外でしか販売しておらず、価格も300ドルを超えるので、日本で77mmのNo4以上相当のACタイプ以上の高級クローズアップレンズがほしければ、16000~19000円前後で買えるNISIが選択肢となります。ケンコー(海外ではHOYA)は高級タイプの二枚合わせACクローズアップレンズは、No.3以上のものは、58mm以上のサイズは作っていない。

DCR-150マクロレンズ (レイノックス 吉田工業)

http://www.raynox.co.jp/japanese/dcr/dcr150/indexdcr150jp.htm


おもちゃなどのミニチュア撮影で、見本ではなくイメージショットなどする人は、クローズアップレンズを使う人は、主にNo2, No4の、クローズアップレンズを使うことが多いです。生きていないおもちゃに生命を吹き込むため、あえて、わざと周辺がやや崩れる安いタイプのクローズアップレンズを使う人も、見本ではなくイメージカットを撮影する人にはいます。

が、コインや、昆虫の撮影とかは、No5~No10のあたりが欲しくなるでしょう、。

当方は、70-200mmクラスのレンズで使うのは、No3より、やや被写体から離れての撮影でできる、ケンコーのACクローズアップレンズNo2です。絞りを2~3段しぼって、立体的なものを撮影する利用では、ケンコーのACクローズアップくらいの性能があれば特に不満は出ないと思います(組み合わせるレンズとの相性が悪い場合もありますが)

クローズアップレンズの撮影距離と、一般の交換レンズの最短距離の差

間違えやすいことですが、一般のカメラレンズで、最短撮影距離といえば、カメラの画素センサーの位置から被写体の距離のことを言います

ですが、クローズアップレンズの場合、クローズアップレンズの位置から、被写体までの距離が表示されている撮影距離で表記販売され、ワーキングディスタンスと呼ばれるレンズの先端から被写体までの距離のことをクローズアップレンズの撮影目安距離と言います。*クローズアップレンズには、焦点距離という記載欄があるので、それを見ると、クローズアップレンズを付けた状態で一番離れて撮影できる距離の目安となります

このためクローズアップレンズの撮影距離の目安の表の数字から、あなたの持っているレンズの撮影するときの長さと、カメラの画像素子までの長さを足さないと、一般に言われる最短撮影距離はわからない

望遠レンズのクローズアップレンズは、ケンコーのもので言えば、No2かNo3のどちらかを選ぶのが無難。(在庫限りの模様のキヤノン自社ブランドのクローズアップは500Dが、ケンコーのNo2相当)

「齋藤千歳・いまさらのクローズアップレンズは意外といいかも!?」2018年5月19日 / 最終更新日 : 2018年5月19日 ぼろフォト解決シリーズとは
https://boro-photo.com/2018/05/19/titoce-5/

上の斎藤氏は、キヤノンのクローズアップレンズ(性能的にはケンコーのACクローズアップレンズ相当)を、EF85mmにつかって見てますが、なんとか褒めようとはしてるものの、EF85mm 1.8とキヤノンのクローズアップレンズの相性はかなり悪そうで、後編をと言いながら、結局続きの記事が出ないことから、斎藤氏の試したレンズとの組み合わせでは、あまり良い結果が出なかったと推測

Close-Up Filters & Extension Tubes For Macro Photography
7 Jul 2017 12:32PM by ePHOTOzine
https://www.ephotozine.com/article/close-up-filters—extension-tubes-for-macro-photography-31150

安いクローズアップレンズと、アクロマート仕様の高級クローズアップレンズとの比較、文書など平面的な被写体では、安いクローズアップレンズのあらが見えやすくなるが、立体物だと、高級クローズアップレンズとの描写は中心部ではさほど変わらないことを示す

HOYA PRO1 Digital Close-up No. 3 Filter Review
22 May 2015 11:16AM by ePHOTOzine
https://www.ephotozine.com/article/hoya-pro1-digital-close-up-no–3-filter-review-27539

上は、海外ではHoyaブランドで売られているケンコーのPro1D ACクローズアップレンズNo3のレビュー。平面的な被写体ではなく、立体的な被写体でのテスト。中心部は素晴らしく、周辺も問題ない描写としている。元のレンズのボケ質も改善されるようだとも述べる。

