Shutterstock(シャッターストック)自社投稿者たちの写真やイラストから、AIが生成する画像販売の準備進む:
Istock・Gettyは、コンピューターの人工知能で画像を生成するAI画像生成システムが生成した画像投稿を禁止し、AIに画像学習をさせたとして開発元StableDiffusion(Stability AI)を訴える準備もしていますが、
米国のストックフォト・ストックイラスト大手Shutterstockは、
人工知能AIの開発元の一つOPEN AIと契約し、
自社の投稿者の写真やイラストから、人工知能AIが作り直した画像の販売を目論みていると報道されています
この場合、人工知能AIが画像作成に使った元著者にも売上が分配される仕組みの模様ですが、10セント(現在13円)の報酬枠から、AIが13人の画像をもとにイラストや写真を作った場合、一人あたりの報酬は1円になる計算になります
After inking its OpenAI deal, Shutterstock rolls out a generative AI toolkit to create images based on text prompt :OpenAI との取引に署名した後、Shutterstockは【画像】AI生成ツールキットを展開して、【顧客が入力した】テキストプロンプトに基づいて画像を作成する。
Ingrid Lunden@ingridlunden / 9:55 PM GMT+9•January 25, 2023
Shutterstockは、OpenAIと、OpenAI’s Dall-E 2の開発協力に署名し、
各国から自社に投稿された画像のデータベースを元に、AIが、顧客がこんな画像が欲しいと文章を打ち込むと、自動的に画像を作成するというものです
規約改正で、画像投稿者にもチンカスの報酬を払うことで、現在のAIの、学習データーベース作成で著作権侵害が行われているという、あちこちでの訴えを避けることができ、
機械AIが作ったもので著作権はないという法律の壁を、人間が作った画像をAIが再構成したものであるとし、人間の作った元の画像の二次著作として、著作権を保持して売るのが目的な訳です
ただし、写真の権利を放棄して人工知能AIの元データーになる画像を提供する人もいるので、そうした無料画像でデーターを構築する他のAI人工知能で、無償で製造した画像を提供する会社が出てくれば、シャッターストックの思惑は崩れる可能性もあります
また、AIが三十人の画像をもとにした画像を作って売れば、一人あたりの報酬額は、三十人で均等に分ける形となって、とんでもなく低くなり、画像投稿者のやる気がますます減り、ストックフォト、ストックイラストの衰退が益々進むことにもなるでしょう
AI画像製造で、今のところアニメ系の人が特に取り上げているのが
StableDiffussionですが、
https://stablediffusionweb.com/#demo
もう一度、試しに
man, sitting, desk, office, work, caucasian,
の画像作ってと頼むと、
と出てくるわけです
この無料オンライン版は、日本人のデーターが少ないのか、結果はあまり芳しくないので
アジア人の学習モデルを準備したものでやらないといけないみたいですが