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タグ: 撮影テクニック解説

建築写真に最適な三脚ガイド:時代はフルサイズ主流の時代となり、2022年には中型三脚を推奨が増えた

かつて建築写真といえば、

アオリ機能のついたビュー型大判カメラを使い超大型三脚大型雲台を使うのが常識でしたが、

大判カメラの出番は激減し、全く使わない人も珍しくなく

現在はデジタルカメラのフルサイズに、超広角ズームレンズで撮影することが主流となり、アオリレンズの出番は少なく、結構有名な人でもアオリレンズを持っていないのが普通になってきました

というわけで、建築写真=大型三脚という構図は崩れ

A No Nonsense Guide to Real Estate Photography Gear 不動産写真機材のナンセンスなしのガイド

April 20, 2022

Kristian Pettyjohn

https://www.photoup.net/learn/guide-to-real-estate-photography-gear#the-tripod-and-heads-you-will-need

の記事での推奨三脚は、

マンフロットの

190プロカーボンファイバー三脚 4段 – MT190CXPRO4

https://www.manfrotto.com/jp-ja/190-carbon-fibre-4-section-camera-tripod-mt190cxpro4/

予算がないなら、アルミ製の

190プロアルミニウム三脚 3段 – MT190XPRO3 | Manfrotto JP

https://www.manfrotto.com/jp-ja/190xpro-aluminium-3-section-camera-tripod-mt190xpro3/

が推薦と、もはや中型三脚がベストバイという案内が増えてきました

このサイトおかしいじゃんと思う方もいるでしょうが

他の建築関係のサイトでも、だいたい中型三脚が推薦となっているのが現実。マンフロット以外の中国メーカーの三脚を推薦という人も珍しくない

まあ、フルサイズ、超広角レンズの利用が標準なので、中型三脚でも事足りるということでしょう

まあ、マンフロット(やジッツオ、RRS)は壊れたときの補修パーツの入手が、かなり古い機種のものでも容易なので、中国製よりは、酷使する場合、長い投資で考えたらいいのですが、安い中国製を使い潰して買い替えるのもありです

この記事では、雲台は、

ギア雲台 マンフロット410が推奨

それと自由雲台もあるといいとしています

3ウェイ雲台は推薦外

動画を撮るために

プロフルードビデオ雲台 フラットベース – MVH502AH

https://www.manfrotto.com/jp-ja/502-fluid-video-head-with-flat-base-mvh502ah/

とちょいと前とことなり、すっかり小型化機材が推奨の時代となっています

まあ、さすがにそれでは心配だという人は、

ジッツォ3型クラス(一番太いパイプが30~32mm)マンフロットなら055が多いみたいですね

あるいは4型クラス(一番太いパイプが34~36mm)

を買えばいいでしょうが、以前のように5型(40mm)マンセーとやる必要はない

使うのは、超広角レンズなので、余裕を持たしても3型(一番太いパイプが30~32mm)で足りるともいえます

高い位置からのアングルで、三脚で、高さを稼ぐ撮影も、高額案件だとある場合もありますがよくすすめれるのは、

スーパープロ三脚 Manfrotto 161MK2B

https://www.manfrotto.com/jp-ja/super-professional-tripod-mk2-161mk2b/

やや取り扱い注意となりますが、高さ7.3メートルまで稼げる

Manfrotto 269HDBU Super High Aluminum Stand with Leveling Leg (24′)スーパーアルミスタンド 730cm 黒

https://www.manfrotto.com/jp-ja/black-aluminium-6-sections-high-super-stand-1-levelling-leg-269hdbu/

ドローンが使えないときに、こうしたスタンドにカメラを取り付けて撮影

米国の建築写真家Nathan Cool Photoさんがこの巨大スタンドの使い方を解説

No Drone Aerial Photography ドローン空撮なしでの撮影

自由雲台については、アングルが細かく決めにくいということから、現在でもギア雲台一択という人もいますが、実際の撮影では、時間が制限されている物件も多いので、ギア雲台とともに、自由雲台も多く使うという人も多数います

これにはゴールデンアワーともトワイライトアワーと言われる日没や日の出の15分くらいの時間に、あちこち位置を変えて撮影する時、ギア雲台でエッチらやってると間に合わないから、そういったときは自由雲台を使うということもあります。要はギア雲台と、自由雲台は両方持っとけということ

自由雲台活用推奨派は、だいたい推薦は、ボール径が36~44mm位のものが良いとします

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Real Estate Photography Equipment Guide | Cameras, Lenses, Accessories, & Editing Software 不動産写真機材ガイド | カメラ、レンズ、アクセサリー、編集ソフトウェア

SLR Lounge Official, 4 years ago

Name brands such as Manfrotto and Slik offer decades of experience making dependable quality tripods, at a relatively affordable price. Our top recommendations are the Manfrotto 190X series or 055X series, or the Slik 500DX or 700DX series. These tripods can all be found for around $100-200 new, or even less if you shop used.(SLR Lounge記事より引用)Manfrottoや、スリックなどの有名ブランドは、信頼できる高品質の三脚を比較的手頃な価格で製造してきた数十年の経験を提供しています。 一番のおすすめは、マンフロット190Xシリーズ、または055X シリーズ、またはSlik 500DXまたは700DX シリーズです。 これらの三脚はすべて、新品で約 100 ~ 200 ドル、または中古品の場合はさらに安くなります。

