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スリック三脚トラベルスプリントと中華格安自由雲台【製品レビュー】小型三脚で、自由雲台(ボール雲台)を使う場合は、自由雲台のランクを1~2ランク上げるとブレ防止性能が上がる

三脚は持ち運べる範囲でできるだけ足が太くてでかいものが良いのは、今でも変わりません

しかし、撮影条件によっては、

旅行が主体で、撮影は二の次の場合

など、

できるだけ小さくてコンパクトな三脚が欲しい時もあります

てなわけで、

未だに愛用しているのがスリックのトラベルスプリント

初代の物のデーターはスリックの案内からは消えていますが、

改良型の二代目のデーターはあり、二代目はトラベルスプリントではなく、スプリント Mini IIとして販売されました

スプリント MINI II GM

http://www.slik.co.jp/discontinued/digital-series/d_sprint/4906752106235.html

エレベーターをあげない状態での高さ

880mm

エレベーターをあげた状態での高さ

1080mm

パイプの一番太い部分20mm

超ヘロヘロへロ三脚

ですが、

縮長:350mm

0.78 キログラム

の超軽量と、レバーロックによるワンタッチでのセットアップ

なので、

旅行には活躍することもある三脚

当然ヘロヘロでもあるので、

雲台を、アマゾンやAliexpressで3000円ほどで売っている 2ランクほど大きな、ボール直径28mmほどの激安自由雲台に置き換えて、強度をごまかして使っています

あまり伸ばさず、1/15~4秒くらいのシャッター速度を避ければ、超望遠は当然結構苦しいですが、標準広角系では、意外と使い物になったりします 

この雲台、アマゾンなどでいろんなNeewerなどのブランドで2500~3000円ほどで売っているものです。やすいので、シビアに見れば、ボールの動きや固定が、ノブ固定で動いたり、ややぎこちない部分はありますが、固定できれば意外としっかり 価格から言えば文句言うものでもない

ただ、やすいものには理由がある通り、ノブのゴムがものすごい粗悪品なので(最近のは少し改良されたのかな?)、数年すると割れてきて、当方は全部ノブのゴムが破れているので、接着剤で固定してますw後はシリコンシーラントとか、ゴム板貼り付けてで補修するとかの方法もあります

スリックは、この小型トラベル三脚の改良型をスプリントの名前は外して今でも販売しています

最新型は3WAY雲台搭載で価格が随分高いですが(初代と二代目はへロイ自由雲台付きだった)あと、二代目のスプリント Mini IIと同じように、初代にあった足のねじ式で引き出すスパイク機能がなくなって、ゴムの平型足になった模様(スプリント Mini IIは実機保有なのでわかるが、最新の三代目のスプリント S110は、実機は見ていない)

スプリント S110

https://www.kenko-tokina.co.jp/slik/digital-series/sprint/4906752107096.html

三脚の強度が不安な場合は、雲台のランクをあげようという提案は、日本の梅本製作所がやっていて

「特別編:ニコンD800Eで検証する三脚ブレテスト
~1サイズ上の雲台でブレに強くなる」
バックナンバー

本誌:武石修 デジカメウォッチ

2012/10/22 12:22

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/item/565399.html

「それぞれ雲台を1ランク上げた組み合わせが好結果になっていることに気づく。

 同製作所では従来、「より安定性やブレの抑制をもとめるなら、雲台を1サイズ上げて欲しい」とアナウンスしていたが、梅本氏は今回の実験でこのことが証明できたとする。雲台はカメラボディという震動源に近いため、よりしっかりした雲台を使った方が、ブレ対策には有効とのことだ。…三脚を1サイズ上げると1kg程度の重量増になるが、雲台を1サイズ上げるだけなら100~200gの重量増にとどまるメリットもあるとする。」(上記デジカメウォッチ記事より)

と、ブレ対策で一ランク大きな三脚を使うというのもありだが、小さい三脚の、雲台のランクを1サイズ上げるのも、三脚ブレ対策としては、荷物が増えないので良いという梅本製作所の提案

とは言っても、3way雲台、ビデオ雲台などはランクを上げると、重量が重くなり頭でっかちとなるので、軽い三脚には不向きです。でも、自由雲台なら2ランクくらいあげても、まあ、なんとかなるので、自由雲台なら、少しデカ目の自由雲台に取り替えると、トラベル三脚がより安定するという話

