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カメラ雑誌の衰退と、日本写真家協会会報誌(JPS)の見解

公益社団法人日本写真家協会の会報は、2014年度分からネットに全文がPDF形式で無償で掲載されています

日本写真家協会会報リンク先 https://www.jps.gr.jp/jps-kaiho/

一応現役プロカメラマンが会員になるのが基本の、日本写真家協会の会報誌が、70周年記念となった、174号、No.174(2020年9月観光)が、ネットでPDF無償公開されています

田舎の同窓会報を彷彿される自分語りの駄文や、回りくどいうんちくが多いのは、日本の文化ですが、

44-51ページの、「< 座談会 > 写真雑誌の果たしてきた役割とこれから、そして文化」は、廃刊となったアサヒカメラ、月刊カメラマン、CAPAの編集経験者が、写真家協会の視点からの、カメラ雑誌衰退について話してますが、

そもそもは中高生の写真部向けの雑誌で、21世紀は、精神年齢が高校生のままの高齢者が、精神的ノスタルジーでよむのが、CAPAと、月刊カメラマン、そして、金もちさんに安っぽい写真哲学のオブラートで幻惑して今やゴミと化している当時の高級カメラを買わせる悪徳有料カタログ雑誌だったアサヒカメラ(日本カメラもなw)が、写真文化にとって有益だったという、いつもの欺瞞の俺たちは間違っていない、オナニー論議が見れます

アサヒカメラが写真の教科書って?、そんな猛烈な遠回りして写真勉強した人の話も出てきますw

まあ、このJPSの会報は、会員写真の掲載もありますが、21世紀の今では、3Dなどが発達してくると、スタジオなどで下手な演出をした写真より、フォトジャーナリズム的に、旅先、街で見かけた偶然の面白い瞬間を撮った(まあそれも、演出ヤラセかもしれないがw)写真のほうが好印象ですね。

カメラの構え方でプロか否かを判断できる

とほざいていた、三流写真家(実態はカメラ関連ライター)が昔いたそうですが、

デジタル時代になり、等倍データーが同時に提供されるレビュー記事がネットで常識となり

600万画素のカメラでも、その人物の撮る写真のブレ、ピンぼけを、読者から指摘されて、雑誌やメディアから消えていった人がいます

まあ、不思議なことに今でも信者がいるそうですが。カメラや写真撮影そのものが、無駄に崇拝されていた時代に、その流れに乗っていただけなのを、自分の実力と勘違いしていた、昭和世代の残像の一つでしょうね。ま、カメラにかぎらず、教育産業特に大学という箱物も、同じ運命にするのが一番ですが

さて、現在でも、ニコンなどの

「Lesson1:カメラの構えかた」ニコン

https://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/cameralesson/lesson01.html

には、正しいカメラの構え方が出ています

でも、20世紀末期には、交換レンズやカメラのどちらかに手ブレ補正機能がつくようになるのが常識となり、↑の基本から外れたカメラの構え方のほうが多くなってきています

特に女性カメラマンの中には、旧来のカメラの構え方と全く異なった撮影の仕方をする人が増えてきました。↑のニコンのレッスン記事では悪い例としている構え方が、メインのプロが、海外では特に女性には当然という時代がきました

カメラのファインダーを極力覗かず、背面液晶を見て撮影するスタイルです

Youtubeの豪州カメラマンJulia Trottiさんは、この構え方で有名

Tamron 20mm 24mm & 35mm f2.8 Sony FE Lens Review

ニコンの「カメラの構え方」では、「悪い構え方」とされているカメラホールディングが基本の彼女w

8 Budget Prime Lenses for Sony Under $650

上の動画では、彼女は、サムヤンの35mmレンズを評価し、ソニーミラーレス用Samyang 35mm 1.4, 35mm 1.8については、半段ほどの開放ボケの違いは実写に影響はないとし、予算がないなら、35mm 1.8でもいいんじゃないとしています。(Samyangの35mm 1.4, 1.8とも、電子補正が効く周辺減光については、レンズ設計では重視せず、カメラ任せで、カメラ補正をオンにしないとままだと、かなり目立つ(ミラーレスカメラが主流になってからは、カメラ内の電子補正で周辺減光を補正することで小型化が優先となり、一眼レフレンズ時代より周辺減光が大きいレンズが増え、ミラーレスカメラ用レンズでは、周辺減光が3EVとか4EVあるようなのは、今や普通ですが。一眼レフ交換レンズだと、-2EVの周辺減光は、とんでもないとか言われていたのですから、この項目では、ミラーレス用の交換レンズは劣化してるのが多い)

さて、動画を見ればわかるように

彼女は必要に応じて、カメラのファインダーも使いますが、できるだけカメラから離れて構えます

こんな構え方ができるようになったのは、交換レンズや、カメラの内蔵手ブレ補正が発達したことで、ある程度ホールドが手抜きできる時代になったことが、理由、

下の動画で、彼女が、2~3年前にソニーに乗り換える前に使っていた、キヤノンの一眼レフでは、まだ彼女はファインダーも頻繁にのぞいていますね。でもしっかり密着させようとはせず、できるだけ軽くファインダーを覗いている=マスカラが落ちるのが嫌ならしいw

Canon 50mm f1.2 Beach Photoshoot on Canon 5D mkiv

構えより、感度を上げてシャッター速度を上げて使えるようにして、ファインダーと目ができるだけ密着しないのがデフォとなっているのが、Julia Trottiさん

まあ、500mmクラス超望遠だと、彼女ももう少しファインダーと目を密着させて撮影していますがw

【ポートレート】モデルと背景ボケ、背景のぼかし方のバランス 【3Dソフトでのマンガ画製作】

3Dソフトで、二次元の2Dの漫画がやイラストがどのくらいまでできるかといえば、

単純なMMDという3Dモデルを踊らせるソフトと、それ用の3Dモデルで、以下のようなアニメ絵は簡単に出せます

3Dソフトでマンガ調イラストが作りたい=トゥーンレンダリングが目的なら、無料のMMDと、画像編集ソフトだけでも、ミライアカリのようなアニメ品質の高い3Dモデルを使えば、絵そのものはかけなくても、かんたんに以下の画像が出せます。静止画とかかんたんな動画なら、特に高級なソフトが必要とは言えません。

3Dソフトで、擬似的に手書きのようなイラストや、アニメルックな絵を作るには、主に階調(トーン)の単純化という、Diffuse(ディフーズ)の機能が中心となるので、OpenGLやDirectXなどに頼った、原始的な仕組みのソフトのほうが、案外かんたんにアニメルックな絵が得れたりします。

BlenderやMayaなどは、本来は実写に近い表現をすることが目的のソフトなので、画像アルゴリズムは、疑似実写に最適化されているのを、MMDのような原始的な方法に戻すための手順がややこしくなって、トゥーンレンダリング=アニメルックレンダリングの操作が難しいとか言われたりしますが、原理自体は意外と単純なものが多いわけです。また別の記事でも解説しましたが、Poserとかの「アニメ」キャラは疑似実写=レンダリングでの最適化がされており、皮膚データーがアニメレンダリング=トゥーンレンダリング用に最適化されていないので、トゥーンレンダリングしてみると、MMDやVroid、Unityのモデルに完敗という、馬鹿げた事実もあります。

さて、3Dソフトを使えば、絵がかけなくても漫画が描けるという話、主人公や背景のバランスなど、構図や配置の絵心がないと、やっぱり下手だなあ~と言われることもあります

モデルと背景ボケの関係とバランス 最適なぼかし方とは?