広角レンズで利用すると樽型の歪曲収差(歪み)が強く出るが、望遠側だと、クローズアップレンズを付けたことによる歪曲歪みの増大はさほど目立たない。

HoyaのPro1D(AC)クローズアップレンズは、安いクローズアップレンズより極めて高いが、高いなりに周辺までの描写が安定していて、値段に見合った性能を持つと評者は述べる。

マルミも、ケンコーのACクローズアップレンズのような、アクロマート仕様の高級クローズアップレンズをDHG Achromat Macro 200(+5)DHG Achromat Macro 330(+3)(ケンコーのNO5とNo3相当)として製造していますが、何故か海外での販売のみで、国内ではあつかっていません。
Close up Lens Filter
https://www.marumi-filter.co.jp/en/product/05/

Review of the Marumi DHG Achromat Macro 330 (+3) Close-up Lens.
https://christinewiddall.co.uk/2014/07/marumi-achromat/

さんによれば、アクロマート光学だが、周辺にはやや倍率色収差がでる(安いやつよりはずっと抑えられているが)。ただしソフトの倍率色収差補正で修正できる。ニコン機なら、JPEG撮って出しの場合、電子修正データーのない、どんなレンズにでも、自動分析で倍率色収差補正がかかるので、問題ない。

ケンコーとは異なり、マルミのこの海外だけで売っているアクロマート使用の高級クローズアップレンズは、ケンコーのACクローズアップレンズのNO5相当のDHG Achromat Macro 200(+5)は、大きなレンズに付けられる77mmの大きなサイズもあることです。日本国内で販売しない理由は不明。

クローズアップレンズと組み合わせると相性の悪いレンズって何よ?

当方の場合、マルミのクローズアップレンズNo.1と、Nikon のAi AF 80-200mm 2.8Dの相性があまり良くなかったですね。絞っても、なんかモヤッとして絵にしかならなかった。*追記ハクバのMCクローズアップレンズNo1も相性が悪い

ただし、この 、Nikon のAi AF 80-200mm 2.8Dは、ケンコーのACクローズアップレンズのno2との相性は非常にいいので、組み合わせの運もありますよ。

Nikon Ai AF 80-200mm 2.8D +ケンコーAC]クローズアップレンズNo2.

旧型で最短撮影距離が長いこのレンズの活躍の場を増やしたクローズアップレンズ。200ミリでF11まで絞っています

写し込んだのは、ケンコーのクローズアップレンズに付いてきた説明書で、50mmレンズに付けた場合の撮影倍率=像倍率の目安表。**no.0.5だけは200mmレンズに付けたときの数字。使ったニコンのカメラはどんなレンズの倍率色収差(色にじみ)もカメラが自動補正することもありますが、ピンぼけの部分の色にじみも、赤の色でのにじみが、出そうなところでなんとか持ちこたえています。安いタイプだと、電子データーがないレンズでも倍率色収差=自動色にじみの補正機能が内蔵されているニコンのカメラ以外では、絞っても、特に画像中心付近から外れた箇所で、ボケた部分が完全に色がにじむことがあります(この場合も、画像編集ソフトに倍率色収差補正がある場合があるのでそれで補正できる)。

クローズアップレンズを普通のレンズにつけても、撮影倍率的には思ったほど倍率は稼げないことがわかります。やや望遠よりのレンズのほうが倍率が稼ぎやすいということ。

クローズアップレンズの使い方 – ケンコー・トキナー

https://www.kenko-tokina.co.jp/lp/close-up-lens/

クローズアップレンズを使いこなす方法 | ケンコー・トキナー

https://www.kenko-tokina.co.jp/special/product_type/lensfilter/close-up-lens.html

もう一つの国内フィルターメーカー、マルミはクローズアップレンズ(マクロレンズ)の日本国内向けラインナップを最近縮小したようです

「MACROフィルターで、マクロな世界に飛び込む。」マルミ

https://www.marumi-filter.co.jp/product/macro/