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タグ: 雲台の種類と特徴

三脚、自由雲台か、3ウェイ三脚か?:ピストル(グリップ)雲台とその亜流雲台たち

まあ、他にも、一脚用のティルトとパンのみの2ウェイ雲台(Pan & Tilt Head)、3ウェイ雲台の派生型で精密な動きが可能な、ギア雲台、さらにピストルグリップタイプ雲台(ケンコー・トキナーグループのスリックのマスターデラックス ブラック雲台 https://www.kenko-tokina.co.jp/slik/panheads/freeturn/4906752200162.html は、このピストルグリップ式から派生した一種です)とか、ジンバルとか、スポーツ雲台とか、またはビデオ雲台、1ウェイ雲台(Tilt Head) とか、三脚に乗せる雲台はあるわけですが

一般的には

ボール雲台(自由雲台)か3ウェイ雲台のどちらかを選ぶのが一般的です

日本では3ウェイ雲台を押す声が多いですが、一軸ごとに調整するので、ぐるぐる動く自由雲台より、正確に位置決めができるのが利点、ただし大きくかさばり、思った角度にするのに自由雲台より手間がかかる

海外ではより軽量な自由雲台のほうが人気となっています 軽くて小さいので旅行には便利だからです

昔は自由雲台は固定を緩めると、かっくんと倒れ込んで細かい微調整が難しいものが多かったですが、最近のものはフリクションコントロールなど、動かすために少しだけ動きを緩める機能がついたものが多くなり、更に21世紀には独立したパン専用の回転軸が備わったものも増え、回転でも、細かい調整がしやすくなったせいもあります。

アメリカのカメラ通販大手B&Hの案内を見ると

How to Choose the Right Tripod Head正しい三脚雲台の選び方

By Todd Vorenkamp | Thu, 06/29/2023

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https://www.bhphotovideo.com/explora/photography/buying-guide/choosing-the-right-tripod-head

For most of us, the ball head is the 98% solution to all our camera-stabilizing needs. If you prefer it, the 3-way head is almost as versatile, but makes travel a bit more difficult. Either way, the ball head or 3-way head will have you covered.ほとんどの人にとって、ボール雲台【自由雲台】はカメラの固定のニーズに対する98%の解決策です。3ウェイ雲台はほとんど同じように多用途に使えますが、【デカくて重いので】移動が少し大変になります。いずれにせよ、ボール雲台と3ウェイ雲台のどちらを使ってもあなたの撮影はカバーできます。(上記記事引用)

と米国の大手カメラ店では、自由雲台の方を勧めるような書き方になっています

自分的には自由雲台に、3ウェイ雲台の精密版であるギア雲台を載せる、アルカスイスやレオフォトが実際に合体型として製品化したアイディアを実践したところ、当方的には使いやすいので、どっちにもメリットは有るなあとは思いますが

旅行なら、同じクラスだと、軽くて小さい自由雲台かなと思います(とはいえまだまだ昔風の、少し緩めると、固定がなくなってカックンするタイプの自由雲台も残っており、そういう自由雲台なら使いませんが)

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ケンコー・トキナー参加のスリックの出す

マスターデラックス ブラック雲台

https://www.kenko-tokina.co.jp/slik/panheads/freeturn/4906752200162.html

はピストル(グリップアクションもしくはグリップ)雲台(Pistol Head もしくはGrip Action Head)の一種ですが、

他にも、ちょいと構造が違う自由雲台の一種であるタイプのピストルグリップ雲台を多数展開しています

Slik AF-1100E Pistol Grip Head

https://www.yodobashi.com/product/100000001001618991/

下は日本では売ってないみたいですね

Slik AF-1500AC Trigger Action Ball Head

https://slikusa.com/products/af-1500ac-trigger-ball-head

マンフロットも、ボール雲台(自由雲台)の亜種としてのピストル(グリップアクション)雲台を販売しています

Manfrotto 324RC2 Ball Headマンフロット Manfrotto
324RC2 [ジョイスティック雲台]

https://www.manfrotto.com/global/light-duty-grip-ball-head-compact-and-portable-324rc2/