さて、↑の例では、背景の海岸のピントが合っているもの、ややぼかしたもの、大きくぼかしたもの

の三種類の画像を作ってありますが、モデルの背景のぼかし方としてはどれが正しいのかという議論は、人間のモデル撮影や、フィギュア撮影など、写真や動画の表現にもつながることがあるので、背景のボケ効果について考えてみましょう

3Dソフトと写真をつなぎ合わせれば、絵がかけなくても漫画はかけることは事実となってきましたが、

背景のぼかし方には正解はないです ↑のどれも悪いわけではないのがややこしい

一番上のように、モデルと背景まできっちりピントが合ったパンフォーカス的な表現は、アニメ動画や、漫画にはよくある光景ですが、この海岸が写っている場所の観光パンフレットなら、写真のジャンルでも大ありですよね。 ただし、モデルのミライアカリの存在が薄くなりすぎという感じにもなりますので、こういう場合、背景とは異なる色調の衣装などを来て、モデルが背景に埋もれない工夫がいる場合もあります(日本人やアジア人黒人などのような黒い髪だと、髪の毛が背景にうまることもあるので、背景と反対の色合いのヘアバンドや、帽子をかぶる、あるいは強い目のリムライト(後ろから照らす光線)などの工夫をしたほうがいいこともありえます

真ん中は少し、背景となる海岸をぼかしたもので、この場合、アニメモデルのミライアカリさんがより引き立ちますが、この海岸そのものの宣伝の場合、海岸がボケすぎているとも言えます。

一番下は、海岸を大ボケさせています。もうどこの海岸かわからないので、観光宣伝の写真ではなくなりますが、モデルのミライアカリの夏の水着イメージ写真としてならありですよね。

この場合、背景の海がボケてしまうので、色の力でそのボケたぶんを補い、海と夏をイメージする青などの色を、もっと派手に背景に出すなどの工夫がいる場合もあるかもしれません。

カメラやレンズメーカーは、F1.4単焦点やF2.8ズームなど、大口径のレンズを買わせようと、大きなボケの出るのはいいことだと宣伝をしますが、どんな表現がほしいかでも適切な背景のボケ量は異なるので、自分のその撮影の目的ににあったボケ量を掴むようにしましょう

*なお、一般には「クリーミーなボケ」がいいとされますが、オカルトやホラー、やや陰鬱な感じを出したいときは、荒っぽいボケ方のほうがいい場合もあり、テーマやジャンルで、好ましいレンズのボケ方というのは異なるものです。

モデル ライセンス表記 (c)Mirai Akari Project

水着*胴体 こだまちゃん(RGBAさん)

背景海岸画像Walkerssk Pixabay

https://pixabay.com/ja/photos/%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%81-%e6%b5%b7-%e3%83%91%e3%83%8e%e3%83%a9%e3%83%9e-%e9%9d%92%e3%81%84%e6%b5%b7-1824855/

注意

MMDモデルの改造は、製作者ごとに許可範囲が異なるので、事前に十分に確認をして行いましょう

ミライアカリさんは、公式の版元が、MMDモデルを配布し、非商用での常識的範囲での、ミライアカリのキャラを維持したままの改造は認めていますが、他のMMDモデルは、MMDソフト以外での利用は認めないなど、事実上一切の改造をしてはいけない規約をつけているものもあります

写真の構図の基礎入門解説 構図の基本 3分割法 黄金比など【レンダリングや実写撮影の基礎講座】

良い写真を構成する要素には、構図のとり方があります

とりあえず、キヤノンのかんたんな解説を見ましょう

[素人っぽい写真を卒業しよう!カメラがもっと楽しくなる「構図」と「アングル」]
キヤノン
2017年4月3日2020年10月23日
https://cweb.canon.jp/eos/special/beginner/column16/

上の記事では、三分割法、S字構図、C字構図などが紹介されています。

三分割法の応用として黄金比率などもあったりして、結構奥は深いのですが、

三分割法などの実践は、持っているデジカメでグリッド線表示ができる機能があれば、ファインダー表示が升目状になるので、それを手助けにしても良いわけです

最近は、スマホカメラですが、撮影時に、構図決定の助けとなるように、基本の構図を案内表示できる機能を持ったカメラも出てきています。

「使っていくうちに、いつの間にか“上手な”写真が撮れる――新しい「AQUOS」のカメラ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ2014年05月22日 10時00分 公開

https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1405/22/news002_2.html

**注意:写真の構図は、あくまでも写真をよく見せるための、「一要素」にしか過ぎない。 構図にこだわり、他の要素を殺してしまうと駄作になる場合もある=構図にこだわり過ぎも良くない時がある

他にも

色(色の配置)

コントラスト

明暗比(明るさ)

アングル

メイン被写体とその他のものの前後の位置関係

人間であれば、表情

光線(ライト)の位置配置

適正露出

効果的な被写界深度演出

などなど多くの要素が絡むので、

三分割法などの、構図の基本から外れた写真であっても「良い写真」になる可能性は高いし、構図にだけ囚われて、上にリストアップした他の要素を無視していれば、構図的には模範でも、駄作が連発されることになります。

写真の構図などの勉強法

さて、こうした視覚的な効果表現である構図は、漫然といろんな写真を見ても、用語は覚えても、実際には身につかないことも多いですが、

視覚的の工夫である構図を、文字で覚えるのは、間違った脳の使い方であり、視覚的な観点から学習理解するのが良い

デジタル画像加工が当たり前の時代には、

フォトショップ(Photoshop)などの、レイアーが使えるタイプの画像ソフトに、写真を読み込ませ、レイアーとして、これらの構図のサンプル透過画像を表示させることで、自分の撮った写真や他人のとった写真の構図の検討ができます。

さて、構図の学習ツールは、実写の写真用のものより、疑似写真作成ツールである3DCGソフトの方で発達していたりしますが、3DCG用のものを写真に転用するのもありですが、

実写の写真用のツールもあります

Photoshopなどのレイヤーが使える画像編集ソフトで、写真の上のレイヤーとして表示させて構図などの検証や学習ができるデーターを無償公開している人がいます

Golden Ratio Overlays at Parks Photos

http://parksphotos.com/goldenoverlays/

英語ですが、この人の英語による使い方の解説

Golden Ratio Overlays from Parks Photos

さて、当方は上のサイトのデーターではなく、某3Dソフト用の、構図補助ソフトにについてきたおまけを使って、さらにPhotoshopではなく、Affinity Photoを使って以下検証しますが、

取り立て三分割法などを意識せずに撮影した以下のフィギュア撮影で、いろんな、基本構図のデーターをレイアーで表示させてみると、

***黄金角型は、フィボナッチ構図(Fibonacci Composition)とよばれることも多いですね

*モデルフィギュア・古手川唯さん 漫画「ToLOVEる」の風紀委員

まあ、ここでは取り上げませんが、黄金螺旋など、全然合わない基本構図パターンも当然出てきます。でも、意外と、基本構図パターンの多くに収まるほうが多かったです

黄金比率って何よ?

長いほうが 短い方より、黄金比の「1.618」倍長いと、まとまりがよく見えるという視覚上の原則のことを言います。

黄金比は、正確に1:1.618である必要はないので、目安として1.6倍くらいと覚えておけばいいです

構図に関する英語と日本語の用語の違い

この種の構図の名称は、同じ構図でも、実に様々な言い方や、日本語でも多くのいいまわしが使われていて、整理がつかないので、名称とかの丸暗記の対象ではなく、視覚できる構図パターンで覚えることになる方が多いです

Golden Means (日本では黄金比率)

Rule of Thirds (日本で言う三分割法)

Golden Triangles (日本では黄金三角)

Golden Spiral黄金螺旋)カタツムリなどの殻、ひまわりの種など自然界にある美の形状。江戸時代の葛飾北斎も意図していたかのように、この構図での絵を残している。*この構図は、フィボナッチ螺旋 Fibonacci Spiralと呼ばれることも一般的。数学者のフィボラッチの理屈を、構図の黄金比に当てはめて計算したみた結果を示した構図

Z Curve, S Curve (日本語の S字構図 )

L Shape (L字構図)

構図は絵画の基礎テクニックでもあるので、以下のサイトも参考

Composition

https://isb-visualarts.weebly.com/

善光寺写真撮影 ストックフォト

報道の自由という原則もありますが、報道機関自体もその権利を不当に悪用しないようにいろいろ倫理協議会などでガイドラインなどを定め、何でも報道だから無許可でいいとか、不必要に土地管理者との諍いを起こさないようにしています.当然「顧客側には」まともな会社は、善光寺などの写真はエディトリアル素材扱いであっても仏像の一枚を除き一枚も載せてません。