スリックの500DX, 700DXは、ネットでは人気がないようでも、実際は長々販売されてきたモデルで、それだけ実は需要があるとも言える。このスリックシリーズ、足の部分が平たいゴム足なので、室内の床に傷を付ける心配が少ないのがメリットで安いのが特徴。


不動産写真に最適な三脚ギア雲台:米国の不動産写真プロの2024年新年の案内ガイド コスパ編

Meyer Trioplan 100mm 1:2.8真っ青のシャボン玉ボケ(soap bubble bokeh):AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D【ニコンFマウント絶版レンズ】

隠れた存在のバブルボケが決まるレンズ

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D – 概要 – ニコンイメージング

https://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/ai_af_dc-nikkor_135mm_f2d/

はボケ質コントロールDCリングを搭載したレンズで

似たような原理を採用した

キヤノンの

RF LENS RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

にあるSA Control Ringと同じような、DCリングを搭載したレンズです

キヤノンのSAリングは効果が強めなので、ニコンDCのほうが細かくコントロールできるけど、ニコンのDCは効き目がわかりにくいかということはありますが

このAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dは、絞りを開放にして、DCリングをFの位置まで回すと、

シャボン玉ボケで有名な、Meyer Trioplan 100mm 1:2.8(Meyer Diaplan 100mm f/2.8)そっくりのシャボン玉ボケが出る、クラシックレンズとしても使えます(ニコン自体がこれを説明しなかったので、知らない人はいっぱいいるのが、ニコンの良いところでも、アホなところでもあります)。

絞りをF2の開放にして、DCリングをFの位置までセットすると、

Nikon AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D F2 DC ring at F

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dは、AI AF DC-Nikkor 135mm f/2のマイナー改良型で、光学系そのものは一緒です


ボケ(Bokeh)の用語起源【写真撮影】The Origin of Bokeh in Photography; Flou (French) vs Bokeh(Japanese)

接写・マクロ撮影アイテムとしてのテレコンバーターの活用【接写アイテム テレコン画質検証 高いソニー製のほうが、ケンコーの汎用テレコンより色収差が出にくい】

接写リングや、クローズアップレンズ、ベローズではなく、テレコンバーターをマクロ接写アイテムに使う人は、実のところプロ・アマ含めて、意外といます。

テレコンバーターを使うほうが、被写体とのワーキングディスタンスが取れたり、特に、接写リングを何枚も重ねないと撮影倍率が稼ぎにくい、屋外の望遠・超望遠レンズでの撮影では、機材がコンパクトになるメリットがあるからです。

1.4倍テレコンを使うと、元のマスターレンズの最大撮影倍率は1.4倍となり

2倍テレコンを使うと最大撮影倍率は倍となります。

もちろん、元のレンズと、テレコンバーターとの相性とかいろいろな要因が絡むのですが、中遠距離ではイマイチの場合でも、以下で行った三倍テレコンの実験では、近距離だと、ぶったまげる性能が出たり、

SAMYANG 135mm F2.0 ED UMCとデジタルテレプラスPRO300 3XM【三倍テレコン】for Tele Macro Review 画質検証

あるいは逆、どんな撮影距離や条件でも画像が甘くなるだけの場合もあるので、

実際に組み合わせてみないと、わからないのですが、

國政寛の感動表現|マクロレンズにテレコンバーターを装着して、もっともっと寄って撮ろう!

2018.02.14

の記事でも、屋外などで、接写リングでは、稼ぎにくい撮影倍率を、テレコンバーターで実現するテクニックが紹介されています

さて、

SAMYANGのMFレンズの135mm F2 UMCは、色収差が極めて小さく、フローティング機能(ニコンで言う近距離補正方式)搭載で、最短撮影距離でも、シャープさが損なわれない、最大撮影倍率0.2倍と、なんちゃってマクロの性能もあるので、

多分最短撮影距離でもテレコンによる劣化は少ないので

1.4倍テレコンをかませると、

最大撮影倍率0.28倍

焦点距離185mm

のなんちゃって180ミリクォーターマクロレンズもどきとして使える

机上の計算ができます

というわけで、以下のようにマウントアダプター経由で、ソニーのEマウントテレコン経由でソニーカメラと接続、画質実験(レンズなしレリーズをカメラ側で許可にする、しなくてもいい機種もあるかも?)

この組み合わせでの短距離撮影テストでは、かなりの好成績がでました

SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC + Sony 1.4X テレコンバーター. SEL14TC

SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC + Sony 1.4X テレコンバーター. SEL14TC

テレコンを噛ませても素晴らしい画質

*元のレンズのみのときと比べて、ほんの僅かにパープルフリンジやグリーンフリンジが増えますが、ごくわずか

ボケも特には悪化してませんね

Nikon Ai AF 180mm F2.8D IF にNikonのテレコンTC-14EII(改造)を噛ませたのより、この距離での実験では遥かに結果は良い*ニコン180mmは短距離でのシャープ性能はあまり良くないので、テレコンで余計悪化するんでしょう*Samyang 135mm F2 ED UMC ニコンFマウント用には、ニコンTC-14EIIは改造しても後玉が干渉して装着できない

さて、ソニーのSony 1.4X テレコンバーター. SEL14TCより、安くて性能の低い、デジタルテレプラスPRO300 1.4X DGXと、SAMYANG 135mm F2.0 ED UMCの組み合わせテストは、別の日におこなったテスト撮影が下の結果ですが、

SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC + Kenko デジタルテレプラスPRO300 1.4X DGX

SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC + Kenko デジタルテレプラスPRO300 1.4X DGX

この例からは解像シャープ的には、ソニーのテレコンと大差がないようですが、右上のパープルフリンジが、ソニーのテレコンより大きく出ていて、テレコンの性能差が出ています

また頭の上のパープルフリンジが、ソニーのテレコンと組み合わせたときより大幅に増えていて、やっぱり高いテレコンと安いテレコンには性能差があることがわかるテストとなっています

SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC + Kenko デジタルテレプラスPRO300 1.4X DGX

接写用アイテムには、

クローズアップレンズや接写リング(ベローズ)もありますが、組み合わせるレンズの相性があり、必ずしもどちらの方がいいということはなく、試さないとわからないのですが、

レンズによっては、テレコンを使うのもありとは言える実験となっています

*元レンズの性能+テレコンとの相性次第、撮影環境にも影響されるので、テレコンが絶対オススメとはいえないのですけどね

テレコンバーターを利用するときの画質劣化【テレコンと画質劣化の目安考察】

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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モデルフィギュア

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シフトレンズを使わず、フォトショップなど画像編集ソフトで、デジタルアオリをかけるときのコツ【建築写真撮影のヒント】

米国の建築写真家Nathan Cool Photoさんが、あおりレンズを使わず、デジタルアオリ加工で建築写真を撮影するときのコツを紹介

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Fake Tilt Shift for Real Estate Photography 不動産写真のためのインチキ・チルトシフト

動画2:55あたりで

撮影する時、カメラを15~20度くらい後ろに方向け下げて、撮影すると、画像編集ソフトでのシフト加工がしやすい元画像が撮影できるとヒントを出しています。

まあ、一回の撮影では、こうした広い空間の撮影は難しいので、ストロボをあちこちでバウンスさせた写真を複数枚撮り、合成し、写り込んでいる彼の姿を消すなど、写真合成テクニック紹介にもなっていますね。

アオリレンズのシフト機能を使ったパノラマ撮影で、フルサイズカメラをなんちゃってデジタル中判カメラとして使う【ステッチ(スティッチ)分割撮影でのパノラマ合成】

アドビ製品は、使い方があふれているので、当記事は、ひねくれてまだ日本ではいまいち認知のない、Affinity Photoでのパノラマ合成機能の解説で行いました。

ステッチ(スティッチ Stitch)撮影とは、アオリレンズなどを使って広い光景を分割撮影し、後からPhotoshopなどのパノラマ合成機能で合成して、一枚の写真に仕上げるテクニックのことです

デジタルカメラの画素数がまだ少な過ぎの時代には、高画素の写真データーを得るためによく使われていた手法です

現在でも、フルサイズカメラで、なんちゃってデジタル中判カメラを代用させるテクニックとしてこのステッチ(スティッチ)撮影は役に立つことがあります

大体10mmのシフトが上下にできるアオリレンズがあれば、シフトを上下もしくは左右にかけ、三枚分割撮影した写真を

Adobeのフォトショップや、Affinity Photoあるいは専用のパノラマソフトで合成すると、

フルサイズカメラのセンサーは36*24mmですが、44mm*36mm、あるいは56mm*24mmの画素センサーのある中判デジタルカメラ相当の画像を、得ることができる、

なんちゃって中判デジタルカメラとしての活用が可能となります

本来のカメラのイメージセンサーより、大きなイメージサークルを持つアオリレンズや、中判や大判カメラのレンズをアオリアダプター(またはビューカメラ経由)経由でフルサイズなどのカメラに装着し

レンズ側を三脚座で固定し、カメラ側を動かすことで、撮影時の光軸のズレを抑え、簡単に合成ができるようになります(まあ、レンズとカメラを逆に動かして光軸ズレを抑える方法もありますが、撮影時の手間が増える)

補足:遠距離での撮影だと、ある程度光軸のズレによるパララックスを、パノラマ合成ソフトが、自動で修正してくれるので、レンズ側専用三脚座は、なくても大部分のケースで使えたりします

このため一眼レフ用などのアオリレンズに取り付けれる、三脚座があると、フルサイズなどの一般的なカメラで、レンズのシフト機能を使い、分割して撮影し、あとから一枚の画像に合成するのに便利なわけで、

最近は中国のIshootが、キヤノンやニコン、SAMYANGのアオリレンズに付けられる三脚座を販売していることは、

ニコンの一眼レフ用アオリレンズ用の光軸ズレを防げる三脚座のレビュー【ステッチ(スティッチ)パノラマ撮影用三脚座】

で紹介しましたが、実際に実験してみましょう

まずは、レンズ側に三脚座を取り付けたアオリレンズを、上にシフト、ノーマル位置、下にシフト(三脚座がつかない場合、カメラ側をレンズのシフト方向と反対側に同じ量、動かして、パララックス補正をする)をした位置で、それぞれ写真を撮影、

この場合は三枚撮影(この実験は、PC Micro-Nikkor 85mm f/2.8D に改造ニコンTC-14EIIと、マウントアダプター経由で、ソニーの1.4倍テレコンSEL14TCのダブルテレコンでの撮影(メーカー推奨でもなく、動作保証もない組み合わせなのは、一応書いておきます))

