日本伝承食品 (NDS) 蕎麦 800g
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日本伝承食品は九州の小さなビルの一室で、各メーカーからの取次をやっている商社なので、この製品がどこの会社で作られたかは不明。各製品は九州の中小メーカーで作られているんでしょうが、同じ商品でも、途中から製造メーカーが変わるということもありえます。
実売価格で250円から~300円前後なので、スナオシのキャンドウで扱っている400グラム100円(税別)と同じ価格帯、あるいはちょい高い、であるので、品質的にはあまり期待すべきものではない。
ネットには、この値段のそばが「5割蕎麦で無いからダメ」というのもいるが、この値段ならそんなのは実現困難であるのは承知のはず。
乾麺で蕎麦と書かれているので、3割蕎麦(蕎麦の割合が三割以下の場合は、乾麺の場合表記しないといけないため、とはいっても実際は2割そばになったら2割蕎麦と書く事になっているので、この蕎麦2.5割蕎麦かもしれないw)
値段相応の品質かどうか、安っぽくても食えないような代物ではないかが大事。21世紀に入ってから安い乾燥麺も、いろんな種類のつなぎを入れて食感をごまかす技術が知れ渡ったので、とりあえず食べられないほどまずい麺の率は減っている。
茹でる前に水に浸すことで食感アップの、安物の乾麺=干しそばやうどんの調理法 スナオシ社の干しソバでの実験報告
さて、今回は
1:10分ほど浸水させておいたNDS製の蕎麦を(食感は向上するが、香りがイマイチになることがある)
2:沸騰した鍋に投下後4分20秒ほどでザルに開ける
3:もりそばとしていただく
結果は
日本伝承食品(NDS)の干しそばは、スナオシの400グラム100円の蕎麦より、やや高い部類なので、スナオシのようにいかにも安いそば粉使ってますという感じの黒さはない。
感動する旨さや食感の良さはないが、この価格帯なら当然だろう。
全体として、匂いも食感も、スナオシの一番安い干しそばよりは、抵抗感少なく食べられる。とりあえず、腹をふくらませるだけの用途には十分。
値段帯の全く違う乾燥蕎麦などと比較して評価するのは実際には意味ないですが、
仮に比較するとすれば 5点満点で
スナオシの一番安い400グラム100円の干しそばが2とすれば、NDS=日本伝承食品の蕎麦は2.5~3点でしょうね。
干しそばの場合は5点満点まで行く蕎麦はマズ無いので、値段なりに優秀ということです。100グラムあたりの価格が倍近い他のメーカーの蕎麦でも、この蕎麦と大差のない製品があります