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タグ: 雲台の選び方

三脚、自由雲台か、3ウェイ三脚か?:ピストル(グリップ)雲台とその亜流雲台たち

まあ、他にも、一脚用のティルトとパンのみの2ウェイ雲台(Pan & Tilt Head)、3ウェイ雲台の派生型で精密な動きが可能な、ギア雲台、さらにピストルグリップタイプ雲台(ケンコー・トキナーグループのスリックのマスターデラックス ブラック雲台 https://www.kenko-tokina.co.jp/slik/panheads/freeturn/4906752200162.html は、このピストルグリップ式から派生した一種です)とか、ジンバルとか、スポーツ雲台とか、またはビデオ雲台、1ウェイ雲台(Tilt Head) とか、三脚に乗せる雲台はあるわけですが

一般的には

ボール雲台(自由雲台)か3ウェイ雲台のどちらかを選ぶのが一般的です

日本では3ウェイ雲台を押す声が多いですが、一軸ごとに調整するので、ぐるぐる動く自由雲台より、正確に位置決めができるのが利点、ただし大きくかさばり、思った角度にするのに自由雲台より手間がかかる

海外ではより軽量な自由雲台のほうが人気となっています 軽くて小さいので旅行には便利だからです

昔は自由雲台は固定を緩めると、かっくんと倒れ込んで細かい微調整が難しいものが多かったですが、最近のものはフリクションコントロールなど、動かすために少しだけ動きを緩める機能がついたものが多くなり、更に21世紀には独立したパン専用の回転軸が備わったものも増え、回転でも、細かい調整がしやすくなったせいもあります。

アメリカのカメラ通販大手B&Hの案内を見ると

How to Choose the Right Tripod Head正しい三脚雲台の選び方

By Todd Vorenkamp | Thu, 06/29/2023

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https://www.bhphotovideo.com/explora/photography/buying-guide/choosing-the-right-tripod-head

For most of us, the ball head is the 98% solution to all our camera-stabilizing needs. If you prefer it, the 3-way head is almost as versatile, but makes travel a bit more difficult. Either way, the ball head or 3-way head will have you covered.ほとんどの人にとって、ボール雲台【自由雲台】はカメラの固定のニーズに対する98%の解決策です。3ウェイ雲台はほとんど同じように多用途に使えますが、【デカくて重いので】移動が少し大変になります。いずれにせよ、ボール雲台と3ウェイ雲台のどちらを使ってもあなたの撮影はカバーできます。(上記記事引用)

と米国の大手カメラ店では、自由雲台の方を勧めるような書き方になっています

自分的には自由雲台に、3ウェイ雲台の精密版であるギア雲台を載せる、アルカスイスやレオフォトが実際に合体型として製品化したアイディアを実践したところ、当方的には使いやすいので、どっちにもメリットは有るなあとは思いますが

旅行なら、同じクラスだと、軽くて小さい自由雲台かなと思います(とはいえまだまだ昔風の、少し緩めると、固定がなくなってカックンするタイプの自由雲台も残っており、そういう自由雲台なら使いませんが)

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ケンコー・トキナー参加のスリックの出す

マスターデラックス ブラック雲台

https://www.kenko-tokina.co.jp/slik/panheads/freeturn/4906752200162.html

はピストル(グリップアクションもしくはグリップ)雲台(Pistol Head もしくはGrip Action Head)の一種ですが、

他にも、ちょいと構造が違う自由雲台の一種であるタイプのピストルグリップ雲台を多数展開しています

Slik AF-1100E Pistol Grip Head

https://www.yodobashi.com/product/100000001001618991/

下は日本では売ってないみたいですね

Slik AF-1500AC Trigger Action Ball Head

https://slikusa.com/products/af-1500ac-trigger-ball-head

マンフロットも、ボール雲台(自由雲台)の亜種としてのピストル(グリップアクション)雲台を販売しています

Manfrotto 324RC2 Ball Headマンフロット Manfrotto
324RC2 [ジョイスティック雲台]

https://www.manfrotto.com/global/light-duty-grip-ball-head-compact-and-portable-324rc2/

https://www.yodobashi.com/product/100000001000744710/

Manfrotto 322RC2 Ball Head水平グリップアクションボール雲台

https://www.manfrotto.com/global/grip-ball-head-ergonomic-handle-and-friction-control-wheel-322rc2/

https://www.yodobashi.com/product/100000001000744710/

ギア雲台の大きな動き(粗動)を改善するために、他の粗動がしやすい雲台に乗せる

というのは写真家の新藤氏が解説動画をやっていますが、

#121 Leofoto G2 /Sirui L-20s Part III

ギア雲台はノブを回しながらゆっくり、動かすタイプの雲台で、とりあえず大まかな位置を決めるために、ギアを外して大きく動かすモードを、多くのギア雲台は持っていますが、

そのギアを一旦外す作業が、結構苦行なギア雲台が多いわけです(当方も使っているBENRO GD3WHはその典型w妙な力がいるレバー逆回しを、ややこしい位置でかけないといけないから)。

そのへんを簡単にしたマンフロットの

XPROギア雲台 – MHXPRO-3WG

https://www.manfrotto.com/jp-ja/xpro-geared-three-way-pan-tilt-tripod-head-mhxpro-3wg/

という、粗動が簡単にできるギア雲台が9年ほど前に出ました。写真家の鈴木心氏が、人物撮影の主力ギア雲台として推奨しています。人物撮影において、とっさにアングルを変えるという目的だと、非常に操作が素早くできるからです

が、一番下のクラスのギア雲台という扱いで出され、実際、やや精密性や、剛性、固定力がやや弱いとされ、それが大きく影響する、超望遠レンズや、小さな商品の撮影だと、ちょいと遠慮したくなる

という人も少なくはないです

そこで、他の大きな動きが楽にできる3way雲台や、自由雲台、あるいはティルト雲台の上に、ギア雲台を乗せ、とりあえずの大きな動きは、それらの雲台に任せるという人も、実際のところは上の進藤氏に限らずいます