PC Micro-Nikkor 85mm f/2.8D(+Nikon TC-14EI +Sony SEL14TC) Top + 10mm Shift Middle Normal (0mm Shit) Botton -10mm Shift

パノラマ合成にはいろんなソフトがありますが、今回はAffinity Photoで、

ファイル→新規パノラマ

すると以下の窓が開くので、

左下の、「追加」の位置をマウスで左クリック

パノラマ合成したい写真を選び、

画像選んだら、右下の「開く」をマウスで左クリック

すると、

真ん中下の、「パノラマのスティッチ」をマウスで左クリック

するとこうなるので、

右下の「OK」をマウスクリック

すると、以下の画像が出て、

画像がうまくつなぎ合わされておらず、ずれている場合は、

Aの部分の、「ソース画像を変形ツール」をクリック

すると、合成に使われた3枚の写真それぞれをマウスで選べるようになるので、

動かしたり変形させたりしてうまく合成できるようにします

合成ズレから少し余白が出ているので、あとからではなくこの場でズレ部分カットしたければ

1の切り抜きツールのアイコンを、マウスで左クリック

すると以下のようにグリッド線が表示されるモードになるので、

画面右上の「」

「不透明部で切り抜き」をマウスで左クリック

すると、いらない部分を自動的に判断してくれますので、

この合成で良ければ、

左上の青い部分の「適用」をマウスで左クリック、やり直す場合は、キャンセルを左クリック

完成した画像のサイズデーターは、

合成された写真は、短辺 5922ピクセル 長辺 9555ピクセルの、5658.4万画素の、なんちゃって5千万画素デジタル中判カメラでの、撮影画像シュミレーションとなるわけです

まあ、この写真は、めんどくさいので中型三脚のへロイ雲台でやりましたが、軽いし剛性がないため、ステッチ作業で微妙に位置がずれるので、シビアにやりたければできるだけ大きな三脚と雲台で、分割撮影時の位置ずれが生じ無いようにすることが大事です

自動でも大部分うまくいく模様ですが、

うまくいかない場合

1:他のパノラマ合成ソフトを試すw

2:この記事でも一部説明していますが、Affinity Photo内で、合成エラーを手動で修正する

以下の記事に説明

「パノラマの編集」Affinity

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/Panorama/panorama_editing.html?title=%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%81%AE%E7%B7%A8%E9%9B%86

ピント合成(深度合成)のときとはことなり、倍率色収差の補正は、パノラマ合成(ステッチング合成)の前に行ったほうがいいような印象があります(正確に統計データーは取っていない主観ですが)パープルフリンジ・グリーンフリンジなど軸上色収差絡みが大きな原因の収差に関しては、合成後に行っても、特に不都合はない模様

*専用のアオリレンズの必要性

APS-Cのカメラなら、フルサイズ用の機械式絞りリングがあるタイプのレンズがアオリアダプター+手動でのパララックス補正(遠距離の場合は必ずしもいらない)で使うこともできます。ただし、機械式絞りリングのあるレンズは性能の低いものが多いので、実際テストして満足行くかどうか試す必要があります

フルサイズ用の古めのレンズでも、近距離で画角が狭くなるフォーカスブリージング(Focus Breathing)が大きめのレンズだと、接写とか近距離だと10ミリシフトでそこそこの画質で撮影できることがあります。専用のシフトアオリレンズでも、古いものは性能が高くなかったりするので、画像ソフトで色収差補正などをかけて編集する場合、仕上がりは大差がない場合もあります(フォーカスブリージングは、近距離になると逆に画角が広くなるレンズもあるので注意)


Canon TS-E レンズ用Stitch(panorama スティッチ ステッチ)撮影用三脚座TSE Frame Mk3

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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水中撮影でのホワイトバランスの設定:RAW現像(レタッチと混同してこの言葉を使う人がいる)や後処理(レタッチ)に頼るのは必ずしも正しくはない:赤フィルターの活用も視野に【水中撮影のコツと手引ガイド】

水中の撮影は、やや特殊条件になります。太陽光に含まれている多くの色成分が吸収され、特に赤が水中では少なくなり、深く潜るほどに色が青くなっていく世界。水深でも色が変わります。

というわけで、ホワイトバランスWBがコロコロ変わる環境のため、RAWで撮影して、あとからRAW現像、あるいはJPEGでの後処理=あとレタッチをしようと考えるのは当然ですが、

RAW撮影であれば、あとからどうにでもRAW現像とレタッチで解決と考え込んで、撮影後の画像編集レタッチに頼るのは必ずしも賢明ではないとするのが以下の記事。

The Importance of White Balance and Underwater Photographyホワイトバランスと水中撮影の重要性

October 14, 2019

News Droid

North Sulawesi Watersports Association

色温度の変化は、そこにある光線の青成分と赤成分の比率で変わっていきます

White balance is a concept of color temperature. Color temperature is a way of measuring the ratio of blue light and red light within an image. A light with higher color temperature (more blue) will have a higher Kelvin value, while light with a lower color temperature (more red) will have a lower Kelvin value. A color temperature of 5500 – 6500 K is average daylight.(North Sulawesi Watersports Associationより)ホワイトバランスは色温度の概念です。 色温度は、画像内の青色光と赤色光の比率を測定する手段です。色温度が高い (青が多い) 光は【色温度の指標の】ケルビン値が高く、色温度が低い (赤が多い) 光は【色温度の指標の】ケルビン値が低くなります。 5500 ~ 6500 K の色温度が、平均的な【昼間の太陽光線の】昼光です。

