スローシンクロ(低速シャッターと発光時間の短いストロボの同時利用)で、水上ボートなどの動きのダイナミックな動きを表現【Youtubeで学べる撮影テクニック】ブレを表現に活かす
投稿者: 5190343667gg
1/15秒や、さらに8秒、30秒といった、遅めのシャッタ-速度を用い、被写体などをブレさせて、動きや、滑らかさを表現するのも、写真では普通ですが
下のような高速のボートを撮影するとき、1/15のようなシャッター速度で撮影しても、ボートがブレブレに写りすぎることがあります
ブレすぎを抑える手法の一つとして、ストロボを同時にたくという方法があり、
上のボートの撮影では、1/15秒というスローシャッターと同時に、数千分の一から数百分の一秒の非常に短い時間発光する、ストロボを発光させて、ボートのぶれ方を減らすテクニックで撮影
動画6:03あたりから、この撮影は、カメラに取り付けたクリップオンストロボの照射角を、広角にセットして撮影したということを解説
右側のボートの船首部分は二重線のようにぶれていますが、ボート本体の形は認識できるくらいに、ブレを低減できています ボートに乗る人々の顔も、ストロボ発光がなければ全く識別できなかったでしょうが、同時にストロボを焚いて一瞬動きが止まった顔も、ぶれている写真の中にブレンドされて残るため、人々の表情もわかるようになっています
まあ、写真全体としてはぶれた写真となるわけですが、高速で動くボートの表現の写真としては正しい
という
ブレも写真の表現の技法という、クラインが提唱した表現法とも言えますかね?
このKarl Taylorのサンプルは、距離が近い高速ボートなので、1/15秒のシャッター速度が選ばれましたが、もっと動きの遅いものなら、もっと低速シャッターをつかうのがうまくブレが出る
まあ、シャッター速度を遅くして、発光時間の短いストロボを発光させ、独自の動きを再現するのは、古典的なテクニックですし、動きを出す以外にも、低速シャッターで動きを止めるためにもストロボが用いられることも普通なので、応用を含め、色々解説記事がありますが
紹介
玉ちゃんのライティング話
第24回 スローシャッターを使った表現
解説 : 玉内公一
2011年10月04日 玄光社
https://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7913.html
スローシンクロすろーしんくろ
キヤノン
【阿波おどりの撮り方③】ダイナミックな「男踊り」はスローシンクロで動感を引き出す
2018/8/8 8:00 CAPA
https://getnavi.jp/capa/special/258223/
第134回 イルミネーションと人物の関係今日から始めるデジカメ撮影術
2010年11月25日 11時00分 公開
荻窪圭,ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/dc/articles/1011/25/news021.html
スローシンクロ
https://aska-sg.net/glossary/pages/sa/surooshinkuro.html
ニッシンデジタル Nissin Digital