雲台を重ねてカメラの位置が高くなることで、重心が高くなるため、やや振動に弱くなるということがありますが、上のマンフロット雲台MHXPRO-3WGは、初級者向け値段などもあってイマイチ固定とか剛性が足りず、いまいち受け付けないという人には、選択肢となります

実際、名門アルカスイスのアルカスイス モノボールP0や、中国のレオフォトが後に同じ思想の、自由雲台と、ギア雲台を合体させた製品LH-40GRすら出しています

【雲台のロールスロイス??】アルカスイス・モノボールP0(動画No.1491)

LH-40GR ギア搭載自由雲台 Leofoto

[ Leofoto ]レオフォト自由雲台|LHシリーズご紹介動画 [ 三脚講座 ① ]

雲台を接続するアルカスイスプレート

アルカスイスクランプを持つ雲台に、他の雲台をアルカスイスプレートをつけて重ねづけするとき、一般用のクィックシューは、コルクやゴムが張ってあることが多いのですが、それがたわみの原因になると敬遠する人もいます。また一般用のアルカスイスプレートは1/4ネジなので、強度から3/8ネジのプレートが欲しい人もいます

そうした条件を備えた

ゴムやコルクを貼っていない、雲台接続用のアルカスイスのクィックシューは

中国のレオフォトLeofotoが「雲台用プレート」等として売っています

P-LH55 雲台用プレート Leofoto など

【フォトキナ2014】マンフロット XPRO ギア雲台(4K)
マンフロット XPROギア雲台を使ってみよう その1

BENRO GD3WH(BENRO GD3WHCH)中国ギア雲台+超大型のボール雲台(自由雲台)WEYLLAN CH55 Low Profile Ball Head 55mm

の組み合わせ、マクロ撮影実験を行いましたが、

タムロン 150-500mm といった2キロ近い望遠レンズでも、まあ240mmくらいまでは、使えるレベルにはなります(小型なので、撮影が終わったら負担がかからないように外すこと)。300mm以上は、持っている接写リングの都合上で、安定性などの検証はしていない

ベンロの三脚で、ティルトの粗動がやや面倒なことがあることもある弱点も、大型ボール雲台接続で解消

ただ、自由雲台と接続プレート+ギア雲台で2キロ近いので、風景撮影などには全く向いていないw

不動産写真に最適な三脚ギア雲台:米国の不動産写真プロの2024年新年の案内ガイド コスパ編

米国の建築写真家Nathan Coolさんがおすすめのギア雲台を特集

The BEST tripod head for real estate photography 不動産写真に最適な三脚雲台

この動画はそんなに高くなくて、かつ性能の良い雲台=コスパ優先ということがテーマなので、

アルカスイスの雲台は高すぎるために選外ということになっています

BENRO GD3WH ギア雲台

K&F Concept ギア雲台

がコスパの良い不動産写真用ギア雲台とされ

NEEEWERも180ドルほどのギア雲台を出したがまだ検証していないということ

動画4:01 古い時代には皆、マンフロット 410 ギア雲台 (https://www.manfrotto.com/jp-ja/410-junior-geared-tripod-head-easy-to-use-ergonomic-knobs-410/)を買ったものだが、僕は今は勧めない 人気は落ちている(*当ブログ 多分中国製メーカーの躍進のせいでしょう)

動画4:52 ポピュラーな雲台としては、

SUNWAYFOTO GH-PRO II ギア雲台 SF0294

があるが、Nathan Coolさんは、このギア雲台は、4キロと、耐荷重量が低いので、「不動産建築」写真では、耐久性能が低いということになり、勧めない としています

動画7:29 BENRO GD3WH ギア雲台 の弱点は、アルカスイスプレートを固定するクランプだ 2重のセーフティーロックとなっているが、これが安っぽい金属ギアと、プラ製のノブでできていて、下手なことすると、ここのプラのノブが壊れる事があって、僕も壊したことがあるんだ という話

動画8:43 K&F Concept ギア雲台 についてくるアルカスイスプレートは、カメラがしっかり固定できない等かなりのアレなものだ ***まあ、こう言われたのでメーカーも改良してくるかもですが、別のアルカスイスプレートを買った方がいいかもです


動画の中でNathan Coolさんは言っていませんが、コメント欄で

1;L型ブラケットについてはまた動画を作る**不動産写真は横位置基本なので、縦位置で使う発想はなかった模様

2:Leofoto G4雲台は勧めない Arca Swiss D4の劣化版だし、現在市場で売ってるところを見つけるのが難しい

3:Arca Swiss Cube C1 は、今回の動画は安くて品質の良いギア雲台というのがテーマなので、2000ドルもするから取り上げなかった

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建築写真に最適な三脚ガイド:時代はフルサイズ主流の時代となり、2022年には中型三脚を推奨が増えた

スリック三脚トラベルスプリントと中華格安自由雲台【製品レビュー】小型三脚で、自由雲台(ボール雲台)を使う場合は、自由雲台のランクを1~2ランク上げるとブレ防止性能が上がる

三脚は持ち運べる範囲でできるだけ足が太くてでかいものが良いのは、今でも変わりません

しかし、撮影条件によっては、

旅行が主体で、撮影は二の次の場合

など、

できるだけ小さくてコンパクトな三脚が欲しい時もあります

てなわけで、

未だに愛用しているのがスリックのトラベルスプリント

初代の物のデーターはスリックの案内からは消えていますが、

改良型の二代目のデーターはあり、二代目はトラベルスプリントではなく、スプリント Mini IIとして販売されました

スプリント MINI II GM

http://www.slik.co.jp/discontinued/digital-series/d_sprint/4906752106235.html

エレベーターをあげない状態での高さ

880mm

エレベーターをあげた状態での高さ

1080mm

パイプの一番太い部分20mm

超ヘロヘロへロ三脚

ですが、

縮長:350mm

0.78 キログラム

の超軽量と、レバーロックによるワンタッチでのセットアップ

なので、

旅行には活躍することもある三脚

当然ヘロヘロでもあるので、

雲台を、アマゾンやAliexpressで3000円ほどで売っている 2ランクほど大きな、ボール直径28mmほどの激安自由雲台に置き換えて、強度をごまかして使っています