https://www.yodobashi.com/product/100000001000744710/

Manfrotto 322RC2 Ball Head水平グリップアクションボール雲台

https://www.manfrotto.com/global/grip-ball-head-ergonomic-handle-and-friction-control-wheel-322rc2/

https://www.yodobashi.com/product/100000001000744710/

中国三脚ブランド、WEYLLAN 自由雲台CH55のレビュー【結構豪華w】

ギア雲台を、ティルト雲台や、あるいは自由雲台に乗せて、ギア雲台の弱点の粗動のめんどくささを解消しようというテク自体は、多くの人に実践され、

ギア雲台の大きな動き(粗動)を改善するために、他の粗動がしやすい雲台に乗せる

最近は中国メーカーのレオフォト(Leofoto)が、自由雲台と、ギア雲台を一体化した製品を出したくらいですが

当方はベンロのギア雲台を、自由雲台に乗せるため、

超大型自由雲台としてWEYLLAN CH55を導入してみました

中国製の超大型ボール雲台=自由雲台としては、SiruiのK-40X(ボール54mm)が海外でも評判を確立ししてますが、写真用大型三脚は縮小のシルイが、製造は終了したということと

WEYLLANは低重心ということで、WEYLLAN CH55を導入することにしました

WEYLLANは、INNOREL、ARTCISE、SWFOTO、BEXINなどと、デザインそっくりな製品が数多く、製造会社が販売会社を色々作って競争させている可能性もありますが(中国は製品企画とかは、実際は工場のある会社が行い、それを商社にもっていき、ちょこっと外観変更などの注文を受けて売り込んでいくビジネススタイルが日本より盛ん。一部はレオフォトにも納品されている模様)これらのブランドは、突き詰めた性能を妥協し、AliexpressやAmazon位からしか買えない直販専用モデルとすることで、価格破壊の低価格を実現していることに、特徴があります

前回InnorelのG44自由雲台かったら、まあ細かい滑らかさは値段数倍のメーカーには、当然やや劣るが、大きなレンズつけなければ、使えるので(44mmボール雲台にしては「ややいまいち」という話は出ますが、値段やすいからね)、Innorelブランドのものを買うかと思ったら、

この55mm大型自由雲台に関しては、フリクションコントロール(動きの抵抗を調整する「フリクション調整機能」ともいう)のあるものは、Innorelブランドのものは存在しておらず(INNOREL G44雲台にもなかったけどw)、

WEYLLANブランドの物を買いました(SWFOTOブランドでは、アルカスイスクランプがレバー固定式に変更になった、ほぼ同一のものTH-55Gがある。 EVUMO DX55と、ARTCISEブランドでも、 55mm Low Profile Tripod Ball Head KB55が、アルカスイスクランプがネジ式でWEYLLANと、若干デザインを変えただけで同じもの。

これらのINNOREL系統よりは、上の中国ブランドとされる LeofotoのLH-55(日本で2024年現在44000円前後)と形がそっくりで、Leofotoも製造工場自体は同じ可能性がwただ、グリスなどのランクが上がっている可能性はある(一応は、日本でも修理が、日本での代理店販売のものなら可能)。もともとは、アメリカのRRS(ReallyRightStuff)の低重心自由雲台LB-55(米ドル550ドル Made in USA)をヒントに中国の製造工場やLeofotoが真似たものナノは確実)

まあ、INNOREL系統の製品は細かく詰めると、ちょいと動きや固定するときに「?」なところがあるのは、激安価格からしてむしろ当然なので、そのへんの微妙に?を、ボールの直径のデカさ=安定しやすいでごまかすために、もっとでかい直径55mmボールの自由雲台を買いました

WEYLLAN CH55 Low Profile Ball Head 55mm Heavy Duty Tripod Head, all metal made, superb quality!