水中では青以外の色成分が届かないので、青の世界になります。

人間の目は脳内で、できるだけ白は白に見えるように実際の色を補正しますが、カメラはそうした補正を完全にはできないので、人間の方で、白に見えるようにカメラの方に、適切なホワイトバランスを教える必要があります。特に水中のような特殊条件では

The best choice is to use the ‘custom’ white balance setting and import the data manually. …(North Sulawesi Watersports Associationより)最良の選択は、「カスタム」ホワイト バランス設定を使用し、【水中でのホライトバランスを】データを手動で【カメラに】取り込むことです

カスタム(手動)ホワイトバランスがない機種では、ホワイトバランスを曇天・あるいは水中モード(オリンパスなど一部のメーカーにはある)を使えといいます。

カメラ内蔵のAWBオートホワイトバランスを使うのは賢明な手段ではないと

Automatic white balance is not a solution for shooting underwater unless accompanied by external strobes or video lights. (North Sulawesi Watersports Associationより)自動ホワイト バランスは、外部ストロボまたはビデオライトを使用しない限り、水中での撮影には適していません。

水中でホワイトバランスを手動で取るには、白いものを基準にそれを画面いっぱいに写し込むことで、白い板などのものを持っていくのが良いと推奨。太陽を背にした位置でホワイトバランスを取る

水中では、水深の深さで色がコロコロ変わるので、こまめにホワイトバランスを手動で設定し直す作業が必要と

On average, it is recommended that you reset your custom white balance at around every 10 – 15 feet.(North Sulawesi Watersports Associationより)平均して、約 10 ~ 15 フィート【3~4.5m】ごとにカスタム ホワイト バランスをリセット【再度ホワイトバランス手動設定】することを推奨。

こまめに水中で、手動でカスタムホワイトバランスを取る以外の方法はないか?という話になりますが、

Using external light sources such as video lights and strobes also combats color loss. Another option that is particularly useful is an external red filter (see image below). By shooting through the red filter you are manually adding red to what your camera would otherwise “see” underwater.(North Sulawesi Watersports Associationより)ビデオライトやストロボなどの外部光源を使用することで、【水中での青以外の】色落ちが防止できます。 特に便利なもう 1 つのオプションは、赤色のフィルターです (下の画像を参照)。 赤フィルターを通して撮影することで、カメラが水中で「見る」ものに手動で赤を追加します。

ストロボやライトを水中に持ち込むことで、水で遮られて届かなくなっている各種色成分を水中に持ち込めるため、青色の世界になっている水中の光景を、水上の色の状態に近くできます。*ストロボやライトを使う場合は、ホワイトバランスはオートホワイトバランスか、うまくいかない場合太陽光、あるいはフラッシュの選択、もしくは5500ケルビンが一応の目安

ただし、水中では、水が赤や黄色を吸収するので、近い距離でないとライトやストロボは効果を発揮しないことに注意

さて、赤色フィルター

写真用の赤フィルターは、もともと白黒写真でコントラストを高くしたり、三色分解のデーターを得るためのものですが、水中撮影で使うと、水に遮られて届かなくなっている赤色の成分を、補うことができるので、水中写真の青みが取れるという理屈。ただ、赤フィルターをつけると、露出倍数がかかり、ISO感度をあげないといけないとか、絞りを開けたり、また、光学ファインダーの一眼レフでは、ファインダーが真っ暗になるので、電子ファインダーのコンデジか、ミラーレスカメラを使うのが良い。

RAWやあるいはJPEGで撮影して、あとから画像編集ソフトで色を弄くるという手法は、この記事ではあまり推奨していません

It is important to note that some basic editing programs allow you to increase the amount of a color in an image, but not add in a color that isn’t there in the first place. So if you have images taken at 20 meters with no red in them at all, it may not be possible to add any in. For these reasons, it is always best to try and solve as many problems as you can while shooting, rather than relying on post-processing which can lead to unnatural or exaggerated looking images. Post-processing is actually another skill in itself! North Sulawesi Watersports Associationより)一部の基本的な【画像編集】編集プログラムでは、画像内の色の量を増やすことができますが、【そういったソフトでは】そもそもそこにない色を追加することはできないことに注意することが重要です。 そのため、20 メートルで撮影した画像で、【その深さだと完全に見ずに遮られる】赤がまったく含まれていない場合は、【画像ソフトで赤色を】追加できない可能性があります。 これらの理由から、不自然なまたは誇張された画像につながる可能性のある後処理【】RAW現像やレタッチに頼るのではなく、撮影中にできるだけ多くの問題を解決しようとすることが常に最善です。 後処理【ポストプロセス・画像レタッチ】は、実際にはそれ自体、【写真撮影とは別の】別の技能なんです。

画像ソフトでの色の調整項目は、写真に含まれている色成分の強さを調整して、好ましい色に仕上げ直す原理の事が多いですが、水深20メートルくらい以下で撮影した写真は、特に赤の成分が殆どなくなっているため、画像ソフトは、まんべんなく各色の色成分がある状況で撮影されたものを前提に調整するように作られているので、特定の色がなくなっている水中の撮影写真とかの後処理だと、うまく機能しない場合もあるわけです