あまり伸ばさず、1/15~4秒くらいのシャッター速度を避ければ、超望遠は当然結構苦しいですが、標準広角系では、意外と使い物になったりします 

この雲台、アマゾンなどでいろんなNeewerなどのブランドで2500~3000円ほどで売っているものです。やすいので、シビアに見れば、ボールの動きや固定が、ノブ固定で動いたり、ややぎこちない部分はありますが、固定できれば意外としっかり 価格から言えば文句言うものでもない

ただ、やすいものには理由がある通り、ノブのゴムがものすごい粗悪品なので(最近のは少し改良されたのかな?)、数年すると割れてきて、当方は全部ノブのゴムが破れているので、接着剤で固定してますw後はシリコンシーラントとか、ゴム板貼り付けてで補修するとかの方法もあります

スリックは、この小型トラベル三脚の改良型をスプリントの名前は外して今でも販売しています

最新型は3WAY雲台搭載で価格が随分高いですが(初代と二代目はへロイ自由雲台付きだった)あと、二代目のスプリント Mini IIと同じように、初代にあった足のねじ式で引き出すスパイク機能がなくなって、ゴムの平型足になった模様(スプリント Mini IIは実機保有なのでわかるが、最新の三代目のスプリント S110は、実機は見ていない)

スプリント S110

https://www.kenko-tokina.co.jp/slik/digital-series/sprint/4906752107096.html

三脚の強度が不安な場合は、雲台のランクをあげようという提案は、日本の梅本製作所がやっていて

「特別編:ニコンD800Eで検証する三脚ブレテスト
~1サイズ上の雲台でブレに強くなる」
バックナンバー

本誌:武石修 デジカメウォッチ

2012/10/22 12:22

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/item/565399.html

「それぞれ雲台を1ランク上げた組み合わせが好結果になっていることに気づく。

 同製作所では従来、「より安定性やブレの抑制をもとめるなら、雲台を1サイズ上げて欲しい」とアナウンスしていたが、梅本氏は今回の実験でこのことが証明できたとする。雲台はカメラボディという震動源に近いため、よりしっかりした雲台を使った方が、ブレ対策には有効とのことだ。…三脚を1サイズ上げると1kg程度の重量増になるが、雲台を1サイズ上げるだけなら100~200gの重量増にとどまるメリットもあるとする。」(上記デジカメウォッチ記事より)

と、ブレ対策で一ランク大きな三脚を使うというのもありだが、小さい三脚の、雲台のランクを1サイズ上げるのも、三脚ブレ対策としては、荷物が増えないので良いという梅本製作所の提案

とは言っても、3way雲台、ビデオ雲台などはランクを上げると、重量が重くなり頭でっかちとなるので、軽い三脚には不向きです。でも、自由雲台なら2ランクくらいあげても、まあ、なんとかなるので、自由雲台なら、少しデカ目の自由雲台に取り替えると、トラベル三脚がより安定するという話

*三脚と雲台の重さのバランスは、三脚2 雲台1 の重量バランスまでにとどまるのが良いと一応の目安がある

INNOREL G44 自由雲台Ball head(通販専門会社の三脚用雲台紹介レビュー)

2010年頃から、中国の三脚メーカーが世界市場に食い込み、日本の老舗三脚メーカーベルボン(Velbon)が、ハクバに買収されてその一部門に縮小する羽目になっていますが、

Benro, Siruiと言ったもの以外に、

通販がメインの三脚用品ブランドとして

Neewer、K&F、などなどが幅を利かせています

そんな中、完全に通信販売メインでAmazon, Aliexpress, Ebayなどから買える三脚メーカーとして

INNOREALというのがあります

店舗販売しない、通販専門会社として、価格が安いことが特徴です

三脚はでかいほどいいのが原則ですが、旅行メインのときなどできるだけ小さい三脚を持っていきたいこともある

このため、妥協案として

小さめの三脚を、パワーアップするには、少し大きめの雲台を取り付けるというのがあります、

3ウェイ雲台や、ギア雲台、ビデオ雲台などは、その三脚のサイズより大きめの雲台を選ぶと、頭でっかちでバランスが崩れたりするのですが、

ボール型の自由雲台は、もともと軽いので、その三脚の適正雲台サイズより、1~2ランク大きい雲台をつけても特に問題はないので、自由雲台を使う人は、1~2ランクサイズが大きい雲台をつけることで、安定性を増すことができます

というわけで、INNOREALというメーカーの44mmボール自由雲台、INNOREL G44を購入してみました *2022年は円安のため、ドル建て換算では高くなるので、AliexpressやEbayより、日本円での価格上昇を抑え気味にしている、日本の通販サイトでの出品から買った方が安い場合もあるかも?為替レート次第ではEbayやAliexpressで買ったほうが安い場合もある

INNOREALは、より軽量化したN44、ツィンパノラマ機能があるV44など、G44とにたバージョンもありますが、好みで選ぶといいでしょう 

評価の定まった中国SiruiのK-30Xを買うつもりだったのが、ゲテモノ好きで試しに買ってみたのがこれ

28mmパイプの中型三脚のパワーアップ機材

重量530g

*3/8ネジ、1/8アダプターは付いてこないので、必要なら別途購入すること

工作精度は、工作機械の品質が上がったので、2020年現在中国製だと馬鹿にするようなことは、2015年あたりはからは必ずしもないです

INNOREAL G44もきちんと使える

44mmの大型ボール自由雲台で、多少の重さの機材も楽に扱える

低重心、及び固定ノブが大きく取ってあるので、21世紀に自由雲台で盛んになった、フリクションコントロール(テンションコントロール)機能はいらないと判断されているのか、その機能はないです

まあ、固定ノブが大きく、ボールも大きいので、フリクションコントロール(テンションコントロール)がなくても、固定ノブの緩め方の手加減で似たようなことができるので、INNOREAL G44は、価格からして使える自由雲台だが、ノブをうまく緩めるのになれるまで、ちょいと時間がかかるかも

ボールの動き、ノブなどの使い勝手は、引っ掛かりもなくて良好だが、ノブの調整テンションなどの固定回転の操作性は、上位メーカーに比べて詰めが甘いような気がする。フリクション調整がないタイプなので、ノブ固定の微妙な調整の回転角の工夫がもう少しあったほうがいいような。だが、なれれば特に問題はない 3キロ位の機材ではなく、5キロ位の超望遠レンズ運用なら、もっとランクの上の会社の製品選んだほうが快適でしょうかね?