WEYLLAN CH55 Low Profile Ball Head 55mm Tripod Ball Head Heavy Duty 360 Panoramic Tripod Head,

https://www.weyllan.com/products/weyllan-ch55-low-profile-ball-head-55mm-tripod-ball-head-heavy-duty-360-panoramic-tripod-head-cnc-aluminium-alloy-tripod-camera-head-for-tripod-with-two-1-4-quick-release-plates-max-load-88-18lbs-40kg

INNORELのG44は、立派な保証書がついていましたが、WEYLLAN CH55はそういったものは付属せず、しかし立派なケースと、アルカスイスプレートがさらに一個余計におまけと、INNORELにしなくてよかったと思わせてくれますw

まあ、中身は大部分同じのものがほとんどですが、デザインとか付属品は、各ブランドで異なり、一部は他のブランドにないカスタムがされているので(SWFOTOブランドのTH-55Gは、アルカスイス互換のレバー固定式クランプが採用)、この同じ系列の会社の会社の製品は買う前によく見ておくと良いでしょう

55mmボール雲台=自由雲台の摩擦で動きを渋くするフリクション機能は、この雲台では、まあ「さすが」と言わせるくらい滑らかとはいかなくても、使える水準にあり、ひどい水準のものではない。ただもう少し強めに設定できたほうがというのはあります。

そもそも微妙なトルクが大事なら、値段が数倍のアルカスイスや、米国製の手作りRSSまで行きなさいという話になります。中国での大量生産、細かいところをこだわらない+流通はネット限定なことで、格安なわけですからw(中国のLeofotoブランドのLH-55は、少しランクが高いオイルなどが使われているかも?)

まあ安いなりに、寒冷地だとグリスが固くなるとか、コストカットの現実が見えることは色々あるかもしれないですが、

極限状態で使わないなら

目立ったあらは、この値段のものとしてはなさそう

機械の進歩で、安価+高精度な金属加工ができる時代なので、こうした安いものでも、少なくとも、即座に壊れるおもちゃではないです

現在この雲台の価格は、18000円から13000円くらいと、決済通貨によっても、かなり実勢価格が異なことがあったり、かなり値段に格差があるので、安いところをうまく探すのも大事かと


三脚のブレ抑制性能向上には、1~2ランク大きめの雲台を使うというのが手法の一つで、比較的軽めの自由雲台であれば、2ランクくらい大きな自由雲台を乗せても頭でっかちにはならないため

サイズの大きな雲台なので、スリックの大型アルミ三脚プロフェッショナル2(パイプ径32mm)に装着して、500mm超望遠でのブレテストを行うと、かなり優秀なのが以下の動画でわかります(2秒以内にブレが収まればまあ優秀なのが目安)

stockmoneyphoto.wordpress.comのテレグラム支店

https://t.me/stockphotomoney/669


https://www.weyllan.com/pages/about-us?spm=..index.header_1.1)の案内では、EVUMOは、WEYLLANのもう一つのブランドだそうです

WEYLLANは1年保証と、一部の三脚は生涯保証までうたっていますが、INNOREL、ARTCISE、SWFOTO、BEXINと同じくネット通販専門会社で、中国本土にいる人以外には、保証をしてくれる可能性は、せいぜい一ヶ月くらいの初期不良交換以外にはないでしょうね

https://www.weyllan.com/pages/warranty?spm=..product_590de2d9-6041-4da6-bddd-7325b7b2c672.header_1.1

中国系の機材は、安いものは修理はほぼできないと考えてよく、LeofotoやSirui、Benroなど中国系でも、ランクが高い会社の製品も、日本では日本の正規代理店=輸入販売会社が販売した製品しか、修理どころか部品の販売もしないという、いつものパターンが有り、安いとはいっても、ヘタったら買い直しという状況なので

どこの国で買ったものでも日本で同じ形式が販売されていれば、修理を受け付け、修理部品も販売する、イタリアのマンフロットや、ジッツオ、日本のスリックやベルボンとは、アフターサービスが月とスッポンクラスに違うことも、価格差となっているので(アメリカのRSSやKirkも、日本では修理できないことがある。台湾のFeisolも同じ)

自由雲台はへたりにくいから壊れたりの心配はさほどないですが、ギア雲台のような、毎日使うクラスだと、定期的にギアの交換などがいるものは、中国メーカーの製品で、特に高いものは、たまに使うくらいならいいですが、業務使用だと、ギアの消耗で修理ができず、また買い直しなど、高く付く可能性があるのに注意しましょう