Istock

https://www.istockphoto.com/jp

というのもISTOCKに参加しているカメラマンは大部分観光客でしかなく、また撮影するスナップ写真の大部分が単なる風景スナップで、「報道の自由」を正当化するニュースにふさわしい場面が撮影された写真など殆どないからです。ISTOCKでエディトリアル素材として販売されている一枚の境内の仏像も、なんの出来事が起きているか全く不明な撮影で、寺の外から撮影したらしいということ以外に、なんの正当性があって販売されているかよくわからん状態ですがw

善光寺「写真(借用・使用)、撮影及びイラスト使用許可申請について」

https://www.zenkoji.jp/licence

クリックしてzenkoji-photo.pdfにアクセス

にはインターネットで有料でダウンロードできる写真の使用はお断りと書いてありますね。境内で撮影・かつ商用目的に売られている、あるいは正当な報道に値する出来事の記録写真のエディトリアル素材以外の利用は善光寺の許可がないと使用や掲載はできないということです。

敷地外からの撮影でも、善光寺の建物のみがアップでじゃんと出ている写真の利用は不正競争防止法で、善光寺の同意なく利用許可は商用では出ない。

というわけでホテルサンルート長野で使われているのは、善光寺から許可を得て撮影されたことを示す写真提供・善光寺とあります。

https://www.sunroutenagano.jp/sightseeing/

そうストックフォトで売られている写真は大部分使えないんです。

4travelのような旅行クチコミサイトへの写真掲載も本来は、許可がいるのですが、個人旅行日記ということで知らん顔、大目に見ているようですが、本来は許可がいるわけ。ストックフォトで広告素材写真として売るのは当然、善光寺としては今のところ何も言わなくても、万引き販売という認識でしょう。

報道用素材=エディトリアル素材としても、なんの出来事を写しているのか不明な、撮影料万引き風景撮影の可能性が高いものばかりで、限りなくグレーもしくは、使うと使った側が撤去命令出される場合もあるでしょう。

アドビストックは平然と善光寺のしかもドアップ写真を[商用利用可]のクリエィティブ素材扱いで売っていますねw善光寺自体は許可は出ませんと明記してあるんですがw誰から許可とったの?報道に正当な、何らかの出来事が起きている瞬間でもないので、報道の自由の乱用かwこれもアドビという会社の本質ですねw

https://stock.adobe.com/jp/search?load_type=search&native_visual_search=&similar_content_id=&is_recent_search=&k=%E5%96%84%E5%85%89%E5%AF%BA&asset_id=83900227

アマナの善光寺のエディトリアル素材は一応参拝客の様子も写り込んでいるので、かろうじてニュース素材の要件は満たしていますね。

https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=21083014150&GroupCD=0&no=48&aid=&keyword=%91P%8c%f5%8e%9b&brandrm=True&brandrf=True&SourceKey=d815-a7d4-d9d&ItemCount=100

これも微妙ではありますが「参拝する様子」が出ているので、かろうじてエディトリアル=非商用のニュース素材の要件を満たしています。ただし特段の出来事ではないので、使用に苦情が来る場合も、記事や番組の内容次第ではありえます。*フランスでは道路上で結婚式をする風習があって、それを撮影して小遣い稼ぎする輩もいるので、結婚式に関しては道路上で行われていても私的な活動であり、勝手に写真を撮影して商用素材などで売ると、その状態(もっぱら金儲けのみが目的など)によっては処罰の対象になる場合もありえます。

https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=21083014321&GroupCD=0&no=55&aid=&keyword=%91P%8c%f5%8e%9b&brandrm=True&brandrf=True&SourceKey=d815-a7d4-d9d&ItemCount=100


多くの日本の寺院は、広告用素材としてのストックフォトを認めていても、特定カメラマンとの契約で、そのカメラマンが運営する寺院専用ストックフォト

具体的には

飛鳥園

http://www.askaen.co.jp/archive/

便利堂

http://www.benrido.co.jp/index_nf.html

の寺院専用のストックフォトでしか販売と利用を許可してなかったりします。旅行雑誌とかも、報道の記事で必然性のある写真とみなされない内容のものは全部こうした会社を通してしか写真は利用できまへん。金閣寺のように金閣寺自体が用意する写真しか使えない場合もあります。

ので、ピクスタとかシャッターストック、アドビストックで勝手に売られているストックフォトは万引き無許可販売で、エディトリアル素材としても「なんの出来事を記録してある写真か全く不明で」正当性が低く、全く使えないwISTOCK・GETTYは、一部寺院と、自社のイベント用に、彼らの費用負担で寺院側から許可された場所を借りて撮影していますのでこれはOK。

Adobe StockやPixtaで売られている寺院の写真は、勝手に販売しているということのケースがほとんどでしょう。また一般カメラマンが撮影する写真の殆どはただの風景スナップで、ニュース素材用のエディトリアル素材として売る正当性がない、ので訴えられたらおっかないとディズニーランドの写真はないですがw

IstockやAmanaで殆ど出てこない場所の写真素材が、ShutterstockやAdobe Stockでぞろぞろ出てくる+何らかの出来事が起きていないただの風景撮影の場合、一応万引き撮影を疑ってみたほうがいい。

これも善光寺の許可なく行っている行為ですね 無料といっても、善光寺は広告などに使えないと明記してるし、実際に使えないし、報道に値する出来事も写っておらず、投稿者は[不特定多数が簡単に手に入るように公開して]その上小銭が得られるのだから、当然無断商用撮影とされる場合もあるでしょう

「善光寺」に関する写真|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロード …

「善光寺境内」に関する写真|写真素材なら「写真AC」無料(フリー …

善光寺が許可出さないと明記してるので、以下の写真も無断販売

エディトリアル画像・エディトリアル素材って?ストックフォトのルール

デジタルカメラ・ポスター印刷に画素数が足りない?必要画素数とは プリント用途ならフルサイズ2400万画素 APS-Cで1200万画素でいいんじゃないスカ まあ底辺カメラマン・底辺印刷所ほど無駄 に高画素機が必要ですかねw

デジタルカメラの必要画素数は、パソコンモニターや安物プリンター、印刷機、あるいは時間とコスト上、設備はあっても手間を掛けられない大量受注プリントショップであれば、ある程度必要条件になる場合があります。 

用紙サイズとデジタルカメラ画素数の関係

というのを考える時、印刷オペレーター本人のスキル並びに、印刷機が民生用安物(あなたの使ってるレーザープリンター、インクジェット。個人が買えるようなものはほぼ全部安物)か、きちんとしたポストスクリプト対応の業務用かで、話がぜんぜん違ってくるんです。

個人用の民生プリンター・格安・安値あるいは、大量発注専門で単純処理しかしない=時間コスト的にできない、最悪の場合、そもそも技術なしのプリント屋さんなら画素数の問題でトラブルが生じる場合もありえます。

個人用のプリンターはA3対応までですので、まあその範囲なら、1200万画素機でなんの過不足もない。トリミングしても、ソフトでサイズ変更=画素補完+調整(原理は違うのですが、原始的なRIP手法ともいえますね)でも対応できます。実際マイクロストックフォトで600万画素以下の画素数が良く売れるのは、画素補完+調整で自分で画素水増しして使えば、十分使えることを知ってるデザイナーが多いからですよ。

 民生用プリンターや、格安プリント屋では、分割印刷でA0ポスター作るなら、民生用個人プリンターもしくは底辺印刷・格安印刷サービスでの画素数不足はありえます。

要は、個人や格安プリント屋さんはポストスクリプト対応のプリンター印刷機を持っていない、持っててもRIP処理ソフトや装置を(技術不足かあるいは安値で出すためにコスト的に時間が取れないので)使いこなせないから、画素数が直接影響する、もしくは高画素入稿を要求するわけ。まあ、プリントの際の画素数は、ディスプレイ表示より、許容度が高いので、ネットの掲示板で言われている「600万画素ではA4まで」なんていうのよりは、もっと実用域は広いんですけど。