アルカスイス式のクィックシューで、汎用性が高い

中国メーカーは格安品は、ゴムなどの材質がよくなく、ノブのゴムが数年で劣化して割れることがあるが、この製品はゴムを使っていないので、普通に使う分には特に壊れることはないだろう

箱などは通販専門会社らしく非常に質素で味気ないが、それで値段が安いなら、特に文句言うものでもない

上 中国語と英語で8年保証書もついてますが、日本で修理拠点はなく、中国送り返すこと考えたら、また新しく買った方が安いのかも

日本語の説明書はついてませんが、三脚の雲台を使ったことがある人には特に問題ないでしょう

耐久性等は、あと数年使わないとわからないが、値段からして壊れたら買い替えというのが正解でしょう

INNOREALは、まあまともに商売しようとしている系統の会社ですから、値段なりというか、値段以上には、きちんとした製品なので、アルカスイスRRS欧米の老舗はともかく、コスパで世界に売ってきたスリック、ベルボン、梅本などの日本の雲台三脚絡み用品メーカーが苦戦しているのは当然という製品であるとはいえます

同じ中国メーカーで悩むなら、自由雲台に関しては、Siruiのほうが無難かもしれませんけど

【2024年5月追記】

スリックのアルミ大型三脚プロフェッショナルII(32ミリ)にこのINNOREL G44雲台を装着、500mmのズームレンズでのブレ具合検証

https://t.me/stockphotomoney/670

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フリクションコントロールってなんぞや

以下の方の動画見てくださいw

【雲台】自由雲台のフリクションコントロールとは?

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スリック三脚トラベルスプリントと中華格安自由雲台【製品レビュー】小型三脚で、自由雲台(ボール雲台)を使う場合は、自由雲台のランクを1~2ランク上げるとブレ防止性能が上がる

中国三脚ブランド、WEYLLAN、INNOREL、ARTCISE、SWFOTOなどのメーカー(Chinese Tripod and Head)

中国三脚ブランド、WEYLLAN 自由雲台CH55のレビュー【結構豪華w】

Bigger Tripod Ball Head can reduce the vibration of aluminum tripod: a Comparison between 44mm ball head and 55mm ball head: 1~2ランク大きな雲台を使うことでも、三脚のブレを抑える性能がアップ

建築・不動産写真撮影で必要な超広角レンズの焦点距離【レンズ機材選び】*記事は、フルサイズカメラでの焦点距離です

米国の写真家がグループで活動する写真機材関連評価サイトPhotography Lifeで、

Alex Colemanさんが、建築撮影での広角レンズの選び方の案内

*** 記事はフルサイズカメラでの話なので、ご自身が使っているカメラのサイズでは焦点距離が異なることに注意

また、建築写真の室内は、フルサイズで言う20mm前後で撮るのが、狭い場所でない限り、ほとんど普通です。それ以上の、むやみに短い14mmとかでの撮影で部屋を広く見せる手法は、下見にやってきたお客さんが、写真とぜんぜん違うなることもあるので、不動産販売では必ずしも、なんでも超広角レンズで、広く見せればよいというわけではないということ。

What’s My Camera Gear for Real Estate Photography? 不動産写真用の私のカメラ機材は何って?

Photography Life

By Alex Coleman 23 Comments
Published On May 19, 2022

https://photographylife.com/whats-my-camera-gear-for-real-estate-photography#wide-zoom

レンズに関しては、

While I particularly like the range offered by the 14-30mm, most brands offer a 16-35mm option, and this can work just fine. Those 2mm on the wide end aren’t necessary. (Photography Life記事より引用)私は14-30mmが提供する範囲が特に好きですが、ほとんどのブランド【のレンズ】は16-35mmのオプションも提供しており、これは問題なく使えます。 ワイド端の【余分な】2mmは必要ありません。

ただし、これは土地事情の良い米国の話なので、日本だと、広角レンズ、後、2mm余計ほしいかなというところはちょくちょくありますね

F2.8レンズは必要ない レンズが小型で軽いことのほうがもっと大事だというのはF8が基本の建築写真では当然の判断

16mm以上の広角については以下のように注意しています

Going beyond about 16mm, you’re entering into the range of ultra-wide lenses. These are definitely going to be for more niche uses. With very wide focal lengths, the feeling of the room will be thrown off, and the sense of scale being unrealistically distorted.(Photography Life記事より引用)約16mmを超えると、超広角レンズの範囲に入ります。これら【を使うのは】は間違いなく、よりニッチな【限られた】用途になるでしょう。 焦点距離が非常に広い【超広角レンズ】と、部屋の感覚が失われ、スケール感が非現実的に歪んできます。

と、フルサイズカメラでの16mm以上の広角レンズでは、不自然なゆがみが出やすいことを注意 まあそれだから14mmにこだわらなくてもいいと書くのでしょうが、

とは言っても、部屋が広めのアメリカでもそれ以上の広角レンズが必要になることがあるといい、

My 11mm sees only limited use, typically for trying to squeeze a shot in for small bathrooms. These shots are never artistic accomplishments, but for most clients, it’s just important to have them documented (Photography Life記事より引用)私の11mm【12ミリの間違いらしい】は限られた用途しかなく、通常、小さなバスルームを写真に収めようとするためのものです。 これらのショットは決して芸術的な成果ではありませんが、ほとんどのクライアントにとっては、それら【の撮影写真を】を【販売用に】資料化することが重要です

というわけで、彼はそういった非常に狭い場所での撮影に、Laowaの12mmレンズを推薦すると書いています。

この部分は、狭い場所が多い、日本の家屋に当てはまるので、日本だとやっぱりフルサイズで12mmくらいまでカバーするレンズもあったほうが、建築写真ではいいかなという話にもなります。

日本の建築写真家さんが、キヤノンのEF11-24mmを使っているのがありますが、この北米の記事からも、日本だと、10~12mmあたりをカバーできるレンズがあったほうが、建築写真が専門の仕事ならいいかなとは言えるという話になりますね

まあ、日本国内で建築写真がメインの人なら

フルサイズ用だと

Canon EF11-24mm F4L USM

SIGMA 1224mm F4 DG HSM (Nikon Fマウント、キヤノンEFマウントのみ*シグマSAマウントもあるが、順次廃止が決定マウント)

Samyang XP 10mm F3.5 EFマウントしかなく、他社に流用するにも電子マウントアダプターが必要

LAOWA 12mm F2.8 ZERO-D

Sony FE 12-24mm F2.8 GM.