*三脚と雲台の重さのバランスは、三脚2 雲台1 の重量バランスまでにとどまるのが良いと一応の目安がある

INNOREL G44 自由雲台Ball head(通販専門会社の三脚用雲台紹介レビュー)

2010年頃から、中国の三脚メーカーが世界市場に食い込み、日本の老舗三脚メーカーベルボン(Velbon)が、ハクバに買収されてその一部門に縮小する羽目になっていますが、

Benro, Siruiと言ったもの以外に、

通販がメインの三脚用品ブランドとして

Neewer、K&F、などなどが幅を利かせています

そんな中、完全に通信販売メインでAmazon, Aliexpress, Ebayなどから買える三脚メーカーとして

INNOREALというのがあります

店舗販売しない、通販専門会社として、価格が安いことが特徴です

三脚はでかいほどいいのが原則ですが、旅行メインのときなどできるだけ小さい三脚を持っていきたいこともある

このため、妥協案として

小さめの三脚を、パワーアップするには、少し大きめの雲台を取り付けるというのがあります、

3ウェイ雲台や、ギア雲台、ビデオ雲台などは、その三脚のサイズより大きめの雲台を選ぶと、頭でっかちでバランスが崩れたりするのですが、

ボール型の自由雲台は、もともと軽いので、その三脚の適正雲台サイズより、1~2ランク大きい雲台をつけても特に問題はないので、自由雲台を使う人は、1~2ランクサイズが大きい雲台をつけることで、安定性を増すことができます

というわけで、INNOREALというメーカーの44mmボール自由雲台、INNOREL G44を購入してみました *2022年は円安のため、ドル建て換算では高くなるので、AliexpressやEbayより、日本円での価格上昇を抑え気味にしている、日本の通販サイトでの出品から買った方が安い場合もあるかも?為替レート次第ではEbayやAliexpressで買ったほうが安い場合もある

INNOREALは、より軽量化したN44、ツィンパノラマ機能があるV44など、G44とにたバージョンもありますが、好みで選ぶといいでしょう 

評価の定まった中国SiruiのK-30Xを買うつもりだったのが、ゲテモノ好きで試しに買ってみたのがこれ

28mmパイプの中型三脚のパワーアップ機材

重量530g

*3/8ネジ、1/8アダプターは付いてこないので、必要なら別途購入すること

工作精度は、工作機械の品質が上がったので、2020年現在中国製だと馬鹿にするようなことは、2015年あたりはからは必ずしもないです

INNOREAL G44もきちんと使える

44mmの大型ボール自由雲台で、多少の重さの機材も楽に扱える

低重心、及び固定ノブが大きく取ってあるので、21世紀に自由雲台で盛んになった、フリクションコントロール(テンションコントロール)機能はいらないと判断されているのか、その機能はないです

まあ、固定ノブが大きく、ボールも大きいので、フリクションコントロール(テンションコントロール)がなくても、固定ノブの緩め方の手加減で似たようなことができるので、INNOREAL G44は、価格からして使える自由雲台だが、ノブをうまく緩めるのになれるまで、ちょいと時間がかかるかも

ボールの動き、ノブなどの使い勝手は、引っ掛かりもなくて良好だが、ノブの調整テンションなどの固定回転の操作性は、上位メーカーに比べて詰めが甘いような気がする。フリクション調整がないタイプなので、ノブ固定の微妙な調整の回転角の工夫がもう少しあったほうがいいような。だが、なれれば特に問題はない 3キロ位の機材ではなく、5キロ位の超望遠レンズ運用なら、もっとランクの上の会社の製品選んだほうが快適でしょうかね?

アルカスイス式のクィックシューで、汎用性が高い

中国メーカーは格安品は、ゴムなどの材質がよくなく、ノブのゴムが数年で劣化して割れることがあるが、この製品はゴムを使っていないので、普通に使う分には特に壊れることはないだろう

箱などは通販専門会社らしく非常に質素で味気ないが、それで値段が安いなら、特に文句言うものでもない

上 中国語と英語で8年保証書もついてますが、日本で修理拠点はなく、中国送り返すこと考えたら、また新しく買った方が安いのかも

日本語の説明書はついてませんが、三脚の雲台を使ったことがある人には特に問題ないでしょう

耐久性等は、あと数年使わないとわからないが、値段からして壊れたら買い替えというのが正解でしょう

INNOREALは、まあまともに商売しようとしている系統の会社ですから、値段なりというか、値段以上には、きちんとした製品なので、アルカスイスRRS欧米の老舗はともかく、コスパで世界に売ってきたスリック、ベルボン、梅本などの日本の雲台三脚絡み用品メーカーが苦戦しているのは当然という製品であるとはいえます