中国メーカー・ベンロの日本国内修理対応

無償保証期間は、その国の正規代理店から買ったもののみが対象

保証期間が過ぎたあとは、

1新品交換

2ベンロで整備された故障品を修理したもの

との有料交換で、修理はしてないらしいw(ただ有償での交換の場合、並行輸入品や海外輸入品は受け付けないとは書いていない)

BENRO製品 保証期間と修理について

https://benro.jp/pages/support-benro

**補修部品の販売はないらしく案内はない

シルイは、日本国内の代理店販売のものしか修理、部品販売はないが、修理専門会社UCSでは外注扱いで、シルイ三脚や一脚の修理の可否について問い合せを受け付けるとある(2024年5月現在)

https://www.u-cs.co.jp/wp-content/uploads/2024/01/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%B3%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%81%AE%E4%BF%AE%E7%90%86%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E4%B8%80%E8%A6%A720240123.pdf


中国三脚ブランド、WEYLLAN、INNOREL、ARTCISE、SWFOTOなどのメーカー(Chinese Tripod and Head)

三脚用の雲台に更に雲台を乗せるためのアルカスイス互換プレート:ゴムやコルクの貼られていないアルカスイス互換プレート【Leofoto 中国三脚メーカー】

INNOREL G44 自由雲台Ball head(通販専門会社の三脚用雲台紹介レビュー)

プロ用アルミ三脚と55mm超大型ボール雲台のブレ振動抑制テスト(A Vibration Test: Slik Professional 2(an aluminium tripod 32mm)+ WEYLLAN CH55 Low Profile Ball Head 55mm + Tamron 150–500mm RDX at 500mm)

Bigger Tripod Ball Head can reduce vibration of aluminum tripod: a Comparison between 44mm ball head and 55mm ball head: 1~2ランク大きな雲台を使うことでも、三脚のブレを抑える性能がアップ

不動産写真に最適な三脚ギア雲台:米国の不動産写真プロの2024年新年の案内ガイド コスパ編

米国の建築写真家Nathan Coolさんがおすすめのギア雲台を特集

The BEST tripod head for real estate photography 不動産写真に最適な三脚雲台

この動画はそんなに高くなくて、かつ性能の良い雲台=コスパ優先ということがテーマなので、

アルカスイスの雲台は高すぎるために選外ということになっています

BENRO GD3WH ギア雲台

K&F Concept ギア雲台

がコスパの良い不動産写真用ギア雲台とされ

NEEEWERも180ドルほどのギア雲台を出したがまだ検証していないということ

動画4:01 古い時代には皆、マンフロット 410 ギア雲台 (https://www.manfrotto.com/jp-ja/410-junior-geared-tripod-head-easy-to-use-ergonomic-knobs-410/)を買ったものだが、僕は今は勧めない 人気は落ちている(*当ブログ 多分中国製メーカーの躍進のせいでしょう)

動画4:52 ポピュラーな雲台としては、

SUNWAYFOTO GH-PRO II ギア雲台 SF0294

があるが、Nathan Coolさんは、このギア雲台は、4キロと、耐荷重量が低いので、「不動産建築」写真では、耐久性能が低いということになり、勧めない としています

動画7:29 BENRO GD3WH ギア雲台 の弱点は、アルカスイスプレートを固定するクランプだ 2重のセーフティーロックとなっているが、これが安っぽい金属ギアと、プラ製のノブでできていて、下手なことすると、ここのプラのノブが壊れる事があって、僕も壊したことがあるんだ という話

動画8:43 K&F Concept ギア雲台 についてくるアルカスイスプレートは、カメラがしっかり固定できない等かなりのアレなものだ ***まあ、こう言われたのでメーカーも改良してくるかもですが、別のアルカスイスプレートを買った方がいいかもです