Sony FE 12-24 mm F4 G

Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

IRIX 11mm f/4.0

あたりを候補として考えればいいのかなと、

日本だと12-24mmあたりのズームがあれば、建築用にはいいという判断ができます。フルサイズだと、20mm前後が一番収まりが付きやすい、室内写真のスタンダードなのは国が違えど変わりませんが

またLAOWA (ラオワ) 11mm F4.5

は、フルサイズ対応でなんと62mmフィルターが使えるので(ただし超薄型でないと蹴られる)、意外といいかも?ですが、絞っても、周辺はまあなんとかクラスで、かなり周辺減光が残るタイプらしい。後、電子的な連動はどのメーカーのカメラともしない

他のことが専門で、なんかの取材で店の中とってくださいくらいの話だと、フルサイズ16mmくらいのレンズで頑張るくらいでいいとは思いますが

16-28mm, 14-24mm, 16-35mmレンズをメインの場合は、10~12mmくらいの単焦点レンズも持っておいたほうが、部屋の小さい日本では、建築写真で役に立つかもしれません


その他、

三脚はジッツオ愛用者だが、予算がないなら、Benro, Robus, か Manfrottoを推薦。HDR撮影やFlambient Method撮影をするなら、旅行用の軽い三脚ではなく、しっかりとした三脚をアドバイス アルミ、カーボンはあまり関係ない

床に傷を入れないように、足の先っぽが爪やスパイクになっていたり、傷んだゴム足であれば避けるように

この人は、自由雲台推奨派で、

おすすめ自由雲台は、RRS BH-55(アルカスイスのZ1+相当)ボールサイズが50mmクラスの自由雲台。この人はメイン雲台として自由雲台を使うので、最大サイズを推奨しているんでしょう。実際は、もっと小さいのでいいかもとも書いてるし。大型自由雲台の代用としてギア雲台の利用もありと、自由雲台優先の使い方が彼の基本

***ギア雲台のサブ補助に自由雲台を使う人は、1~2ランク低い44mm、36mmくらいのボールサイズの自由雲台で良いとする人が多数

ストロボは、Godox AD200マンセーと書いています


ハスキー三脚はベストバイか?ハスキー三脚の評判は、実は輸入代理店が丁寧に検品調整、サポートしていた日本市場限定のもの

入門、屋外用ギア雲台BENRO GD3WHの、改良新バージョン?BENRO GD3WHCNの簡単な感想レビュー:価格が半値近くなる中国からの直接輸入、アマチュア、ライトユースで壊れたら買い替えという考えができるならあり

BENRO GD3WHは、入門用ギア雲台として、それなりの評価を得ています

Benroはプロ三脚・雲台市場に食い込もうと、一昔前は大型機材をたくさん投入しましたが、微妙な使い勝手仕上げなどで詰めの甘い製品が多かったのか、大型機材では食い込めず、現在は入門~中級クラスの製品をメインに展開しています。(追記、現在は別企業と組んでInduroブランドの三脚なども、生産しているということです。ただ同時期に展開したSirui(シルイ)のほうが大型機材を積極的に展開してますね、今は)

Benroのこの雲台も、小型軽量と、アマチュアやプロのライトユースをターゲットに作られて、Benroはこれ以上のサイズのギア雲台は作らないことを見ても、大型のプロ雲台ではBenroは売れないと判断したのでしょう.

BENRO GD3WHの重量は、0.74kgと非常に軽く、

ギア雲台で老舗のマンフロットの

入門用低価格ギア雲台

X-PRO-Geared-Head (MHXPRO-3WG の重量0.75kgとほぼ同一で、

基本は入門ギア雲台、仕事は、機材を軽くしたい時に使うライトユース用のギア雲台で、細かいところをギャーギャー言うならもっとでかいギア雲台買いなさい、というクラスのものです。

剛性などは当然それなりで、当然重量のあるものの撮影では、過度の期待をして買うものではないです 耐荷重量6キロとありますが、マンフロットのX-proと同じく4キロくらいの機材まで対応で快適に使いたいなら2キロ位の機材が適正というところ

ミラーショックがない+軽量のミラーレスカメラが最も適していて、一眼レフなら小型から、中級クラスのものに対応し、大型の中判カメラや、使うレンズも、大型の超望遠レンズでの利用は、使えなくもないがさほど期待しないで使うもの

小型なので、ノブとかの動きがだるいのはこれも当然 

メインはアマチュアユースで、プロなら荷物を軽くしたい旅行やロケで、中型くらいの三脚(大型三脚につけても構わない)で、多少のちゃちさと限界を頭に入れながら使うものです

*プロの室内、スタジオ利用なら、マンフロット400かマンフロット405が推奨

マンフロットの

X-PRO-Geared-Head (MHXPRO-3WG

よりは金属部分が多いので、多少はマシなことがある、アルカスイスプレートが使える。日本や米国などの海外正規店を通すと3万円だが、中国の直販個人輸入だと12000円~15000円ほどなので、それなら、故障したら使い捨て気分(修理も1~2万円するのが普通なので)で、買うのもありだろうというクラスの製品です

マンフロットのように、故障したパーツを購入して自分で修理ということはまずできない(接着剤で直したり、ネジ締め直しで治ることもある)

よく言われることですが、この、プロが酷使すれば2~3年でへたる可能性があるのですが、そもそも軽量小型でライトユースのものなので、このベンロのギア雲台BENRO GD3WHは酷使=毎日物撮りを長時間するプロには向いていない。