というのもあなたの使っているインクジェットなど民生用のおもちゃプリンター(10~20万くらいまではおもちゃ)ですら、プリンターのDPIと、カメラの画素数は関連性はありますが、あなたが頭のなかで考えてるよりよほど低い。

エプソンの通常の人が使う民生用プリンターに対する必要解像度の公式回答を見ましょう

「デジタルカメラの画素数ときれいに印刷できる用紙サイズの関係について教えてください」更新日: 2016/08/19 FAQ番号: 001217

http://faq.epson.jp/faq/00/app/servlet/qadoc?001217

2Lサイズ 80万画素 最適 48万画素 適切

400万画素でA4用紙に最適

800万画素でA3ノビに最適

とでてますね。A2でも1600万画素。

で、それ以上のサイズでも

特に品質がなくてもいいポスターなら、特にRIP処理とか業務用プリンターの世界にまで行かなくても、近くで見ると人間の目で荒いと感じ始めるDPI75くらいでも、とりあえず見る分には結構まともで十分実用になるので、画素補完拡大など画素水増しせずとも、普通の格安プリントでも、ちょいとした宣伝の大ポスター使えちゃいます。

*大サイズ印刷専門のフォーラムとかでも繰り返し説明されることです。

”Large Format Printing viewed fairly close- suggestions?”

https://graphicdesign.stackexchange.com/questions/49761/large-format-printing-viewed-fairly-close-suggestions

のアドバイス

”if you stay close to a 100dpi image and a 300dpi one, you will no see the differences between”・・・”this 100ppi are really nessesarry, the human eye (in good condition) needs a resolution of 175ppi at a distance of 1m -”(上記記事・引用)100dpi と 300dpi のプリントを近くで見ても、あなたは双方の違いなんかわからないよ・・・100DPIは絶対いるね。いい条件であれば人間の視覚で一メートルの距離で175DPIはいる) 

という会話がなされています。

でも、DPI 300と DPI 100の違いは、はほぼ、一般の利用であれば、さほど問題にはなりません。あなたの見ているフルHD(2K=200万画素)のモニターはモニターサイズにもよりますが、DPI 100です。あなたのモニターが32インチ(39,8センチ×70.8センチ)だとして、200万画素の写真を画面いっぱいに表示して、ジロジロ近くで見て、荒いと思えるほど視力高い人いないよね。DPI 75になれば、普通の人でも多少粗さがわかるようになりますが、それでも思いっきり近くで見た場合です。てなわけで遠くから見るポスターならなんの問題もない。

 


でも、作品プリントだと困るというあなた。きちんとした顧客相手の印刷所や、値段をそれなりに取るラボでは、RIP処理をした上で、ポストスクリプト対応の業務用プリンターで印刷するため、画素数の制限は、皆さんが思っている以上に少ない。

(ポストスクリプト)とは

図形や文字を、プログラムで記録し図形や文字が、いくら拡大縮小しようが、ぎざぎざになったりドットが見えないといった、劣化しない性質をもった画像データーを作成するプログラム言語です。

まあイラストレーター使ってベジェ曲線いじってる方ならわかりますが、曲線化されたデーターはいくらでも拡大できて、劣化しない。それと同じことですね。ポストスクリプトと、皆さんのソフトでできる画素補完での画素数水増しによりサイズ拡大とは、どう違うのという話が出てくると思いますが、わかりやすく言えば

1:画素補完(ズームじゃなくてサイズ変更による拡大)による引き伸ばし 荒くパソコン上で破綻しないように雑に画素数を水増しして引き伸ばす 荒い手法 でもプリントサイズが小さければこれでもいい
 
2;ポストスクリプトプリンターとRIP処理、 もとの画素の写真をコンピュータが判断して、プリンターに出力されるサイズのデーターに丁寧に、転写・模写していく方法。

というわけでポストスクリプト+RIP処理でサイズ変更されたデーターは、みなさんがフォトショップでサイズ変更画素水増しの画素補完で高画素にしたデーターより遥かに高品質で、通常皆さんが考えている「画素数」÷「DPI」の単純計算で計算したプリントサイズより、引き伸ばせる能力は飛躍的に上がります。600万画素の写真からdpi400の条件でポスター作っても、全然破綻してないどころか、実用十分なデーターができるわけです。実際のところはコストの兼ね合いから壁面ポスターでも240DPI以下に下げることがほとんどです。

600万画素でポスター印刷できないとかいうのは、「印刷代がかけられない」底辺顧客、あるいは民生用プリンターしか持っていない、RIP処理スキルがない底辺印刷屋サンというわけです。*大量受注・即納品の一般のプリントサービスでも、価格と納品時間のバランスから、時間的にも効率が悪いので、RIP処理、あるいはより単純な画素補完の作業が抜かれるのは普通ですが、特にうるさいこと言わないならRIP処理を経てなくても、最高品質ではないですが、1メートルくらいなら普通に使えるプリントができることも多いです。

まあ、RIP処理を噛ませても、600万画素だと、3メートル以上の壁面ポスターで、近くから虫眼鏡でジロジロ見て鑑賞に耐えられる高精度のポスターは、さすがに難しい(大部分は遠くから見る位置に配置するのでほとんど問題ないですがw)。またピント合成、トリミングやアオリ加工などで画素数が減ることを考えれば、600万画素だと不安心理がでます。

そこで1200-1600万画素あれば、きちんとしたラボ・印刷所での仕上げである限り2m位なら必要十分、4メートルでも実用、それでも心配症のあなたには2400万画素がおすすめというわけです(ディスプレイ鑑賞が主体の人なら、トリミングの余地とかを含めて、もう少し画素数が欲しくなるという場合もあるでしょうから2400万画素前後が安心かねという趣旨)。それ以上は使いこなしがちょい厄介、本当に必要な人は少ない・分割撮影からの合成技術も飛躍的に発達してきているので、慌てて最初からいきなり高画素機を買う必要はないということです。

富士フィルムは、1600万画素のXシリーズを売り出していた時、色んなイベントを通し、実物プリントで、1600万画素で2m超えのプリントが問題なくできるとアピールしてましが、結局何らかの思惑もあって(ストックフォト会社のように無駄な画素数をサイズ料金で高く売れる)。いちばん大事な業務用印刷機でのRIP処理とポストスクリプトプリンターの威力を説明しなかったので、自分のオツムで考えることをやめた、多くの顧客は、「画素数」÷「DPI」計算で洗脳されている状態から卒業できず、結局2400万画素シリーズや中判デジタルを売り出すことになりました。


中判デジタルが大政奉還する日?デジタル時代なのにプリントは引き伸ばしレンズで行われてるみたいな勘違いしてる人多すぎません?きちんとしたラボなら、プリントの大きさに合わせてすべての写真は、今はRIP処理されてんです。

B0サイズ印刷でも1200万画素で十分 デジカメの画素数と印刷サイズ 必要画素数とは

中判デジタルが大政奉還する日?デジタル時代なのにプリントは引き伸ばしレンズで行われてるみたいな勘違いしてる人多すぎません?きちんとしたラボなら、プリントの大きさに合わせてすべての写真は、今はRIP処理されてんです。

さて、最近はストックフォト関係のことを書かずに機材のこと書き始めています。(=カメラ人気の凋落が言われてますが、WIN7やAMD RYZEN、北斗の拳ネタがカメラ機材の数倍のアクセスがある状態のなので、カメラの売上が悪くて当然)。

一般人は600万画素あれば十分、プロでも特定の仕事以外、1200万画素でほぼ問題ない。2400万画素は心配症のあなたに最適。と最近書いて、当ブログで高画素機は無駄キャンペーンをしてるのが癪に障る人もいるようです。

4Kモニターはだいぶ安くなりました。が、各サイトやブログでは、PCの4Kモニターを使ったアクセスは、いま時点ですら一%もない、あってもスマホの小さい4Kモニターでのアクセスという報告がよく見られます。

というお粗末な状態。65型だかの4Kモニター入れてみたけど使いにくいので、フルHD(2K=200万画素)のモニター三枚に入れ替えたなど笑えない話が伝わっている状態。

更に各種ネット掲示板という、特に創立者西村博之の遺産ならず胃酸で溶かされた、とある便所の中でのたうち回りながら消化されて汚物となりかけている、スペック話だけのカメヲタ君たちは(分析すれば、どこの掲示板も7日間くらい、同じネタを持ち出してあちこち回って質問釣りが趣味の暇人が巡回するので、住民はほぼ同一という話です)、B0ポスターとかいう話を持ち出して、1200万画素とか、2400万画素の今のカメラでは画素数が足りないとか言う理屈を展開しています。

ところで、デジタルカメラ使ってる先進的な俺というあなた、プリントは未だに引き伸ばしレンズでプリントしてると勘違いしてません?フィルムですら大部分はデジタルプリントの時代。プリントだけはアナログな世界のあなた?

