風景写真、長時間露光=スローシャッターは積極的に使う:月夜の海岸での撮影をイギリスの写真家がYoutubeで解説

投稿者: 5190343667gg

英国のKarl Taylorは、商業撮影の傍らオンライン教育にも熱心で、有料コースへのいざないに、無料動画もYoutubeにあげていますが、彼の無料動画だけでも初心者ときにはベテランにも、結構役立つ事が結構あります

さて、他の動画でKarl Taylorは、風景撮影についてよく間違いやすいことを注意点としてましたが

Youtubeを見て写真上達:英国のトッププロが風景写真5つの間違いを指摘【学習動画】写真がすぐ上手くなるという囁きに惑わされないように

よく間違うこととして、動きを止めようとシャッタースピードを早くする方に、撮影者が関心を向けてしまうことを注意していました

風景撮影で平凡さを避けるには、意図的に30秒やそれ以上のシャッター速度を使うことで、平凡になりがちな写真を改善することを

月夜の写真で解説するのが下

Photography Under Moonlight with Karl Taylorカール・テイラーと月明かりの下で写真撮影

7年前の動画で、使っているのは一眼レフ 

いつもは超大型アルミ三脚(Manfrotto 058B)を持ち出す、Karl Taylorですが、今回は小さめの三脚が登場。動画2:18で、足がワンボタンで、伸びるので、同じマンフロットのNeotec Pro 458Bでしょう。三脚はその時の状況に合わせて何本か持つといいので、Karlも必要なときは小ぶりなものを使う 雲台は自由雲台ですね このときは軽くしたかったんだろう

動画1:52 月はものすごく早く動くので、スローシャッターの長時間露光をすると、非現実的な印象を与えるんだ

動画3:05Shimmering(きらめく)月明かりの撮影には30秒あればいいんだが、僕はもっと露出を長く、15分とか、30分、多分もっと長くすることもあるだろう

動画3:32 見本写真 ISO 100, F8 シャッター速度30秒 

(当ブログ補足)長時間露光で、月が動くことで、より大きな光源に見え、海面もスローシャッターにすることでよりなだらかになるのがわかりますね。初心者だと、動きを止めるのは良いことだと考えがちなので、感度あげて高速シャッターとかやるので、月のあかりがにじまず、海面もなめらかに見えず、平凡な月と、波でざわつく海面写真になりがちなのを、スローシャッターで誤魔化し、改善するわけです。 また、止まっているのが写真ですが、動きがあるように錯覚させ効果があります

月夜の撮影のみならず、夜明けや日没の太陽の沈む光景でも、太陽をにじませるために30秒とか長めのシャッター速度を使うことがあります

Karl Taylorは、月の位置がもっと良くなる時間をじっと待ちますが、予測を外して月が思ったところに行かなかったので、第2次世界大戦中にドイツ軍が建築したトーチカの撮影に移行しますが、本記事では割愛

なお、長時間露光でManfrotte Neotec Pro 458Bという、やや華奢な三脚ですが、高さが少し低めの三脚なので、Karl Taylorはエレベーター伸ばして使っていますね 風景写真家には、三脚のエレベーターはブレの元と、使わない人もいますが人それぞれ


少しシャッタースピードが控えめすぎるような気がしますが、比較参考記事

スローシャッターで創り出す幻想の風景写真|八木千賀子

八木千賀子

2023/06/03

https://www.kitamura.jp/shasha/article/landscape-13-20230603/

幻想的な海の風景を作り出す“シャッター速度”は?

キヤノン

https://ptl.imagegateway.net/contents/original/phototech/lesson03.html