同じ中国メーカーで悩むなら、自由雲台に関しては、Siruiのほうが無難かもしれませんけど

【2024年5月追記】

スリックのアルミ大型三脚プロフェッショナルII(32ミリ)にこのINNOREL G44雲台を装着、500mmのズームレンズでのブレ具合検証

https://t.me/stockphotomoney/670

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フリクションコントロールってなんぞや

以下の方の動画見てくださいw

【雲台】自由雲台のフリクションコントロールとは?

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スリック三脚トラベルスプリントと中華格安自由雲台【製品レビュー】小型三脚で、自由雲台(ボール雲台)を使う場合は、自由雲台のランクを1~2ランク上げるとブレ防止性能が上がる

中国三脚ブランド、WEYLLAN、INNOREL、ARTCISE、SWFOTOなどのメーカー(Chinese Tripod and Head)

中国三脚ブランド、WEYLLAN 自由雲台CH55のレビュー【結構豪華w】

Bigger Tripod Ball Head can reduce the vibration of aluminum tripod: a Comparison between 44mm ball head and 55mm ball head: 1~2ランク大きな雲台を使うことでも、三脚のブレを抑える性能がアップ

三脚用雲台の選び方 風景でも、ながら撮影なら自由雲台がおすすめ

雲台=三脚につないでカメラを動かす台のことです。

雲台の種類についての解説は、三脚メーカーマンフロットが案内を出しています

【必見!雲台とは何か、そして、どの雲台を選ぶべきか】John Robertson
https://www.manfrotto.jp/shopping-assistant/heads-tripod-heads-choose

John Robertsonさんは

入門者と、上級者でも屋外の撮影が多ければ、ボール型のボール雲台=自由雲台を勧め

https://www.manfrotto.jp/xpro-magnesium-ball-head-with-top-lock-plate

日本のサイトでは水平が出しやすいと、主に風景派が勧める事が多い、3ウェイ(3way)雲台は、John Robertsonには3way雲台は、屋外での一瞬の撮影チャンスを逃しやすく、彼は屋内のスタジオ撮影で使うのを推奨。

「じっくり時間がかけられる状況でよりうまく機能するため、…屋外撮影より、スタジオでの使用により適しています。…3ウェイ雲台には、屋外で、とりわけ郊外で使う場合に厄介に感じるところがあります。それは、セットアップに時間がかかることに加え、3本のレバーを備えているため、ケースに入れずに持ち運ぶといろいろなものに引っかかりやすいということです。」以下より引用・【必見!雲台とは何か、そして、どの雲台を選ぶべきか】https://www.manfrotto.jp/shopping-assistant/heads-tripod-heads-choose

移動が自家用車。撮影時間に余裕がある場合(何回も行ったところなので、撮影スポット探しをしないで、いきなり設置開始して行く撮影とか)は3WAY雲台もありですが、歩きながら撮影スポットを探すという場合には、風景写真でも自由雲台がおすすめということですね。


3WAY雲台の無難な製品 日本国内で入手容易なもの

ハスキー3D (KIRKのアルカスイス互換クランプを回転防止ピン付きで固定できるよう改造したものはスタジオJINで扱い) コマ締雲台としてロングセラー
https://atelierjin.com/shop/products/detail.php?product_id=102

スリックSH-807 N ハスキー3D対抗でコマ締装備
http://www.slik.co.jp/panheads/3way/4906752206409.html
(この雲台のクィックシューが使えるバージョンはSLIK スリック 三脚 PRO780DXという輸出向けのものに搭載されて販売。単体でも、SLIK スリック 雲台 SH-807E として購入可能。輸出用だが、日本でもケンコーのアウトレットサイトで、これらの輸出用が売られることがあるのでチェック)

SH-908 中判とか超望遠レンズとか重量級であればこれ コマ締は当然のようにできます
http://www.slik.co.jp/panheads/3way/4906752200995.html

パイプ径20ミリ位のトラベル軽量三脚にコンパクトな3way
SH-806 N
http://www.slik.co.jp/panheads/3way/4906752206393.html
細かい操作性で今一歩だが、3WAYのコマ締雲台で小型三脚にも対応するのはこれだけ