作品展に出すような大型プリントは、きちんとした業者に頼みますよね。そして、きちんとした業者が持ってるのは、RIP機能を持つ業務用ポストスクリプト対応の印刷機で、あなた方が持っているプリンターとは別物なんです。文字をいくら大きく拡大してもギザギザにならないのが、ポストスクリプト対応の印刷機の特徴。

確かに低画素写真を、モニターで拡大すれば、低画素機の写真はぎざぎざになるし、あなたが個人用のプリンターでわざと30万画素とかの画像をA3とかに自家プリントすれば、きちんとしたリサイズ補正ドライバー(後に解説するRIP機能)やポストスクリプト形式のプリンタードライバーが組み込まれてないソフトとポストスクリプト形式非対応の民生用クラスのプリンターだとぎざぎざになるよね

しかし、一般人の使ってる10万くらいのおもちゃプリンター、もしくはもう少し上のインクジェットプリンターで底辺の印刷所併設なんちゃってプロカメラマンとは違い、高品質ラボの業務のプリンターには高性能の「画像最適化」装置RIP((Raster Image Processorポストスクリプトデータを、点(ドット)情報にラスタライズして、プリンタに送る)。メーカーによって名称が違う場合あり)が組み込まれていて(もしくはパソコン側でソフト制御)、自動的にプリントするサイズに合わせたリサンプリング、画素補完という拡大、最適補正作業を自動などで行っているんです。

「印刷前にRIP処理」
http://www.sezax.co.jp/monthly_up/vol_89.html

てなわけでNYタイムズが「高画素神話を打ち破れ」と題した記事で、600万画素400DPIのラムダプリントのほぼ全紙サイズの写真を、殆どの人が問題なく鑑賞していた、という記事はごく当たり前のことだったんです。

最近は上の記事にもあるように、専用のRIP装置ではなく、パソコンとソフトウェアでプリンターを制御する方式も用いられています。RIPは、ぶっちゃけポストスクリプト形式のプリンタードライバーなので、正確に言えば、一般ユーザーの使うパソコンの画像編集ソフトの画像サイズ変更により画素補完とは全く同じ機能ではないですが、フォトショップにある写真のサイズの拡大にもいろんな方式や、ソフトによってはサイズ変更拡大時のシャープネスのかけ方の設定まで細かくできるのがあります。RIP専用装置のように半自動で最適処理はできません、拡大の原理も違うので、慣れがいりますがが、RIP装置の一部は、真似事レベルならパソコン+個人用のプリンターでもできるわけ


*大型プリント用業務用プリンター専用のRIP処理用ソフト(ポストスクリプト形式で印刷する業務用プリンター向け)の一例

ImageHunter RIP Software

https://www.fujifilm.eu/eu/products/photofinishing/large-format-printing/p/imagehunter-photo-editionplus/

大型業務用インクジェットに対応の「ONYX-RIP」

http://www.jetgraph.jp/products/ripsoft/onyx/onyx10.html

エプソン大型インクジェットプリンター対応のRIPソフト「ソフトウェアRIP」

http://www.epson.jp/products/largeprinter/software/rip.htm?page=outside

高画素機で高感度撮影、ノイズレダクションだなんなのといじくり回して加工しまくった画像と、RIP処理されサイズ拡大された低画素機の写真と比べたら、ほとんど差がないなんて普通にあるどころか、RIP処理された低画素機の写真のほうが見栄えが良くなるばあいもあるよ。


*参考 ニューヨークタイムズの特集

”Breaking the Myth of Megapixels”

「高画素神話を打ち破れ」

http://www.nytimes.com/2007/02/08/technology/08pogue.html?pagewanted=all&_r=0

上の実証記事では、1670万画素のCanon EOS-1Ds Mark IIで各種画素数の写真を作り、 16インチ× 24インチ(一インチ2.54センチ)=40.64センチ× 60.96センチに引き伸ばしプリントをした写真を通行人などに検証してもらう実験でした。結果は(日本で言う全紙は45.7× 56センチ)であれば、500-600万画素のカメラで実用は十分。たいていのアマチュアはそれ以上のプリントをすることはまれなので(プロでも、99パーセントの仕事はこの大きさまでのプリント)、アマチュアがトリミングをしない条件であれば、600万画素以上の画素数は普通の写真では必要ない、という結論が出ています。実際はこの倍の大きさでもなんの問題もないのは、プリンターに組み込まれた、RIP装置の出力サイズに応じた画像変換処理性能の高さによるものです。

RIP処理は業務用の高価なポストスクリプトタイプのプリンターで行うので、あなた方の持ってる民生用プリンターでは、同じことはできませんが、一部分を近づけることは画素補完(RIPのポストスクリプト出力より、かなり荒い物と考えればいい)による画像拡大をうまく調整するなどでも行えます。


実際のポスターではDPIは75DPIとか、更に落とされるのが普通ですし(あんたの見てる200万画素のHDモニターは100DPI、40インチモニターでも、文字が若干なめらかでないなんて、よほどジロジロ見ないとわかんないよね?)、壁面ポスター600万画素機で作るのは大したことではないんです。

またプリントの際のDPIとカメラの画素数は、相関性はありますが、モニターで見るより許容度が遥かに高いので、計算して必要な画素数より実際はもっと少なくても全く問題ない。

とは言え、別に高画素写真が絶対にいらないなんてこのブログでは書いてないんですけどね。自分に必要な画素数のものを使うのが正しいわけで、高画素がかっこいいという理由で買うのはバカということ。大抵の一般用のジャンルなら1200万画素で十分。少ないとか思うのは盗撮でもしてんですか?ソニーのA7Sという1200万画素機は動画用に出されていると巷で流されている話はデマです・動画の業務機でPRORES録画ができないなんて、業務用ビデオとしてはお笑いで、A7Sは写真機メインで、なんちゃってそこそこ動画がおまけでやれるカメラ。

もちろん、元の写真の画素数がもう少し多いほうが、精神的に安心。また写真の内容によっては良い場合ももちろんあるので、2400万画素あれば心配性のあなたも安心。バランス・精神的にもこの画素数が一番。

予算が馬鹿みたいにかけられる顧客の要望があれば5000万画素以上あればいいということになりますが、5000万画素あれば安心なんて注文を受けられるのはプロカメラマンでもごく一部でまれです。また高画素機はブレや小絞りボケなどで扱いも難しくなります。メーカーは高画素機に最適なレンズと言って馬鹿高いレンズを売り込みやすくなるので、宣伝しますけど。

さてそのへんよく混乱。勘違いしやすい素人客をちょろまかそうと、プリントの印刷DPIと画素数を紛らわしく説明して、できるだけ金をぼったくろうという印刷所カメラマン(まあストックフォト会社もその一味ですね(苦笑))がいるようなので要注意。まあ、自分で出力サイズに最適化するRIP処理ができない、できる印刷機材(具体的にはポストスクリプト対応レーザー印刷機などのことね)がないから、そう言ってるのかなwwwww

街の安物プリンターしかない業者だと、RIP装置がないか、あるいは手動でRIPソフト処理ができるスキルがないところは、入校時にできるだけ高画素と言いたいでしょうね

それと安物のポストスクリプトに対応していない民生プリンターで、分割印刷のポスター印刷してる人とかもね。たしかに安物の民生機だと、画素数が少ないと、ギザギザの画像ができます。

*関連記事RIP処理など高度な手法でプリントしてない、街のプリント屋さんで低画素の写真をプリントしたらだめなの?


