SONY (ソニー) FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM: フルサイズで67mmフィルターを何枚か重ねてもけられない:ボケ質の良好な超広角大口径単焦点【海外レビュー】
米国のKen Rockwell
Sony 24mm f/1.4 FE GM Full-Frame E-Mount (2018-) World’s Best 24/1.4: Sharpest, best bokeh, lightest, least expensive & more!
https://www.kenrockwell.com/sony/lenses/24mm-f14.htm#filt
67mmフィルター 薄型でなくても良く、何枚か重ねてもフルサイズでケラレが出ないんだ
と、当サイトが私的には重視する性能が高いのは五十丸
spherochromatism (longitudinal Chromatic Aberration)は、開放でごく僅かにある
https://www.kenrockwell.com/sony/lenses/24mm-f14.htm#bokeh
ボケは、Superb 最高レベル 24mmレンズでのボケは、奇妙なものになりがちだが、このレンズはとろけるようにボケる ソニーは非球面レンズにXA技術を投入した成果が出て、、
歪曲収差は非常にすくなく、カメラ側での歪曲収差補正をオフにしても、かまわないくらいだ
コマ収差も殆どない *コマ収差が出ると感じたら、ピントを周辺にきっちり合わせよう、コマ収差はなくなる
11枚円形絞り
AFは早いが、俊足ではない
フォーカスブリージングは僅かにあるね
Serial Number=製造シリアル番号を、シールでベタっと貼り付けてるだけというのは、ソニーがGMレンズとしてブランドとして売る以上、認められるやり方ではないよね
(*当ブログ:ミラーレス用のあたらしめの有名メーカーのレンズはこの種の姑息なコストカットが、高級ランク、あるいは割高のレンズにも平気で出てくるんです。ニコンZマウントみたいにいい値段がする50mmマクロレンズのマウントが、真鍮でなくて、安いアルミニウムとかw各社値段に見合った作りになっているかをチェックする時期かと)
https://www.kenrockwell.com/sony/lenses/24mm-f14.htm#rex
While the 24-105mm (or 24-240mm) is the best general-purpose lens, this lens is better for low-light motion and action, better if you need to defocus backgrounds or foregrounds at 24mm, 24-105mm (または 24-240mm) が最適な汎用レンズですが、このレンズは【明るくない】低照度での動きやアクション【撮影】に適しており、背景や前景を 24mm でデフォーカス【ボケさせる】する必要がある場合に適しています。
と、どっちかというと、必要な人だけが買う特殊レンズのように書いています
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Review: Sony FE 24mm 1.4 GM
*https://phillipreeve.net/blog/review-sony-fe-24mm-1-4-gm/
A7IIIでのテストでは、問題ないようにみえるが、A7RIIでのテストでは、像面湾曲によるピント位置が部分によって異なる現象を見出した(*当ブログ補筆:カメラ側のセンサーの前にある保護ガラスやマイクロレンズ、ローパスフィルターの違いによる、周辺と中央の位置のピントズレが起きたものかもしれない)
最短撮影距離では、中心と中間部はF1.4からシャープだ、隅っこはF2.8まで絞ると改善し、それ以上絞っても変化はないが、すごく良い水準となる
コマ収差 開放から少なく、一段絞ると解消 星空の撮影では開放付近で色収差が目立つが、この種のレンズの中では良い方だと思う
歪曲収差 僅かな樽型だけ、補正しなくても特に気にならないだろう
逆光 極端な条件でテストすると、派手なゴーストフレアーが出るサンプルを上げておくが、通常の大部分の状況では、もっと逆光性能はいいと念を押しておく
周辺減光 F1.4でー2.8EVで、F2.8で-1.9EVだ ひどいようにも見えるかもしれないが、ミラーレスカメラの単焦点交換レンズとすればこんなものだ(*ブログ補注 カメラ側で電子的に周辺減光を補正することが主流になったので、一眼レフ用の交換レンズに比べ、周辺減光を諦めて他の収差補正を重視するようになった)