というわけで、もともと、特に赤の色成分が水に遮られた、青が支配する水中で、RAWで撮影しても、赤色の情報が欠如したままなので、画像編集ソフトのレタッチなどのあと編集では、ちょいとトリックを噛まさないと正しい色が再現しにくいことがあり、RAWで撮影するにせよ、撮影時にできるだけ正しいホワイトバランス(AWB)をこまめに手動で取るほうが、あとからのレタッチが楽になる

まあ、後処理で、赤とか、色んな色のカラーレイヤーをかぶせて、色を足し、そこからまた調整するとか、工夫はできます。でも、かなり面倒な工程で、時間もかかり、そこそこ上手く言っても、どことなく不自然な感じになることもあるので、後処理にたよって水中撮影をするより、面倒でも撮影時にこまめに手間をかけるほうが結局は楽ということです。

まあ、撮影時に手間を掛ける場合でも、Jpegではなく、好みでRAWで撮影、あとからRAW現像+レタッチ(ポストプロセス、後処理)するのは一向に構いませんけどね

人物ポートレート撮影、ヘアライト、キックライト、リムライトとも呼ばれる(Portrait and Hair(Rim) lights)体の輪郭線を立体的に見せるライトの役割【基礎ライティング講座 *ヌードあり】

人物スタジオポートレート撮影のライティングの基本:ライトの数とソフトボックスの大きさによる変化を解説【ライティングによる表現の変化を学ぶわかりやすい写真の学校】*ヌードあり

の続きとなりますが、

スタジオのバックを黒に変えて、左右から斜め上のオクタゴン2灯と、下からのオクタゴンをつけたライトの、前の方、三ライト、でのライティングは

アジア人などの黒髪は、後ろの黒背景とまじりやすので、髪の毛が輪郭がなく、モヤッとします(外国のホラー映画で、夜の被害者が金髪白人のキャストが多いのは、黒人だと暗い背景に溶け込んで、見えにくいせいもあります。白人でも黒髪とかね。というわけで米国のホラー映画は、金髪や明るい髪の白人の女の子が被害者になるのがセオリーとなります(スクリーム2という映画で黒人カップルが、ホラー映画の被害者は白人の女と決まってるのさ、と話しているのはこういう理由もある))

また髪の毛以外の、絵的にも体が平面的です

そこでモデルの斜め後ろから、ライトを当てることで、髪の毛や体の外周に光線のリムライト(Rim Light ヘアライトとも呼ばれます、他にも色々名称があります)を入れ、モデルを背景から浮き出すようにするライティングが望ましくなります

モデルの斜め後ろに配置するライトは、できるだけモデルのみを明るくするライトが望ましいので、細長いスリットタイプのソフトボックスや、スヌートなど、モデル以外の部分を照らしにくいような、ライトを用意し、必要ならグリッド(Grid)もつけます

さてそうして、後ろ斜め左右から、モデルの体と髪の毛のエッジをテカらせるようにライティングを組むと、

髪の毛にも艶が出て、黒い背景にも溶け込む感じが減り、体の外エッジがわずかに明るくなるため、モデルが立体的に見えるようになります。まあ、僅かですけどね。

さて、上の例のモデルの足元を見ればわかるように、あちこちのライトが、モデルの足元を乱して、ややみっともなくなるので、各ライトの角度や、必要なら黒板(黒レフやカポックなど)で余計な光線がいかないように調整して完成させます

まあ、今回は時間もないし、有料コンテンツでもないので、このへんで良しとしました。

リムライトは、人物撮影(ポートレート)のみならず、物撮りやフィギュア撮影でもライティングの基本なので覚えておくと良いです。

影の出方が邪魔っぽくなる場合は、それに注意するのが肝となります。この記事の例では、足元見せないなら、ライトの位置にそれほど気にする必要はないですが。

あと、モデルのウェストが、できるだけくびれて細く見えるようなポーズの付け方(腰のくねらせ方)と、アングルの工夫も肝ですよね。ポージングの妙、これも技術の一つ モデルの体型によりますが、コルセットつけない状態でも、臀部=お尻の大きい人なら、くねらせ方で結構細く見えます

このタイプは、補助ライトを後ろに置き、メインライトは前の方におきますが、

メインライト(あるいは太陽)をモデルの後ろに置き、モデルの前においたレフ板で反射させてライティングするバックリット(Back Lit Portrait)ポートレートも普通に使われます(物撮りでも)

この桜島麻衣の1/4フィギュア撮影は、太陽光を使ったバックリットライティング(Back Lit Lighting)の一例 レフ板で逆光位置の太陽光を反射させただけ

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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スリットタイプのソフトボックスはこんなの、長細いやつ

人物スタジオポートレート撮影のライティングの基本:ライトの数とソフトボックスの大きさによる変化を解説【ライティングによる表現の変化を学ぶわかりやすい写真の学校】*ヌードあり

点光源でのライティングの限界

ハリウッド映画界で活躍した特撮監督が、ソフトボックスやアンブレラが使えない環境で、ソフトライトを作る方法を伝授【ハリウッド映画で活躍したYoutuberに学ぶライティングの工夫とヒント】