民生用の印刷機・プリンターしかない。もしくは旧型か予算、おまけにスキル的にRIP処理技術がない、できない、底辺さんは「画素数が足りない妄想」に一年中付きまとわれるわけです。まあマイクロストックフォトの顧客のような。大部分が底辺の顧客は「RIP処理って何?」と逆に聞いちゃうレベルかも知んないので、画素数宣伝は大事かもねwwww

日々の気軽なストックフォト用途に限らないフルサイズデジタル一眼カメラの適切な画素数とは

デジタルカメラ・ポスター印刷に画素数が足りない?必要画素数とは プリント用途ならフルサイズ2400万画素 APS-Cで1200万画素でいいんじゃないスカ まあ底辺カメラマン・底辺印刷所ほど無駄 に高画素機が必要ですかねw

*カメラ店とか、ピンボケ、ぶれてる写真や超低画素(100万画素とかね。画素数は少なすぎても良くない)で、できの悪い写真プリントになった場合、「画素数が少なすぎてこうなります」という説明をするところがあります。大量発注を安価にこなすためRIP処理ができる機材があっても、時間の都合で省いちゃったりしてるところは、できの悪いプリントの理由を画素数が足りないんですと説明するのが面倒ないから。


カメラ本体の画素数ばかりに目が行きがちですが、Brenizer Method, パノラマ撮影、ステッチ(=スティッチ)撮影など、画素数が少ないカメラから超高画素写真を作る技術も向上している今、画素数の熱病にとりつかれる前に自分が撮影する被写体やテーマに使いやすい画素数のカメラを選ぶのが正解かと。*こういう方式だと動いてるものはあ~とかいう、アホが出てくるんですが、高画素機はピントやブレにシビアなので動き物は高画素機になればなるほど画素数分を発揮できる撮影は多くなく、結局縮小してあらをごまかすことになるわけです。

シフトレンズの活用 ステッチ撮影 小型カメラ・低画素カメラで無理のない高画素写真を作る。一眼レフ用のアオリレンズやアダプターだとパララックスの狂いが合成の障害として生じる場合があるけど・・・

シフトレンズ(アオリレンズもしくはアオリ機能付きアクセサリー)ではなく、普通の交換レンズとパノラマ雲台、時として手持ちでPhotoshopのPhotomergeなどのパノラマソフトだけで高画質ポートレートを分割撮影から合成する方法

中判デジタルが無用になる日 ステッチ(=スティッチ)撮影の活用

 

シフトレンズ(アオリレンズもしくはアオリ機能付きアクセサリー)ではなく、普通の交換レンズとパノラマ雲台、時として手持ちでPhotoshopのPhotomergeなどのパノラマソフトだけで高画質ポートレートを分割撮影から合成する方法

アオリレンズのシフト機能を使った分割撮影で、中判がなくてもフルサイズデジタルカメラ(やもっと小さいサイズのカメラ)でモデルを分割撮影し、後から合成で一枚にすることでもスーパー高画質の写真は作れることを書いてきましたが。

アオリレンズや、パノラマ雲台とか言った機材がなくとも、人物がいる光景の写真と、人物がいない光景の写真と言った具合に、左右に分割して撮影し後からパノラマソフトとかで合成するだけでも、ぶっちゃけ結構うまくいくケースもあります(本記事後半で解説)。

でも、立っている人物を頭、胴体、足と言った具合に分割して撮影して、それを合成で1枚の写真を仕立てる場合、アオリレンズのシフト機構や、普通のレンズをつけたカメラをパノラマ雲台の載せて撮影する方法のほうが失敗は少ない。

アオリレンズのシフトを使わず、普通のレンズ+パノラマ雲台を使う場合。

パノラマ雲台を使い、プレートなどで視差=Parallaxを起こさない位置にカメラを移動させ、そこを起点にカメラを回転させ分割撮影を行い、後から1枚の写真に合成する方法です。

視差=パララックスを起こさない位置は、ノーダルポイント(Nodalpoint)と呼ばれますが、それの設定方法は、パノラマ雲台と呼ばれるものを使って探します。
以下の記事参照

「 Nodal Ninja3 MkIIを使ってノーダルポイントを見つける~業務向けの高品質な360度パノラマ写真の作り方を紹介【第3回】」
http://www.dronediy.jp/2016/01/nodal-ninja3-mkii360.html

パノラマ雲台ではなく、もう少しかんたんなノーダルポイント設定用のスライダーを用いて、ノーダルポイントを設定する解説は、前の記事でも紹介した

「Lightroom 実践力アップ講座 第38回 Lightroom CCでパノラマを使いこなせ」解説:湯浅立志」

http://shuffle.genkosha.com/software/photoshop_navi/lightroom/8909.html

の後半「合成の手間を省くためにできる撮影時の工夫」に解説が出てます

とはいっても、上に見るように正確なノーダルポイント設定が結構面倒で、きっちり調整したつもりが被写体の距離が違うと設定し直しとか、現場でぶっつけでノーダルポイント確認することも多くなります(遠距離(200メートルくらい)になるほど、適当か、まったくなくてもソフトの進歩で勝手に補正してくれるので大部分のケースでかまわないのだが、近距離でごちゃごちゃしたシーンになればなるほど、ソフトウェアで合成失敗する確率が高くなるので、撮影時にノーダルポイント設定をきちんとスべきケースが多くなり、設定が難しくなる)、忙しい撮影スケジュールだと、ほぼアバウトにノーダルポイントを決めることが多くなります。逆に事前に使うレンズのノーダルポイントがはっきりわかれば、アオリレンズのシフト機能より手っ取り早い場合もありますし、アオリレンズのステッチ(=スティッチ)で分割するやり方とは、出来上がりの合成写真は、背景の圧縮具合が違ってきます。

Creative Ways of Using Stitching (ステッチ合成の創造的なやり方)
12 Mar 2013
http://blog.reallyrightstuff.com/creative-ways-of-using-stitching/

には、モデルを頭から足まで五枚撮影し、合成した例がでてきます。

the Brenizer Method(Brenizer(http://ryanbrenizer.com/)という人が広めたのが呼び名の始まり。原理自体は19世紀から考案されていたが、アナログフィルムの時代は手間がかかりすぎて広くは使われなかった)と呼ばれる手法があります。

パノラマ雲台を応用(近距離になればなるほど手持ちは避けた方がいいが、実際のロケとかでは時間制約から手持ちで行われること多し)して、標準から中望遠レンズの開放あたりの絞りを使って、あたかも超広角の開放絞りでとったのように、しかも背景が望遠の圧縮効果で大きく見えるように見せかけるわけ(広角レンズで撮影した場合背景はもっと小さくなっちゃいます)。

人物以外の風景も大きく取り入れる場合、写真30枚ほどのステッチ分割撮影をノーダルポイントを設定したパノラマ雲台を用いて行い、広角レンズの24mm1.4とかでは絶対出せないボケの世界を演出する技法です。もちろん、中判無しでの高画素写真を作れるメリットもありますが、30枚の分割撮影をモデルが止まってくれている間に行うわけで、プロのモデルでも静止してるのは30秒位。手際よくやるのが必要。


アオリレンズを使う場合でも、同じようなボケではないですが、シフトと同時に逆ティルトをかけることで、広角レンズで絞ったまま、被写体以外をうまくボケさせることは可能です(背景は小さくなりますけど、練習がいる)。

広角アオリレンズ(Canon TS-ECanon 24mm ts-e f/3.5 II、45mm TS-E)で、ティルト機能で意図的にピントの位置をずらし被写体以外はボケるようにした例は下の記事など。
Creating Artistic Portraits Using A Tilt-Shift Lens June 19th 2016 1:00 PM