動画の中でNathan Coolさんは言っていませんが、コメント欄で

1;L型ブラケットについてはまた動画を作る**不動産写真は横位置基本なので、縦位置で使う発想はなかった模様

2:Leofoto G4雲台は勧めない Arca Swiss D4の劣化版だし、現在市場で売ってるところを見つけるのが難しい

3:Arca Swiss Cube C1 は、今回の動画は安くて品質の良いギア雲台というのがテーマなので、2000ドルもするから取り上げなかった

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建築写真に最適な三脚ガイド:時代はフルサイズ主流の時代となり、2022年には中型三脚を推奨が増えた

三脚用雲台の選び方 風景でも、ながら撮影なら自由雲台がおすすめ

雲台=三脚につないでカメラを動かす台のことです。

雲台の種類についての解説は、三脚メーカーマンフロットが案内を出しています

【必見!雲台とは何か、そして、どの雲台を選ぶべきか】John Robertson
https://www.manfrotto.jp/shopping-assistant/heads-tripod-heads-choose

John Robertsonさんは

入門者と、上級者でも屋外の撮影が多ければ、ボール型のボール雲台=自由雲台を勧め

https://www.manfrotto.jp/xpro-magnesium-ball-head-with-top-lock-plate

日本のサイトでは水平が出しやすいと、主に風景派が勧める事が多い、3ウェイ(3way)雲台は、John Robertsonには3way雲台は、屋外での一瞬の撮影チャンスを逃しやすく、彼は屋内のスタジオ撮影で使うのを推奨。

「じっくり時間がかけられる状況でよりうまく機能するため、…屋外撮影より、スタジオでの使用により適しています。…3ウェイ雲台には、屋外で、とりわけ郊外で使う場合に厄介に感じるところがあります。それは、セットアップに時間がかかることに加え、3本のレバーを備えているため、ケースに入れずに持ち運ぶといろいろなものに引っかかりやすいということです。」以下より引用・【必見!雲台とは何か、そして、どの雲台を選ぶべきか】https://www.manfrotto.jp/shopping-assistant/heads-tripod-heads-choose

移動が自家用車。撮影時間に余裕がある場合(何回も行ったところなので、撮影スポット探しをしないで、いきなり設置開始して行く撮影とか)は3WAY雲台もありですが、歩きながら撮影スポットを探すという場合には、風景写真でも自由雲台がおすすめということですね。


3WAY雲台の無難な製品 日本国内で入手容易なもの

ハスキー3D (KIRKのアルカスイス互換クランプを回転防止ピン付きで固定できるよう改造したものはスタジオJINで扱い) コマ締雲台としてロングセラー
https://atelierjin.com/shop/products/detail.php?product_id=102

スリックSH-807 N ハスキー3D対抗でコマ締装備
http://www.slik.co.jp/panheads/3way/4906752206409.html
(この雲台のクィックシューが使えるバージョンはSLIK スリック 三脚 PRO780DXという輸出向けのものに搭載されて販売。単体でも、SLIK スリック 雲台 SH-807E として購入可能。輸出用だが、日本でもケンコーのアウトレットサイトで、これらの輸出用が売られることがあるのでチェック)

SH-908 中判とか超望遠レンズとか重量級であればこれ コマ締は当然のようにできます
http://www.slik.co.jp/panheads/3way/4906752200995.html

パイプ径20ミリ位のトラベル軽量三脚にコンパクトな3way
SH-806 N
http://www.slik.co.jp/panheads/3way/4906752206393.html
細かい操作性で今一歩だが、3WAYのコマ締雲台で小型三脚にも対応するのはこれだけ

***格安でアマゾンで人気のSinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 と、そっくりの類似品(多分同じ工場製で各社向けにちょいと仕様を変えただけのものが大多数、納品先のハネる検品具合で値段と出荷品質が決まるとかw)が2400円ほどでありますが、これ皆さんご指摘のように実際は2.5way雲台です。耐荷重量6キロとありますが、実際に快適に使えるは3キロ以下で、固定も確実に考えるなら2.5キロ以下の機材で使った方が良いでしょう。個体差や固定条件(レンズが長くて重いものとか)によっては三キロの機材でも固定がうまくいかない場合があるでしょう。が、まあ1,5キロ位までの機材乗っけるなら、動作や固定はスムーズで特に苦情はないでしょう。