では、いろいろな都合で、ソフトボックスやアンブレラなどの面光源が使えない場合、点光源である小さいライトをむき出しのママ直射で、四方に並べることで、ソフトボックスと似たような効果を生み出すトリックを、

ハリウッドの特撮で活躍したMarkus Rothkranzさん、Youtuber、MarkusPixの動画を紹介しましたが、

このやり方は、いわゆる点光源の硬い光線でも、ソフトライトに見せかけるトリックではあっても、

ソフトボックスやアンブレラ紗幕を噛ませない、光源からの直接の光は、点光源で硬い光線のままであるのは変わらないので、

ライトやストロボに、ディフューザーをなにも噛ませない状態で、モデルの4方に配置して、影が目立ちやすい環境で試すと、

影があちこちに出ちゃいますね、しかも強めの影が。

ライトの数を増やし、設置位置を増やすことで背景の影は消せますが、所詮は点光源の集まりで、面光源を作らない、トリック手法なので

スポットライトの数を8個にし、8箇所モデルの周りに配置した例 

ちょいと腕を上げたりすると、影が目立ちやすい場所では、点光源を面光源に見せかけるだけの、トリックはトリックなので、ぼろが出る場合もあります。まあ、大きなソフトボックスなどが使えない環境では便利なトリックなので、初歩として覚えるといい。

ライティングでの大きな面積を持つ発光部のある、面光源の必要性

こんな訳で

影を弱めるためには、見かけの発光面積を増やす(面光源を作る 点光源を面光源に変更する)、ソフトボックスやアンブレラ、紗幕がやっぱり必要になる場合もあるわけです。

発光する部分が小さな、ストロボやライトの発光面積を見かけ上増やすのが、モディファイアーと呼ばれることもあるソフトボックスやアンブレラですが、大きければ大きいほど影が柔らかくなります

Left 80cm Octagon, Right 150cm Octagon 左 80cmオクタゴン型ソフトボックス 右150cm オクタゴン型ソフトボックス

左の80cmの小さいソフトボックスに比べると、大きな150cmのオクタゴンボックスで撮影したもののほうが、影の出方が柔らかくなり、陰影の付き方がきつくなくなることがわかるでしょう 足元と腰の部分を見るとよく分かる

ただ、スタジオ内(室内)で他に光線がない環境だと、差がよく分かるというだけで、

屋外で、ストロボやライト以外の、明るい太陽光や、地面の反射などの「環境光」があるところでは、太陽光や反射光が、影の部分を和らげたりで、ソフトボックスやアンブレラは、サイズがでかいものを持ち込むのは、めんどい割には、さほど差がないということもありえますので、自分の体力で使える範囲の大きさのものを持っていくといい 英国の写真家、Karl Taylorは、屋外に持っていくオクタゴンなら、150cmが全身ポートレートの場合はおすすめというです バストアップならもっと小さいサイズでもいい(小さなものは距離を近くして使う)

ライトを増やしていくと、写真表現にどう違いが出るかを、以下参考サンプルとともに解説しましょう

写真の上達は、感性とセンスではなく、太陽光など、光、ライトの基本を知り、扱い方を覚えることから始まる

1:まず、モデル左斜上からのキーライト、80cm オクタゴンをつけたストロボのみの例 Key Light Only

2:モデルの左右斜め上から80センチオクタゴンをつけたストロボを設置照射 Key Light and Fill Light

光源が2つになったので、足元の影が2つ出るようになります 大きなソフトボックスやアンブレラを使うと影を弱めることはできます

3:クラムシェルの応用で、モデルの下から斜め上向きにストロボを足し、合計三灯で照らす

モデルの影が和らいできましたが、足元の二重影はまだ残る

4:天井にあるライトを照らしトップライトとして4方向からモデルを照らす

5:モデルの左右斜め後ろにリムライトを配置して実験

まあ、足元の二重影はしつこく残りますね

これどうやって消すかというと、単純に左右斜め前のソフトボックスのサイズを大きなものにするといい

やってみましょう

6:モデルの左右斜め上にある80cmオクタゴンソフトボックスを、それぞれ150cmのものに交換* 大型オクタゴンが高い場合は、比較的安値の150~180cmのアンブレラに傘トレという方法もあります

巨大なオクタゴンソフトボックスを使ったことで、足元の影がほとんど目立たなくなりました

このブログでは、柔らかい光線で包まれた中での、ライティングはそれほど難しくないとあちこちで書きました。ここでお見せしたように、広いスペースのスタジオに行き、できるだけ大きなソフトボックスを噛ませたライトなどを四方八方から当てれば、柔らかい光に包まれたスタジオでのライティングは、割と初級の人でも簡単にできるわけです。

常に大きなソフトボックスやレフ板、紗幕が用意できるとは限らないので、この記事の上のリンク記事の、Markus Rothkranzさんのような、むき出しストロボやライトでの、トリック撮影も必要になる場合もありますが、基本は発光面が大きなライト=ソフトボックスやアンブレラで、見かけ上発光部分をふやしたほうが影が柔らかくなる、光の柔らかなものとなるということを覚えておきましょう

人物ポートレート撮影、ヘアライト、キックライト、リムライトとも呼ばれる(Portrait and Hair(Rim) lights)体の輪郭線を立体的に見せるライトの役割【基礎ライティング講座 *ヌードあり】

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ストロボバウンスのみでのポートレート撮影の参考ビデオ教材

