Blender Ver.2.8以降の クマのぬいぐるみ作成モデリング【解説動画紹介】の補助解説

投稿者: 5190343667gg

Blenderは、スカルプトモード(Sculpting)の強化をしてきたので、これを使ってのぬいぐるみのモデリング入門の動画を紹介。今回はBlender Gruさんの動画

二分20秒くらいから見るといいですが、参考になる写真を持って来て、Blenderに表示、それに合うように、スカルプトしていくわけです。

どのブラシを使うかは画面左に青く表示されるので、英語わかんなくてもどうにかなるでしょう。

まずSculptingモードに切り替え、下絵など=参考画像を読み込む項目は、こう呼び出す(あるいはShift+A)

blender bear 1

ついでにこの日本語のビデオも見るといい


次にぬいぐるみを作るために、球体を呼び出す

blender bear 2

次に、画面左で、Sculpt Modeに切り替え、Snake Hookブラシを選択

blender bear 3

更に画面右下で、ブラシ設定を以下のようにする。作る体の部分に合わせてブラシのRadius(半径)の数字は変えていく

Dyntopo=(Dynamic Topology)は、ブラシで盛り上げたり、引き伸ばした箇所のポリゴン数を分割して細分化する機能。プリミティブなどのような頂点数の少ない素材から、 Sculptスカルプトする場合、Dyntopoを有効化しないと、素材モデルがそのままの少なすぎる頂点数のまま、盛り上がり、大きくなってしまい、形状が再現できず、細かい造形ができなくなる。逆にもう十分な頂点数(ポリゴン=メッシュの分割の数)がある素材やモデルをスカルプトブラシで弄ると、逆に頂点数が増えすぎるので、Dyntopoはオフにしたほうがいい場合もある

blender bear 4

こねくり回して引き伸ばしたので、メッシュ=表面がぐちゃぐちゃになってるよねという解説の後、4分20秒あたりから、乱れたポリゴンの整理の仕方の解説が出てきます。

画像右下のRemesh(乱れた表面を整理)のパネルを引き出し

blender bear 5

彼の動画では以下の設定が推奨

blender bear 6

これから、動画5分30秒あたりから、ぬいぐるみに毛皮を貼り付ける作業(UVの作り方と外装=テキスチャの貼り付け)が始まるわけですが、それは後日に。

 

今回はUVの貼り方の部分を省いて、11分20あたりからの、作ったぬいぐるみを座り姿にポーズを付けるブラシとして28秒あたりから、Blender 2.81から導入されたPose Brushの話がでてきますが、Blender Gruさんの説明が端折っているので、わかりにくい

まず、Pose Brushとはなんぞやというのが別の動画にありますが、モデルに骨格を入れなくても、骨があるようにポーズをとらすことができる「魔法のブラシ」です。

Radius(半径)の数値指定で、動かす範囲を調整し、必要な場合、モデルのマスク(Mask)を動かしたくないところに指定して、このPose Brushを使うと、あたかも骨が入っているかのようにポーズが取れるわけです。

画面左側で、Pose Brushを指定できます。

blender bear 7

動画11分58秒あたりから、出来上がったぬいぐるみの左右を非対称にするための作業があり、

13分30秒あたりから、ぬいぐるみの顔を作り込む作業があります。これの補足説明は、後日追加します。


スカルプトでのマスクの使い方

Blender 2.8以降での、スカルプト作業でのマスキング(masking)のやり方解説 【忘備録シリーズ】


UV設定(テキスチャ=表皮部分の指定)についてBlender Gruさんが行う、5分45秒あたりから始まる説明のやり方は、ちょい作業画面が異なってたりしますが、似たような日本語の以下の動画を参照にしましょう。

 

Blender 2.8以降のスカルプトモードでのスカルプトの使い方の日本語ビデオ:大体の概要がわかる