雲台が大きすぎると、小型の三脚だと設置バランスが悪くなることもあるので要注意。


その他の三脚用雲台

(ビデオ雲台 フルード雲台)
ビデオ撮影用に動きがなだらかになるようオイルが充填された雲台で、ビデオ雲台の呼び名がありますが、フルード雲台雲台とも呼ばれます。
本来ビデオ撮影用ですが、鳥や動物の撮影で超望遠レンズを使用する人たちや、マクロ撮影するヒトの中には、動きがなめらかだからと写真用に使う人もたくさんいます。
マンフロット社製のビデオ雲台が主流

(ギア雲台)
物撮り テーブルフォト、複写などで少しずつ確実に動かすことを目的にした雲台。光軸を動かさなくてもいいのが利点
マンフロット410
マンフロット401
が価格サイズ重さ実用で人気

ギア雲台の最高峰は16万のアルカスイス「C-1 CUBE」
https://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2005/04/26/1425.html

写真用のギア雲台は高いので

多少不便ですが、天体望遠鏡用の微動雲台を普通の雲台に乗せて使う方法もあります。ただし重心が若干上になりブレを誘発しやすい(使いこなしでカバーできることも多い)、天体用の微動雲台は、安いものは乗せる重さが一キロとかちゃっちいものが多い。

そこでスリックのSMH-250は二軸ですが、2キロ位の機材なら比較的快適に動くし、一般の雲台の上に乗せてギア雲台の代用となる場合もあります。実売価格も一万円ほど。

http://www.slik.co.jp/panheads/micromotion/4906752206775.html

 

ギア雲台を買わずとも、3way雲台や自由雲台にマクロスライダーをつけるやり方もあるが、バカでかく重くなる。

マクロスライダーは下のようなのを二個縦横接続 業務の重量級のカメラ機材ならこの辺クラスの値段は当然。

【KIRK】マクロ撮影用Newフォーカシング・レール

https://atelierjin.com/shop/products/detail.php?product_id=278

RRS – Premium macro focusing rail
http://www.reallyrightstuff.com/B150-B-Macro-focusing-rail

700グラム前後の軽量カメラなら、↓の各社ブランド名でそっくり同じもの売られているフォーカシング・レールの中華無名製品もありかも。安いけど500グラムで結構重いしでかいので注意

NEEWER カメラ用 四方向 マクロフォーカス用 スライダレール/スライダー Canon,Nikon,Sonyなどのカメラに対応 【並行輸入品】 

 

無名中華フォーカシング・レールのでも、2000円位クラスの製品は、単にいろんな雑さを我慢すれば使えるクラスで、2キロ前後の機材を載せて使うなら、中国製無名メーカーでもフォーカシング・レールは、最低でも↓のこの辺クラスだね。800グラム以上だけどw

4ウェイ雲台 マクロヘッド マクロフォーカス クローズアップ撮影 写真三脚 ヘッド レールスライダー 150mm マクロ焦点レール スライダー クローズ アップ撮影頭カメラ サポート ラケット ホルダーとアルカスイスに合わせてクランプと三脚のボールヘッドの下部のクイック リリース プレート

マクロスライダーは、ピントリングを回さずカメラ全体を動かしてピントを出したり、バックシフトアオリができない一眼レフやミラーレス用のTS-E、PC-Eなどのナンチャッテ・アオリレンズでステッチ(スティッチ)撮影するとき、厳密なパララックス補正が必要な場合に用いられます(関連記事)。


(中国製無名メーカーの怪しい雲台たち)

中国メーカーのシルイの製品は日本でも一万超えのそれなりの値段で売られています。2500円前後で買えるアマゾンの得体の知れない中国メーカーの雲台も、名の知られた中国メーカーのシルイになれば同じくらいのものが軽く一万円を超えます。
ので、格安無名品は当たりを引けばラッキーくらいの可能性で買いましょう。

