弱体化するニコン:売れ筋だった入門一眼レフNikonD5600 D3500生産終了

投稿者: 5190343667gg

2018年のミラーレスカメラとZマウントカメラの投入で、従来の光学一眼レフカメラとそれ用のFマウントレンズが中古市場に流れ、暴落した状態となったニコン。

しかもミラーレスが主戦場と言いながら、投入したNikon Z6, Z7, Z50は以前のニコンから考えたらさんさんたる販売台数。ニコンは長年のナンバー2から、No.3に転落

そんな中でも、ニコンの廉価一眼レフD5600は、ミラーレスも含めてのレンズ交換式カメラ市場で、売上が一位にランクされているなど、ニコンの宣伝塔でしたが。2021年1月、Nikon D5600は生産終了しました

https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d5600/

気になるのは、さらなる入門機、Nikon D3500は、D5600より新しい機種で、そこそこ売上ランクに顔を出していたのが、これも生産終了にしたことです。

ニコンは、ミラーレスカメラのZ6、Z7などのZマウントシステムの投入と時を合わせて、従来のFマウント一眼レフの最廉価機・D3500を投入したのですが、これもD5600と合わせて生産終了

https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d3500/

普通、将来的に廃止予定の、旧規格のマウントとかのブランドを縮小していくのは、キヤノン、ミノルタやオリンパスがかつてやったやり方

1:最高級機ラインを減らし、

2:中級機から入門機のみ新製品を出し、

3:最後は入門機だけ残す

というのが普通なので、いきなり入門機から廃止していくニコンは、もうあきませんなw特にD5600とD3500は色んなサイトの売上げランキングの上位にひょいと顔を出す、ニコンブランドの宣伝にもなっていた機種なので、さすがアホのニコンはやることが違うとか、言い出したくなります。

ニコンの場合、一眼レフ用のFマウントカメラはまだ超望遠でのAFの反応の良さがあるので、最高機種のD6とかはまだ続くのはわかりますが、初心者に買いやすい安値のD5600、D3500を真っ先に潰したのは、ニコン自体が、Fマウントは終わりです、かうなよ

とか言っているのと同じですね。Fマウントレンズも超望遠レンズ以外今後は新製品は出ないでしょう

で、D5600やD3500を廃止したら、より高価な上位機種D7500とか、あるいはミラーレスカメラのZ50を買うか?と言ったら、割高なニコンZシステムのミラーレスカメラは、他社に比べて魅力が少ない。同じ一眼レフの上位機種D7500はちょいとしたお出かけに持っていくには重い。

ニコンのFマウントがだめなら、ミラーレスに行くとするなら、ソニーかキヤノン、あるいはフジに乗り換えて終わりでしょうね。

ニコンは徐々にシェアを減らしていくでしょう。

とは言っても中古でニコンの一眼レフ用Fマウントレンズは暴落だし、カメラもしかりなので、安く機材を仕入れるならニコンFマウントで、中古で安く仕入れて、壊れるまで使うという話なら別にありですが。ただし、ニコンそのものが必死にFマウントもう買うな、Zマウント買えとか口に出さなくても実際には煽ってる状態なので、もう少し買い叩ける値段になるのを待ってもいい