Creating Artistic Portraits Using A Tilt-Shift Lens

広角ティルトレンズの場合は、圧縮効果がないので、背景がビヨーンと間延びしますね。これはこれでいいのですけど。

また、アオリレンズならではの描写があり、下の画像のように手前のカップルと、後ろに離れた石垣にのみピントを持ってくる写真は、アオリレンズのティルト機能があってこそできる写真ですね。

http://www.slrlounge.com/wp-content/uploads/2016/06/jay-cassario-tilt-shift-4.jpg

(↑直リングでの画像インライン表示は不正利用ではないと日本の裁判所では判例がありますが、ネチケット的にインライン表示は、さけました。Youtubeみたいに向こうでインライン表示拒否設定をユーザーが選択する場合はともかく、そうでない場合は、個別に判断してます。サウザーネタみたいに相手の宣伝になり、向こうの利益にもなる、画像は小さい低画質のものと判断出来れば画像インライン表示することもあります)

 


ただし、Brenizer Methodは、撮影現場での制約から、パノラマ雲台も用いず手持ちで行うことも結構ある。モデルが止まっていられるのはせいぜい30秒ということを考えれば、3~5枚撮影ならともかく、30枚近くの分割をパノラマ雲台で行うのは逆に難しいから。視差=パララックスは被写体との距離が近ければ近いほどシビアになるので、手持ちの場合はモデルからある程度離れたほうがいいといえますね。


できるだけ失敗しない(特にパノラマ雲台を使わず手持ちでやる場合に重要)Brenizer Method(主にポートレートなどの撮影に用いられる)合成パノラマ撮影のコツは、

1)できるだけメイン被写体の前にじゃまになるものを入れない。

2)カメラを若干回転させるので背景のパースが変わりやすいので、背景をぼかして合成ソフトが多少失敗しても、ごまかしやすくしておくのが良く(あるいは単純な白バックなどを用いる)、絞りは開け気味のほうが成功率は高いようです。

3)中望遠から望遠レンズを使う フルサイズだと85mm使う人が結構いますが、失敗を減らすにはフルサイズカメラで100-200ミリくらいの望遠が最適。まあ、宣伝にヨンニッパ使ってる人もいましたがw手持ちの場合、長い望遠レンズを使うほど、視差=パララックス(Parallax)による合成失敗の確率が減る。逆に広角レンズになればなるほど三脚(トノーダルポイント修正がなされたパノラマ雲台)を使う方がいい→手持ちでは広角レンズ利用は距離が近い場合避けた方がいい

4)合成する隣のコマと、50%くらいの部分が重なり合うのが望ましい

5)PhotoshopのPhotomergeなど機能で合成する際、自動は選ばず、Cylindrical(シリンダー、円筒形)を選ぶほうがエラーが少ない(*この点はAUTO=自動の方がいいという人もいますし、フォトショップよりパノラマ専用ソフトのほうが精度が高いし、調整も楽と議論があります。自分の経験ではフォトショップより、パノラマ・ステッチソフトであるPTGUIのほうが精度も高いし、合成間違いをポイント指定で修正する機能など、レイアーをちまちま動かして修正するフォトショップより優れていると思います)

6)絞りは開放に近い絞りを選べ=あまり絞るな=明るい単焦点が望ましい(Brenizer Methodは広大な光景の中のポートレートを意識した場合に有効な撮影法なので、背景が飛ばすのが望ましいからということもありますが、手持ちの場合、どうしても起きやすい視差=パララックス=Parallaxの狂いや合成のちょっとしたエラーが、細かい背景の場合でやすいのをぼかしてごまかせる)ただし、絶対じゃないですので絞っていいいかどうかはケースバイケースで考えましょう。

7)ピントはメインのモデルなどで合わせてから、MFでピントを固定して分割撮影をする。モデルと離れたところから撮影し、もう一度モデルのところまで戻って来た時、手持ちゆえ狂ってないかもう一度ピントを確認。

8)露出は全コマ同じ露出でマニュアル固定。

 


実践方法の解説は

5 Steps to Rock the Brenizer Method. A Post By: Danielle Ness
https://digital-photography-school.com/5-steps-to-rock-the-brenizer-method/

さて、Brenizer Method実際はアオリレンズでもない普通の85mmレンズで、分割撮影して行われることが多いわけで、以下の動画に実例が手短に要領よく解説(引用ではなく、インライン表示です)、

(以下のシリーズは説明がかなり冗長ですね。)

この方法の場合、手持ちで撮影した場合、ミスでかけている部分が出るのは普通で、実際に合成素材撮影がうまくいったかどうかを確認するため、パノラマソフト=かPhotoshopを入れたノートパソコンを現場に持ち込んで、撮影後実際に合成できるかどうか確認できるようにした方がいいでしょう。

他にも手持ちで分割撮影→合成した例です

How to Make a Panoramic Portrait by Casey Cosley
March 13, 2017
http://blog.creativelive.com/creativelive-challenge-panoramic-portrait/

手持ちでさっとやっただけなので、背景の樹木が若干へんになってますが、ボケてる部分なので、目立ちませんし、言われなきゃ気が付きませんね。

 


シフトレンズの活用 ステッチ撮影 小型カメラ・低画素カメラで無理のない高画素写真を作る。一眼レフ用のアオリレンズやアダプターだとパララックスの狂いが合成の障害として生じる場合があるけど・・・

アオリレンズ その2 ティルト機能編 弘法は筆を選ばず レンズベビーの活用 レタッチソフト機能による代用 (おまけの応用)シフト機能を応用して中判いらずの超高画質撮影

Hugin無料のパノラマ作成スティッチ(ステッチ)ソフト

アドビストックが安定して売れる? Adobe StockというFotoliaブランドに写真が売れるという勧誘

とかいうネット上の怪聞情報が多くなってきています。アドビが自分のストックフォトにカメラマン・イラストレーターをかき集めるためのステマ工作がささやかれているのが現状です。

アドビがフォトリアが買収した当初は、フォトリア現経営陣の過去の所業から、多くが改善されると期待した人も多かったのですが、ごく一部でしレット条件が良くなったように見せかけただけで、フォトリアを解体して、移行させるつもりのAdobe Stockでは、大改悪に突き進んでいます。

GettyimagesとIstockの数々の行為が目立ってたたかれるので、矢面に立たなくてよい機会が多い部分、陰で、しレット強欲と呼ばれるGettyやIstock以上のことをやっている疑惑があるのがアドビストック。(ストックフォト業界で、カメラマン側からもっとも人気があるのは、Istockの創業者Bruce Livingstone(今現在はIstockを追い出されてStocksyUnitedを立ち上げて経営陣)他人に強制しないという立場でShutterstockのJonが中立、FotoliaのOlegはカメラマン側から悪党と公然とののしられることもあります。どこかのいいたい放題の社長だった夢を追う人は、察してあげましょう(笑い))

Fotolia=フォトリア買収後、アドビがやってきたことは、実際は強欲と批判されるGettyimagesやIstock以下であることは明白なのは

1:フォトリアではランクが上がれば、単品買いは最高63-65パーセントの報酬まで上げることが可能になっていたが、アドビはこれを33-35パーセント固定にした

2:フォトリアでは写真イラストを単品買いしないとエクストラライセンス(強化ライセンス)が買えなかったのを、アドビストックでは、定額マンスリーパックで激安で買った写真・イラスト素材でも強化ライセンスがかえるようにした。(一部のプロ作家の作品のごく一部は別扱いでプレミア価格ですけど)

3:フォトリアではサイズに応じた単品買いで、それなりの価格で売れることもあったが、アドビでは単品売りは廃止。最大サイズ3枚3000円ほどのパック売りしかしなくなった。

4:他の会社では激安の月間サブスクリプションとか、定額制(定期契約)とか呼ばれる安売りプランで購入したものは、ダウンロード一年後までに使用とか(shutterstock)、契約が終了して30日以内に利用しなければならない(Istock, Pixta, ピクスタ)とか、安い分だけ使用期限が決まっていて、その期間内で使えなかったら新しくデザインを作る場合もう一度ダウンロードしなおさないといけない仕組みです。というわけでShutterstockやIstockの人気作品は、定額制とかいう安売りで買われた場合、使用できる期間が短いため、何回もダウンロードされてきたわけ。