さて、3万円という国内正規品価格なら当然買う気にならないので、半額以下ですむ中国から直輸入しました。*いろんな海外通販で扱っているので、ご自分のお好みのところから購入なさるといい

BENRO GD3WHは、中国からの個人輸入だと、現在はBENRO GD3WHCNという新バージョンと称するものが安く買えるので、そっちにしましたが

BENRO GD3WHCNは、BENRO GD3WHのよく言われるノブが外れる不具合に対応した、改良型なのか、それともコストカットのために何処かを劣化させたのかは今のところ不明 *新バージョン、BENRO GD3WHCNは中国でしか2022年の今のところ買えない

来たものは、新バージョンのBENRO GD3WHCN ちゃんと製品タグもついてきた

BENRO GD3WHCNは、耐荷重量が5キロと表記する販売会社もありますが、ついてきた商品タグの裏側には、

Load 6kg=耐荷重量6キロとあります。まあ、サイズ的に、同サイズのマンフロットXproと同じ、4キロ耐荷重量と考えるのが無難、使いやすいのは2キロ位までの機材と考えたほうがいいでしょう BENRO GD3WHから表向きのスペックは変わっていなので、何が新しくなったかは不明

本体も、BENRO GD3WHCN と新バージョン表示

重量大きさ的に、ランクは入門ギア雲台なので、当方的には多くを期待してないので、まあ、1万4千円前後なのに、一応使えるギア雲台と評価。

故障したら使い捨て、荷物を増やしたくない屋外撮影に持っていく小型ギア雲台(プロのスタジオユースならマンフロット400クラスがいい)、改造や追加クランプ無しでアルカスイス式のクィックシューが使いたいというなら、Benroのこのギア雲台はありです。

当方が買ってみたのはアルカスイス式のプレートが買ってすぐ使えるから。

*小型ギア雲台で、大きさ重量的に、入門用に毛の生えた製品なので、粗動や駆動時のゆらぎは、当然大型のものより大きい 大きく動かす粗動のノブや機構は、ややちゃっちいいので、私は故障防止に、大きく動かす粗動機能は、このギア雲台では、あまり使わないことにします。

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当方に一次二次問わず、何らかの著作権が生じている画像について

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The Camera World が2022年トップ5のギア雲台リストを公表、5機種中マンフロット製品が4つも選ばれる圧勝

ギア雲台ではマンフロットが圧勝の評価ですが、しれっと中国のBenroもランクイン

これ以外にもアルカスイス社のD4もスタジオでの重量機材使用でもランクインしていいかもといったところ

The best geared tripod head in 2022 2022年ベストギア雲台

By Matthew Richards published March 02, 2022

5 of the best geared tripod heads that allow you the ultimate precision and control over camera positioning 最高の精度とカメラのポジショニングの制御を可能にする、最高の三脚用ギア雲台5機種

https://www.digitalcameraworld.com/buying-guides/best-geared-tripod-head

一位 Manfrotto 410 Junior geared head マンフロット410ギア雲台

当方追加コメント、中型三脚で、外に持ち出すことが多いなら、やはりこれくらいの大きさまでが使いやすい これ以上になると載せる台として、大型三脚が必須になる。旅行や一日持って歩くなどの屋外利用だと、現実的にこのサイズまでという人も多いので、プロでも多少の剛性が頼りなくても、このギア雲台を大判のビューカメラとかの、持ち運び用に使う人はいる。

ニ位 Manfrotto XPRO three-way geared head マンフロットXproギア雲台

最大積載重量がやや低い としています

当方追加、あまり重いカメラやレンズをのせない+使用回数が少ない、主にアマチュア向け。プロでも機材が軽い場合で、ロケに行くときの荷物制限がある場合は選択肢。ギアの遊びとかは、この小型軽量雲台入門クラスに、そこまで剛性精度期待するほうが間違い

三位:Benro GD3WH geared head ベンロGD3WHギア雲台

なんと、Benroは高評価w 軽量で使いやすい、マンフロットのXproを意識して作られているが、金属がより多く、耐荷重量も大きく、堅牢 

取付ベースがやや小さく、横方向ティルト角度がやや狭いのが弱点としています

当方追加:また製品ランク的には、マンフロットXproとマンフロット410の中間を狙った商品なので、基本は入門クラスのギア雲台。軽量小型が優先の製品。当然、プロが毎日使うと、使用頻度次第ですが、ヘタってくる。1年後かもしれないし3年後かもしれない。これは価格帯からむしろ当然で、そんなに使わない丁寧に扱うアマチュアならもっと長く使えるでしょう

四位:Manfrotto 405 geared head マンフロット405ギア雲台

プロに完璧なギア雲台と評価。

当方追加意見、フィルムカメラだと、スタジオ用の一眼レフタイプの中判カメラを使うのは至極当然な世界なので、このくらいの製品がほしいが、基本は室内用。

五位:Manfrotto 400 Studio geared head マンフロット400ギア雲台

スタジオ用のギア雲台、ロケには不向き

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ギア雲台の選び方;早見表

1:持っている三脚=雲台を載せるが

中型以下の三脚 マンフロットXpro か、Benro GD3WHのどちらか。 マンフロット410も旅行などで機材を軽くしたいときはありだが

2:載せる三脚として大型三脚がある

マンフロット410、マンフロット405、マンフロット400

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アマチュアならギア雲台いるの?雲台何個も買う予算ないんだけど と迷うなら?