なお中国製三脚メーカーは、有名メーカー無名メーカーとも、耐荷重量を「壊れない重さ」で表示しているので、きちんと固定できるとかの「載せても実用になる重量」とは全く異なります。雲台も同じ、
というわけで中国メーカーの耐荷重量表示は、甘く見ても4割、かなり怪しいので渋く行くなら2割くらいが、実際に快適に使える重量だと考えましょう。

耐荷重量15キロと書かれている、2500円の雲台は、せいぜい3キロ位が載せても、動作が使いやすくしかも安定して使える重さとかね。

無名メーカー雲台の「Sinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 アルミ製 360°回転 全景撮影」

なんかはかなり買っていく人がいるようですが、推奨積載質量 :6kgと言う表記は、壊れない重さの目安で、6キロ載せたら固定できないとか普通にあります。実際に使いやすい重量は40%以下の2.4キロ以下で、下手したら1.8キロ位。乗せる機材が1.5キロ位までなら、固定もきっちりできるでしょう。なお3WAYではなく厳密には2wayと半分の雲台なのも注意


(自由雲台の選び方)

雲台に直付けタイプは日本のメーカーは相変わらず多数出していますが、外国では中大型では直付けは減ってきてます。。
クィックシュータイプならアルカスイス型のものが安くすみますが、よくある誤解ですが、アルカスイス型と表記されていても、アルカスイス互換という規格は実際は存在していないので(過去記事)、会社ごとにアルカスイス型のクィックシュー同士で相性が悪い場合があります。

高級品はアルカスイスの自由雲台
稼ぎにくいストックフォトならマンフロットくらいでいい
予算がないならシルイでも品質実用十分だし、マイクロストックフォトみたいな自虐商売ならシルイでOKでしょう。

細かいことはどうでもいいならアマゾン無名メーカー激安品 固定はできます 中国三脚製品の「耐荷重量」表記は「壊れない重さ」なので、使いやすいのは表示の3割位以下だったりしますのでw
*日本のメーカーはたいてい「使いやすい重さ」を「最大搭載量」とか表記しますので、日本と中国メーカーの表記は異なるものなのを注意しましょう。

中国製品では日本の場合、シルイ=Siruiがケンコーや、カメラメーカーのリコー(ペンタックスブランドの高級カメラを扱う)の直販店でも扱う、全国カメラ店で買える優良品の扱いです。
http://store.ricoh-imaging.co.jp/g/gS1030806/

アマゾンとかでしか見かけない激安品は、シルイより遥かに安い製品ですから、どっかで手を抜いて激安価格が成り立っているわけで、自分で外れ引いたときの交渉調整ができる人向けです。シルイの数分の一の値段の製品に飛びついて細かくクレームを書き込んでる人たちが多数いますが、安いものには理由があり、同じ中国製のシルイがあの価格になる理由を考えると、真っ二つに割れたとか言うなら話は別ですが、仕上げが雑、動きが若干ぎこちないくらいでクレームするか?と思いますよね

以下自由雲台を選ぶ目安

A:カメラ自体がごく軽いものでも、ボール径30ミリ前後のものが使いやすい。中国激安自由雲台でボール径30ミリのものはアマゾンに少しだけあるようです。

B:ミラーレスや一眼レフで、重いアクセサリーやレンズをつけないのであればボール径38ミリ前後の自由雲台=中国製の得体のしれない2300-3400円くらいの自由雲台がアマゾンにあふれていますが、大部分がボール径36ミリ 超安物は品質が心配、でも出せる金は有限ならSirui K-20X

C:ちょいと重いアクセサリーやレンズを載せて使うなら(2キロ強から3キロの前後)、ボール径は44ミリクラスが無難。雲台の重さで言えば500グラム前後か。
予算がない人はSirui K-30Xあたり
http://www.sirui-japan.com/products/cat30/k-30x.html

D:大型超望遠とかはボール径直径50ミリ以上
アルカスイス Z-1
【ARCA-SWISSモノボールZ1+シリーズを発売】
http://www.kenko-pi.co.jp/brands/arcaswiss/arca-swissz1.html

予算がない人はSirui K-40Xあたり
http://www.sirui-japan.com/products/cat30/k-40x.html


三脚の選び方 ミラーレス編