でも、FotoliaやAdobeって、激安パックで買ったときの使用期限どこに書いてあるのかな?
https://jp.fotolia.com/Info/Agreements/TermsAndConditions#3.
『6.3 お客様は、お客様の定期契約期間が終了した後も、本契約の条件に従って作品を使用し続けることができます。 』(フォトリアから引用)

なんと、激安契約で買った写真は、フォトリアの場合そのまま使用期限無く使えることになっちゃうw使用期限が切れたら、もう一度ダウンロードしなきゃいけないShutterstockやIstockでは、一度ダウンロードされた作品が、その後も同じ顧客がダウンロードする可能性があるけど、フォトリアは× これって、素敵な会社?投稿側からすれば極悪商人でしょw

さてADOBESTOCKではどうなるかな
https://stock.adobe.com/jp/license-terms
『また、ライセンスに有効期限はありません』(アドビ利用規約から引用)
としか書いてないので、AdobeStockで激安パックで購入した場合も、ShutterstockやIstock, Pixtaのように「激安ですから有効期限があります」という規約はなく、そのまま使い放題という、まさしくカメラマン・イラストレーターには鬼畜の、残飯アサリの貧乏客のための規約じゃないですかw

AdobeStock, Fotoliaのクレジットが入った記事を見かけたら、[乞食触媒だからアドビ使ってんのね]とわらってあげましょう。


アドビストックでは、投稿者はクリエーターじゃなくて、カメラマン・イラストレーターは「お客さん」なんだってw

クリックしてAdobe_Stock_Contributor_Agreement-ja_JP-20160721_1200.pdfにアクセス

『Adobe Stockコントリビューター契約Adobe.com利用条件への追加条』

「お客様はWebサイトからお客様の作品をいつでも削除することができます。ただし、作品のうち100点または作品の10%のいずれか多い数を超える作品を、アドビに対して90
日前までに書面で通知せずに任意の90日間で削除しないことが条件となります。」(Adobe Stock規約引用)

投稿カメラマンなのにお客様って扱いって、アドビストックって不思議な場所だね。まあ、儲からないのにわざわざアドビだけが儲かるシステムに『僕の写真でも売れる』と協力するカメラマン。イラストレーターはカモねぎで、たしかにお客さんですねw


フォトリアがお勧め?ストックフォト会社とネットステマ カルト文化としてのストックフォト 

ストックフォト写真販売をあおってアフィ副業収入を得るブログが盛んな2017年になりそうです

AdobeStock & Fotolia 不正販売について『削除したからオレあとしらね』と原著者に告げる

2017年 ニートカメラマンが職業カメラマンと自称できるアリバイに好都合な 投稿型ストックフォト業界 いいたい放題 金閣寺写真素材消滅?

フォトリアの統合を進めるアドビ・ストック、高額写真のストックフォトコレクションを準備中

Fotolia 2019年11月で閉鎖と公表


Istock定額使用契約からの引用

http://www.istockphoto.com/jp/legal/license-agreement

コンテンツ使用の期限または終了日はありません。ただし、唯一の例外として、定額使用契約によってダウンロードしたコンテンツを定額使用契約終了後30日以内に使用しなかった場合があります。詳細は、第8項を参照してください。

 

一ヶ月契約のみ定期契約で一ヵ月後に解約すると、定期契約で安く仕入れた素材の使用期限は、契約が終了して30日以内なのがIstock。


かつて低価格ストックフォト市場で世界第二位だった、コロンビア生まれのアンドレス・ロドリゲス(ANDRÉS RODRÍGUEZ) 写真販売の副業が稼げた時代の成功談 ネットで写真を売る副業の黄金時代の人からの警告

米国低価格ストックフォトShutterstockのIstock化=報酬ランキングの変更などが予定 まあ、参加者がいつまでも条件のはるかに悪い会社にもしょんべんバラマキ分散登録やってれば、どの会社も投稿者の待遇下げないと生き残れないよね

2017年 ニートカメラマンが職業カメラマンと自称できるアリバイに好都合な 投稿型ストックフォト業界 いいたい放題 金閣寺写真素材消滅?

Fotolia, Adobe Stockで長年大々的に売られてきた「金閣寺」写真がようやく消滅。

Fotolia, Adobe Stockでは報道・エディトリアル写真(Editorial)を受け付けない方針なので、金閣寺の写真は商用素材写真として長々展示販売されていたわけです。これ完璧に撮影販売許可ありえないことで、アドビは長々道に向かってションベんしていたといわれても仕方ない。

エディトリアル・報道とか言い訳しても、ニュース報道にふさわしいイベント、事件、事故を記録した現場が原則で、平日のスナップが(特にインターネットという誰でも見れる場所で値段まで展示する、オンラインのストックフォト会社の場合、不特定多数が誰でも買えて即座にダウンロードできちゃう市販と同じで商業撮影の隠れ蓑といわれても仕方ない)合法となるかはまったく不明なことが多いです(ストックフォト会社側がとりあえずの逃げ口上にできるだけ)。業界の便器とか陰口されるピクスタとかはあるかもw(使用目的と期間・使用方法を申請しないと受理されない)RMライセンス扱いなら、ストックフォト会社が言い訳できる余地が増えるので、RMライセンス素材でなら受け付ける場合があります)。会社によっては、撮影した時点で報道関係者であった証明(当日の取材許可証や報道機関の社員証)がある場合のみ、エディトリアルとして受付、一般参加者からの登録は認めないときがあります。

さて、長年の金閣寺での売上についてはどう処理したのかな?アドビサービスに加入、購入すると、あたかも「金閣寺の写真がもらえる」みたいな販売キャンペーンずっとやってたよね?アドビwネットの運営関連の法律では、会社側の責任は「知りえないと考えられる合理的な状況・理由」がある場合のみ免責とされます。プロ向け商用素材とか言う宣伝文句があったような気がしますが、ストックフォト商用素材専門会社名乗って知らなかったってどういうことよw誇大広告ジャン

というわけで、商用素材写真の販売を認めていないことで有名な金閣寺の写真が、フォトリア時代から長々日本法人まであり、クリエーターに権利関係セミナーまでやっているアドビが[知りませんでした」で済む話だったのか、アドビは自社製品権利侵害で訴訟とかやってますが、他人の権利はだんまりで済ますのかな?少なくともフォトリアをアドビが買収して、半年くらいまでには掃除しておくべきなのに、長々販売させていたのは?

あいも変わらず、銀閣寺の写真があるよね、フォトリアやアドビでは、エディトリアル扱いの写真や動画は受け付けない規則なので、あそこで載ってる銀閣寺の写真は皆商用素材写真だよなw

また撮影地や撮影日時を伏せて販売されている「エディトリアル写真」や動画は、特定の場所の特定の時期の正確な記録であるべきで、エディトリアルとして売られる正当性がありません。その場で演出をした写真や動画もエディトリアルではありません(風車事件という著作権侵害では、報道と言い訳したNHKが敗訴して賠償金支払い)。正確にありのままを記録・撮影現場の詳細な情報を付記するのがエディトリアル写真や動画です。


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「邪魔するやつは指先ひとつでダウンさ~」とアニメ版北斗の拳のテーマソングにありました ストックフォト世紀末伝説

上の中段

踊る阿呆にみる阿呆 踊った挙句に利益は掠め取られる

(風車写真事件)NHKがドキュメンタリー番組で、写真を故意に動かして意図的な演出道具として使っていたということで、ありのままが原則の報道の目的とはいえないと、写真利用料支払いを命じられた風車事件の判決

Shutterstock, British National Trustから怒られて、無許可写真販売展示を撤去

Shutterstockでは報道など用のエディトリアル写真を受け付ける建前です。そしてエディトリアル写真と言い訳して、大量の撮影料万引き、さらに違法スナップ写真を、事実上デジタル絵葉書販売させていたShutterstockの話題 英国から違法状態を認識できないのかとおこられるまで、良識ある参加者たちからの指摘を頑として無視していたのが真実らしい。なお、金閣寺については現時点で拡大中。