***格安でアマゾンで人気のSinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 と、そっくりの類似品(多分同じ工場製で各社向けにちょいと仕様を変えただけのものが大多数、納品先のハネる検品具合で値段と出荷品質が決まるとかw)が2400円ほどでありますが、これ皆さんご指摘のように実際は2.5way雲台です。耐荷重量6キロとありますが、実際に快適に使えるは3キロ以下で、固定も確実に考えるなら2.5キロ以下の機材で使った方が良いでしょう。個体差や固定条件(レンズが長くて重いものとか)によっては三キロの機材でも固定がうまくいかない場合があるでしょう。が、まあ1,5キロ位までの機材乗っけるなら、動作や固定はスムーズで特に苦情はないでしょう。

雲台が大きすぎると、小型の三脚だと設置バランスが悪くなることもあるので要注意。


その他の三脚用雲台

(ビデオ雲台 フルード雲台)
ビデオ撮影用に動きがなだらかになるようオイルが充填された雲台で、ビデオ雲台の呼び名がありますが、フルード雲台雲台とも呼ばれます。
本来ビデオ撮影用ですが、鳥や動物の撮影で超望遠レンズを使用する人たちや、マクロ撮影するヒトの中には、動きがなめらかだからと写真用に使う人もたくさんいます。
マンフロット社製のビデオ雲台が主流

(ギア雲台)
物撮り テーブルフォト、複写などで少しずつ確実に動かすことを目的にした雲台。光軸を動かさなくてもいいのが利点
マンフロット410
マンフロット401
が価格サイズ重さ実用で人気

ギア雲台の最高峰は16万のアルカスイス「C-1 CUBE」
https://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2005/04/26/1425.html

写真用のギア雲台は高いので

多少不便ですが、天体望遠鏡用の微動雲台を普通の雲台に乗せて使う方法もあります。ただし重心が若干上になりブレを誘発しやすい(使いこなしでカバーできることも多い)、天体用の微動雲台は、安いものは乗せる重さが一キロとかちゃっちいものが多い。

そこでスリックのSMH-250は二軸ですが、2キロ位の機材なら比較的快適に動くし、一般の雲台の上に乗せてギア雲台の代用となる場合もあります。実売価格も一万円ほど。

http://www.slik.co.jp/panheads/micromotion/4906752206775.html

 

ギア雲台を買わずとも、3way雲台や自由雲台にマクロスライダーをつけるやり方もあるが、バカでかく重くなる。

マクロスライダーは下のようなのを二個縦横接続 業務の重量級のカメラ機材ならこの辺クラスの値段は当然。

【KIRK】マクロ撮影用Newフォーカシング・レール

https://atelierjin.com/shop/products/detail.php?product_id=278

RRS – Premium macro focusing rail
http://www.reallyrightstuff.com/B150-B-Macro-focusing-rail

700グラム前後の軽量カメラなら、↓の各社ブランド名でそっくり同じもの売られているフォーカシング・レールの中華無名製品もありかも。安いけど500グラムで結構重いしでかいので注意

NEEWER カメラ用 四方向 マクロフォーカス用 スライダレール/スライダー Canon,Nikon,Sonyなどのカメラに対応 【並行輸入品】 

 

無名中華フォーカシング・レールのでも、2000円位クラスの製品は、単にいろんな雑さを我慢すれば使えるクラスで、2キロ前後の機材を載せて使うなら、中国製無名メーカーでもフォーカシング・レールは、最低でも↓のこの辺クラスだね。800グラム以上だけどw

4ウェイ雲台 マクロヘッド マクロフォーカス クローズアップ撮影 写真三脚 ヘッド レールスライダー 150mm マクロ焦点レール スライダー クローズ アップ撮影頭カメラ サポート ラケット ホルダーとアルカスイスに合わせてクランプと三脚のボールヘッドの下部のクイック リリース プレート

マクロスライダーは、ピントリングを回さずカメラ全体を動かしてピントを出したり、バックシフトアオリができない一眼レフやミラーレス用のTS-E、PC-Eなどのナンチャッテ・アオリレンズでステッチ(スティッチ)撮影するとき、厳密なパララックス補正が必要な場合に用いられます(関連記事)。


(中国製無名メーカーの怪しい雲台たち)

中国メーカーのシルイの製品は日本でも一万超えのそれなりの値段で売られています。2500円前後で買えるアマゾンの得体の知れない中国メーカーの雲台も、名の知られた中国メーカーのシルイになれば同じくらいのものが軽く一万円を超えます。
ので、格安無名品は当たりを引けばラッキーくらいの可能性で買いましょう。