難しいところですが、微妙なアングルをぴたっと決めるまで多少苛ついても構わない

特に物撮りや建築の仕事の写真はしない

というなら、

ギア雲台より、ボールヘッドとも呼ばれる自由雲台買ったほうが、外での撮影でも活躍できてよいかと思います

ギア雲台はアマチュアや、プロでも、ライトユースでは、

マンフロットのXproあたりが軽量で安くていいでしょう 超望遠をつけたりするとギアが遊びがあるとか、この種の小型雲台に難癖つけても仕方がないことをとやかくいうなら、大人しく超大型マンフロット400まで行くしかないんですから

Benro GD3WHは正規価格だと、マンフロット410より少し安いくらいなので、うーんとなりますが、

中国からの直接輸入だと今の為替でも15000円くらいですから、選択肢としてはありですが、Benro GD3WHは、マンフロットXproとマンフロット410の間くらいのクラスの製品で、軽いカメラ用の雲台で、重い超望遠つけたりする用途には使えなくもない、くらいの性能だと理解しましょう。

三脚用雲台の選び方 風景でも、ながら撮影なら自由雲台がおすすめ

雲台=三脚につないでカメラを動かす台のことです。

雲台の種類についての解説は、三脚メーカーマンフロットが案内を出しています

【必見!雲台とは何か、そして、どの雲台を選ぶべきか】John Robertson
https://www.manfrotto.jp/shopping-assistant/heads-tripod-heads-choose

John Robertsonさんは

入門者と、上級者でも屋外の撮影が多ければ、ボール型のボール雲台=自由雲台を勧め

https://www.manfrotto.jp/xpro-magnesium-ball-head-with-top-lock-plate

日本のサイトでは水平が出しやすいと、主に風景派が勧める事が多い、3ウェイ(3way)雲台は、John Robertsonには3way雲台は、屋外での一瞬の撮影チャンスを逃しやすく、彼は屋内のスタジオ撮影で使うのを推奨。

「じっくり時間がかけられる状況でよりうまく機能するため、…屋外撮影より、スタジオでの使用により適しています。…3ウェイ雲台には、屋外で、とりわけ郊外で使う場合に厄介に感じるところがあります。それは、セットアップに時間がかかることに加え、3本のレバーを備えているため、ケースに入れずに持ち運ぶといろいろなものに引っかかりやすいということです。」以下より引用・【必見!雲台とは何か、そして、どの雲台を選ぶべきか】https://www.manfrotto.jp/shopping-assistant/heads-tripod-heads-choose

移動が自家用車。撮影時間に余裕がある場合(何回も行ったところなので、撮影スポット探しをしないで、いきなり設置開始して行く撮影とか)は3WAY雲台もありですが、歩きながら撮影スポットを探すという場合には、風景写真でも自由雲台がおすすめということですね。


3WAY雲台の無難な製品 日本国内で入手容易なもの

ハスキー3D (KIRKのアルカスイス互換クランプを回転防止ピン付きで固定できるよう改造したものはスタジオJINで扱い) コマ締雲台としてロングセラー
https://atelierjin.com/shop/products/detail.php?product_id=102

スリックSH-807 N ハスキー3D対抗でコマ締装備
http://www.slik.co.jp/panheads/3way/4906752206409.html
(この雲台のクィックシューが使えるバージョンはSLIK スリック 三脚 PRO780DXという輸出向けのものに搭載されて販売。単体でも、SLIK スリック 雲台 SH-807E として購入可能。輸出用だが、日本でもケンコーのアウトレットサイトで、これらの輸出用が売られることがあるのでチェック)

SH-908 中判とか超望遠レンズとか重量級であればこれ コマ締は当然のようにできます
http://www.slik.co.jp/panheads/3way/4906752200995.html

パイプ径20ミリ位のトラベル軽量三脚にコンパクトな3way
SH-806 N
http://www.slik.co.jp/panheads/3way/4906752206393.html
細かい操作性で今一歩だが、3WAYのコマ締雲台で小型三脚にも対応するのはこれだけ

***格安でアマゾンで人気のSinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 と、そっくりの類似品(多分同じ工場製で各社向けにちょいと仕様を変えただけのものが大多数、納品先のハネる検品具合で値段と出荷品質が決まるとかw)が2400円ほどでありますが、これ皆さんご指摘のように実際は2.5way雲台です。耐荷重量6キロとありますが、実際に快適に使えるは3キロ以下で、固定も確実に考えるなら2.5キロ以下の機材で使った方が良いでしょう。個体差や固定条件(レンズが長くて重いものとか)によっては三キロの機材でも固定がうまくいかない場合があるでしょう。が、まあ1,5キロ位までの機材乗っけるなら、動作や固定はスムーズで特に苦情はないでしょう。

雲台が大きすぎると、小型の三脚だと設置バランスが悪くなることもあるので要注意。


その他の三脚用雲台

(ビデオ雲台 フルード雲台)
ビデオ撮影用に動きがなだらかになるようオイルが充填された雲台で、ビデオ雲台の呼び名がありますが、フルード雲台雲台とも呼ばれます。
本来ビデオ撮影用ですが、鳥や動物の撮影で超望遠レンズを使用する人たちや、マクロ撮影するヒトの中には、動きがなめらかだからと写真用に使う人もたくさんいます。
マンフロット社製のビデオ雲台が主流

(ギア雲台)
物撮り テーブルフォト、複写などで少しずつ確実に動かすことを目的にした雲台。光軸を動かさなくてもいいのが利点
マンフロット410
マンフロット401
が価格サイズ重さ実用で人気

ギア雲台の最高峰は16万のアルカスイス「C-1 CUBE」
https://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2005/04/26/1425.html

写真用のギア雲台は高いので

多少不便ですが、天体望遠鏡用の微動雲台を普通の雲台に乗せて使う方法もあります。ただし重心が若干上になりブレを誘発しやすい(使いこなしでカバーできることも多い)、天体用の微動雲台は、安いものは乗せる重さが一キロとかちゃっちいものが多い。

そこでスリックのSMH-250は二軸ですが、2キロ位の機材なら比較的快適に動くし、一般の雲台の上に乗せてギア雲台の代用となる場合もあります。実売価格も一万円ほど。

http://www.slik.co.jp/panheads/micromotion/4906752206775.html

 

ギア雲台を買わずとも、3way雲台や自由雲台にマクロスライダーをつけるやり方もあるが、バカでかく重くなる。

マクロスライダーは下のようなのを二個縦横接続 業務の重量級のカメラ機材ならこの辺クラスの値段は当然。

【KIRK】マクロ撮影用Newフォーカシング・レール

https://atelierjin.com/shop/products/detail.php?product_id=278

RRS – Premium macro focusing rail
http://www.reallyrightstuff.com/B150-B-Macro-focusing-rail