ジンバルやスタビライザーなしで、ブレのないVlog自撮り動画を撮影する簡単なトリック、安物ライトスタンドを使う【ハリウッド特撮のプロが教える撮影テクニック】Youtuberに学ぶ動画制作

SF映画スターウォーズなどで特撮スペシャリストとして特撮を担当・キャリア後半は、特撮映画ドラマ監督もしたMarkus Rothkranzさんは、現在豪邸に住み、世界中を旅しながら、セミリタイアの身分ですが、工夫で乗り切ることが現場では大事という経験から、多くのトリックを公開してくれていて、

動画の特撮出身なので、写真家とは発想が異なる部分も多数あって、面白い工夫を彼のYoutubeで公開しています

Simple Vlog Stabilizing Hack Without a Gimbal ジンバルなしで安定させるシンプルなビデオブログのトリック

普通、動画で自撮りすると、なんとなくぶれながら撮影されるので、それを抑えるための、ジンバルやスタビライザーが欲しくなります。

この動画でも、片手でカメラを支えての自撮り動画は、揺れてぶれていますね

動画1:00 から自撮り動画の揺れがぴったり収まり始めます 何を使ったのか?

動画 1:23 ライトスタンドに雲台をつけ、ライトスタンドの足を両手で持って支えるという方法とネタバラシ

動画3:10 このライトスタンドAmazonでかったすごい安物だよw

三脚でも同じことができるのは当然ですが、彼のやった範囲では、ライトスタンド使ったほうが効果的ということです

高価で重いジンバルや、スタビライザーを片手で持って自撮りは結構疲れまスが、このライトスタンドを応用する方法だと、ものすごく安いので挑戦する価値はありますw


ハリウッドで活躍した特撮美術プロが、動画撮影を安定させる各種スタビライザーやジンバルの使い方を解説する動画【動画のブレ防止機材】

https://www.google.com

【写真の基礎知識】人間の色覚や明暗認知は、人間の脳の中の妄想の世界で、現実の色とは異なる【正しい色など存在しない現実 人間認知科学 色に関する基礎】

人間は、目から送られた情報を、脳で再構成してものを見ます。このため写真や動画で撮影する世界と、人間の脳で再現された目視の世界とは一致しないことが多々あります。

このブログでも以前記事にしました。

色や明暗に関しても、同じことが言え、人間は見ている色を常に正しく解釈するわけではないです

むしろ人間の見ている世界は、大部分目の錯覚というか、人間が勝手に作り出した世界であるというのは、

英国のトップカメラマンの一人、Karl Taylorさんの講座を見ましょう

Tim Flach & Karl Taylor Photography Workshop: A Visual Journey ティム フラック & カール テイラー 写真ワークショップ: ビジュアル ジャーニー

https://karltayloreducation.com/tim-flach-and-karl-taylor-photography-workshop-a-visual-journey/

まず上の記事のルービックキューブのような写真のサンプルでは、部分の影となっている部分と、上の明るい部分は違った明るさに見えますが、実際は明るいところも暗いところも、同じ明るさの色であるという、人間の目の錯覚の例を解説しています.

と言うのは脳はフル回転するとつかれるので、常にコンピュター予測AIのように、どんな光景かを予知して脳で画像を作ってしまうので、ここは影の部分だと思えば、勝手に暗くする解釈を行い、それを現実の世界のように認知するので、

人間の目に見えてる世界は、現実の世界とは異なることが多々ある

というのが現実なわけです

上の記事をさらに

Understanding vision

の項目を見ると、同じ色をした同一の円を、2つ作り、それぞれ違う色の背景に置くと、違う色の円に見えるという錯覚現象を解説しています

さて、当方も同じような色を違えたバージョンを作って公開しますが、

上の全く同じ色の円を違う色の背景の上に置くと、あれまた不思議、全く違うように見えるでしょw

人間は好ましい色の方を重視し、避けたい色の優先を下げて脳で判断します。

左上で、円が本来より青く見えるのは、人間が、背景のピンクのほうが好ましい色と、考えて脳で見たものを再構築するので、背景のピンクに関心が向き、それを誇張して脳で認識し、好ましくない(冷たいと感じる)青を含む左上の円を、より青く見せるのです

逆に右下の円が、本来よりピンクに見えるのは、背景が青で、この色は寒色=寒い色だから、避けたい人間は、本能的により好ましいピンクを含む右下の円のピンクを誇張して、脳の世界で再現するからなんです。

てなわけで自分が見たものが、現実の世界と一致するという考えは、ニセ科学でしかないことも覚えておきましょう

人間は好みの色(や明暗)がある部分を誇張して、実際より強調してみているものなんです

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画像の利用条件は、日本政府への寄付金一億円(画像一枚ごと、一回に付きです)とし、使用にあたっては寄付を証明する書類などの画像を同時に表示してください、画像使用にまつわる寄付の証明を同時に提示しないでの、勝手な利用は全て不正利用とみなし、

日本政府を当ブログの代理人とし、その不正利用者から、当ブログとの連絡なしに、使用にかかわる寄付金を徴収する権利を、認めます。

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ポートレート撮影と、背景色の変化により印象の違いを検証テスト【色の効果と表現】

フレアー、ハレーション、色によっても目障りな色というのはことなり、青色のフレアーは出ても気にならない色【写真動画の基礎知識 人間の色認知の差を作品に利用】