なお中国製三脚メーカーは、有名メーカー無名メーカーとも、耐荷重量を「壊れない重さ」で表示しているので、きちんと固定できるとかの「載せても実用になる重量」とは全く異なります。雲台も同じ、
というわけで中国メーカーの耐荷重量表示は、甘く見ても4割、かなり怪しいので渋く行くなら2割くらいが、実際に快適に使える重量だと考えましょう。

耐荷重量15キロと書かれている、2500円の雲台は、せいぜい3キロ位が載せても、動作が使いやすくしかも安定して使える重さとかね。

無名メーカー雲台の「Sinvitron 三脚雲台 3Way型 クイックシュー付 アルミ製 360°回転 全景撮影」

なんかはかなり買っていく人がいるようですが、推奨積載質量 :6kgと言う表記は、壊れない重さの目安で、6キロ載せたら固定できないとか普通にあります。実際に使いやすい重量は40%以下の2.4キロ以下で、下手したら1.8キロ位。乗せる機材が1.5キロ位までなら、固定もきっちりできるでしょう。なお3WAYではなく厳密には2wayと半分の雲台なのも注意


(自由雲台の選び方)

雲台に直付けタイプは日本のメーカーは相変わらず多数出していますが、外国では中大型では直付けは減ってきてます。。
クィックシュータイプならアルカスイス型のものが安くすみますが、よくある誤解ですが、アルカスイス型と表記されていても、アルカスイス互換という規格は実際は存在していないので(過去記事)、会社ごとにアルカスイス型のクィックシュー同士で相性が悪い場合があります。

高級品はアルカスイスの自由雲台
稼ぎにくいストックフォトならマンフロットくらいでいい
予算がないならシルイでも品質実用十分だし、マイクロストックフォトみたいな自虐商売ならシルイでOKでしょう。

細かいことはどうでもいいならアマゾン無名メーカー激安品 固定はできます 中国三脚製品の「耐荷重量」表記は「壊れない重さ」なので、使いやすいのは表示の3割位以下だったりしますのでw
*日本のメーカーはたいてい「使いやすい重さ」を「最大搭載量」とか表記しますので、日本と中国メーカーの表記は異なるものなのを注意しましょう。

中国製品では日本の場合、シルイ=Siruiがケンコーや、カメラメーカーのリコー(ペンタックスブランドの高級カメラを扱う)の直販店でも扱う、全国カメラ店で買える優良品の扱いです。
http://store.ricoh-imaging.co.jp/g/gS1030806/

アマゾンとかでしか見かけない激安品は、シルイより遥かに安い製品ですから、どっかで手を抜いて激安価格が成り立っているわけで、自分で外れ引いたときの交渉調整ができる人向けです。シルイの数分の一の値段の製品に飛びついて細かくクレームを書き込んでる人たちが多数いますが、安いものには理由があり、同じ中国製のシルイがあの価格になる理由を考えると、真っ二つに割れたとか言うなら話は別ですが、仕上げが雑、動きが若干ぎこちないくらいでクレームするか?と思いますよね

以下自由雲台を選ぶ目安

A:カメラ自体がごく軽いものでも、ボール径30ミリ前後のものが使いやすい。中国激安自由雲台でボール径30ミリのものはアマゾンに少しだけあるようです。

B:ミラーレスや一眼レフで、重いアクセサリーやレンズをつけないのであればボール径38ミリ前後の自由雲台=中国製の得体のしれない2300-3400円くらいの自由雲台がアマゾンにあふれていますが、大部分がボール径36ミリ 超安物は品質が心配、でも出せる金は有限ならSirui K-20X

C:ちょいと重いアクセサリーやレンズを載せて使うなら(2キロ強から3キロの前後)、ボール径は44ミリクラスが無難。雲台の重さで言えば500グラム前後か。
予算がない人はSirui K-30Xあたり
http://www.sirui-japan.com/products/cat30/k-30x.html

D:大型超望遠とかはボール径直径50ミリ以上
アルカスイス Z-1
【ARCA-SWISSモノボールZ1+シリーズを発売】
http://www.kenko-pi.co.jp/brands/arcaswiss/arca-swissz1.html

予算がない人はSirui K-40Xあたり
http://www.sirui-japan.com/products/cat30/k-40x.html


三脚の選び方 ミラーレス編