ボケ ソニーGMレンズはピント面での球面収差をゼロにし、後ろ側のボケた背景部分の球面収差spherical aberrationを増加させて、なだらかなボケを実現させているとみられるが、どうやらこのSony FE 24mm F1.4 GMにもこのボケの仕組が採用されているようだ
ソニーは高精度非球面レンズXAの採用で、非球面レンズを使ったレンズで出やすい玉ねぎボケ(Onion Bokeh年輪ボケ)を抑制しようとしている
極端に明るい場所での前ボケに玉ねぎボケが出たが、これは気にしなくていい。
2000枚ほど撮影した中で数枚玉ねぎボケが出るのがあったが、半身ポートレーrとの撮影距離だった
倍率色収差は、カメラやソフトの補正を入れると目立たないが、切るとはっきり見える
軸上色収差は F2.8で解消
この種の24mm F1.4と言ったフルサイズ機での大口径広角レンズは、
このテストに参加したBastianさんによれば
- Astrophotography (if Coma correction is really good)
- Environmental portraits (watch the distance to the subject)phillipreeve.netより
星景撮影や、環境の背景を取り入れた、ポートレートに向いているとしています
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大きな風景の中で、小さくモデルが、ぽつんと立っているようなポートレートで背景をぼかしたいなら、分割撮影で合成というパノラマ撮影などで使われているBrenizerやステッチ撮影テクニックを、超広角大口径レンズの代用に使うのも、遠近感は異なるが、あるいはあり
写真の場合
望遠レンズで何枚も分割撮影し、後からパノラマ合成と同じ形で再構成するBrenizer Method(建築撮影などでよく使われる分割ステッチ撮影の類)を用いる方法もあります このほうが、失敗するのがチョロチョロあるデメリットがあっても、ボケが稼ぎやすい
The best lenses for Brenizer / Bokehpanoramas
*https://phillipreeve.net/blog/the-best-lenses-for-brenizer-bokehpanoramas/
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この24mm 1.4レンズというのは
主に星景や、夜景などのためにあるようなもので、
一般的にはもっと小さくてすむ、F2.8やF4ズームなどのほうが、使い勝手が良い
とは言うものの、景色とモデルをうまく組み合わせれば、広角レンズなのに、背景がやや薄くボケる 独特の表現のポートレートができるこもあります
ただし、フルサイズでの24mmはF1.4とF2くらいの差では、劇的にボケが大きくなるわけではないので注意 二段くらい差があっても、あまり大差がないともう人もいるでしょう
Youtubeを通じて、日本で一躍有名になったYoutuberの、AUXOUTさんが、このソニー FE 24mm F1.4 GMを使ったビデオをYoutubeにのせていますが、F1.4という数字からはずいぶん控えめなボケのことが多く、大きくボケが出るのは、モデルとの位置が近いときだけと、かなり効果が限定的なので、買うのはよく考えてからにしましょう。
ハマれば、以下のように独特な広角ポートレートとなりますが、
bye bye baby.
Sony FE 24mm f/1.4 GM, 1/500 f/1.4, ISO 100
*https://www.juzaphoto.com/galleria.php?l=en&t=3837349
City girl
Sony FE 24mm f/1.4 GM, 1/640 f/1.4, ISO 500, hand held.
*https://www.juzaphoto.com/galleria.php?l=en&t=3601519
24mm 1.8クラスでも、ボケに評判のあるレンズなら大差がないこともナノが、迷うところかもですね
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24mm F2.8レンズでも、ボケが良いとされるTamron 24mm f/2.8 Di III OSD M1:2なら、撮影距離によっては、ボケに劇的な差があるほど違いがなかったりしますし
Tamron 24mm f/2.8 Di III OSD M1:2, 1/30 f/2.8, ISO 160, hand held.
*https://www.juzaphoto.com/galleria.php?l=en&t=3472722
Sony A7 III, Tamron 24mm f/2.8 Di III OSD M1:2, 1/1250 f/2.8, ISO 100, hand held.