700グラム前後の軽量カメラなら、↓の各社ブランド名でそっくり同じもの売られているフォーカシング・レールの中華無名製品もありかも。安いけど500グラムで結構重いしでかいので注意

NEEWER カメラ用 四方向 マクロフォーカス用 スライダレール/スライダー Canon,Nikon,Sonyなどのカメラに対応 【並行輸入品】 

 

無名中華フォーカシング・レールのでも、2000円位クラスの製品は、単にいろんな雑さを我慢すれば使えるクラスで、2キロ前後の機材を載せて使うなら、中国製無名メーカーでもフォーカシング・レールは、最低でも↓のこの辺クラスだね。800グラム以上だけどw

4ウェイ雲台 マクロヘッド マクロフォーカス クローズアップ撮影 写真三脚 ヘッド レールスライダー 150mm マクロ焦点レール スライダー クローズ アップ撮影頭カメラ サポート ラケット ホルダーとアルカスイスに合わせてクランプと三脚のボールヘッドの下部のクイック リリース プレート

マクロスライダーは、ピントリングを回さずカメラ全体を動かしてピントを出したり、バックシフトアオリができない一眼レフやミラーレス用のTS-E、PC-Eなどのナンチャッテ・アオリレンズでステッチ(スティッチ)撮影するとき、厳密なパララックス補正が必要な場合に用いられます(関連記事)。


(中国製無名メーカーの怪しい雲台たち)

中国メーカーのシルイの製品は日本でも一万超えのそれなりの値段で売られています。2500円前後で買えるアマゾンの得体の知れない中国メーカーの雲台も、名の知られた中国メーカーのシルイになれば同じくらいのものが軽く一万円を超えます。
ので、格安無名品は当たりを引けばラッキーくらいの可能性で買いましょう。

なお中国製三脚メーカーは、有名メーカー無名メーカーとも、耐荷重量を「壊れない重さ」で表示しているので、きちんと固定できるとかの「載せても実用になる重量」とは全く異なります。雲台も同じ、
というわけで中国メーカーの耐荷重量表示は、甘く見ても4割、かなり怪しいので渋く行くなら2割くらいが、実際に快適に使える重量だと考えましょう。

耐荷重量15キロと書かれている、2500円の雲台は、せいぜい3キロ位が載せても、動作が使いやすくしかも安定して使える重さとかね。

無名メーカー雲台の「Sinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 アルミ製 360°回転 全景撮影」

なんかはかなり買っていく人がいるようですが、推奨積載質量 :6kgと言う表記は、壊れない重さの目安で、6キロ載せたら固定できないとか普通にあります。実際に使いやすい重量は40%以下の2.4キロ以下で、下手したら1.8キロ位。乗せる機材が1.5キロ位までなら、固定もきっちりできるでしょう。なお3WAYではなく厳密には2wayと半分の雲台なのも注意


(自由雲台の選び方)

雲台に直付けタイプは日本のメーカーは相変わらず多数出していますが、外国では中大型では直付けは減ってきてます。。
クィックシュータイプならアルカスイス型のものが安くすみますが、よくある誤解ですが、アルカスイス型と表記されていても、アルカスイス互換という規格は実際は存在していないので(過去記事)、会社ごとにアルカスイス型のクィックシュー同士で相性が悪い場合があります。

高級品はアルカスイスの自由雲台
稼ぎにくいストックフォトならマンフロットくらいでいい
予算がないならシルイでも品質実用十分だし、マイクロストックフォトみたいな自虐商売ならシルイでOKでしょう。

細かいことはどうでもいいならアマゾン無名メーカー激安品 固定はできます 中国三脚製品の「耐荷重量」表記は「壊れない重さ」なので、使いやすいのは表示の3割位以下だったりしますのでw
*日本のメーカーはたいてい「使いやすい重さ」を「最大搭載量」とか表記しますので、日本と中国メーカーの表記は異なるものなのを注意しましょう。

中国製品では日本の場合、シルイ=Siruiがケンコーや、カメラメーカーのリコー(ペンタックスブランドの高級カメラを扱う)の直販店でも扱う、全国カメラ店で買える優良品の扱いです。
http://store.ricoh-imaging.co.jp/g/gS1030806/

アマゾンとかでしか見かけない激安品は、シルイより遥かに安い製品ですから、どっかで手を抜いて激安価格が成り立っているわけで、自分で外れ引いたときの交渉調整ができる人向けです。シルイの数分の一の値段の製品に飛びついて細かくクレームを書き込んでる人たちが多数いますが、安いものには理由があり、同じ中国製のシルイがあの価格になる理由を考えると、真っ二つに割れたとか言うなら話は別ですが、仕上げが雑、動きが若干ぎこちないくらいでクレームするか?と思いますよね

以下自由雲台を選ぶ目安

A:カメラ自体がごく軽いものでも、ボール径30ミリ前後のものが使いやすい。中国激安自由雲台でボール径30ミリのものはアマゾンに少しだけあるようです。

B:ミラーレスや一眼レフで、重いアクセサリーやレンズをつけないのであればボール径38ミリ前後の自由雲台=中国製の得体のしれない2300-3400円くらいの自由雲台がアマゾンにあふれていますが、大部分がボール径36ミリ 超安物は品質が心配、でも出せる金は有限ならSirui K-20X

C:ちょいと重いアクセサリーやレンズを載せて使うなら(2キロ強から3キロの前後)、ボール径は44ミリクラスが無難。雲台の重さで言えば500グラム前後か。
予算がない人はSirui K-30Xあたり
http://www.sirui-japan.com/products/cat30/k-30x.html

D:大型超望遠とかはボール径直径50ミリ以上
アルカスイス Z-1
【ARCA-SWISSモノボールZ1+シリーズを発売】
http://www.kenko-pi.co.jp/brands/arcaswiss/arca-swissz1.html

予算がない人はSirui K-40Xあたり
http://www.sirui-japan.com/products/cat30/k-40x.html


三脚の選び方 ミラーレス編